シャープ 空気清浄機 KI-GX100

フィルターは約10年を目安に交換が必要です。

プラズマクラスターイオン発生ユニットは1日8時間の使用で約6年です。

Ag+イオンカートリッジは約1年です。

プレフィルターは使い捨てとなります。

KI-GX100は48時間ごとに１回、「自動掃除パワーユニット」が起動します。

本体背面の巻取り式で使い捨てのプレフィルターにたまったホコリをローラーブラシでかき取って、ダストボックスの中に集めます。

プレフィルターは従来より5倍の目の細かさで、ホコリやカビを捉えて逃しません。

これによりフィルター掃除をせずに1年経っても、集塵力が99%持続します。

ダストボックスにホコリがたくさんたまると、ゴミ捨てランプが点灯します。約半年に1回、中のホコリを捨てるだけで済むのでお手軽です。

ローラーブラシやダストボックスやは抗菌仕様で、水洗いもできます。

KI-GX100に搭載された「プラズマクラスターパワフルショット」は前方向に集中的に高濃度プラズマクラスターイオンを放出します。

通常運転ではお部屋の空気を綺麗にして、パワフルショット使用時はソファー・カーペット・衣服・ペットなどに付着するニオイや雑菌を強力に消臭・除菌できます。

シャープの空気清浄機はスピード循環気流で部屋全体に風を素早く行き渡ることが特長です。

KI-GX100では新たに吹き出し口を従来より1.5倍広くすることで、コアンダ効果（空気力学）を応用した「ワイド気流ルーバー」を採用しました。

これにより広いお部屋にもスピード循環気流がムラなく行き渡るようになりました。

KI-GX100のプラズマクラスターイオンが静電気の除去を行いながら、効率良くホコリを集めます。

水タンクのキャップに簡単に装着できる「Ag⁺イオンカートリッジ」で、タンクやトレーのぬめりやニオイの原因となる菌が抑制されます。

1年に1回の交換で綺麗な水を維持できます。

KI-GX100は加湿をしていない時は加湿フィルターが水につからない位置になります。

送風で加湿フィルターが乾燥されるためずっと清潔に保たれます。

ファンの音は最大風量ではテレビの音が聞こえず、「中」でも掃除機の音に近いという声がいくつかありました。

またプラズマクラスター発生時はジーという音がするという指摘も複数あります。

さらに、風が弱いモードでも、うなるようなモーター音がするという声も複数見受けられました。

それ以外では、カラカラ音がするという指摘もありましたが、これは不良かもしれません。

こういった騒音について、強く批判しているレビューも見られます。

効果が実感しづらいプラズマクラスターイオン発生ユニットを交換しなくてはならないことに対する不満の声がありました。

メーカーは1日8時間使用で6年としてますが、実際は2年程度しか持たないということです。

ただプラズマクラスターはカビの発生を抑えているという指摘もあります。

またニオイに敏感な人は、本体とフィルターを徹底的に洗浄をする必要があると感じているようです。

それ以外に、加湿機能のお手入れがいびつな形状でやりづらいと言う声もありました。

KI-GX100は高性能で多機能な製品であるため、その分サイズは大きくなっています。

大きなサイズについての指摘はいくつか見られました。

ただし、加湿用の水タンクのサイズが大きくて交換がたまにでいいので楽という指摘も複数あります。
また、キャスターがついていて動かしやすいという声も見受けられました。

加湿機能を使わないという運用を仕様として認めてないと言う声があります。

加湿がいらないのに給水をするようにという表示が出てきてしまい、困るということです。

加湿を全オフにする設定があればよかったと言われています。

また加湿機能自体も弱いという指摘もありました。

KI-GX100の良い点として最も多かった声は、空気清浄機能ではなく、おしゃべり機能でした。

かわいい、癒される、子供に好評と、多くのレビューが喋ってくれることを評価しています。

室温が上がったことを言ってくれるため、熱中症予防になる実用性もあるとの声もあります。

不要であれば、オフにしたり、音量を小さくもできます。

ただ、常にですます調ではなくたまにタメ口になるのが気になる、いちいち「部屋が暗くなりました」と言うのがくどい、空気が汚くなったと毎回言われるのでタバコが吸いづらくなった、という人もいました。

しかし不評な声は少数派で、この機能に好意的な人が圧倒多数でした。

センサーの高い性能を評価する声が多く見られました。

加齢臭、ペット、タバコと言った臭いやホコリにすぐ反応してくれると好評です。

加齢臭が消滅し、ペットアレルギーが良くなったという声が見受けられます。 またフィルターでホコリがたくさん取れていたり、実際にホコリが吸い込まれるのが目に見えるという指摘もあります。 プレフィルターの自動清掃機能も多くの人に好評でした。

ただし花粉に効かないという指摘がありました。

花粉症が良くなったというレビューは他社の空気清浄機より少なく感じます。

KI-GX75はKI-GX100と同日に発売された下位モデルです。

取扱説明書が共用になっているように、仕様としては近い製品です。

大きな違いは性能の差です。

空気清浄機能は、KI-GX100が最大適用床面積で12畳、最大風力は2.5㎥、清浄時間は8畳で3分早い、と言ったように上回っています。

加湿機能は、KI-GX100が最大適用床面積で3畳、加湿量が180mL、加湿清浄時間は3分早いと言ったようにやはり上回っています。水タンクもKI-GX100の方が0.3リットル大きくなっています。

ただしその代わり、KI-GX100はKI-GX75よりサイズが大きく、重くなっていて値段も高くなっています。騒音も3db上です。

部屋が広かったり、強力な性能を求めている方はKI-GX100を、それほどではない方はKI-GX75を購入されるとよいでしょう。

KI-HP100はKI-GX100の2年後に発売されたモデルです。

空気清浄機能と加湿機能の性能については同じです。

大きな違いは、KI-GX100のプラズマクラスター25000の後継である、プラズマクラスターNEXTがKI-HP100に採用されたことでしょう。

メーカーのサイトによるとプラズマクラスターがNEXTになったことで、25000よりも静電気とタバコの付着臭がより抑えられ、ストレスがたまりにくく集中しやすい環境が作られるということです。

サイトでは慶應義塾大学理工学部の准教授がそうおっしゃっているので科学的根拠はあるのかもしれませんが、実際の所効果を実感できるかどうかは個人差があるかもしれません。

もう一つの大きな違いは、KI-HP100には「COCORO AIR」が搭載されていることです。

これはKI-HP100が無線LANでインターネットのクラウドに接続し、AIでユーザの操作を学習をしたりクラウドから花粉予報の情報を得たりして、最適な動作をするように成長する機能です。

またスマートフォンアプリでの操作にも対応しています。

さらにクラウドを通してSHARPのエアコンとも連動し、エアコンが暖房を開始すると、乾燥を防ぐために自動的にKI-HP100が加湿を始めるといったことも可能ということです。

エアコンに空気清浄機能と加湿機能を搭載すればいいようにも思えますが。

ただこういったネット対応機能などは不要と言う声も良く見られます。このようなIT機能が家電をややこしくして使いづらくすると感じる人がいるのも事実です。

結論としては、新しい次世代機能に興味がある人はKI-HP100を、そうでない人はKI-GX100を購入されるのが良いでしょう。

シャープ　プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-GX100について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

KI-GX100の概要は以下になります。

自動掃除パワーユニットにより、プレフィルターが常時掃除され、集塵能力が保たれること。

「プラズマクラスターパワフルショット」と「ワイド気流ルーバー」により部屋全体が強力に洗浄されて、こびりついた臭いも除去されること。

「Ag⁺イオンカートリッジ」によりいつも綺麗な水で加湿されること。

おしゃべり機能が非常に好評で毎日楽しく使えること、一方でファンやモーターの音をうるさく感じる方もいること。

以上のことから、

・ハイエンドの強力な機能を持つ空気清浄機を求めている人

・おしゃべり機能を楽しみたい人

そんな方々には是非、このKI-GX100をおすすめしたいと思います。