パナソニック テレビ TH-43EX600の調査レポ

TY-WK3L2Rを壁に取り付けることでを台座なしでTH-43EX600を設置することができます。壁に取り付けることで目線も高めに設定することができ、インテリアもすっきりさせることができます。

2018年12月からBSやCSなどの衛星放送では4K・8K放送が始まりました。2020年に行われる東京オリンピックでは、4Kカメラを使って撮影されるためより臨場感のある映像を見るのに4Kテレビは主流となっていくでしょう。

TH-43EX600は4K映像を見ることのできる「Ultra HDブルーレイ」の高輝度HDR規格に対応しているため、明暗差や陰影などをリアルに再現された映像を見ることができます。単純に明るいだけでなく、見ている環境の明度に適した光源制御をしてくれるため、ストレスなく映像生活を満喫することができます。

上下左右178度、どこから見てもはっきりとした映像を見ることのできる「IPSパネル」が搭載されています。

従来のテレビではどうしても斜めから見たときに一部が歪んで見えたり、テレビを見ていて違和感を感じるものが多いですが、TH-43EX600は4K対応テレビでありながら、IPSパネルを搭載しているのでどの角度から見てもクオリティの高い映像で楽しむことができます。

TH-43EX600の番組表は地上波・BS・有料動画・ネット動画など種類問わず、今見られる番組表が一覧として表示されます。他にも好きな芸能人やスポーツなどジャンルやキーワードを指定することで、常時番組表に表示することができます。

従来の番組表では気づけなかった番組などを見逃さずに視聴することができるのが、TH-43EX600の魅力の1つです。多すぎて見づらいという方は興味のない番組などは番組表から削除することができるので、自分好みの番組表にカスタマイズすることができます。

TH-43EX600には最大出力30Wの高出力アンプ「ダイナミックサウンドシステム」が搭載されているので、臨場感溢れるドラマや映画などもまるで映画館にいるかのような迫力を感じることができます。

最近のテレビには「倍速表示」という機能が搭載されています。倍速表示とは映像の残像を減らすために、テレビが映像を解析しコマを追加し、よりクオリティの高い映像を視聴できるようにするシステムです。

最近のゲームはキャラクターの動きなどが複雑化して、テレビが映像を解析できなくなっている傾向にあります。そのためテレビが映像を解析するのに時間がかかってしまい、便利ゆえに映像が遅延するということが起こってしまう。

それを解決するために、TH-43EX600ではゲームモードに切り替えることで倍速表示をOFFにすることができるようになっています。それでは、映像の残像が残ってしまうのではないか？と思いますが、HDCP2.2規格対応のHDMI2.0端子を搭載しているため、4K60p映像に対応しているので最高のグラフィックでゲームを楽しめることができます。

スマホ・タブレット専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用することによって、TH-43EX600に録画した番組や放送番組をいつでもどこでも視聴することができます。家でゆっくりテレビを見ることができない人にもおすすめの機能です。

TH-43EX600のリモコンには「NETFLIX」「アクトビラ」ボタンが配置されています。テレビの電源がOFFの状態でもNETFLIXボタンを押すだけで、簡単に起動することができます。

他にもDAZN（ダ・ゾーン）、Amazonビデオ、dTV、ビデオパス、YouTubeの会員であれば、TH-43EX600で上記のネット動画サービスを楽しむことができます。もちろん配信されている映像が4Kタイプのものも高画質で視聴できます。

「NETFLIX」「アクトビラ」以外でも、リモコンの「マイアプリ」ボタンに自分の好きなサービスをショートカットできるので、自分好みにカスタマイズしてみてください。

TH-43EX600には多彩な映像・音楽アプリやネット動画サービスNETFLIXボタンなどが、使用しない方は邪魔で仕方ないという口コミがありました。多くの機能が搭載されているので、全てを使いこなすという方はなかなかいないでしょう。

またアプリやネット動画サービスを使用した際に、リモコンの操作性が悪く結局スマホで視聴してしまうという方も。あまり機械に詳しくない方や大画面で見るよりも操作性を重視する方には、使いづらいと感じることもあるようです。

TH-43EX600のおすすめポイントでもある番組表の表示にタイムラグを感じるという口コミも中にはありました。残念ながらWi-fiに接続して番組表を見るため、タイムラグの問題解決は中々難しいようです。

また多くの番組情報を管理しているアレコレチャンネルは回線の弱いネット環境で使用してしまうと、読み込みが遅くストレスを感じることもあるようです。

店頭でTH-43EX600を見て購入すると、自宅の環境と違い画面の暗さが気になるという口コミがありました。TH-43EX600では自動明るさ調節機能が搭載されているため、オートで調節するしかありません。明るさ調節機能必須という方は購入を検討するべきでしょう。

映像が白っぽく見えるという口コミも見られました。自宅の明るさ環境や以前使用していたテレビとの違いに目が慣れていないということも多いにありえますが、自宅の照明が明るい白熱灯などだと相性が悪く白っぽく見えてしまうので、購入前に確認が必要です。

TH-43EX600を購入した方の中では、スッキリとしたデザインに満足しているという口コミが多く見られます。TH-43EX600は壁掛けにすることでわずか76mmの薄さになります。薄くても決してチープに見えることはなく、高級感のあるインテリアを楽しむこともできます。

TH-43EX600には初期作動時からテレビ自体にネット動画サービス(NETFLIXなど)が導入されています。有料動画サービスを利用している方には便利で重宝しているという口コミが多くありました。

TH-43EX600は比較的他の4Kテレビに比べて、価格が安いのに画質が綺麗！という満足度の高い口コミがありました。同時に音質の良さにも驚く方が多いようです。シアターバーを同時に購入したという方も、なくても十分満足できるテレビであると感じているようです。

TH-43EX600にDIGAのレコーダーを接続することで、別室のVIERAのテレビやポータブルタブレットで録画を視聴することができる「お部屋ジャンプリンク」がとても便利と満足されている方が多いようです。

有料ネットサービスに複数契約する必要がなく、お財布にも優しい機能です。

TH-43EX600の上位モデルでTH-43FX600というモデルがあります。ご紹介してきたTH-43EX600が2017年に発売されたのに対し、TH-43FX600は2018年に発売されたモデルとなります。

2つの違いは、TH-43FX600にはHLG機能が搭載されていることです。HLGとは画面の明暗の差を通常より広く表現できる規格のことを指します。テレビの画質にはこだわりたい！という方にはおすすめの機能です。

サイズや重量などほぼ変わりはありませんが、消費電力に違いがあります。TH-43EX600が150Wに対し、TH-43FX600は136W。年間でいうと200円程の違いが出てきます。普段からテレビはつけっぱなしという方などはTH-43FX600を選ぶといいでしょう。

TH-43EX600の下位モデルにはTH-43F300があたります。大きな違いは4Kテレビかそうではないかということになってきます。また、TH-43EX600で好みが分かれたネット動画サービスの機能がTH-43F300には搭載されていないモデルとなっています。

アプリや機能がありすぎると、ごちゃごちゃしてしまい訳が分からなくなってしまうという方にはおすすめできるテレビでしょう。またキーワードなどを指定してテレビが勝手に録画してくれる機能もついていません。

これだけ聞くと不便さを感じる方もいると思いますが、ただ地上波を今より綺麗な画質で見たいだけ！という方にはTH-43F300で全く問題ないでしょう。しかし1点注意して頂きたいのが、無線LANには対応していないので後日やっぱりネット動画サービスを利用したい！などのネットを使用する場合、有線LANでの接続が必要となってきます。

ネットによる便利な機能が日常的に増えてきているので、将来のことも考えて機能を選び、自分が求めている機能をしっかり見極めて無駄のない買い物をしてください。

TH-43EX600の機能などには満足しているが、USB端子やHDMI端子の数が足りない…という口コミも中にはありました。そんな方におすすめなのがTH-43EX750です。機能面やサイズに違いはありませんが、USB端子は3つ。HDMI端子が4つ、と1つずつ増えています。

またTH-43EX750にはリモコンに向かって喋る、音声操作機能が搭載されているので、リモコンであれこれ操作するのは苦手という方にもおすすめのテレビです。その分TH-43EX600より値段は上がってしまいますので、この機能だけは譲れないという方はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

パナソニック VIERA  TH-43EX600 テレビについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。4Kの中でもさらにクオリティの高い映像を望む方や音響システムにもこだわりたいという方にはややおすすめできないタイプと評価させていただきます。

またネット動画サービスをあまり利用しないという方は少し購入を検討してみるのもいいでしょう。

しかし以前使用していたテレビが4Kテレビでない方や安くてそれなりに画質がいいテレビがほしいと値段と釣り合った機能をお求めの方にはおすすめできるテレビといえるでしょう。テレビのサイズも43V型・49V型・55V型と3サイズからお選びいただけますので、お部屋のサイズに合ったテレビを選ぶことができます。

ご自分の用途に合ったテレビをしっかり見極めて無駄のない買い物で、充実なテレビライフを送ってください。