パナソニック 炊飯器 SR-VFC1060の調査レポ

内釜は、お米の一粒一粒にしっかり熱を伝える「ダイヤモンド銅釜」を採用しています。

内面には、ダイヤモンドハードコートが施されており、IHの高火力を素早くお米の内部に伝え、ふっくらしたご飯を炊き上げます。

コーティングには3年間のメーカー保証がついているので、安心して使うことができます。

近年、健康やダイエットに対する意識の高い女性を中心に、雑穀米、玄米、麦ごはんが人気です。

本製品は、白米/無洗米/玄米/雑穀米/炊込み/炊きおこわ/おかゆの、7つの炊飯メニューを備えており、あらゆるニーズに応えることができます。

また、白米に対しても、銀シャリ/エコ炊飯/早炊き/少量コースがあり、様々な炊き方に対応してくれます。

本製品は、蓋を開けたときの上枠に、「ステンレスクリアフレーム」を採用しています。

ステンレスクリアフレームは、意匠性が高いだけでなく、清掃もしやすいというメリットがあります。

忙しい方には、清掃しやすいのは大きなメリットでしょう。

初期の炊飯モードは「エコ炊飯」に設定されており、炊飯時に炊飯モードを変更しても、コンセントを抜くとリセットされ、次に使う時はエコ炊飯に戻ってしまう仕様となっています。

コンセントを挿しっぱなしにする方は、初めて使うときに注意すればよいのですが、毎回コンセントを抜く方は、使用前に炊飯モードを設定しなおす必要があります。

炊飯器の指示に従って水量を設定すると、炊き上がりのごはんが硬く感じる場合があります。

硬さの好みは人により違うので、メーカー指定の水量でごはんが硬いと感じる場合は、炊飯時の水量を調整する必要があります。

好みの硬さに炊き上がる水加減を見つけるまで、試行錯誤が必要となる場合があります。

炊きたては価格を考えると十分おいしいと言えるものの、保温状態にしておくと、ごはんが黄色くなったり硬くなったりする傾向があります。

よって、ごはんを炊いたらすべて食べきるか、保温状態にしないですぐに冷凍保存し、食べるときに解凍するのがよいでしょう。

保温機能を重視される方には、あまりおすすめできません。

本製品はIH式ということもあり、お手頃な価格で購入できますが、その代償として、炊き上がりのおいしさがどうしても高級機(圧力IH式)に比べると見劣りしてしまいます。

圧力IH式は圧力をかけてお米の芯まで熱をかけますが、IH式は圧力IH式に比べると熱のかかりがどうしても甘くなるので、炊き上がりが少し硬く感じることがあります。

炊き上がりのおいしさは、圧力IH式の製品に及ばないかもしれませんが、価格を考えると十分おいしいごはんが炊けます。

それなりの炊き上がりでごはんを炊ければよい、とあまりこだわりのない方には、本製品のコストパフォーマンスの良さは、大きな強みになると思います。

近年、健康志向が高まっており、玄米や雑穀米を食べる方が増えています。

本製品は、雑穀米や玄米など多彩なお米に対応した、7種類の炊飯メニューがそろっており、これらを気軽に楽しみたい方にはおすすめできます。

内側の内面には「ダイヤモンドハードコート」が施されていますが、コーティングにはメーカーの3年保証がついており、保証期間内に内面のコーティングがはがれた場合は、無料で修理してもらえます。

もちろん、通常の使用方法で使用していた場合に限りますが、普通に使っている限り、コーティング剥がれは気にせず使うことができるでしょう。

機能については、両者は全く同じです。

違いは、SR-VFC1060は蓋を開けたときの上枠に「ステンレスクリアフレーム」を採用していますが、SR-VFD1060は通常の樹脂製のフレームです。

従って、価格はSR-VFD1060の方が、少しお得になっています。

性能は変わらないので、外観を気にせずに、価格を重視される方はSR-VFD1060、少し高くても、外観を重視したいという方は、SR-VFC1060を選択するのがよいと思います。

内釜の厚さはどちらも同じ1.7mmで、どちらも保温後にごはん変色する場合があるようなので、性能的にはほぼ同じと言えるでしょう。

SR-VFC1060は「ダイヤモンド銅釜」に対し、NP-VI10は「黒まる厚釜」と、両社の特徴が表れている内釜です。

SR-VFC1060はケーキを焼くことはできますが、日常の食事に使えるパンを焼くことはできません。一方、NP-VI10はパンを焼く機能があるため、ホームベーカリーを買わずに炊飯器でパンを作りたいという方は、NP-VI10を選ぶとよいでしょう。

SR-VFC1060は意匠性が高い分、NP-VI10より割高となっています。

外観を気にせずに、価格を重視してパンを焼きたい方はNP-VI10、少し高くても、外観を重視したいという方は、SR-VFC1060を選択するのがよいと思います。

JKT-J101の内釜は、銅を間に挟んだ3層構造で、内面にはタイガーお得意の土鍋コーティングが施され、遠赤効果を高めています。

釜の厚さは、SR-VFC1060の1.7mmに対して、JKT-J101の方がわずかに薄く、1.5mmです。

従って、お米への熱のかかり方は、SR-VFC1060の方が優れていると思いがちですが、JKT-J101の内釜は、遠赤外線を放出する土鍋コーティングが施されているため、お米の芯までじっくり熱を伝えることができます。

従って、お米への熱のかかり方は、甲乙つけ難しと言えるでしょう。

JKT-J101はパンを焼く機能があるため、ホームベーカリーを買わずに炊飯器でパンを作りたいという方は、JKT-J101を選ぶとよいでしょう。

SR-VFC1060は意匠性が高い分、JKT-J101より割高となっています。

外観を気にせずに、価格を重視してパンを焼きたい方はJKT-J101、少し高くても、外観を重視したいという方は、SR-VFC1060を選択するのがよいと思います。

Panasonic SR-VFC1060について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

本製品はIH炊飯器のため、圧力IH式ほどの価格にはなりませんが、他のIH式炊飯器に比べて意匠性が高いため、同等レベルのIH炊飯器より割高な価格設定となっています。

従って、同等性能ならデザインよりも価格を重視するという方には、あまりお勧めできませんが、デザインを重視する方には、本製品をお勧めできます。

SR-VFC1060は白米用に「銀シャリ」「エコ炊飯」「早炊き」「少量」の4メニューがあるだけでなく、玄米・雑穀米・炊き込みごはん・おかゆをおいしく炊き上げるメニューや、ケーキを楽しめるメニューを備えています。

SR-VFC1060は圧力IH式高級機に比べるとシンプルな機能ですが、意匠性が高く割高な価格設定のため、ごはんの炊き上がりにあまりこだわりがなく、デザインの優れた炊飯器が欲しい、と言う方には、おすすめのモデルではないかと思います。

また、SR-VFC1060圧力IH式ではないため、炊飯後の内蓋が清掃しやすいだけでなく、ステンレスクリアフレームを備えているため、本体の清掃もしやすくなっています。

清掃をしっかりしたいという方にも、おすすめの製品です。

多くの家庭の主食であるごはんに対しては、こだわりを持っている方が多いのではないかと思います。

炊き上がりのごはんのおいしさだけでなく、本体のデザインにもこだわりたい方に、今回紹介したPanasonic SR-VFC1060は、非常におすすめできる製品だと思います。