化学繊維のため比較的お手頃価格でありながら、しっかり暖も取れるとあり、アウトドアトレンドの後押しもあって「フリース」の人気が急上昇しています。

フリースは大半のアウトドアブランドからリリースされていますが、なかでもリーディングカンパニーというべき存在が他ブランドに先駆け1985年にフリースジャケットを発表したのが「パタゴニア」です。

今回ご紹介するパタゴニアフリースのおすすめ商品ランキングを参考にして、あなたにぴったりのフリースを見つけてみませんか。寒い季節に、ぽかぽか温かいおしゃれを楽しみましょう。

パタゴニアのフリースを購入する前に、選ぶ際のポイントがいくつかあります。あらかじめポイントを押さえ、あなたにぴったりの商品を見つけましょう。

パタゴニアのフリースには、大きく分けて2つのタイプが存在します。それぞれの特徴を見ていきましょう。

テクニカルフリースは、登山をするための機能性を追求したフリースです。暖かいのはもちろん、変わりやすい山の天候の厳しい状況でも活動しやすい優れたストレッチ性も高く評価されています。

身体へのフィット感も申し分なく、耐久性撥水加工で耐摩耗性も高く活動しやすさ抜群で、高機能かつシンプルなデザインのフリースは、携行性にも優れたものを数多くそろえています。

保温性をキープしながら、通気性も良く、長時間の登山で汗をかいても快適に動くことができるのはパタゴニアのテクニカルシリーズのフリースならではと言えるでしょう。

カジュアルフリースは、機能性はもちろん、デザイン性が高くコーディネートも楽しめるフリースです。冬の街中や日常生活のアウトドアなどで幅広く使われている、人気のシリーズです。

薄手でソフトな肌触りのセーターニットタイプのジャケットや、冬の寒さをシャットアウトする厚手のジャケットまで、メンズ、レディース共にバリエーションが大変豊富です。

暖かさを保ちつつ、衣類内部の蒸れは発散するフリースならではの心地よい快適さと、デザイン性も兼ね備えたおしゃれなフリース。それが、カジュアルシリーズのフリースです。

あなたがフリースに興味を持ったきっかけは何でしょうか。フリースを着用する理由によっても、選ぶ商品が変わってきます。

冬の寒い屋外でのおしゃれな着こなしの基本は「ジャケット」です。街で着ることを考えると、派手な原色より落ち着いたベーシックカラーが良いでしょう。レディースでは、白色が人気です。

ボトムスは、ジーンズやニットのチノパン等のタイトなアイテムとの相性がよく、シンプルな色合いで着こなすのが大人の着こなし方です。

冬だけでなく秋、春も含めて３シーズン着こなしたい場合には、「ベストタイプ」が重宝します。スウェットとの相性が抜群ですが、いろんなアイテムとの相性もよいため、着回しのバリエーションも広がります。

登山は、レイヤリング（重ね着）が基本です。登山用のフリースは、一般的にはミドルウェアとしてよく選択されます。ミドルウェアとしては、薄手のフリースを選ぶのがポイントです。

ミドルウェアは、体温調整のために暑ければ脱ぎ、寒くなれば着るというアイテムです。厚手のフリースの場合、体温調整を小刻みにできなくなってしまうため、薄手の商品がおすすめです。

パタゴニアフリースの場合、厚さがR1～R4までの4種類から選ぶことができ、季節や天候に合わせて選択できます。その中から2種類選び、組み合わせでフレキシブルに対応するのも良いでしょう。

パタゴニアのフリースの商品の中にも、デザインが異なるいくつかのタイプがあります。どのデザインを選ぶべきか、あらかじめ特徴を押さえておきましょう。

パタゴニアのベストは、秋冬の寒い時期はインナーとして、春夏の暖かい時期はアウターとして涼しく着こなすことができます。保温性・防寒性にも優れているため、寒さを感じません。袖のないベストであるため、アウターとして着ると涼しくなるのです。

快適な着心地はとても評判がよく、中にはベストを複数購入する方もいます。肩や腕を動かしやすいことも特徴の一つで、さらに奇抜すぎないシンプルなデザインは、重ね着などのおしゃれな着こなしとしてもとても評価が高いです。

頭からかぶって着用する、セーターのようなプルオーバータイプは、保温性を高めるインナーとしても大活躍します。フィット感が高ければ、重ね着しても着ぶくれすることがありません。

ただし、登山用としてはあまりおすすめできません。登山用のウェアは、汗冷えを防ぐため、暑くなってきた際に簡単に脱ぐことができることが重要です。プルーオーバータイプは、一度着てしまうと脱ぐのが面倒な場合もありますので、用途によって選びましょう。

寒さが苦手な方には、フードの付いたパーカータイプがおすすめです。首元が暖かく、寒さから身を守ってくれます。デザイン的にもフード付きの方が可愛く、メンズ、レディース共に人気があります。

しかし、こちらもプルーオーバータイプと同様、登山用としては避けた方がよい場合もあります。重ね着して着用する際、レイヤリング次第では、フード付きの上にフード、さらにその上にフード、という事態になってしまいます。

さらに、雨が降った時には、そのフードを全てかぶることになってしまうのです。アウターにフードのついたものを着るのであれば、中間着にフードはないほうが好ましいですので、あなたが持っている他のウェアのことも考え、選ぶようにしましょう。

中間着として着用することが基本とされているフリースは、ボディにぴったりのサイズ選びが推奨されています。パタゴニアのフリースは、アメリカサイズが基準のため腕が少し長めになっていますが、全体的にはスリムタイトなデザインです。

「ぴったりフィット」を好む場合は、メンズであればワンサイズ上、ウィメンズであればSサイズがおすすめです。 アウターとしてフリースを着る場合や、ゆったりめが好きな場合は、2サイズあげても大きすぎるということはありません。

また、2015年モデルより、ウィメンズはウエストシェイプがややゆったりとしたデザインに改良され、より動きやすくなっています。サイズ選びの際には、その点も考慮すると良いでしょう。できれば、購入前に店頭で試着しておくと1番安心です。

パタゴニアには、保温性を4段階で示した「Rシリーズ」という商品があります。R1からR4へと数字が大きくなるにつれ、保温性が高くなっています。

ここまで、パタゴニアフリースのおすすめ商品をランキング形式でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。気になる商品は見つかりましたでしょうか。

現在、パタゴニアのフリースは、単なるアウトドアウェアというだけではなく、大人の日常着としても重宝されています。

すでにパタゴニアのフリースを持っている方も、数着取りそろえておくとコーディネートのバリエーションがますます増え、これまでにパタゴニアのフリースを購入したことが無い方も、おしゃれが楽しくなるはずです。ぜひ、手に入れてみてくださいね。