クリエイティブ PCスピーカー SP-SBS A120

パソコン用として作られているため、非常にコンパクトなデザインです。サイドに置くフロントスピーカーの大きさは、約88×128×76mmと、高さと幅はiPhone７とほとんど変わらないほどのスリムな大きさで邪魔になりません。そのため、パソコンを置くデスクの上でも、リビングでも、スピーカーを置く場所を気にせずにあらゆる所で利用できます。

A120は価格が2600円（税抜き）と求めやすい値段です。しかし、クリアな音と、サブウーファーの深みのある重低音サウンドによって、値段以上の音質を感じることが出来ます。ゲームや音楽鑑賞など、手軽にワンランク上の臨場感と迫力を楽しめます。初めてのスピーカーの購入に非常におすすめの商品です。

A120のサブウーファーはボートチューブを備えたダウンファイアリング方式です。ダウンファイアリングとは、床に直接サブウーファーを下向きに置き、その空間全体に音を運ばせることです。これにより、重低音が部屋中に響きわたり、より迫力のあるパワフルなサウンドを楽しむことが出来ます。重低音により、アニメやゲーム、音楽に深みと臨場感を与えてくれます。

A120には付属のワイヤードコントローラーがあり、手元で音量を調整できるため、非常に便利です。コントローラーはダイヤル式となっており、ダイアルを上下に動かすだけで簡単に音量を変えることが出来ます。形状は、パソコンのマウスのような形をしており、大きさはマウスより一回り小さい大きさです。

2.1chのスピーカーは、両サイドに設置するフロントスピーカーが中高音、サブウーファーが低音をそれぞれ担当して、より立体的な音を感じることが出来ます。この中高音を担うフロントスピーカーの音が若干弱いという口コミが多数ありました。サブウーファーの低音は大変良く響くのですが、それに対してフロントスピーカーの音量のバランスが取れていないと感じる点が悪い評価につながっています。

A120には、重低音をコントロールするバスコントロール機能がついていません。そのため、フロントスピーカーとサブウーファーのバランスをとる際、A120だけで調整できません。より満足して利用するには、他のツールを使って調整することが必要となります。その作業は素人には難しいと感じることもあると思います。調整がA120自体で完結出来ない点も欠点の一つと言えます。

無音の時や、時々ノイズが気になるという声が上がっていました。この原因は明確ではありませんが、接続を調整してみたり、対応するデバイスを変える事でノイズは治るようです。電源を入れるとブチっと音が鳴る事や、ケーブルやスピーカーに触れると音が揺れることがあるという口コミもあります。このことから、端子の接続が不安定なことも起因してノイズが起こると言えます。

こちらのサブウーファーの大きさは約150×221×227mmです。大きさのイメージとしては、ノート1冊分くらいの大きさです。そのサブウーファーをPC周りに置くとなると、少々大きく感じるかもしれません。特に一人暮らしや、使えるスペースが限られている人にとっては、大きな欠点と言えます。

A120は低音重視のスペックとなっているため、低音が大変高評価です。音質は低価格のミニコンボ並みと感じる人もいるほど。音にこだわりがある人でも、フロントスピーカーはそうでもないが、サブウーファーはコストパフォーマンスが素晴らしいと思うほど。上質で安定感のある低音を楽しむことが出来ます。

デザインはシックな黒で非常にシンプルです。サブウーファーも木のボックスで、高級感があります。とても2000円台の商品とは思えないデザインです。部屋のインテリアとしても活躍でき、家具や部屋のデザインにこだわっている人でも、A120なら部屋の雰囲気を崩さずに使える点が非常に嬉しいポイント。

やはり、値段が安いので特に期待して購入していない人が多いようですが、期待をいい意味で大きく裏切る商品です。初めて2.1chスピーカーを利用する人や、音質に特にこだわりのない人であれば、十分満足できます。使用して感動し、友人に勧める方も多いほどです。

CreativeA120は2011年1月に発売されましたが、A250は2018年の10月に発売された機種です。スピーカーの大きさはほぼ変わらず、サブウーファーの大きさは若干A250が大きいサイズとなっています。

CreativeA120とA250の特徴の違いは、A250の方がより重低音が響くということです。A120の特性周波数は50HZ～ですが、A250は40HZ～とより低い音がクリアに綺麗に響くスペックを持っています。

一般的に40HZより下の周波数が表示されていると、低音が得意でしっかりと音を拾っていると言われています。そのことからも、A250がより重低音に強い機能を持っている事が分かります。

スピーカーもよりダイナミックな音が出るように設計され、中低音がしっかりと響く仕様となっています。サブウーファーも乱気流が起きにくくなっており、より澄んだ音を楽しむことが出来ます。

値段は3980円とA120に比べ約1000円ほど値段は上がりますが、重低音でズンズンのような音を楽しみたい方にはおすすめです。

A120とT3250 Wirelessの大きな違いは、Bluetooth機能が付いているかどうかです。

A120は有線のみの接続でしたが、T3250ではBluetoothに対応していますので、パソコンのみならず、スマートフォンやタブレットと連動させることが可能です。

Bluetoothではなく、アナログの有線での接続も出来ます。用途に応じて使い勝手のよい方を選べる点も重宝されます。スマホをよく利用して、それとスピーカーをつなげたい方におすすめです。

T3250はCreativeの独自技術が導入されており、より本格的に音を楽しめます。独自技術とは、IFPとDSEの2つを指し、これらによりパワフルな音と重厚なサウンドが実現されます。

T3250の価格はこれらの機能が付いているため、6480円とA120に比べると高価となっています。ワイヤレスで動画や音楽を聴きたいという方は是非ご検討してみてはいかがでしょうか。

A120は2.1chのスピーカーのエントリーモデルです。

ですので、初めてのスピーカーの購入を考えている方におすすめの商品です。

また、音質に特段こだわりがなく、安い値段である程度いい音を聞きたいという方にも非常におすすめ出来る商品です。とにかくコストパフォーマンスがよい製品ですので、スピーカーに興味があるけど、悩んでるという方は試しに購入してみてもいいかもしれません。

音楽鑑賞や、ゲーム、アニメをワンランク上の音で楽しみたいという方には、ピッタリです。一人暮らしや、スピーカーに場所を取りたくないという方でも、A120は省スペースを実現している商品のため、安心です。

特に、A120は重低音が非常に優れているため、ゲームの銃声であったり、アクション映画を見る人は迫力のある音楽で、臨場感を感じることができます。2000円台でこのクオリティが出せる商品はあまりないため、使用してみてはいかがでしょうか。