ハイセンス テレビ 65U8Fの調査レポ

東芝映像ソリューションズと共同開発された、最新NEOエンジンplus2020が搭載されています。AIテクノロジーがその時々で最適な解像度を割り出すため、細かな設定なしで高画質の映像を視聴可能です。またAIが映像の動きの速さを自動分析するので、残像の少ないクリアな映像を堪能できます。

音響システムにも最先端のEilex PRISMと呼ばれる音響最適補正技術が採用されています。サウンドリマスター機能が転送時に失われた微小信号を復元・出力するので、録音時のリアルな音声をそのまま視聴可能です。またオートボリューム機能によって急な音量変化を抑え快適に視聴できます。

65U8FはGoogleアシスタント・Amazon Alexaに対応しています。手が汚れている時やベットに入った後でも、スマートスピーカーに話し掛ければ手を使わずにチャンネルを変えたり、電源を切ったりとさまざまな操作が可能です。

65U8Fは壁掛けにも対応しています。専用の壁掛け金具を使用すればスッキリ、しかも安定した取り付けができます。テレビを壁掛けにできれば、大型テレビでも室内を広く見せることが可能です。また壁掛けすることで最適視聴距離を保てるので、より快適に大画面での視聴を楽しめます。

リモコンの反応する角度が狭い、反応が悪いとの口コミが見られます。しかし、起動速度やチャンネル変更に関してはストレスなく使用できるようです。テレビのリモコン受信部は機種によって多少異なるため、テレビに対して斜めからのチャンネル変更が多い方は不便さを感じるかもしれません。

スタンドの作りが大きいことには良し悪しがあります。大きいとテレビが安定するため、地震時やお子さんが誤って触れた場合でも転倒の危険を軽減できます。しかし、テレビ台がもともと小さいご家庭では、テレビと一緒に台も新調する必要が生じるでしょう。購入前にスペック詳細の寸法を確認してください。

液晶パネルにはVAとIPS方式があり、ハイセンスのテレビにはVAパネルが採用されています。VAパネルは横からの視聴に弱いため、白っぽく見える場合がありますが視聴には問題ないレベルです。現にテレビ業界の主流はVAパネルですので、視野角の狭さはよほど真横から見ない限り気になりません。

以前はなかなか購入できなかった50インチ超えの大型テレビも、ハイセンスなら10万以下で購入できます。さらに、65インチの超大型テレビも10万強で購入できるのは驚きです。ハイセンスは東芝のテレビ部門を買収しているので、長年テレビ業界を牽引してきた東芝の技術が受け継がれています。

ハイセンスの65U8Fはフロントスピーカーが採用されているため、音が体にダイレクトに伝わり、ライブ会場や映画館のような高音質を楽しめます。また、画質もノイズが少ないため、くっきりとした映像を視聴できると非常に高い評価を得ています。

メーカー保証1年が基本の電子機器ですが、ハイセンスの65U8Fには3年保証が付いています。この保証の長さにもメーカーの自信が伺えます。しかし、保証対象になる場合とそうでない場合があるため、詳しくは製品に同封されている保証書を確認してください。

テレビの大画面で映画やドラマを視聴できると、自宅時間がより楽しくなります。無料動画サービスだけでなく、定額制の動画も自宅で簡単に見ることが可能。レンタルショップで借りる必要がなくなり、時間の節約になるとの声も聞かれます。

65U7Fは65U8Fの下位モデルです。65U8FにはAIシーン別超解像処理・AIモーション別超解像処理機能が搭載されていますが、下位モデルの65U７Fには搭載されていません。また上位モデルには輝度を上げる、輝き復元機能がプラスされています。

上位モデルの65U8Fは残像感が軽減されていることも特徴です。下位モデルの65U７Fと比べるとより滑らかな映像を視聴できるので、スポーツやアクション映画など動きのある映像を視聴する方におすすめです。さらに低遅延ゲームモードはゲームモードplusにバージョンアップしています。

高音質機能に関しては、同じシステムが採用されているため違いはありません。音声最大出力数も両機種ともに10W＋10Wです。両機種ともスマートスピーカーとの連携も可能なのでご安心ください。高画質の映像にこだわりたい方には65U8Fがおすすめです。

65U7Eも本記事で紹介した65U8Fの下位モデルです。下位モデルの65U7Eは、2段階超解像処理が採用されています。一方、上位モデルの65U8Fは3段階超解像処理が採用されているため、さまざまな映像を4Kで視聴可能です。

例えば上位モデルの65U8Fは地上デジタル放送やBS、CSも内蔵された4Kチューナーによってさらに高画質な4K映像を視聴できます。また65U7EにはEilex Prismが搭載されていないため、音響システムも上位モデル65U8Fが格上。上質な4K映像と迫力ある音質を楽しみたい方には65U8Fがおすすめです。

Hisense（ハイセンス） 65U8F テレビの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

本記事で紹介した65U8Fは、アップグレードした新エンジンNEOエンジンplusと最先端の音響最適補正技術Eilex PRISMによって画質・音質ともに高い評価を得ています。実際、悪い口コミを見つけるのが難しいほどのいい評判です。

一部のユーザーからは「斜めから視聴すると白っぽく見える」「視野角が狭い」「リモコンの反応がイマイ」との口コミもあります。しかし、最先端の技術が搭載されている65インチテレビが10万円強で購入できるのはかなりコスパがいいと言えるでしょう。