酒粕のおすすめ人気ランキング10選【種類も解説！美味しい酒粕はどれ？】
2022/03/31 更新
目次
美容に使うと美肌ケア・料理に入れると美味しい酒粕
酒粕は日本酒から生まれる過程で生まれたお酒の搾りかすのことを言います。栄養素が多く含まれており、実は、調味料で使うと美味しいので料理に使われますが、それだけでなく美容にも多く使われています。酒粕は種類が豊富でどれを買ったらいいかわからない方も多くいます。
酒粕は使う米や種類によって味や風味がしっかり変わります。作りたい料理に合わせて変えるとより料理の質が上がります。酒粕はスーパーや酒屋などさまざまなところで取り扱っているので、気軽に購入できるのも魅力の1つです。
そこで今回は、酒粕の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは種類・容量・原材料を基準に作成しました。購入を迷われている方は是非参考にしてみてください。記事の最後には、純米大吟醸と純米吟醸酒粕の違いを紹介しています。
酒粕の選び方
酒粕といっても種類が豊富なため、使う用途や容量などに合わせて選ぶのがおすすめです。選び方を知っておくと酒粕を選ぶときに迷わないので知っておきましょう。
種類で選ぶ
酒粕はその形状や製法によっていくつかの種類に分けられます。詳しく見ていきましょう。種類によって用途が変わるので知っておくと便利です。
スーパーで気軽に買うなら「板粕（いたがす）」がおすすめ
よくスーパー等でもよく見かける、最も一般的な酒粕がこのタイプです。名前の通り四角い板状になっているのが特徴です。これは日本酒を絞る際に、自動圧搾機を使うことで酒粕が板状となって残ります。それをカットしてそのまま商品にするためこの形状になるというわけです。
そのままでは固いので、料理に使う場合にはぬるま湯や電子レンジやミキサーを使って柔らかくする必要があります。ですが買ってきた板粕をそのまま焼いて食べたりする方法もあり、アレンジによって様々な食べ方をすることができます。
扱いやすさを求めるなら「バラ粕」がおすすめ
板粕を粗目に粉砕したもので、バラバラに崩れた状態のものを言います。圧搾機からこぼれたものや、柔らかすぎて板状にならなかった酒粕を集めたものなので、品質としては板状と変わりありません。
板粕に比べて柔らかいので、扱いやすく溶けやすいのが特徴です。吟醸酒などの場合にばら粕になることが多いです。
野菜や肉の漬け込みなら「練り粕」がおすすめ
酒粕を練り合わせて、柔らかいペースト状に加工したものです。酒粕に水や焼酎を加え、さらに数カ月間寝かして熟成させます。色が濃く、風味や香りが強いのが特徴です。バラ粕よりも更に溶けやすく、野菜を漬け込んだり魚や肉類の漬け込みによく合います。
漬物用なら「踏込粕（土用粕）」がおすすめ
普通の酒粕を半年前後熟成発酵させたもので、茶色や黄金色をしています。名前の通り、足で踏んでいることに由来しており、酒粕をタンク（昔は桶や樽）に入れて踏み込んだ後、密封して貯蔵・熟成させたものを踏込粕と言います。
地方によって踏込粕・土用粕・押し粕などと名前が変わり、練り粕と呼ぶ場合もあります。コクや甘みが強く、奈良漬けなどの漬物によく使われます。スーパーで漬物用として茶色い酒粕が売られていたら踏込粕のことです。
用途が決まっているなら「甘酒用」などその他の酒粕もチェック
最近は機械化や人手不足が進んだことから板粕をとらない酒造も多く、バラ粕を練り込んで再び板状に成形したタイプのものもあります。その場合、板粕よりも風味が劣っているのが特徴です。また「甘酒用」や「漬物用」と特化して売られている場合もあります。
お酒の種類で選ぶ
酒粕は日本酒を作る過程で出来る搾りかすなので、原料となるお酒の種類によって味や風味も変わります。
濃厚で甘い味なら「純米酒」がおすすめ
純米酒は米と米麴だけで作られた日本酒のことを言います。原料となる米の持つ旨味や風合いが生かされたコクのある味わいを感じることができます。精米歩合は70%以下となっています。
その純米酒から作られた酒粕には、製造過程でアルコールが添加されていないのが特徴です。そのため米本来の味わいを強く感じることができ、濃厚で甘く、香り高い風味を楽しむことができます。
栄養の多さを求めるなら「吟醸酒」がおすすめ
吟醸酒は米と米麴、醸造アルコールから作られるお酒です。米を40%以上削り、磨いて作られています。50%以上削ったものを大吟醸と言い、更に磨く手間がかかります。吟醸酒は香りが強く、雑味が少ない味わいが特徴となっています。
吟醸酒と大吟醸の酒粕は米を低温発酵させているので米粒がとけきれない場合が多く、圧搾機のろ布板から板状に取ろうとするとボロボロになったり、酒成分が多く残り、柔らかすぎて板状に取れない物理的要因があります。
そのため板状ではなくばら粕や練り粕の形状で売られています。強く絞らないため日本酒の栄養が多く残りますが、少量しかとれません。
安く手に入れるなら「普通酒」がおすすめ
吟醸や大吟醸に当てはまらない米の精製度が低いお酒のことを言います。醸造アルコールを白米重量の10%以上使用したものや、調味料を添加したものなど様々です。普通酒で作られた酒粕は上記のものと比べて安く手に入れるならおすすめです。また味や風味も劣っている可能性があります。
旨味の深い甘酒や料理に使う場合など米本来の味を追求する場合は純米吟醸酒や大吟醸酒由来の酒粕がおすすめです。化粧水や酒粕パックなど肌に使う場合やアミノ酸ドリンクや酵素ドリンクを造る時などダイエットや美容目的で酒粕を使うなら、酒粕の方が気兼ねなく使えるかもしれません。
時期に合わせて買うなら「購入場所」もチェック
酒粕はスーパー・酒屋・酒蔵・インターネットなど様々な所で購入することができます。1年中購入はできますが、おすすめは新酒が出回り始める冬。主に1～4月の間に出回る酒粕を買うようにしましょう。フレッシュで栄養価が高い商品を手に入れることができます。
ですが一口に酒粕と言えど、米の種類や水によって風味も異なります。そのため酒粕の風味や状態にこだわるならお酒の蔵元や地酒専門店、酒類量販店で購入するのがベストです。より良質な酒粕を手に入れることができるはずです。
大きい酒蔵ならネット通販を行っている所もたくさんあるので、近所に酒蔵ないがない場合はお取り寄せするのもおすすめです。時期に合わせて買いたいなら、購入場所を把握しておきましょう。
目的で選ぶ
酒粕は美味しいだけではなく、栄養がかなり豊富。発酵によって出来たビタミンやアミノ酸がタップリ含まれており、美容や健康に効果的なんです。
ダイエットなら「発酵酵素が多いもの」がおすすめ
酒粕の中にαアミラーゼの作用を防ぐ、デンプンの分解を抑制してくれる物質が含まれていることが発見されました。これによってデンプン質の分解が遅くなるので、脂肪の蓄積が少なくなり肥満を抑制してくれます。
また酒粕は発酵酵素を多く含んでいる食品です。身体を温める効果があるので代謝アップが期待でき、さらに血管を拡張してくれるので血流の健康ケアに繋がります。以上のことを踏まえて、酒粕はダイエットに有効的な食品と言えるのです。
健康目的なら「タンパク質が多めのもの」がおすすめ
酒粕には「レジスタントプロテイン」と呼ばれる食物繊維に似たたんぱく質が含まれており、食物繊維と同じ働きをしてくれることが分かっています。動物実験をした際に、これらによってコレステロールを下げてくれる効果が確認されました。
またレジスタントプロテインは腸に直接届き、善玉菌のエサとなって善玉菌を活性化させる働きをする効果もあります。善玉菌が増えることで不要な脂質やコレステロールを体外に排出し、さらに豊富な酵素によって腸内環境、体内環境を整えてくれます。
この他にも酒粕には抗うつ効果や大腸がんや胃がんの予防、アレルギー体質の改善、健忘症の予防、骨粗しょう症の予防と様々な効果が期待できます。
美容目的なら「酵母が多く入っているもの」がおすすめ
酒粕にはアミノ酸やペプチド、酵母など美容に良い成分がたくさん含まれています。そのおかげで保湿効果や肌組織の構成、ターンオーバーを促して、肌をキレイに保ってくれるのです。
さらにはメラニン色素の働きを抑えてくれる成分も配合されているので、女性の敵シミ、ソバカスの発生を防いでくれる効果もあります。酒粕を利用した美白化粧品や美容品があるのはそのためですね。
また便秘の解消にも効果的。上記でも紹介した酒粕に含まれる「レジスタントプロテイン」によって消化を促してくれます。体の中の毒素が排出されることで肌の質が高くなり、新陳代謝もよくなります。
コスパを求めるなら「容量」をチェック
酒粕は日持ちが良いことでも知られています。常温保存の場合は、未開封だと3~6ヶ月程度持つと言われています。開封後は一気に熟成が進むので2週間を目安に使い切りましょう。冷蔵保存の場合は、常温に比べてかなり長持ちします。開封後の状態でも半年ほど持ちます。
さらに冷凍の場合は1年間保存可能です。もし賞味期限を過ぎていたとしても正しい状態で保存されていれば食べることができるのです。こういったことを踏まえて、酒粕を購入する場合は大容量サイズもおすすめです。
もし口に合わなかったとしても、お風呂に入れたりパックにしたりいろいろな使い道ができます。ネット通販でも日持ちが良いことから、大容量サイズの販売が多いです。
酒粕の人気おすすめランキング10選
酒粕の竹屋
しっとりやわめの上質な純米酒粕 バラ粕しっとりめ
しっとり柔らかめで溶けやすいので使いやすい
ゆるめの搾りでお酒の成分がしっかり残った贅沢で、濃厚なしっとりゆるめの酒粕です。上質なお酒の酒粕は、お米を低温発酵させているため米粒が溶けきらない場合が多く、板状に取れないものがバラ粕となります。上質な酒粕の風味と味を堪能できるおすすめの一品です。
レビューを参考にすると溶けやすいので簡単に甘酒が作れるとのことでした。日本酒のお酒がまだ残っているような風味なので、子供はあまり飲まない方が良いようです。また美容のためパックにする時にも便利とありました。通常のものよりも使いやすいようです。
| 内容量 | 5kg | 原産地 | 国産 |
|---|---|---|---|
| 種類 | バラ粕 | 原材料 | 米・米麹 |
口コミを紹介
酒粕を料理に入れるとめちゃくちゃ美味しいのでびっくりしました。
口コミを紹介
秋鹿は好きなのお酒で、その酒かす、間違いないと思い購入しました。今までいろいろな銘柄の酒粕を購入しましたが、あれは一体何だったのかと思わせるくらい美味しいです。
口コミを紹介
この酒粕は最初からやわらかくて、とても良い香りがします。やわらかいので粕汁を作る際も味噌と同じ感覚で使えます。
口コミを紹介
漬けに利用するので購入しました。値段的に手ごろですし、香りもよし。
口コミを紹介
主にドライフルーツと混ぜておやつ代わりに頂くのですが、とてもなめらかで扱いやすく美味しいです。
口コミを紹介
今までの酒粕はなんの反応もなかったのにこちらの商品でやると泡がブクブク湧いてきて上手く作ることが出来、感動しました！やはり直送は伊達じゃないですね！
口コミを紹介
毎日40-50gを美容と健康のために食べています。ラカントをほんの少し入れてスプーンでネリネリ。デザート感覚で食べられて健康になるなら嬉しい。
酒粕の比較一覧表
| 商品 | 商品リンク | 特徴 | 内容量 | 原産地 | 種類 | 原材料 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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1
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酒粕（バラ粕） |
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溶けやすくて扱いやすいバラ粕 |
5kg | 国産 | バラ粕 | - |
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2
|
しっとりやわめの上質な純米酒粕 バラ粕しっとりめ |
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しっとり柔らかめで溶けやすいので使いやすい |
5kg | 国産 | バラ粕 | 米・米麹 |
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3
|
純米吟醸 新酒粕（板・バラ粕） |
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普通のお酒よりも酵母が多く生きている |
1kg | 国産 | バラ粕 | 米・米麴 |
|
4
 |
秋鹿吟醸酒粕 |
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お酒の香りタップリで味はまろやか |
200g×5個 | 国産 | 板粕 | 米・米麴 |
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5
 |
柔らかい酒粕 |
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完全な自然食品で一切の再加工無し！ |
1kg | 国産 | バラ粕 | 米・米麴・酒精 |
|
6
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酒粕（板） |
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能登最大の酒蔵で宗玄酒造の酒粕 |
1kg | 国産 | 板粕 | 米・米麴・醸造アルコール |
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7
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酒粕（漬物用） |
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漬物用に使えるたっぷりサイズ |
4kg | 国産 | 踏込粕 | - |
|
8
|
純米吟醸酒粕 |
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純米吟醸酒の練り粕 |
450g×3個 | 国産 | 練り粕 | 米・米麴 |
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9
|
蔵元から直送しぼりたて 吟醸酒粕 |
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風味が豊かで野菜・肉にぴったり |
500g | 国産 | 吟醸酒粕 | 国産米・米麹 |
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10
|
香り高い酒粕（ねり粕） |
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粘り気があり使いやすい酒粕 |
3.5kg | 国産 | - | 国産米・米麹・醸造アルコール |
京都でも人気！純米大吟醸・純米吟醸酒粕などの基本的な違いは？
酒粕を買う際に、純米大吟醸と純米吟醸酒粕どちらを買うか迷う方も多いです。違いとしては、米麹と入っているものは米や米麹のみを使用しているものです。本醸造とある場合は、米や米麹・アルコールを使用して作られているものになります。どちらも京都で人気のお酒です。
シンプルなものを求めるなら、米・米麹・水のみを使ったものを選ぶようにしましょう。純米吟醸酒は、精米歩合が60％以下・純米大吟醸酒や大吟醸酒の場合は50％以下になります。以下の記事では、純米大吟醸のおすすめ商品を紹介しています。参考にしてください。
手作りの酒粕パックの作り方
酒粕を美容用途で使う場合、手作りで酒粕パックを作る方が多くいます。ビニール袋に酒粕を入れながら、精製水を入れると混ぜていくとどろっとしたテクスチャに変わります。あとは顔に乗せて、時間が経つと洗い流すだけです。垂れないようなテクスチャを目指して水を入れていきましょう。
以下の記事では、人気のパックを紹介しています。酒粕パックと合わせて使うのもおすすめなので参考にしてください。
まとめ
今回は、美容や健康・料理にも使える酒粕の選び方や人気おすすめランキングを紹介しました。酒粕は形状や製法・使っているお酒の種類によって味や風味が変わります。使う用途に合わせて、選ぶとより効果を発揮します。選び方やおすすめランキングを参考にしてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年03月31日)やレビューをもとに作成しております。
板粕として取れなくバラ状になった酒粕のことをバラ粕と言います。お得な大容量セットとなっており、1㎏ずつ小分けされているため使いやすいです。バラ粕なため大変溶けやすく扱いやすいのが魅力です。
砂糖を入れて飲んだり、肉料理や味噌汁に入れるなどアレンジ自由です。大容量なためお風呂に入れても楽しむことができます。レビューではコスパ、味ともに大満足されている方が多かったです。