ここでは「エアコンをつけっぱなしにした場合」と「こまめにオン・オフにした場合」の電気代推移を状況別に比較します。なお、
- エアコンは暖房設定
- 「つけっぱなし」は24時間稼働
- 電気代は27円/kWh
という条件に基づき数値を算出しています。
まずは「1日中つけっぱなしのエアコン」と「30分間隔で電源のオン・オフを繰り返したエアコン」の電気代を時間帯別に比較します。
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つけっぱなし |
30分間隔でこまめにオン・オフ |
6~18時 |
211円 |
302円 |
18~23時 |
89円 |
113円 |
23~翌日6時 |
135円 |
230円 |
電源をこまめにオン・オフにするよりも、エアコンをつけっぱなしにした方が電気代は安く済むという結果が出ました。これはオン・オフのたびに電力を多く消費したため、つけっぱなしよりも電気代が高くなったと考えられます。
続いて「1日中つけっぱなしのエアコン」と「1日の生活スケジュールに合わせて電源のオン・オフを繰り返したエアコン」の電気代を、時間帯別に比較します。なお、1日の生活スケジュールは以下のように設定しています。
- 7時~子供の送迎(30分)
- 8時~ゴミ出し(30分)
- 11時~買い物(1時間)
- 14時~子供の送迎(30分)
- 16時~散歩(30分)
- 18時~外食(2時間)
- 就寝時~起床までは電源オフ
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つけっぱなし |
生活スケジュールに合わせてこまめにオン・オフ |
6~18時 |
154 |
240 |
18~23時 |
92 |
65 |
23~翌日6時 |
95 |
8 |
夜間に2時間外食した場合や就寝時は、つけっぱなしよりもこまめにオン・オフをした方が電気代は安くなっています。つまり、長時間の外出・就寝に合わせて電源をオフにした方が電気代はお得になるということです。
よって、基本的にはエアコンをつけっぱなしにした方が、節電になるケースが多く常に快適に過ごせます。ただし電気代を重視するのなら、状況に応じてオン・オフをこまめに使い分けましょう。