【2024年最新】ミラーリング機器のおすすめ6選｜携帯・スマホをテレビに映す方法

YouTubeやNetflix(ネットフリックス)などをスマホ1台で楽しめるようになった今では、テレビよりもスマホで映像コンテンツを見る時間の方が長い方も多いです。しかし、長時間小さな画面を見続けるのは辛いものです。そんなときは、ミラーリング機能をおすすめします。

ミラーリングをすると、スマホの画面をそのままテレビの大画面に表示できます。環境によってさまざまな方法を選べるので、機械の操作が苦手な方でも簡単にミラーリングが可能です。

また、ミラーリング対応の専用機器には、視聴の楽しみ方を広げる便利な機能も付いています。この記事では、スマホ・携帯からテレビへのミラーリングの方法やミラーリング機器のおすすめ商品8選をご紹介します。また、Androidのミラーリング対応機種の特徴や、ミラーリング対応テレビもあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ミラーリングとは、スマホの画面をテレビやPCなどに表示させ、操作できる機能です。ほとんどの映像メディアはスマホで手軽に楽しめますが、画面のサイズが限られているため臨場感に欠けますし、大人数で楽しむのは難しいです。

しかし、ミラーリング機能を使えば、スマホ画面をテレビの大画面で見られるため、家族や友人と同時に動画を楽しめます。さらに、文字や画像をいつも以上に拡大できるので文字が見にくい方にもミラーリング機能が役立ちます。

HDMIケーブルを使った有線接続は、ケーブルの費用が安い、接続が簡単にできるメリットがあります。難しい機械操作をする必要がなく、スマホの充電に使う端子にケーブルを繋ぐだけでミラーリングが可能です。通信環境に左右されないため、画像や音声にラグが起きにくいのもポイントです。

一方で、有線接続はスマホとテレビの距離に、ケーブルの長さの制限があります。あまり短いケーブルを使用すると、スマホの操作に支障が出る可能性があるので、注意してください。

無線接続はWi-Fi通信によって、テレビとスマホを接続してミラーリングします。スマホとテレビの距離が離れていても接続できるのが魅力です。接続にスマホの端子を塞がないので、充電しながらのミラーリングもできます。バッテリー切れの心配がなく、長時間視聴する時に便利です。

しかし、無線では通信環境が不安定な場所だと、表示や音声にラグが生じたり、フリーズしたりしてしまう場合もあります。特に、正確な反応が求められるゲームをプレイする時は無線よりも有線の方が安心です。

有線接続では、スマホの端子をMDMI端子に変換するアダプタかケーブルを用意します。変換に使用する機器はiPhoneとAndroidで異なるため、端末に適したものを選んでください。また、Androidは機種ごとの端子タイプによって使用できるケーブルが違います。

iPhoneの場合、変換アダプタとHDMIケーブルが必要です。iPhoneに採用されている端子は独自のものなので、公式の変換アダプタが販売されています。

1. 「Apple Lightning Digital AVアダプタ」とiPhone、HDMIケーブルを接続
2. HDMIケーブルをテレビ裏の端子に接続
3. リモコンの「入力切替」から「HDMI入力」に切り替える

Androidは、一部ミラーリング不可能な機種もあります。接続する前に「USB type C」端子の機種はオルタネートモード、「microUSB」端子の場合はMHL出力に対応しているか確認してください。

1. 「USB type C」または「microUSB」対応ケーブルをAndroid端末と接続
2. HDMIケーブルをテレビ側の端子と接続
3. テレビのリモコンで「入力切替」を「HDMI入力」に切り替える

ストリーミングデバイスとは、「動画配信サービスがテレビで楽しめる」家電を指します。YouTubeなどがテレビの大画面で視聴できるので、家族や友達、恋人などと一緒に動画を楽しめるのが魅力です。

iPhone専用機器の「Apple TV」とテレビの接続には、別途でHDMIケーブルが必要です。

1. 「Apple TV」をHDMIケーブルでテレビに接続し、初期設定を行う
2. 「Apple TV」とiPhone端末をWi-Fi通信で接続
3. iPhoneで「コントロールセンター」→「画面ミラーリング」を選択
4. 「画面ミラーリング」の項目の中から「Apple TV」を選択

Googleが販売している「Chromecast」は本体にHDMIケーブルが繋がっているため、別のケーブルを用意する必要はありません。

1. 「Chromecast」のケーブルをテレビのHDMI端子に接続
2. Android端末に「Google Home」アプリをダウンロード
3. アプリを起動させ、Androidと「Chromecast」の接続設定を行う
4. 画面のメニュー→「画面や音声をキャスト」を選択

実は、テレビにもミラーリング機能が付いている製品があります。ミラーリング対応テレビなら他の機器を用意しなくても、テレビとスマホ端末だけでスムーズにミラーリングを実現できます。

ミラキャストとは、Wi-Fiなしで機器同士を直接接続できる通信方式のひとつです。Wi-Fi電波や専用機器がなくても、無線接続のミラーリングを実行できます。ただし、ミラキャストに対応している端末はAndroidのみで、iPhoneでは使用できません。

日本の有名家電メーカーでも、人気のあるテレビブランドでミラキャスト内蔵テレビを販売しています。ミラーリングする機会が多い方は専用機器の他に、簡単に無線接続ができるテレビもチェックしましょう。

4T-C65DQ1は2021年最新の有機ELテレビです。新開発4K画像処理エンジン「Medalist S2」を搭載し、色鮮やかで高精細な映像を楽しめます。また、AmazonプライムVideoやYouTubeなどさまざまなアプリに対応しているので、大画面で映画やアニメを視聴したい方にぴったり。さらに、「Google アシスタント」が搭載されており、声だけで手軽に操作できるのもポイントです。

シャープのミラキャスト内蔵テレビからおすすめする機種は、「AQUOS LC-50US40」です。50インチの大画面で、高画質の4K映像を楽しめます。映像の美しさはもちろんですが、オンキヨー社と共同開発した「2.1ch音響システム」搭載による音質のよさも魅力です。

ソニーでおすすめのミラキャスト内蔵テレビは、ブラビアの「KJ-55X9300C」です。10畳以上の広い部屋に置きたい55インチ。大人数でワイワイと動画を楽しみたい方におすすめです。4K画質対応ならではの、繊細で色鮮やかな映像が魅力です。

東芝の人気テレビブランドのREGZAには、残念ながらミラキャスト内蔵テレビがありません。スマホをミラーリングする際は、ケーブルを用いた無線接続用の機器を用意してください。また、Wi-Fi対応モデルのREGZAなら、無料ミラーリングアプリ「ApowerMirror」や「LetsView」を使用する手もあります。

有線接続でも最低数千円はかかるミラーリングの費用をさらに抑えたい場合、100均の商品でミラーリングができるのか気になるところです。残念ながら、100均では変換アダプタがほとんど販売されていません。

しかし、100均の300～400円で販売されているHDMIケーブルは使用可能です。品質や性能面ではほぼ支障がないため、予備ケーブルとして購入するのもおすすめします。ただし、ケーブルが短いものが多く、やや使いにくいです。

ミラーリング機器を購入せず、スマホの画面をテレビに映したい方もいますよね。そんな方は、WiFi環境があれば簡単に使用できるアプリを使うのもひとつの手です。

おすすめは、iPhone・Android両方使える「ApowerMirror」です。アプリをインストールするだけで、簡単にミラーリングができます。iPhoneの無料アプリは以下の記事でも紹介しているので、チェックしてくださいね。

スマホをテレビにミラーリングすると、いつも以上に迫力のあるゲームプレイや、複数人が同じ空間で動画の感動を味わうといった、新しい楽しみ方が可能です。映像コンテンツの視聴スタイルが広がるミラーリングを、ぜひ、体感してください。