アナログミキサーの人気おすすめランキング10選【名器も紹介】
2021/10/31 更新
目次
「名器」から「ベリンガー」まで!「アナログミキサー」の魅力
アナログミキサーはライブや宅録、音楽配信などさまざまな場面で活躍する汎用性の高い音楽機器です。ライブではボーカルマイクやキーボード、その他の楽器をアナログミキサーに入力することでスピーカーからバランスを取った音を流すことができます。
また、宅録などのレコーディングで録音機器に入力数が限られている場合は、アナログミキサーに楽器やボーカルマイクを接続することで、ステレオで複数の音を混ぜて録音することができるなど、工夫次第でさまざまな使い方ができます。
こんな便利なアナログミキサーですが、名器と呼ばれるものから有名なベリンガー、ステレオミキサー、オーディオミキサー、音の調整がしやすいもの、小型でPCと接続可能なものなどさまざまあります。そこで、今回はアナログミキサーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
アナログミキサーの選び方
アナログミキサーを選ぶ上で悩んでしまうのが、仕様の部分です。しっかりと把握することで選び方のポイントとして活用できるようになりましょう。
入力と出力で選ぶ
アナログミキサーは入力した音をミックスして出力するという基本的な使い方があります。必要な入出力を考えながら見ていきましょう。
「チャンネル数」は使う楽器や機器に合わせて
アナログミキサーのチャンネル数は、コントロールすることができる楽器やボーカルからの入力数を表しています。2chや4chなどで表示されているので、同時に入力したい数を持ったアナログミキサーを選ぶようにします。
ギターやベースなどの楽器、またボーカルなどのマイクはモノラル入力なので、ひとつの楽器に対して1チャンネルですが、キーボードなどのステレオで出力するタイプはひとつの楽器で2チャンネルが必要なので注意しましょう。また、DJ機器などもステレオ出力の機材が多いです。
また、ステレオ機器の場合、赤と黒のRCAプラグを使用して入力する場合もあり、その場合アナログミキサーのフェーダーやツマミがステレオチャンネルとしてまとめられている場合があります。使う機器の出力数や端子もあわせて確認しておきましょう。
持ち運びを考えるなら「小型」で「最小限の入出力」のもの
アナログミキサーは入出力の多さによって、サイズが異なります。移動を考えるならなるべくサイズの小さいアナログミキサーを選ぶことで、取り回しを良くすることができます。また、音量をコントロールする部分が、フェーダー式ではなくツマミ式を選ぶとサイズをコンパクトにできます。
レコーディングなどでモニター用のミキサーとして使用する場合、シンプルでコントロール類があまり付いていないタイプのアナログミキサーがおすすめです。音の割り振りはパソコンや録音機器で行いながら、モニター出力は手元のアナログミキサーで行うと直感的に操作できます。
また、ミキサーからアンプやアンプ内蔵スピーカーに接続するには、Main Outの2つの端子から繋ぐことで、スレテオの音を出力することができます。
さまざまな場面で使うなら「余裕を持った入出力」
中型や大型のアナログミキサーは入出力も豊富で、さまざまな機能性を持ったものがあります。レコーディングやライブなど、毎回決まった入力を使用しない場合は、少し余裕を持った数の入出力を持ったアナログミキサーがおすすめです。
普段使うチャンネル数に2から4チャンネル程度多いものを選ぶことで、普段モノラルの楽器をステレオにしたり、楽器が増えることによる必要入力数の増加にも対応することができます。ただ、チャンネル数が増えることによって価格も上がるので、注意が必要です。
持ち運びなど頻繁に無い場合やさまざまな場面に対応させたい場合には、予算との兼ね合いを見つつ入出力に余裕のあるモデルを選ぶようにしましょう。
用途で選ぶ
アナログミキサーを使用する用途によって、便利に使えるモデルが変わってきます。どんなシチュエーションで使用するか考えてみましょう。
「屋外ライブ」ならモバイルバッテリーで駆動可能なタイプ
ライブハウスやDJイベントでアナログミキサーを使用する際には、電源をしっかりと確保することができますが、路上ライブや小規模の屋外イベントで使用する際には電源の確保が難しい場合もあります。
アナログミキサーには電池で動くタイプや、USBで給電できるタイプもあります。電源の供給が難しいところで使用する可能性がある場合には、コンセント以外から電源を確保できるアナログミキサーを選ぶようにしましょう。
また、アナログミキサーを使用するとどうしてもケーブル類が多くなり、セッティングやバラシの際に手間取りがちです。それを解消するために電源ケーブルを使用しないタイプを選ぶという選択の仕方もあります。
「屋内ミニライブ用」なら、コンプ・イコライザーの能力をチェック
屋内でミニライブをするのに欠かせない、コンプレッサー・
室内の大きさや響きなどによって、
特にイコライザーは細かく調整できるモデルなどもあるので、
「配信や宅録」ならGROUP OUT・TAPE IN/OUT 搭載モデル
宅録や配信など、レコーディング用途で使用する際に便利に使えるのがGroup outやTape in/outです。録音するギターなどの楽器からアナログミキサー、そして録音機器という順番で使用する際にGroup outを使用すると全体の曲を聴きながら、楽器の音だけをコントロールすることができます。
またTape in/outはチャンネルから独立しているので、録音機器やパソコンから曲を再生しながら、楽器の音だけを録音することもできます。使用している録音機器などにもよりますが、工夫をすることでさまざまな使い方が出来るのもアナログミキサーの特徴のひとつです。
「PC」に入出力したい方はエフェクト機能内蔵の「オーディオミキサー」が便利
PCに音を入出力するだけならオーディオインターフェイス単体より、たくさんのスイッチやノブ、エフェクト機能内蔵の「オーディオミキサー」の方が機能が豊富なのでおすすめです。
オーディオインターフェイス機能付きのオーディオミキサーの場合、直接PCに接続するだけで簡単に使えます。しかし、オーディオインターフェイス機能がないミキサーを使う場合は、ミキサーからオーディオインターフェイスを経由してPCつなげる面倒さと購入予算も増えるのがデメリット。
PC上で音楽制作もできる「ステレオミキサー」
「ステレオミキサー」は、PC内部に流れている音とマイクから取り込んだ音をミックスする際に使えます。一般的に、ゲーム動画を配信する時は、PC内部の音かマイクから取り込んだ音のどちらかしか配信画面に乗せられません。
しかし、ステレオミキサー機能付きのアナログミキサーを使うと、ライブ配信でPCの音を流したり、PCから出ている音を録音したりできます。また、Skype通話の相手にPCの音を流せる上に、PCから出ている音を全部録音できるので、PC上で音をミキシングして音楽制作もできておすすめ。
機能で選ぶ
アナログミキサーには音を調整してミックスするという基本的な使い方だけのタイプから音に変化を加える機能がついたタイプまであります。
音にメリハリをつける「エフェクト機能」
アナログミキサーにはリバーブやディレイ、エコーなどの空間系エフェクトやコンプレッサーなどのエフェクター機能を持ったものがあります。チャンネルによって効きめが変えられるので、それぞれの楽器に必要な量のエフェクトをかけることが可能です。
基本的にはツマミだけで量やパターンをかえられるシンプルなエフェクターなので、細かな設定をすることができません。ただ、小規模のライブなどではアナログミキサー1台あればボーカルの音声に空間系の彩りを加えることができるので、便利に使用することができます。
また、コンプレッサーは音のダイナミクスに調整を加えることが出来るので、全体の音をまとめて聴かせたい時に効果を発揮します。個々のチャンネルにコンプをかけることも出来るので音にメリハリをつけたい場合にも使用できます。
音の帯域をコントロールする「イコライザー機能」
アナログミキサーは、イコライザーと呼ばれる音の帯域をコントロールする機能を持っています。高域と低域のみのタイプや高域と中域、それに低域のタイプ、また中域が低中域と高中域に分かれたタイプなど、細かく設定出来るようになっています。
また、イコライザーが付いていないタイプやPC上でコントロールするものまでさまざまなタイプがあります。イコライザーはミックスする際の音の位置やヌケなど、まとまりのあるサウンドを作るのに欠かせません。
音量やパンだけでなく各楽器がいる位置をイコライザーで作ることで、音楽的で聴衆の耳に聴きやすく、イメージのしやすい音楽を出力することができます。
「オーディオインターフェイス機能」がついているかもチェック
アナログミキサーを購入の際は、
オーディオインターフェイスとはデジタル信号とアナログ信号をス
特にDTM等にはかかせない機能となりますので、
音量の上げ下げをするツマミなどの「操作性」もチェック!
アナログミキサーは、基本的に本体の縦に並んだコントロールが把握できれば使っていくことができます。各チャンネルの縦の列と全てのチャンネルをまとめてコントロールするマスター部分がアナログミキサーの操作をする部分です。
コンパクトなアナログミキサーは音量の上げ下げをツマミで行います。フェーダー式に比べでスムーズな動きが難しいですが、慣れることでその点は解消することができます。楽器側や録音機器側で音の調整がしやすい場合には、シンプルなアナログミキサーがおすすめです。
必要なのは最終的に出ていく音なので、やりやすい操作性を考えて必要最低限の機能を持ったアナログミキサーが便利なのか、アナログミキサーでほとんどの操作ができたほうが便利なのかを選ぶようにしましょう。
レア機種をお探しの方には「中古品」もおすすめ
アナログミキサーを選ぶなら、
今現在は売っていないレアな機種が手に入ったり、
たまにネットで高額すぎる価格で中古品が売られていることもある
メーカー・ブランドで選ぶ
アナログミキサーを選びに迷ったら、メーカー・
高品質の定番ミキサーと言えば「YAMAHA(ヤマハ)」
ヤマハは日本を代表するメーカーであり、
そんなヤマハはバイクやピアノなどが有名ですが、
初心者の方から使い慣れた方まで、
専門性の高さなら「ROLAND(ローランド)」
ローランドはピアノや電子ピアノ、
ローランドはクリアな音を届けるのが特徴的で、
アナログミキサーの人気おすすめランキング10選
口コミを紹介
楽器をお持ちでなくとも、マイクを繋げばエコー機能が使用できますし、手元で声の大きさを調整出来るのは大変便利です。
口コミを紹介
大きめのヤマハのミキサーを持っていますがこの小ささはとても気に入っています、持ち運びに便利デスクトップでも邪魔にならない、良いものです。
口コミを紹介
手軽なミキサーをさがしてこちらを購入しました。軽くて小さくて携帯性は抜群です。とても重宝してます。
口コミを紹介
3つの音源をヘッドフォンで聞いてますがノイズは乗りませんでした。すばらしい!
口コミを紹介
このFXは全体に同様の強さで掛かるわけでなく、chごとに強度を変えられます。
パソコンとシンセからの音源は原音で、シンセドラムは薄めにFXを掛けて、ギターだけFXを強めに通すということができます。
口コミを紹介
心配したデジタルノイズも無く、S/Nも問題なく、よくこれだけコンパクトにまとめたなと言う印象です。とにかく、1万前後でこの性能のミキサーは、これ以外選択肢は無いような気がします。
ALLEN&HEATH
ALLEN&HEATH ZED-10
老舗が作る至宝のオーディオミキサー
ALLEN&HEATHはイギリスの老舗メーカーで、主に音響機器などを製造しています。もちろんこちらのアナログミキサーも十分な機能を兼ね備えており、ライブからレコーディングまで十分満足できる仕様となっています。
また、USB接続端子搭載でオーディオインターフェースとしても使えるので、自宅録音にも気軽に使えます。イコライザーも搭載した上に手元での切り替えも安易にできるので、上級者の方はもちろん、初心者の方も直感的に使いやすい仕様のアナログミキサーなのでおすすめ。
チャンネル数 | 8 | エフェクト | なし |
---|
口コミを紹介
AirMacExpressからパワーアンプにつないでJazzRadio有料版を聞いているが、間にはさむプリアンプとして購入。安価だが明らかに効果はあった。
口コミを紹介
3.5mm プラグインパワーのマイクを繋げられるミキサーがあまりないので購入しました。
口コミを紹介
普段使いのPC用オーディオインターフェースになりました。オーディオ機器は上を見れいくらでも高級なのがあるようですが、普段使いしているPCのオーディオインターフェースとして毎日使用しています。
口コミを紹介
電子ピアノの伴奏をこちらで録音したところ、タッチ音や雑音がなくきれいな伴奏のみ送信することができました。このお値段で素晴らしいです!
口コミを紹介
よほど特殊でない限りイメージどおりのインプットとアウトプットを混ぜることができます。
私には端子が多すぎましたが、かって損はないですね。
アナログミキサーの比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | チャンネル数 | エフェクト | |
---|---|---|---|---|---|
1
|
ウェブキャスティングミキサー |
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PCと接続できる小型のステレオミキサー |
3 | あり |
2
|
ベリンガー アナログミキサー |
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小型で初心者におすすめのベリンガー |
5 | あり |
3
|
Behringer アナログミキサー |
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12チャンネルでマルチエフェクターを搭載!音の調整も簡単 |
12 | あり |
4
|
ALTO ZMX52 |
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コンパクトで小型なのに高性能のプリアンプを搭載 |
5 | なし |
5
|
エフェクト内蔵アナログミキサー |
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コンパクトミキサーの名器を取り扱うマッキー |
12 | あり |
6
|
ZED-6FX アナログミキサー |
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電源内蔵でちょっとしたイベントや持ち運びにも最適 |
6 | あり |
7
|
ALLEN&HEATH ZED-10 |
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老舗が作る至宝のオーディオミキサー |
8 | なし |
8
|
ポータブルマルチミキサー AT-PMX5P |
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電池でも動くので持ち運びが簡単 |
6 | なし |
9
|
ammoon AGM02 |
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簡単に操作できる直感型アナログミキサー |
2ch | なし |
10
|
GO:MIXER |
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小型でスマホからの音楽配信にも使えるオーディオミキサー |
8 | なし |
アナログミキサーの繋ぎ方・使い方
アナログミキサーはたくさんの入力・
ですが、1番単純なものでは楽器をアナログミキサーに繋ぎ、
USB接続端子のあるモデルを選べば簡単にパソコンと繋ぐことが
アナログミキサーとデジタルミキサーの違い
アナログミキサーの繋ぎ方・使い方に続いて、アナログミキサーとデジタルミキサーのメリット・デメリットをご紹介します。
アナログミキサー
それではまず、アナログミキサーの特徴から見ていきましょう。こちらではアナログミキサーのメリットとデメリットを紹介いたします。
メリット
見た目でツマミなどの状態がすぐにわかるので、操作が簡単です。安価でもあるので、初心者の方でも割と使い方をマスターしやすいです。
野外での電源が不安定なところでも使用ができますが、機能が少ないという点を踏まえると、音楽主体というよりはトークメインの音響やBGMなどの細かい調節の不要な簡易な現場に向いてるでしょう。
お値段や機能面から考えると、初心者の方や試しに購入してみたい方、趣味で使いたいかたなどに向いているでしょう。
デメリット
機能が絞り込まれている為、アナログミキサー本体の機能のみを使うのであれば安価ですし、機材量も少なくてすみますが、それ以外の機能を使いたい場合は外部のエフェクターを接続する必要があり、機材量が多くなってきてしまいます。
また、複数のバンドが出演するような現場で使用する場合は、1回リハーサルを挟んで本番を行う為、リハーサルと本番全く同じ設定にすることは難しいでしょう。
デジタルミキサー
アナログミキサーの特徴がわかったところで今度はデジタルミキサーについてご紹介します。アナログミキサーとデジタルミキサーのどちらが自分に合っているかを確認してみてください。
メリット
コンパクトで多機能という、アナログミキサーにはないメリットにより、音楽で細かい調整が必要な現場において活躍させることができるでしょう。
また、ステージでの接続も楽にできますのでライブにおいてのバンドの転換時もスムーズに行うことができるでしょう。持ち運ぶシーンが多い方や使う機能が多いという方に向いているでしょう。
デメリット
アナログミキサーよりも多機能であるため、初心者の方には使いずらいと感じてしまう懸念があります。価格もアナログミキサーに比べると高価であるため、試しに使ってみたいというような方にはあまりおすすめできません。
ほかのミキサーなどをお探しの方はこちらをチェック!
アナログミキサーをお探しの方の中には、そのほかのミキサーなどをお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。下記ではDJミキサーやオーディオインターフェイスの選び方、おすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。併せてチェックしてみてください。
まとめ
ここまでアナログミキサーの人気ランキング10選を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。アナログミキサーも機材のひとつです。同時に使う機材とのバランスを考えつつ選んでいく必要があります。操作性の良いアナログミキサーを選んで、便利で快適な音楽環境を作りましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年10月31日)やレビューをもとに作成しております。
こちらのヤマハのアナログミキサーは定番で使いやすいモデルとな っています。 2チャンネルのUSBオーディオインターフェイス機能付きでパソコンとの接続も簡単なので、 DTMをやる方にもおすすめです。
また、ウェブキャスティング機能もついており、 高音質でのインターネットライブ配信なども可能です。 もちろんエフェクトやコンプレッサーなど機能も豊富なので、 初心者の方からプロまで楽しめる商品です。