エアコンの悪臭を放置すると、さまざまな危険性があります。1つ目は人体への影響です。カビが繁殖したままエアコンを運転すると、カビの胞子を部屋に放出することになります。胞子を吸ってしまうとアレルギー性鼻炎・肺炎などの症状が出て、健康に害をなす恐れがあり危険です。
2つ目はエアコンの機能の低下です。エアコンには熱交換気という部品が組み込まれており、空気を温めたり冷やしたりする役割を担っています。ほこりや汚れを放置すると熱交換器の調子が悪くなり、空調性能が低下する可能性があります。
3つ目はエアコン本体の不具合です。エアコンにはドレンパンという部品があり、結露で発生した水を外に排出する役割を担っています。ドレンパンが汚れたまま使用を続けると排水不良を引き起こし、汚水が逆流して漏れ出てしまいます。故障の原因になるので、注意が必要です。