オクタタープのおすすめ3選！レクタタープやヘキサタープとの違いは？

最大8本のポールを使用して設営するオクタタープ。レクタ・ヘキサタープに比べてグロメット数が多いため、バリエーションに富んだアレンジが楽しめ、周りとは一味違った雰囲気を演出できます。

左右からの雨や風を防ぎやすいのも魅力で、近年人気上昇中のオクタタープですが、お好みのものを探すのは難しいかもしれません。アウトドアギアは値が張るものが多いため、できるなら後悔のないものを選びたいところです。

そこで本記事では、オクタタープの選び方やおすすめ商品を詳しく紹介します。人気メーカーについても触れていますので、購入の踏ん切りがなかなかつかない時は、メーカーで選んでみるのもいいかもしれません。

オクタタープは、レクタ・ヘキサタープに比べて、屋根部分を大きく平たく取れることから、上からの雨を広範囲に渡って防げます。また、横部分も地面との隙間を少なくできるため、横からの雨風をかなり防いでくれるのが特徴です。

悪天候下でいつも雨に困っていて少しでも雨風のストレスを減らしたい人は、オクタタープを検討してみましょう。

オクタタープは、ヘキサタープと同様に2本のポールと数本のロープで組み立てられます。しかし、4本のポールを使えば、ヘキサタープよりもさらに広々と張れ、圧倒的な快適空間を作り上げられるのが魅力です。

ヘキサタープでも十分なスペースを確保できますが、より広く快適な空間を作りたいときにはオクタタープの方に軍配が上がるので、用途に合わせて選びましょう。

オクタタープは最大8本までのポールを使えるので、レクタ・ヘキサタープと比べて設営バリエーションやアレンジが豊富です。ヘキサタープでできてオクタタープではできない設営方法はほぼないため、汎用性の高いタープがほしいならオクタタープがおすすめ。

しかし、角が増える分、ポールやガイドロープがヘキサタープよりも多くなってしまい、設営が大変になるのがデメリットになります。手軽さを求める場合にはオクタタープはおすすめできません。

タープを購入する際に最初に見ておきたいのがサイズです。ソロや少人数用なら3～4m前後、ファミリーや大人数で使うなら5m前後を目安に選びましょう。

サイズが大きくなればなるほど設営や撤収に時間がかかったり、重くなったりするため、ただ大きいものを選べばいいというわけではありません。使用人数とのバランスが重要なので、どれくらいの人数で使うかを想定してから購入するのがおすすめです。

タープの屋根部分となる生地の素材についても注目しておきましょう。コストや強度のバランスが取れており、多くの商品に採用されているのがポリエステル素材です。商品数が多いのが魅力ですが、火に弱いのがネックになります。

最近では、TC素材と呼ばれるポリエステルとコットンの混紡素材が人気です。TC素材は火に強く、火の粉が付いても穴が空きにくいので、タープの下で焚き火もできます。キャンプサイトで焚き火をしたい人はチェックしておきましょう。

タープを選ぶ際には、どの季節に使うのかを想定するのも重要です。雨がよく降る時期には耐水圧の高い生地のものや撥水加工・シームレス加工がされているものが安心して使えます。しかし、耐水圧が高すぎると通気性が悪いため、暑い夏場には向きません。

日差しが強い季節には、紫外線カット率や遮光性の高い生地を採用しているものがおすすめです。メッシュパネルを搭載されているものなら、外気を取り入れつつ虫の侵入も防げるので快適に過ごせます。

1958年に設立され、新潟県に本社を置くアウトドアブランド・スノーピーク。オートキャンプのスタイルを生んだ会社として知られているメーカーです。

スノーピークには、エントリー・スタンダード・プロの3つのラインがあり、自身のアウトドア習熟度に合わせて商品を選べます。他メーカーに比べると価格がやや高めですが、その分つくりはしっかりしており、愛用者が多いのが特徴です。

岐阜県に本社を置く、株式会社eSportsのプライベートブランドであるクイックキャンプ。ネット販売を中心としていますが、実店舗もあるため、住んでいる地域によっては実際に見てから購入できるのがポイントです。

クイックキャンプのアウトドアギアは、デザインに優れたものが多く、国内品であるにも関わらずリーズナブルな価格設定なので、コスパも優れています。手頃な価格でタープが欲しい人はクイックキャンプのタープを見てみましょう。

2011年まではデサント、2017年からは株式会社フラッグが展開しているアウトドアギアブランド・ホールアース。クリーム色をベースとした生地に濃紺がアクセントで入っている商品が多く、ナチュラル系カラーがお好きな人におすすめなメーカーです。

ホールアースのタープは、フレームやスリーブなどが色分けされており、初心者でも比較的設営しやすいよう設計されています。また、高スペックながら価格がそれほど高くないので、コスパも優れたメーカーです。

1914年創業と100年以上の古い歴史を持つアウトドアブランド・小川。テントとタープを連結して張る小川張りと呼ばれる張り方を提唱しているメーカーです。この小川張りという名称は、キャンパーの間でも親しまれていることから、メーカーへの信頼度が窺えます。

小川のタープは、生地の防水性やポールの強靭度など、品質が高いのが特徴です。品質が高い分、価格は高めですが、長く使うことを視野に入れるなら選択肢に十分入ります。ラインナップも豊富なので、自分好みのものを選びやすいメーカーです。

オクタタープについて紹介しました。オクタタープは、設営がやや難しいですが、その分、雨風に強かったり、快適性が高かったりとメリットも多いタープです。レクタ・ヘキサとは違うアウトドアライフが楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。