コードレスアイロンといえば少し前ならパワー不足や持続時間が短いなどデメリットが多くありましたが、最近のコードレスアイロンにはハイパワーのものが多く販売されており、昔のようなデメリットも気にならなくなりました。

そもそもアイロンはシワを伸ばすだけが目的ではなく、スーツなどをプレスするのにも必要になるため、生活する上で必需品と言っても過言ではありません。そのため家電の中でも特に進化している家電の1つで、パナソニックや東芝のような有名なメーカーからも数多くの製品が販売されています。

アイロンがけは衣類などによく使用される家電用品ですが、右から左へ大きく移動させるためコードがあると、どうしても邪魔に感じてしまいスムーズにアイロンがけが進まないこともありますが、コードレスアイロンは自由に移動できる上に場所を選ばないので非常に重宝します。

コードレスアイロンはメーカーや種類が多く販売しているため、どれを選んでいいのか分からない場合が多くあります。選ぶ際に押さえておきたいポイントを知っておくことで、自分好みのコードレスアイロンを見つけやすくなります。ここではそんな重要なポイントなどを紹介します。

コードレスアイロンには種類によって性能に大きな違いなどがあります。ここではコードレスアイコンの種類について詳しく紹介します。

ドライアイロンの特徴は、高熱と圧力で上から押さえつけることでシワを伸ばすということです。後述するスチームアイロンと比べて値段が安いことも特徴の1つです。ドライアイロンは上からプレスすることでシワを伸ばすので、仕上がりが非常に美しいとも言われており、その仕上がりの美しさから今でも好んで愛用する人も多くいます。

Yシャツなどのピシッと仕上げたい場合にはドライアイロンが非常におすすめです。ただし頑固なシワなどの場合は上手くシワを伸ばすことができない事もあるため、シワ取り用のスプレーなどを併用することでキレイにシワを伸ばすことができます。

また天然繊維や合成繊維の布にも適しているとされています。値段は安いものが多いですが、そもそもドライアイロンの販売数が減ってきているため探すのに時間がかかってしまうかもしれません。

スチームアイロンは名前の通りスチーム(蒸気)を使用してシワを伸ばすアイロンであり、ドライアイロンはビシッと仕上がるのに対してスチームアイロンは比較的にふわっと仕上がるアイロンという特徴があります。

プレスをしないのでウール素材やニット素材などのふわっとしている素材のアイロンがけに向いているとされているアイロンです。またスチームには防臭や除菌効果も期待できるため、臭いが気になる場所に使用すれば軽いケアが可能なのもおすすめポイントです。

最近ではこのスチームアイロンが一般的になりつつあり、多くの種類が販売されていますが、基本的にアイロンに付属しているタンクに水を入れて使用するため力のない女性などには重くて使いづらいと感じる人も多くいます。しかしアイロンに置いては重たい方が良い場合があるので、そこは好みに分かれるかもしれません。

コードレスアイロンにはサイズによっても種類があり、性能や用途が違ってくる場合もあります。ここではそんな少し変わったコードレスアイロンを紹介します。

少し前から非常に人気が出てきたハンディスチーマーと呼ばれるタイプのアイロンです。この製品の特長は基本的にアイロン台の上でも使えるタイプもありますが、ハンガーに吊るしたままでもアイロンがけが出来るということです。

わざわざアイロン台を必要としないため、出かける直前にシワに気づいた時もサッとシワを伸ばせたり出来るのが人気のポイントです。ただし、この場合はプレスが出来ないので、折り目をつけたりすることはできません。

そのため、あくまでも衣類のシワを伸ばすのに特化したタイプのアイロンともいえます。最近では人気なのでコードレスアイロンの1種というよりは、新たなアイロンの種類として存在を確立しつつあります。

非常にコンパクトなサイズのアイロンも販売されています。中には10cm程度しかないタイプも販売しており、旅行などの外出先でも手軽にシワが伸ばせるとあって、よく出張するような人に特に人気があります。

コンパクトなので蒸気量も少なく持続時間も少ないのが欠点と言えますが、どこでもシワが伸ばせる便利さは非常に重宝すると感じる人も多く、人気のタイプであると言えます。このタイプには基本的に携帯ポーチも付いているのもおすすめのポイントです。

衣類でも襟や袖などのちょっとした部分なら、このコンパクトサイズのミニアイロンでも十分だと感じる人も多く、コード付きのものから、コードを外してコードレスで使用できるものもあります。

アイロンはどれだけスムーズに衣類や布の上を滑るかが重要な家電用品です。その滑りやすさはアイロン面の材質による影響がほとんどだと言われています。そのためアイロン面の材質はアイロンを選ぶ上で非常に重要なポイントとなります。

アイロン面の材質がフッ素加工のものは耐久性もあまり無く、滑りはイマイチだと言われていますが、値段が非常にリーズナブルに設定されている製品が多いです。そのため多くのアイロンに採用されています。

滑りが悪いと言われていますが、一般的に使う場合には何の問題もなく使えるため気にならない人がほとんどでしょう。とにかく値段を気にするような方には非常におすすめの材質とも言え、今でも人気の材質の1つとされています。

チタン加工されたものは値段と性能のバランスが良いタイプで、どんな方にもおすすめしたいタイプでもあります。フッ素加工よりも滑りやすく、耐久性も高いため特に人気のあるタイプとなっており、値段もそこまで高い製品もないことから種類も豊富です。

アイロンは熱も重要なポイントとなることが多く、チタン加工の熱伝導率も高さはアイロンの素材としても最もバランスが良いとされています。ただしフッ素加工されている製品よりも値段が高くなりやすいということだけは注意が必要となります。

セラミック加工のアイロンは驚くほど高価になることもある材質で、一般家庭ではあまり見る機会がないかもしれません。しかし値段に見合った性能はあり、あまりの滑りの良さに驚くことは間違いありません。

また最近ではメーカーが独自で開発したものをアイロン面に採用している製品もあり、セラミックのような滑りで値段が比較的に抑えられている製品もあります。良いアイロンが欲しいという方はセラミックやメーカー独自が開発したものを選んでみるといいでしょう。

ただしあまりに滑りがよくて他の製品に戻れない可能性もありますので注意が必要です。同じセラミックでも滑りが2倍アップとされている加工を施したものもあるので、滑りを気にする方は実際に店舗で試してみるのが1番失敗しない買い方となります。

コードレスアイロンは様々なメーカーが独自の特徴を持った製品を販売しているため、メーカーで選ぶことも間違いではありません。ここではそんなメーカーの中でも特に人気の高いおすすめのメーカーを少しですが紹介します。

パナソニックのアイロンの特徴と言えばニュースにもなったので覚えている人も多いかと思いますが、業界初の「ダブルヘッド」機能を初めて開発したのはパナソニックのアイロンでした。

また女性に扱いやすいとされる小さめのサイズが製品に多いのもパナソニックの特徴と言えます。今までの常識を覆すような機能に目をつけるのが上手なパナソニックの製品はアイロンにおいても例外でなく、思わず試してみたくなるような機能があるのがパナソニックの特徴かもしれません。

ティファール製のアイロンの特徴としては、安全面に配慮されているアイロンが多いということが挙げられます。他にもティファール独自のアイロン面が汚れたら自動でキレイにしてくれる「オートクリーン」機能が使い手にとっては非常に嬉しいポイントでしょう。

目詰まり防止機能などもあり、様々な面で嬉しい機能が付属しているのがティファール製のアイロンの特徴と言えます。もちろん製品によっては付いてない機能もあるので実際に購入する際にはしっかりと付属機能にも目を通してチェックしておきましょう。

東芝は様々な種類のアイロンを開発、販売していることもあって、かゆい所に手が届くと思うような細かい機能を搭載しているのが特徴と言えます。ダブルヘッドのタイプのアイロンも制作しており、ヘッドの形状を片方ずつ変えて、用途によって使い分けるようなアイロンも販売しており、おもしろいと思うアイロンが多いと言えます。

後発になりがちなところがありますが、東芝社製ということで信頼度も高く、今でも人気のアイロンを多く手掛けているメーカーです。

ここからは人気のコードレスアイロンのランキングを10選紹介します。様々なメーカーから独自の機能の付いたコードレスアイロンがありますので、きっと自分好みの商品が見つかるはずです！これから買い替えたり購入しようと考えている人は要チェックです！

東芝のダブルヘッドになったコンパクトなコードレスアイロンです。アイロンのかけ面はシルバーチタンコートで、普通のチタンよりも滑りがよく耐久性も高くなっているので非常に人気が高い製品です。スイッチを入れてから熱くなるまで時間があまりかからないので、急いでいる時にもサッとアイロンがけできます。

後部にも傾斜がついており、前後左右に自由に動け、値段も手に取りやすい価格となっており、どんな方にでもおすすめできるコードレスアイロンです。ケースもついているので埃などが気にならず収納にも便利なので保管場所に困らないのも人気が高い理由です。

こちらの製品はスチームにもドライにもなるコードレスアイロンで、とても使い勝手が良くおすすめの製品です。値段も非常に手頃な価格になっており、2段階スチーム機能でスチームの量を調節できるのも人気の理由です。

他にも霧吹き機能などもついており、使い勝手の良い製品です。ただし、少し重いぐらいが人気のコードレスアイロンの中では非常に軽い部類なので、シワを伸ばすのに力が必要になるかもしれません。毎日使うよりは、あまりアイロンを使わない方におすすめ出来る製品です。

こちらの製品はアイロンのかけ面を自動で綺麗にしてくれる「オートクリーン」機能がついており清潔に保てるのが人気の理由です。1分間に最大で110gのスチームを噴射できるので、熱の保持力が高く頑固なシワもキレイにできるのがおすすめのポイントです。

ティファール独自の高温長持ちシステムも採用しているので使い勝手が非常に良い人気の製品です。値段は他の製品より高いですが、値段に見合った性能なので決して損したと感じることはありません。

パナソニックが開発したダブルヘッド機能を搭載した製品で、アイロンのかけ面はシルバーチタンコートを採用しておりチタンよりも耐久性も高く滑りが良いので気持ちよくアイロンがけができる点がおすすめです。

見た目もシンプルで可愛く特に女性からの支持が高い製品となっています。カラーも2種類から選べるので自分好みの色を購入できます。ハンガーショット機能もあるので出かけるまえにハンガーにかけてサッと軽いシワならケアできるのもおすすめです。

また全面スチームなので仕上がりが非常に美しく値段も手頃なので誰にでもおすすめできるコードレスアイロンです。自動的に電源が切れる機能もついているので電源を切り忘れても安心なのがまた嬉しいポイントです。

こちらの製品の特長は非常に値段がお手頃でどなたにでも手に取りやすい価格になっていて、最初に温まるのが早いことです。アイロンにとっては嬉しい程よく重さがあるのもおすすめのポイントです。

ハンガーにかけたままアイロンがけもできるので忙しい出勤前などにもサッと軽いシワなら伸ばせるのも人気の理由です。本体もコンパクトになっている上にコードレスなのでとても使いやすいとレビューでも言われています。

こちらの製品はコードレスタイプのアイロンの中でも非常に大量のスチーム量とタンク量が特徴のコードレスアイロンです。タンクが非常に大きいので給水の手間がかからず大量のスチーム量で厚手の生地や大きいシーツなどにも対応可能なのがおすすめのポイントです。

細かい粒子が特徴のマイクロスプレー機能を搭載しているのでシワにムラなくスチームがかかるのも人気の理由です。ケースもついているので保管中にも埃の心配などがなく清潔に愛用し続けられるのもおすすめのポイントです。

こちらの製品の特長は回転する給電台で360°回転するのでどちらの方向からでもアイロンを置くことが出来るためアイロンがけが楽に感じます。また温度調節がダイヤル機能で操作しやすいのでご年配の方でも安心して使用できるのがおすすめのポイントです。

タンクも一般的に使用する場合に丁度良い大きさなので、重くなりすぎずに疲れにくいのも女性などには人気の理由です。コードも付属の注水カップもスタンドにきっちり収まるので収納などにも非常に便利です。

普通のコードレスアイロンとしてもハンガーにかけたまま使えるハンディスチーマーとしても使用できる使い勝手の良い商品で、時間のない主婦や一人暮らしの方などにとても人気のある商品です。

専用のアイロンミトンも付属しており、このミトンを使用すればシワを伸ばすスピードやアイロンがけのやり易さに雲泥の差が出るといわれており、軽いので誰にでもおすすめできる製品となっています。服についた埃やダニなどの除去にも使用できるのでサッと衣類をケアするのにも向いています。

こちらの製品はケースについているので清潔に保管できるのが人気で、2段階スチームで生地に合わせてスチーム量を変えれるのも人気の理由です。たちあげて最短で30秒で使用できる速さは時間のない人に非常におすすめされています。

霧吹き機能もついており、ドライアイロンの効果と相まってシャツのシワなども素早く伸ばすことができるのもおすすめのポイントです。値段もお手頃でカラーバリエーションも非常に豊富なので自分の好みの色を購入しやすいのも人気です。

消費電力が1400Ｗもあり、コードレスタイプでありながらとてもハイワパーな製品になっています。本体重量は0.9kgと少し軽いので力が必要になるかもしれませんが、ハイパワーショット機能でスチームが大量に噴射できるのでシワを伸ばしやすいです。

値段もお手頃で本体もコンパクトなので女性にも扱いやすく、デザインも可愛いので女性から特に支持を集めている製品です。スチームの噴射面積も従来のタイプよりも2倍になっており、どんな方にもおすすめできる製品です。

コードレスアイロンのランキングをお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。最近のは性能でもコード付きに負けていない製品が多く、しっかり選べば毎日の家事の時間がきっと短縮され楽になること間違いなしなので、この機会にぜひ自分に合ったコードレスアイロンを購入してみるといいかもしれません。