アイリスオーヤマ テレビ 55UB10Pの調査レポ

フルHDの約4倍の画素数できめ細やかな表現が特徴的な4Kに対応しています。ハイコントラストが魅力のVAパネルを採用することで、光の白から闇の黒まで緻密に表現することが可能です。また全面直下型LEDバックライトなので明るさにムラがなくメリハリのある高画質映像を楽しめます。

0.0069秒(6.9ms)の応答性能を持っており、スポーツ・レース・アクションシーンなどの動きの速い映像もブレずにくっきりと映し出すことができます。もちろん通常のニュースやドラマなども滑らかに描写し、臨場感のある映像を楽しめます。

シンプルで誰にでも扱えるテレビを目指し、可能な限り無駄な機能を排除している一方で、裏番組同時録画や外付けHDD録画対応などの便利な機能は残しています。外付けHDDは最大2台まで接続することができるので、ジャンルで使い分けるのもいいかもしれませんね。

画質の評価については、悪い評価と良い評価に分かれています。悪い評価では「全体的に白っぽい」「色がどぎつい」などの声がある一方で「画質の初期状態がダメ」「ケーブルを変えれば良くなる」という声も散見されます。画質設定や周辺機器で改善できるケースも少なくないようです。

音質面では、本製品に限らず多くの薄型テレビの課題で、高画質のゲームや映画を楽しむ場面では物足りなさが目立ってしまうようです。ハイクオリティな音を求めるなら、別途サウンドバー・スピーカー・アンプなど、オーディオ環境を構築することが推奨されます。

マイナスポイントとして挙げられるものに「リモコンのボタンが押しづらい」「リモコンとテレビと受光部をしっかり合わせないといけない」などリモコンに関することが散見されます。多少クセはありますが、操作が不能になるほどではないようです。

高評価されるポイントで最も多いのは低価格で購入できる4Kテレビとしては、画質・音質・機能性などがしっかりしているところです。ただし高評価のユーザーは自分で画質調整や音質調整などを行っている方が多く、条件付きの高評価といえるかもしれません。

NetflixやYoutubeなどのネット動画コンテンツを楽しむためのFire TV Stickと連携可能。また他社製のブルーレイレコーダーや外付けHDDと接続して使用できるなどの拡張性に好印象を抱くユーザーが多いようです。シンプルなテレビなので自分好みにカスタムしていくといいですね。

女性のユーザーで「1人で30分で設置できた」というレビューがありました。その他にもセッティングが簡単でケーブル類もわかりやすくてスッキリしている点に好印象を抱くユーザーが散見されます。シンプルでわかりやすいのは機械が苦手な方にもいいですね。

55XUC30Pは55UB10Pと同じFionaシリーズで後継機種にあたります。55UB10Pでは4Kチューナーは非搭載でしたが、55XUC30PではBS/CS110度4Kチューナーを搭載しています。さらにトリプルチューナーなので、テレビ視聴しながら裏番組を2番組同時に録画可能です。

画質の面ではHDR10・HLGに対応し、豊かな色彩表現や細かな明暗の表現に優れています。Dolby Audio対応なので音質面でも55UB10Pよりも優れていると言えますが、テレビ本体の音質としては過度な期待はできません。こだわるなら別途オーディオ機器に接続することをおすすめします。

基本的な機能面は55UB10Pと同様シンプルなので、4K放送のさまざまな映像をより美しく鑑賞したい方におすすめのテレビと言えます。

55XUC38VCは、2020年に発売された4K大型液晶テレビです。55UB10Pはシンプルさを意図して開発されたテレビですが、55XUC38VCは多機能さが魅力のテレビと言えます。まずはBS/CS110度4Kチューナーを搭載しているので、外付けチューナーが必要ありません。

また、HDR10・HLGに対応しているため、明暗・色彩をより繊細に表現することができます。AI搭載でコンテンツに応じて最適な画質・音質に自動調整することが可能。また「はっきり機能」は映像や音声を明瞭にしたい時に便利です。

音声操作にも対応している55XUC38VCは、さまざまなジャンルのテレビ番組を快適に楽しみたい方におすすめのテレビです。

55UB10Pについて、商品概要、取扱説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

55UB10Pは映像を楽しむ点にこだわりシンプルに仕上げたテレビで、配線がシンプルで設置がしやすい点で高い評価を得ています。基本性能がしっかりとした4Kの大型テレビとしてはコストパフォーマンスにも優れている点も大きなポイントです。

一方で、ユーザーレビューによると画質の初期状態には偏りがあるようなので、自分で画質を最適な状態に調整する必要があります。リモコンについてもボタンが押しづらいと感じるユーザーが多く見られるので、気になる方は別途でリモコンを用意した方がいいでしょう。

しかし、他社製のレコーダーやHDD、またFire TV Stickに対応しているなど、自分好みにカスタマイズできる良い一面もあります。画質調整やリモコンの点も併せて、自分で使いやすいように調整したり拡張することが好きな方におすすめできるお買い得なテレビです。

設置が楽なので、機械が苦手な方や一人暮らしで大画面のテレビを楽しみたい方にもおすすめできます。コスパの良いテレビをお探しの方は是非検討してみてくださいね。