【Amazonで買える！】顕微鏡おすすめ5選【子供へのプレゼントにも】

学校や研究室に置かれている実験機材のひとつである顕微鏡。実は、お子さんへのプレゼントや趣味の道具としての人気が高いことをご存じでしょうか。「でも、顕微鏡なんてどこに売っているの？」…そんな疑問をお持ちの方には、Amazonを覗いてみることをおすすめします。

Amazonは今や誰もが知っている巨大ショッピングサイトで、顕微鏡ひとつ取ってもたくさんの機種が販売されています。数1000円程度のハンディなものから数100万円を超える業務用のものまで、簡単に購入できるのが大きな魅力です。しかし、快適なお買い物のために気をつけなければならない点も…。

この記事では、Amazonで購入できるおすすめの顕微鏡や、顕微鏡の選び方、インターネットショッピングならではの注意点について詳しくご紹介します。長く愛用できるお気に入りの1台を見つけるためにも、ぜひご覧になってください。

Amazonをはじめとしたインターネットショッピングは便利なもの。しかし取引相手の顔が見えないことから、通常のお買い物よりも気をつけなければならない点がいくつかあります。ここでは、Amazonで商品を注文するときの注意点をまとめてみました。

通常より安く買えるものも多いAmazonですが、中には適正価格を超えた値段が設定されていることも(廃番商品などの場合、プレミア価格がついていることもあります)。購入しようとしているもののスペックや類似商品の価格帯などから、提示されている値段が適切かどうかを必ず確認しましょう。複数の機種やショッピングサイトを並べて比較できるサイトもあります。手軽だからと即決せず、比較検討するのがポイントです。

相手の顔が見えないインターネットショッピングにおいて、出品者が誰なのかは非常に重要なポイントです。大手メーカーの製品と類似した低スペックの機種を買ってしまい、返品もできなかった…そんな事態を避けるためにも、出品者名や代表者名、連絡先、返品方法などは事前に確認しておきましょう。出品者に対する評価が確認できるページもあります。過去の取引に対する評価をチェックしてみるのは有効です。

Amazonで出品者から直接購入する場合は、「納期」の確認が欠かせません。特に急遽必要になって注文するという場合、使用時までに発送してくれるかどうかを必ず確認しましょう。また、本体の価格だけで決めるのではなく、送料などの手数料がどの程度かかるのかも合わせてチェックしましょう。Amazonでは安価なものが「合わせ買い対象」にされている場合があり、それだけでは注文できないことがあります。

顕微鏡を選ぶときには、チェックしたいポイントがいくつかあります。目的に最適な機種を見つけるためにも、購入前に確認するようにしましょう。

顕微鏡の分類方法はいくつかありますが、見え方による分類では実体顕微鏡と生物顕微鏡に大別されます。実体顕微鏡は対象をそのまま拡大して見る顕微鏡で、昆虫や植物の細部を観察することができます。観察対象を傷つけることなく使用できるのがメリットです。

一方、生物顕微鏡はプレパラートを使用して対象の内部を観察する顕微鏡です(学校の理科室に置いてあるのは生物顕微鏡です)。対象を薄くスライスするなどして、肉眼では見えない細胞の様子を観察することができます。

実体顕微鏡は構造がシンプルなため、生物顕微鏡より安価な機種が多いです。トンボの複眼や植物の雄しべなど肉眼で見えているものの詳細な様子を観察でき、野外に持って行って使用できるハンディタイプの機種も販売されています。

観察方法による分類では、光学顕微鏡と電子顕微鏡に大別されます。光学顕微鏡は対象に光を当てて観察する顕微鏡で、一般的な顕微鏡はこのタイプが多いです。ガラスのレンズが使われ、最大1000倍ほどの倍率が得られます。光が光源に使われているため、観察像はカラーで見えます。

一方、電子顕微鏡は光の代わりに電子線を当てて観察する顕微鏡です。光よりも波長の短い電子線を用いていることで解像度が上がり、光学顕微鏡の限界を超えた微細な世界を観察することができます。観察像は白黒に見えます。

電子顕微鏡は100万倍ほどの倍率まで設定できますが、光学顕微鏡に比べて操作が難しく、家庭向けではありません。また、電子線を用いるため生きている状態の細胞を観察することはできません。

顕微鏡選びでもっとも重要なのが倍率です。同じものを観察しても倍率によって「見えるもの」が違うため、どの程度まで観察したいのかによって購入する機種を選びましょう。倍率の目安として、40倍程度でトンボの複眼、100倍程度でミジンコ、400倍程度あれば細胞の形が観察できます。1000倍以上からは染色体や細胞内部などより本格的な観察が可能ですが、家庭用ならば400倍ほどあれば十分に楽しめるでしょう。

覗き込んで観察するのが顕微鏡の主な用途ですが、最近ではスマートホンやパソコンに接続できる「デジタル顕微鏡」も増えてきています。デバイスのモニターに観察しているものをそのまま映すことができ、複数人での観察やプレゼンテーションにも便利なタイプです。

中には本体を覗きこむ設計ではなく、デバイスとの接続を前提とした機種もあります。映した画像を保存し、写真として使用することもできるため、従来の顕微鏡より幅広い楽しみ方が可能です。自分だけの図鑑を作ることも簡単にできますよ。

顕微鏡は精密な実験器具としての側面が強く、中には数100万円を超える機種もあります。しかし、それは研究機関などで採用される業務用機種の話。家庭向けのリーズナブルな機種もたくさん販売されており、シンプルでも十分な性能を持っています。

価格は性能によってさまざまですが、実体顕微鏡で1万円前後、生物顕微鏡で3～5万円ほどの機種ならば学習用から趣味用まで幅広く力を発揮するでしょう。また、野外で使用できるハンディタイプの実体顕微鏡には、数1000円ほどで購入できる機種もあります。

「習ったことはあるけど、複雑で難しそう…」一見複雑な機械である顕微鏡を、そんなふうに敬遠している方もいるはず。ここでは、一般的な生物顕微鏡の使い方を簡単にご紹介します。ピント調整などを正しく行うことで、顕微鏡の持っている性能を十分に引き出すことができます。

1. 接眼レンズを取り付けます。顕微鏡は水平で、明るい場所に設置しましょう。
2. 対物レンズを取り付けます。
3. 反射鏡を調整します。1番明るく見える角度に合わせましょう。
4. プレパラートをステージに乗せ、つまみを回しながら対物レンズとの距離を調整します。対物レンズとプレパラートが当たらないように注意しましょう。
5. 接眼レンズを覗きながら、ステージの位置を調整してピントを合わせます。
6. 対物レンズを高倍率のものに変えてピントを合わせます。

Amazonで購入できる顕微鏡特集、いかがでしたか。現物を手に取って見ることのできないインターネットショッピングでは、スペック表や紹介文から実物のイメージを掴めるかどうかが重要です。お気に入りの1台を使って、ぜひあっと驚く大発見を目指してくださいね。