MSRのタープおすすめ5選！伝説の廃盤商品・タープの張り方も解説！

軽量で品質が高いタープが欲しい方は、MSRのタープがおすすめです。MSRは、軽量で耐久性がある山岳テントやタープなどを取り扱うアメリカのアウトドア用品メーカーです。せっかくタープを購入するなら、おしゃれで長持ちする高品質なタープがいいですよね。

しかし、MSRのタープは、種類が多くタイプがさまざまなので、何を基準に選んだらいいのか難しいですよね。長く使用する高価な物なので、絶対に失敗したくない方は多いはずです。

そこで、本記事では、おすすめのMSRのタープを5点厳選して紹介します。また伝説のタープとなっている「パビリオン」や、タープの正しい張り方についても解説するので、参考にして頂けると幸いです。

MSRのアウトフィッターウィングは、大型の7角形のヘプタゴンタープです。元々Mossというブランドの人気タープで、MossがREIに買収されて、さらにMSRがREIを買収して、MSRの人気タープになりました。

発売の年度によって色が違うプレミアム感や、7点で留めて張るフォルムの美しさがアウトドアマンの心を掴んで離しません。機能性とデザインのよさを兼ね備えた、所有欲をそそる魅力的なテントです。

MSRのパビリオンは、12〜16人が快適に過ごせる巨大シェルターです。2008年に廃盤になって以来、オークション等で高値で取引されるようになりました。2016年に400張り限定で復刻販売されましたが、即日完売してさらなる伝説を作りました。

かなりの収容人数にもかかわらず、設営手順が分かりやすく5分で設置できるのが魅力です。デザインも独特で機能性も非常に高いので大変人気があり、今だに高値で取引されています。

実際にキャンプに行く人数を考えて、サイズを選びましょう。大きすぎると空間を持て余してしまい、小さすぎるとスペースが足りなくなってしまいます。少しゆとりを持ったサイズがおすすめです。メーカーの収容人数より少し余裕を持たせて選びましょう。

ソロやデュオキャンプには、ツインシスターズがおすすめです。付属のポールで素早く設営できるので、山岳キャンプやハイキングにもおすすめです。また、スノーフラップが付いているので、冬のキャンプにも対応できます。

4〜6人のファミリー・グループキャンプには、ツインブラザーズがおすすめです。高さが1.8mあるので圧迫感がなく、タープ内で快適に過ごせます。また耐水性にも優れているので、雨天時のキャンプにも重宝します。

6~12人で大人数のキャンプには、ジングかランデヴーサンシールド200ウィングがおすすめです。ジングは、自然に溶け込む綺麗なカラーリングで、張った時のフォルムが非常に綺麗です。ランデヴーサンシールド200ウィングは、設営しやすくUV機能に優れたタープです。

軽さ重視のバックパックキャンプや山岳キャンプをする方は、スルーハイカーがおすすめです。装備を1gでも軽くしたい方のために開発された超軽量シリーズです。トレッキングポールをタープのポールとして使用することで、より軽量化できます。

サイズはスルーハイカー70ウィングとスルーハイカー100ウィングの2種類あります。100ウィングの方が横幅が50cmほど大きくなります。軽量でかっこいいタープが欲しい方におすすめです。

MSRは、タープ専用のポールも取り扱っています。MSRタープは、ポールの数や高さを変えれば、用途に合わせていろいろな張り方ができます。急な雨に対応したり、太陽の向きに合わせて日影を作ったり臨機応変に対応でき、より快適にキャンプを楽しめます。

MSRのアジャスタブルポールなら長さを調整できるので、好みの形にタープを張れます。また、MSRのタープだけでなく、テントのキャノピーや他メーカーのタープにも使用できます。

MSRのタープは、設営が分かりやすいので簡単に設営できます。ここでは、MSRのタープ ランデブーを例にタープの張り方を説明します。

1. タープ本体を広げます。
2. ガイロープをまっすぐ伸ばします。
3. ペグダウンする位置にポールとペグを配置します。
4. 後ろ側のガイロープを２本ともペグでテンションを掛けながら固定します。
5. 後ろ側からポールを立ち上げます。グロメットにポールを挿入して、ポールを立ち上げます。ポールは角度をつけて立ち上げるのが綺麗に張るコツです。
6. ポールが倒れないようにタープの下をくぐって先端に移動します。
7. 先端のポールを立ち上げて、ガイロープをテンションを掛けてペグダウンします。
8. 残りのガイロープをペグダウンしたら完成です。

MSRのタープの素材はナイロンかポリエステルなので、難燃性は決して高くありません。タープの近くで焚き火やバーベキューをすると、火の粉が飛んでタープに穴が開いてしまうリスクがあります。

タープの真下で焚き火やバーベキューをしたい方は、難燃性が高いコットンやポリコットン素材のタープを選びましょう。しかし、ポールを高くしたり、焚き火台やバーベキューコンロの位置を調整したりして、タープとの距離をとることでMSRのタープを火の粉から守れますよ。

いかがでしたでしょうか。あなたに合ったMSRのタープは見つかりましたか。おしゃれで機能的なMSRのタープを購入して、より快適によりおしゃれに充実したアウトドアライフを楽しみましょう。