モンベル(mont-bell) 寝袋・シュラフ アルパインダウンハガー800#7#1121377 エッグプラント(EP)

登山を快適に楽しむには、荷物の軽量化は必要不可欠です。テント泊をするなら寝袋もできるだけ、軽量でコンパクトなものを選びたいですよね。モンベルのアルパインダウンハガーは、高品質なダウンを使用した軽量・コンパクトなシェラフで、登山だけでなくバイク・自転車のキャンプにも便利です。

番号ごとに保温力の異なるモデルがあり、幅広い用途・シーズンに対応できます。ただし、軽量なので冬は寒くないか、デメリットはないのか気になるところでしょう。実際の使用感を確認するには、購入者の口コミ・レビューが参考になります。

今回はアルパインダウンハガー800の評判・口コミ・レビューについて調査しました。モデルごとの違いや#2と#3のどちらが冬におすすめかについても、ご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

モンベルのアルパインダウンハガーは、ダウンハガーを軽量小型で低価格にしたシェラフです。アルパインダウンハガー800は、ダウンハガー800と同じ生地・ダウンを使用しています。ただし、アルパインダウンハガー800の方がサイズが小さく軽量で、多少保温力が低いです。

十分な保温力を維持しつつ軽量化されているので、長期連泊や滑落リスクのある登山など荷物を軽くしたい場合におすすめのモデルとなっています。

アルパインダウンハガー800は、生地が伸びやすい方向に繊維を配置するスパイラルストレッチシステムを採用しており、生地伸縮率は120%です。

身体に密着する構造のマミー型シェラフは、保温力は高いですが、寝返りや足の動きが妨げられて快適に眠れない場合があります。生地が伸び縮みするアルパインダウンハガー800は、寝袋の中で動きやすいので快適です。

アルパインダウンハガー800は、#の後ろに数字が付く仕様になっていて、数字が低いほど保温力の高いモデルになっています。汎用性の高いアルパインダウンハガー800#3は、春夏秋の3シーズン使えて、低地・テント泊なら冬でも使用可能です。

快適温度5℃・使用可能温度0℃で、夏の高山キャンプから冬は低山キャンプまで対応しています。冬はテント泊でしっかり厚着をして、寒い場合は湯たんぽなども利用しましょう。

アルパインダウンハガー800は、冷気が侵入しやすい部分をドローコードで搾れるので暖かさを保てます。首回りはドローコードで搾って隙間を無くし、マジックテープで固定して冷たい空気をシャットアウトできます。寝返りを打っても隙間ができないので、首から下の暖かさを保ちます。

顔の周りも寒さを感じやすいですが、フード部分にドローコードが付いているので保温可能です。

ダウンのシェラフは、湿気を吸うと保温力が低下します。長い間使わずにスタッフバッグに入れておくと、アルパインダウンハガー800は傷みやすいです。

しかしアルパインダウンハガー800には、シェラフを運ぶために収納するスタッフバッグとは別に、長期保存用のストリージバッグが付属します。ストリージバッグは乾燥剤付きで、シェラフを圧迫せずに収納できるので、保温力を保って長期間収納できます。

アルパインダウンハガー800の#2と#3はどちらも冬に使用可能ですが、寒い冬キャンプには#2が適しています。#2は保温力の高いモデルで、快適温度0℃・使用可能温度－5℃です。#3は汎用性が高いモデルで、快適温度5℃・使用可能温度0℃となっています。

#3も冬に使用できますが、寒い冬キャンプで使うなら積雪期の登山用に作られた#2がおすすめです。

#5と#7はアルパインダウンハガー800の中でも、特に軽量コンパクトなモデルです。#5は快適温度9℃・使用可能温度4℃なので夏山登山に最適で、北海道以外なら3シーズン使用可能です。北海道で使用する場合は、平地で6月から9月くらいまで使えます。

#7は快適温度11℃・使用可能温度7℃の平地向けモデルで、最軽量なので自転車・バイクでのキャンプに最適です。夏なら標高の低い山でも使えます。

ダウンハガー650は、フィルパワー650のダウンを使用したモンベルのシェラフです。スパイラルストレッチシステムなど、アルパインダウンハガー800と共通点は多いです。ダウンの質が劣るので保温力が同等だと、ダウンハガー650の方がサイズが大きく重くなります。

価格的には、ダウンハガー650の方が安いです。価格の安さが最優先ならダウンハガー650、サイズが小さく軽量な方が良いならアルパインダウンハガー800がおすすめです。

アルパインダウンハガー800は、丈夫で耐久性があるので長期間使用できます。汎用性の高い#3などは使う機会が多いですが、春・秋・冬の3シーズン使用して3年経っても破れず、ダウンの劣化が少ないという口コミもあります。

利用機会が多くハードな使用が想定されるシェラフだからこそ、耐久性が高いのは大きなメリットです。

アルパインダウンハガー800のデメリットは、水濡れに弱い点とダウンが潰れると寒さを感じやすい点です。ダウンは水に濡れると保温力が低下します。アルパインダウンハガー800は撥水加工されているので多少水を弾きますが、雨などで濡らさないように注意が必要です。

シェラフの背中部分が地面と接触して潰れると、地面の冷たさが伝わって寒いです。マットを敷くなどして、背中が冷たくならないようにしましょう。テントとシェラフがぶつかって潰れても寒いので、テントとの距離も確保しましょう。

シームレスダウンハガー800 #0・#1は、アルパインダウンハガー800よりも重量は重いですが、保温力の高いモデルです。ダウンは同じですが、針穴がほとんどないスパイダーバッフルシステム採用しており、気密性と断熱性を高めています。

ゴムを使用したスーパースパイラルストレッチシステムは、スパイラルストレッチシステムより重量は重いですが、伸縮率と保温力に優れています。#0は国内3,000m級の冬山、#1は国内2000m級の冬山で使用可能です。

アルパインダウンハガー800サーマルシーツは、シェラフの中に敷いて保温力をアップするために販売されていますが、夏には単体のシェラフとして使用可能です。素材は他のアルパインダウンハガー800と同じで、足元を開けばブランケットのようにも使えます。

400g未満と軽く、透湿性も優れているので夏用シェラフとして使いやすいです。寒い季節はインナーシェラフとして使えるので、一般的な夏用のシェラフを購入するよりも便利です。

アルパインダウンハガー800の評判・口コミ・レビュー、特徴などについてまとめました。アルパインダウンハガー800は軽量・コンパクトなシェラフで、夏から冬まで使えるモデルが揃っています。軽量でも保温力のあるシェラフが欲しいならおすすめです。