タイガー 炊飯器 炊きたて　ＪＰＥ−Ａ１０１Ｋの調査レポ

JPE-B101は、IH式の炊飯器で日本で購入できるモデルのうち、最も値段が安いモデルの１つです。JPE-A101の下位機種といっても良いのでしょうか。もちろんJPE-A101より値段は安くなっています。

もっとも大きな違いは内釜で、JPE-B101では銅入3層遠赤釜&土鍋コーティングを使用しています。まず釜の厚みは1.5mmで3層となっており、IH炊飯器としてはかなり薄いです。一方JPE-A101は5層です。

これにより釜の厚さは2.5mmとなり、「W銅入り5層遠赤特層釜」と内釜の名称が変わっています。5層コーティングで熱伝導率が高まっている上、コーティングも、熱封中空ガラスビーズを加えた熱封土鍋コーティングに進化しています。現代の技術を詰め込んだ傑作と言えるのではないでしょうか。

また、JPE-A101はオレンジ色のクリア液晶を採用しており、残り時間や設定などが非常に見やすい。以上のことを考えると、予算が許すならば、JPE-B101よりもJPE-A101の方がおすすめと言えるのではないでしょうか。

もっともおおきな違いは、炊飯方式の違いです。JPE-A101はIHなのに対し、JPC-B102は圧力 IHとなっています。炊飯方式別に味が美味しいと言われている順番は、「圧力IH (美味い)　>　IH　>　マイコン(まずい)」の順です。

炊飯中に圧力をかけることで、鍋の中の高温状態を維持しやすく、コメのアルファ化を促す作用があります。そのため圧力IHは、通常のIH炊飯器よりも、コメの持つ本来の旨みを効率よく引き出すことができるのです。とくに、コメの甘みを引き出したい人については、圧力炊飯器の方が圧倒的にオススメです。

ご飯は日本人にとっては主食であり、毎日食べるものです。だからこそ味を追求したいという方には圧倒的にJPC-B102の方がおすすめです。また見た目に関しても、JPC-B102の方は「360°キッチンインテリアに合うようにデザインされているというのはおまけ付き。当然ながら価格はJPC-B102のほうが高価な商品になってます。

JPE-A101は、JPE-A100の後継機に当たります。JPE-A101ではJPE-A100にはなかった「つや艶内ふた」機能が追加されています。この機能により、表面に水分の膜を張って保温時のご飯の乾きを防いでくれるようになりました。

そして何より特徴的なのは「麦めし」メニューにより今までたくのが大変だった麦めしが美味しく炊けるようになりました。健康のために麦めしに挑戦してみたいけれどニオイが心配という方も簡単に挑戦できるようになったのは嬉しいですね。

スペックも値段もほぼ一緒のJPE-A101とJPE-A100ですから、この麦めしに挑戦したいかどうかで購入を検討してみてもいいのかもしれません。

タイガー IH炊飯ジャー 炊きたて JPE-A101 炊飯器の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

やはりJPE-A101の一番の特徴は、時短調理コースと押麦・もち麦メニューではないでしょうか。忙しい毎日でも健康に気を使って過ごしてほしいというメーカーの意図がわかる機能ラインナップになっています。

その一方、JPE-A101はIH炊飯器ですから、炊けるご飯の美味しさは圧力IH炊飯器には劣るかもしれません。もちろん圧力IH炊飯器の方が値段が高く、高級品であることは間違いありません。

美味しさを追求して値段のはる高級炊飯器を買うのも良いでしょうし、そこまで高級なものでなくても急いでいるときにすぐ炊ける時短機能のついた炊飯器が良いと選ぶのもよいでしょう。予算や生活スタイルを考慮した上で、自分にぴったりの炊飯器を探してみてください。