ジェイブイシー オーディオスピーカー SX-WD9VNT

スピーカーキャビネット・・・チェリーの無垢材を採用。

見た目にも美しく、またチェリーの無垢材を採用することによって、音の響きや広い空間表現しています。

内部構造・・・チェリー材の響棒と竹響板を採用。

チェリー材の響棒と竹響板を組み合わせて、重心の低い低域再生と音のスケール感の拡大を表現できるようにしています。

吸音材・・・メイプル材の木製チップ

楽器の音色を際立たせることを可能としています。

ボイスコイルボビン・・・伝搬速度に優れた木を薄く削りだして加工したものを採用

伝播速度に優れた“木”を薄さ80μに削り出して加工したボイスコイルボビンを採用。音の伝達ロス抑制し、解像度を飛躍的に高めます。

磁気回路・・・メイプル材の吸音材、アルミニウムショートリング、銅リングを採用

クリアなサウンドを豊かに再生できます。

音質で高音域があまり出ていないのではというレビューがいくつかありました。

高音域であまり出ていない楽器は、シンバルや鉄琴などです。シンバルや鉄琴の硬質な質感や繊細な高域は出ず、どうしても柔らかく丸っこい音質になってしまうとのことです。

音数が少ないというレビューも見られました。

音響特性に独特な響きがあるそうです。そのためソースに音割れなどがある場合は、それが強調される傾向にあるというレビューがありました。

そのためジャンルやソースを選ぶウッドシェルフスピーカーのようです。普段、どんな音楽や曲を聴くのかで、購入の判断をしたほうがいいです。

音数が少なく、またエネルギー感がありませんのでソースやジャンルをかなり選ぶという意見が多いです。

＊最も向いているジャンル

クラシック（室内楽）、ピアノ、弦楽器

＊最も向いていないジャンル

クラシック（オーケストラ）

また女性ボーカルの歌声がきれいに響く、目の前で歌っているみたいに生々しい音質という意見もあるので、ジャンルによってはマッチするでしょう。

低音の音質の解像感は悪くないが、アンプの能力が足りないと低音が全然出ないという意見があります。

5万円の価格帯の中ではとても良い方ではないかという意見がある一方、アンプの性能次第で音質が大きく変わるようです。

口コミの中にアンプに関してレビューしている方もいるので、確認してから購入検討をしましょう。

音質 : 高音、中音はしっかりとした音で張りがあります。 低音はさすがに重低音とはいきませんが、満足出来ないとゆう程度ではないという意見がありました。

また女性ボーカルの歌声は、目の前で歌っているかのような音質という意見も多いです。

エネルギッシュなパワーのある音質（オーケストラやロック）には不向きですが、コンパクトなサイズとは思えない音質を出すというレビューが多いです。

小さなサイズで意外にも本格的な音がするからこのスピーカーの存在意義があるのだと思うという意見がありました。

サイズが小さいので、小回りが利き、設置する場所もフレキシブルに変更しやすいと思います。

ただし、前面のサイズにしては、奥行きがあるという意見もあります。

この小さなサイズでクオリティの高さは、評価する方が多いです。

ウッドコーンのデザインが気に入った方が多いです。

シンプルな木のデザインは、デザインに厳しい方からも評価が高いです。木の質感がよく、鏡面仕上げのキャビネットも美しく飽きない感じで良いという意見もあります。

また価格.comでは、デザイン項目が星５点満点中４点を超えていました。

JVCという同じメーカーが発売しており、SX-WD9VNT、SX-WD7VNTどちらも同じ「ウッドコーン」を採用しています。

「ウッドコーン」は、「木」を振動板にすることで優れた音響特性を利用することができます。

SX-WD9VNT、SX-WD7VNTについて違いをまとめました。

値段の違い

SX-WD9VNT・・・６万弱代～

SX-WD7VNT・・・５万円代～

フルレンジと２ウェイの違い

・フルレンジスピーカー

１個のスピーカーで低温から高音まで再生する。マルチウェイスピーカーと比較すると低音、高音が表現が丸くなるが、全体の音のバランスを楽しむ方に向いている。

・マルチウェイスピーカー

低音用・・・ウーハ

中音用・・・スコーカー

高音用・・・ツイータ

とスピーカーを３種類に分けたもの。

SX-WD7VNTは、２ウェイでウーハ（低音用）とスコーカー（中音用）を一個のスピーカーにして、ツイーター（高音用）を追加した２Wayスピーカーを採用しています。

SX-WD7VNTのスピーカーに採用されている木材

ウーハー（低音用）スピーカー・・・メイプル木片を装着した１cm程のスピーカー

ツイーター（高音用）スピーカー・・スプルース木片を装着した２cmほどのスピーカー

低音も高音も拘りたい方は、SX-WD7VNT

フルレンジスピーカーが持つバランスの良さを楽しみたい方は、SX-WD9VNTをおすすめします。

DALI　SPEKTOR1 は、デンマークのというメーカーの小型スピーカーです。

DALIは、欧州ではあまり古いメーカーではありませんが、音質では特長のある製品を多く出しています。

本体のサイズ

DALI　SPEKTOR1 ・・・幅１４０×高さ２３７×奥行１９５mm

JVC　SX-WD9VNT・・・幅１２０×高さ１６１×奥行２６４mm

どちらも小型で設置性が良い機種です。

インピーダンス・パワー

DALI・・・６Ω・１００W

JVC　SX-WD9VNT・・・４Ω・５０W

スピーカー

DALI　SPEKTOR1は、2ウェイスピーカーを採用

2ウェイスピーカー

低音・中音域（ウーハー）・・・ウッドファイバー素材の１１．５cm

高音域（ツイーター）・・・・・ウッドファイバー素材の２．１cm

JVC　SX-WD9VNTは、フルレンジスピーカーを採用

1ウェイ（フルレンジ）方式・・・ウッドコーンの9cm

音質

DALI　SPEKTOR1 ・・・重低音を重視した再生、ハイレゾ音源の再生などには全く向かないが、どっしりとした落ち着いた「オトナ」な音質と人気。

JVC　SX-WD9VNT・・・中音域が充実した音質で人気

ハイレゾ

DALI　SPEKTOR1 ・・・ハイレゾ未対応

JVC　SX-WD9VNT・・・ハイレゾ未対応

＊ハイレゾとは、「ハイレゾリューションオーディオ」の略。
「高精細・高解像なオーディオ」という意味でになるが、従来に比べて高音質なオーディオのことを指す。ハイレゾを楽しむには、「音源もハイレゾで記録されている」必要がある。

どちらも一長一短あるので、自分に合ったスピーカーを選びましょう。