スノーピーク タープ・シェルター ライトタープ ペンタ シールド

スノーピーク のペンタシールドは、まるで離陸する飛行機のような美しさをもつ1～2人用のライトタープです。夏のキャンプは日差しがキツく、タープが必須です。UVもカットしてくれるのでソロキャンプでの暑さ・日焼け対策としての定番商品です。

スノーピークのペンタシールドは風の抜けもよく、簡単な設営で日陰を作ってくれます。今回はそんなソロキャンプにぴったりライトタープであるスノーピークのペンタシールドの魅力や性能、口コミを詳しく説明します。

また、基本的なタープの張り方から自由自在なアレンジ方法まで紹介します。通常の張り方はもちろん、アレンジによってキャンプがさらに楽しくなりますよ。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

スノーピークのペンタシールドは重量が790gです。ケースのサイズは32×20㎝とパソコン程なのでキャンプはもちろん、バイクでのツーリングにもおすすめです。荷物が制限されるキャンプやツーリングでも気軽に持ち運べます。

ワンポールタイプですが、推奨している純正ポールが150㎝です。地べたスタイルでのソロキャンプに使用するのがおすすめです。ポールの流用によって椅子に座っての使用ももちろん可能ですよ。

リビング環境に良いとされる遮光ピグメントPUコーティングといったシールド加工が施されているため、タープを通して侵入してくる光を軽減し遮光効果がアップします。視覚的に涼しいだけでなく、ノーマルタープよりも2～4度程タープ内温度を低く保ちます。

またミニマム耐水圧が1,800mmであり、さらにテフロン撥水加工も施されているので雨や雪にも強く様々な天候に対応できる点もスノーピークのペンタシールドの魅力のひとつです。

まずは基本のタープの張り方を説明します。基本はワンポールでの設営になります。

1. 設営場所を決め、ペンタシールド本体を広げて張り網を伸ばす
2. 不等辺五角形のうち長い2辺を結んだ頂点をペグダウンする
3. ペンタシールドの前方になる部分のサイドのどちらか一点を仮にペグダウン
4. 中央にポールを立ててタープを持ち上げる
5. 前方の残ったサイド部分をペグアウト
6. ペグアウトした前方の2カ所の自在ロープにテンションをかける
7. 後方2カ所をペグダウン
8. それぞれのペグ位置を再確認してからテンションをかけて完成

ポールを2本使用し、ヘキサタープのようにペンタシールドを張ると広い居住スペースを作れます。風通しが良くなるので夏の暑い時期にはぴったりです。UVカット素材なのでキツい日差しの中でも日焼けを気にせずキャンプを楽しめます。

タープ張りの際、ポールの高さの工夫によって自分に合った空間作りが可能です。シチュエーションによって変えても楽しいですね。ただしヘキサ張りの際ポールを高くしすぎると、狙った場所に日陰を作るのが困難になるのでお気をつけください。

スノーピークのペンタシールドと手持ちのテントを組み合わせると「小川張り」アレンジが可能です。前方と後方に1本ずつポールを立ててタープを設営し、後方のポールをロープを使い延長してタープの中にテントを格納します。

「小川張り」ならば前室がないテントでも大きな前室が作れます。また、前室の屋根の下を通ってテントに入れるので、雨が降っていても濡れずにテントに入れます。区切られたキャンプサイトの中で広めのスペースを作れるのでおすすめです。

スノーピークのペンタシールドでの小川張りの際「逆張り」をするとデッドスペースである後方部分を有効活用できるので、前室をより広く作りだせます。ムササビタープのような雰囲気になりますよ。

「逆張り」でのタープの張り方の手順は通常の張り方と一緒です。小川張りの通常張り時で確保できる前室は140㎝ですが、「逆張り」では190㎝になります。通常張りと使用する道具は一緒で、追加に必要となる道具はありません。気軽に試してみてくださいね。

スノーピークのペンタシールドのペグはジュラルミンペグです。アルミペグより強度は高いですが、固い地面に刺す場合は曲がってしまう恐れがあります。固い地面にタープを設営したい場合はチタンペグ、またはソリッドステークを使用する必要があります。

スノーピークのペンタシールドの純正ポールの長さは150㎝と若干短めです。そのためスペースが狭いと感じてしまう方もいます。そういった方は純正ではない少し長めのポールを使用し、好みに合わせて拡張してみてくださいね。

女性一人でも簡単に設営が可能です。女性のソロキャンプにもおすすめのタープです。重量も軽く、コンパクトなので持ち運びも問題ありません。ただしポール1本での設営の場合は人によってスペースが狭いと感じる場合もあります。

ポールの高さを自由に変えられるので、日陰の調整などに便利ですよね。強い雨の中でも問題なく使用可能なので、天気を気にせずいつでもキャンプを楽しめる点が魅力です。

カラーはベージュとレッドの組み合わせになっていて非常にスタイリッシュです。シックなデザインが好みの方には特におすすめです。変形五角形といったユニークな形状もまるで離陸する飛行機のようでとても美しいです。

スノーピークのペンタシールドの良い口コミはいかがでしたか。ここからは悪い口コミ・評判を紹介します。実際にタープを使用している方がどのように感じているか、生の声を聞いてみましょう。

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デメリットでも紹介しましたが、やはりペグの強度に不安がある方もいるようです。石が混ざるような固い地面での設営には向いていません。ペグが曲がりタープの設営ができない、といった事態がないようチタンペグ・またはソリッドステークを用意しましょう。

スノーピーク のペンタシールドのタープを購入の場合、ポールはセットになっていないのでタープとは別に購入する必要があります。ポールがないとタープの設営ができません。事前の準備が必要となるのでお気をつけください。

先ほど純正のポールは150㎝と説明しました。純正のポールは軽量にもかかわらずアルミ製で強度も高いです。五本継ぎで仕舞寸法も30㎝と持ち運びにも便利なので、1本張りの場合は純正のポールをおすすめします。

ただしポールを2本使って設営する場合、150㎝の純正ポールでは天井が低くなるため窮屈感がでてしまいます。ポールを2本使って設営する際は180㎝～200㎝のポールを使用すると窮屈感を感じず快適にすごせます。

スノーピークのペンタシールドに決まったたたみ方はありませんが、きれいにたたみたい方は以下のやり方を試してみてくださいね。

1. タープの左右を二つ折りする
2. 二つ折りでできた4つの角を内側に折り込む
3. ケースの大きさに合わせて長方形にたたむ

タープ泊をより楽しむためにはコットがおすすめです。マットよりも地熱の影響を受けにくくなります。地面が草だったり、濡れた場所でのマットは不快感があるため、地面から高さのあるコットを使用しましょう。

さらにインナーテントを使用すると、サイズもぴったりなのでより一層タープ泊を楽しめます。真夏にインナーテントは暑いと感じる方には蚊帳もおすすめです。薄いメッシュが一枚なので開放感のあるオープンエア感を味わえます。

スノーピークのペンタシールドを2枚使用するとティピーテント風として楽しめます。タープの中から天井を見上げるとティピーテント感がさらに増しますよ。ペンタシールドを使ってティピー風のリビングを楽しみたい方はぜひ挑戦してみてくださいね。

スノーピークのペンタシールドは高い遮光性・耐水性で季節や天気に左右されずキャンプを楽しめます。ポールによって様々なアレンジも可能なのでシチュエーションに合わせて雰囲気を変え、楽しいキャンプライフをすごせます。