東芝 テレビ 48X8400の調査レポ

東芝独自開発の高放熱インナープレートを使用することで放熱性が増し、コントラストと輝度最大まで高めることに成功しました。有機ELパネルはバックライトを使用しないため、深い黒をより明確に表現できます。他の色との明暗差をはっきりさせることで、メリはりのある映像美を堪能できます。

レグザエンジンCloud PROの開発によってネット動画や地デジ放送も高画質で視聴できます。地デジ（2K）を4K解像度に自動変換する地デジAIビューティーPRO機能も搭載。さらにクラウドAI高画質テクノロジーが視聴中の番組にあった映像処理を瞬時におこないます。

48X8400には新開発のインパルスモーションモードが搭載されています。ボタンを押した瞬間にキャラクターが反応するので、キャラクターを自分の体のように自由自在に操作可能です。さらに、モニターモードが搭載されているためPCと接続して、映像・写真編集・CG作成もできます。

リモコンの反応速度にバラつきがあり、スムーズにチャンネル変更できないとの口コミがあります。また、電源を押して映るまでに時間がかかるとの声もありますが、これはリモコンの反応が悪いわけではなく有機ELと高機能テレビのデメリットの1つです。

有機ELテレビのメリットは、パネルが薄いため壁掛け時のスマート感や部屋の圧迫感がないことです。そのため、持ち運び時にパネルが割れるのではと不安に感じます。ネットで有機ELテレビの安全な運び方が紹介されているので参考にしてください。購入時の箱は捨てずに保管しましょう。

48X8400にはスマートスピーカーと接続してハンズフリーで操作する機能が搭載されています。指示を一度で聞き取らずに操作が面倒と感じたり、使いこなすのが難しいと感じる方もいます。雑音が多い場所や声が小さいとスムーズに聞き取れないことがあるので、使用環境もチェックしましょう。

クラウドAI高画質テクノロジーにより、コントラストや色の濃さだけでなく、顔や物の輪郭をはっきりさせるシャープネス機能も向上しました。クラウド内のデータをAIが処理し、映像を最適化することで画質全体の底上げになり高評価に繋がっています。

新開発のCNFコーティングダブルウーファーが搭載されたため、伸びのある高音質が実現しました。音質が気に入って購入したとの口コミもあるほど高評価です。また計72Wのスピーカーがバランスよく配置されているので、ずっしりとした重低音を堪能できます。

テレビ好きには欠かせない録画機能も充実しています。3チューナー搭載しているため、1局を視聴しながら、裏で2番組録画可能です。しかも地デジ、BS、CS全てに3チューナー搭載されています。BS/CS4Kにも2チューナー搭載された録画機能が非常に充実したテレビです。

48X8400と48X9400Sの大きな違いは、地上デジタルのチューナー数の違いです。48X8400の地上デジタルチューナーが3つなのに対し、48X9400Sにはなんと9つのチューナーを内蔵しています。さらに、HDMI入力端子は48X8400が4つ、48X9400Sには7つ付いています。

そして、画像処理エンジンも48X9400Sの方が格段にパワフルです。美肌リアライザーPROもナチュラル美肌トーンにレベルアップしたため、人肌のリアルな質感が向上しました。音響システムも48X9400Sの方が格上です。計142Wの10個のスピーカーから繰り出される大迫力サウンドが響き渡ります。

48X9400Sは外部機器と接続してさらに音響システムを構築したい方や最先端の映像美を堪能したい方におすすめです。

48X8400とシャープ 4T-C48CQ1はどちらも有機ELパネルを使用しているので軽量、省エネ、視野角が広いなどのメリットがあります。また、4T-C48CQ1のスタンドは回転式が採用されているため、パネルを好みの角度に合わせることでさらに視野角を広げることが可能です。

その他の大きな違いは、アプリダウンロードの可否です。4T-C48CQ1はAndroidTVなので好きなアプリオ自由にテレビにダウンロードできます。しかし、48X8400はAndroidTVではないためアプリダウンロードに対応していません。アプリも導入して自分好みにテレビをアレンジしたい方には4T-C48CQ1がおすすめです。

TOSHIBA（東芝） 48X8400テレビの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

48X8400はレグザエンジンCloudPROによって、地デジもネット動画も驚きの高画質で視聴できます。しかし、上位モデルと比較するとAndroidに対応していないことやチューナー数が少ないことに不便さを感じるかもしれません。チューナー数に関しては3つあれば大きな支障はないので、大きな問題ではないと言えます。

以上のことから48X8400はアプリは不要、外部機器との接続は最低限あればいい、でも映像・音声は高品質で楽しみたい方におすすめです。自分に合った機種を選んで快適なテレビライフをお過ごしください。