TATONKA (タトンカ) タープ・シェルター TCタープ

近年のキャンプブームによって、アレンジ次第で自分にぴったりの快適空間を作り出せるタープはアウトドアギアに欠かせないアイテムとなっています。様々なメーカーからこだわりの商品が発売されていますが、ポールやロープを使ってハトメで固定していく作業が難しそうと感じている方もいるかもしれません。

そこで、シンプルなデザインと機能性で人気を集めているのがタトンカ1TCです。ソロキャンプよりも複数名のグループキャンプにおすすめの大きめサイズですが、軽量なつくりで取り扱いがしやすいです。

この記事ではそんなタトンカ1TCの評判やレビューを調査し、人気の特徴と共に紹介していきます。タープ初心者の方が気になる張り方についても紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

タトンカ1TCはウィングタープと呼ばれる種類のタープになります。ウィングタープの魅力は、目的に応じて何通りもの張り方をアレンジできることです。サイズが大きいほど自由度が増すため、大きめサイズの1TCはより多くのアレンジをお楽しみいただけます。

ポールの種類やロープの長さなどを調整しながら、自分好みのリビングスペースを作りましょう。タトンカ1TCの付属品パーツはペグとロープのみなので、ポールは別で用意する必要があります。どのようなアレンジをするかをイメージして、用途にあったポールを選びましょう。

一般的にタープの素材はポリエステルが主流ですが、タトンカのタープにはポリエステルとコットンの混合素材であるポリコットンが使用されてます。ポリコットンには耐火性があるため、焚き火を楽しめるのも魅力の一つです。

今やキャンプシーンでは欠かせない焚き火ですが、タープの素材によっては火の粉によって燃えてしまう恐れがあります。焚き火をしようと考えている方は、周囲に設置するアウトドアギアの素材にもチェックが必要です。

タトンカ1TCは大きめのサイズでありながら、重さは2.95kgと軽量な仕様となっています。ポリコットン素材はポリエステルが65％含まれているので、その利点である軽さがコットン100％の製品よりも軽い使い心地を実現しています。

バーベキューやキャンプの準備をしていると、どうしても荷物が多くなってしまうので軽量な素材でつくられたタープは重宝します。コツを掴めば1人で張ることも可能です。

タトンカタープ1TCのサイズは425×445cmと比較的大きめなので、ファミリーキャンプなど大人数でのキャンプシーンにぴったりです。テーブルを置いても5,6人がゆったりと過ごせます。ハトメやロープを通すループも複数あり、さまざまなアレンジが可能です。

少人数の場合は、2人用のテントを入れても日陰スペースも確保できるほどです。天候が不安定で雨が吹き込んでくる場合などは、少人数でもスペースを大きく使うために1TCを使っている方もいます。

タトンカ1TCで使用されているポリコットン素材は遮光性にも優れているので、濃い日陰が作れるのも嬉しいポイントです。より紫外線を防げて、暑い時期でも快適に過ごせます。

どのような素材でもタープを利用することである程度の範囲を日陰に出来るのですが、よく使用されているポリエステル素材のものの場合は、ポリコットン素材よりも遮光性が低いために影が薄く、真夏は暑く感じてしまう場合があります。

タトンカタープ1TCには全部で8か所ハトメがついているので、さまざまなアレンジが可能です。利用するテントの大きさ・人数・天候に応じて用途に合わせた張り方を楽しめます。

大人数の場合は一番シンプルに屋根のような家張り、風が強い場合は家張りの風上側の幕を地面付近で止める風防張りなどが便利です。SNSにも様々なアレンジが投稿されているので、参考になります。また、ハトメはパーツを追加してさらに増やすことも可能です。

ここからは、タトンカ1TCよくある質問を紹介します。生地が濡れてしまった際の乾きやすさや広げたときのサイズ感は皆さん気になる部分かと思います。実際に購入を検討している方は、是非参考にしてみてください。

雨が降った日だけでなく、宿泊の場合は夜露によってタープが湿ってしまう事がよくあります。タトンカ1TCはポリエステルを混合した生地であるため撥水性が高く、天気が良ければ朝日で乾くほど乾くのは早いです。

自然乾燥が間に合わず片付けなければいけない場合は、布巾やスポンジなどでできるだけ水けをふき取ると家で改めて乾かす際の時短になります。冬でも濡れたままだとカビは発生してしまうので、使い終わったタープは充分に乾燥させてから保管するようにしましょう。

タトンカタープのTCシリーズは1TC~4TCまでサイズ展開があります。中でも一番大きいサイズなのが1TCの425×445cmです。正方形に近い長方形なので、多様なアレンジを楽しめます。

なお2TCはソロキャンプにおすすめの285×300cm、3TCはひし形の400×400cm、4TCは長方形の285×400cmとなります。それぞれ用途や利用人数に合ったサイズを選べます。

無駄のないシンプルな仕様のタトンカ1TCは、コツさえつかめば一人で設営できます。ポールは別売りになるので、初めての方は200cm～240cmのポールを4本用意すると便利です。

手順

• タープを地面に広げ、各辺にポールを配置します。
• ポールと同じ長さのロープを、メインポールに対しての45度の角度を目安にペグダウンします。この時、タープのループにロープの先端を結び、4角ともタープの中心から一直線の位置でペグダウンできていれば大丈夫です。
• メインポールの2本を立ち上げると屋根のような形になるので、サブポールをハトメに入れてガイロープを張ればタトンカ張りの完成です。

いかがでしたか？様々なメーカーから多様なタープが発売されていますが、シンプルで汎用性の高いタトンカ1TCは、初心者からベテランまでおすすめ出来ます。ぜひ、キャンプギアにタトンカ1TCを取り入れてキャンプをより快適ごしましょう。