ゲームも映画も!サラウンドヘッドホンのおすすめ人気ランキング7選
2020/11/20 更新
目次
サラウンドヘッドホンの仕組み
ヘッドホンって音漏れしないの?
サラウンドヘッドホンに限らず、ヘッドホンには二種類のタイプが存在します。それが「開放型」と「密閉型」です。「開放型」のヘッドホンは耳全体をカバーしないもので、必然的に音が外に漏れたり、外の音が聞こえてしまいます。しかしその分、音抜けが良く、開放型のほうが自然に聞こえるものが多いです。
「密閉型」のヘッドホンは、その名のとおり、耳全体を覆うタイプのものです。耳が密閉されるため、外の音は聞こえず、音漏れもしません。しかし、耳が密閉されることで、開放型のヘッドホンと比べると、こもったような音に聞こえることがあります。
サラウンドヘッドホンの選び方ポイント2つ
ここまで書いてきた「バーチャルサラウンド」と「リアルサラウンド」に、「開放型」と「密閉型」以外にも、サラウンドヘッドホンを選ぶ際に、気をつけていただきたいポイントが二つあります。下記で、それらについてご説明いたします。
ポイント①:有線タイプ or ワイヤレスタイプ
まず第一に気をつけるポイントは、「有線接続のヘッドホン」か、「ワイヤレスのヘッドホン」か、ということです。それぞれのメリット、デメリットを説明いたしますので、参考にしてみてください。
有線タイプ
有線接続の場合、有線のために取り回しが悪く、断線する可能性がありますが、有線であることで、外部要因による音質の劣化が起こりにくく、ワイヤレスのものより高音質であることが多いです。また、ほとんどの再生機器で使用することができるというメリットもあります。家でゆっくりとしながら、あまり動かずに音を聞きたい場合は有線のものを選ぶと良いでしょう。
ワイヤレスタイプ
ワイヤレスのヘッドホンは、多くの場合Bluetoothによる通信でワイヤレスを実現しています。そのため、Bluetoothに対応していない機器では、使用が難しいというデメリットがあります。しかし有線と違い、ケーブルがないため、断線することはありませんし、取り回しが良いという大きなメリットがあります。動いたり移動しながらや、ケーブルが邪魔だというかたは、ワイヤレスのものを選ぶのが良いでしょう。
ポイント②:用途に合ったチャンネル数で選ぶ
次に気をつけるポイントとして、チャンネル数があります。チャンネル数とは、スピーカーの数のことだと思っていただけると、わかりやすいかと思います。再生したいソフトによって、対応しているチャンネル数が違うため、それぞれのソフトの仕様を確認し、それに合ったヘッドホンを選びましょう。以下で、主なチャンネル数と再生機器について、ご説明いたしますので、参考にしてみてください。
5.1ch
前方の中央に一つと、左右に二つのスピーカー、後ろ側も左右に二つの合計、五つのスピーカーとサブウーハー一つで構成されたものが5.1chです。元々、劇場用の立体音響をDVDに取り込むために、業界標準として策定されたもので、DVD、PS3、PS4などでは、この5.1chが採用されていることがほとんどです。
7.1ch
5.1chに更に、左右に二つのスピーカーを追加したものが7.1chです。ブルーレイや3D映像などで対応しています。5.1chよりもスピーカーの数が増えることで、音の移動感や立体感、密度が増します。
9.1ch~
7.1chよりも更に臨場感を求めるかた向けに、9.1chや11.2chといったチャンネル数のものも存在します。
サラウンドヘッドホンのおすすめ人気ランキングベスト3
それでは、数あるサラウンドヘッドホンの中から厳選したベスト3をご紹介していきます。口コミと共にご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。
3位:TaoTronics 密閉型Bluetoothヘッドホン TT-BH028
TaoTronics 密閉型Bluetoothヘッドホン TT-BH028
マイク内臓でヘッドセットとしても使える、多機能ヘッドホン
無線でも、有線でも使え、マイクまで内蔵している多機能ヘッドホンです。折り畳み式になっており、持ち運びにも便利。重量も215gと軽く、柔らかで滑らかなメモリーフォームパッドを使用しているため、長時間つけていてもヘッドホンがズレることなく、快適な付け心地を実現しています。低音が強めのヘッドホンのため、ゲームや映画、ロックなどの音楽におすすめのヘッドホンです。
周波数帯域 | 2402MHz~2480MHz | 通信範囲 | 10m |
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充電時間 | 2時間 | 連続再生時間 | 約15時間 |
マルチ接続 | 同時に2台まで | ノイズキャンセル | CVC6.0 |
サイズ | 188*68*80mm | 重量 | 約215g |
2位:SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
レコーディングスタジオなどでも使用されている、ソニーの高音質ヘッドホン
SONYから発売された、プロ仕様のモニターヘッドホンです。その特徴は音の素直さと、解像度の広さ。良い音は良い音で、悪い音は悪い音で鳴らしてくれるため、再生環境が整っていれば、非常に良い音を鳴らしてくれるでしょう。逆に単純にスマホなどにプラグを挿して音楽を聴くような場合には、あまり向いていないため、家庭でゆっくりと良い音を聴きたいという方や、プロ志向のかたにおすすめのヘッドホンです。
型式 | 密閉ダイナミック型 | ドライバーユニット | 40mm、ドーム型(CCAW採用) |
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最大入力 | 1,000mW | インピーダンス | 63Ω |
音圧感度 | 106dB/mW | 再生周波数帯域 | 5~30,000Hz |
コード長 | 2.5m | プラグ | ステレオ標準プラグ |
重量 | 約200g(コード含まず) |
1位:audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x
プロ仕様でありながら、このお値段は高コスパ。audio-technicaのモニターヘッドホン
audio-technicaから発売された、こちらもプロ仕様のモニターヘッドホンです。フラットで広帯域なため、出てくる音が非常に聞き取りやすく、音が重要なゲームや、ギターのアンプなどに繋げて音を鳴らすのにおすすめです。この仕様、この音質で、この価格はかなりの高コスパ。モニターヘッドホンって敷居が高そう……というかたにも、おすすめのヘッドホンです。
型式 | 密閉ダイナミック型 | ドライバー | φ40mm、CCAWボイスコイル |
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出力音圧レベル | 96dB/mW | 再生周波数帯域 | 15~20,000Hz |
最大入力 | 700mW | インピーダンス | 47Ω |
重量(コード除く) | 190g | プラグ | φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ金メッキステレオ2ウェイ |
コード | OFCリッツ線3mコード |
その他のおすすめサラウンドヘッドホン4選
ランキングでは紹介しきれなかった商品の中で、特におすすめしたい商品をまとめてみました。 これも口コミと共に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Superlux セミ・オープン型プロフェッショナルモニターヘッドフォン HD681
Superlux セミ・オープン型プロフェッショナルモニターヘッドフォン HD681
安い!とにかく安い!なのに高音質の最強コスパ、ヘッドホン
まず最初に目がいくのは価格の安さでしょう。しかし安いということは、音が悪いんじゃないか?と思われるかたも多いかもしれません。しかしこの商品は音も良いんです。プロフェッショナルと商品名にもあるように、プロが使っても不満のない音が、この価格で楽しめます。コストパーフォーマンスという点では、これ以上はないヘッドホンです。
ドライバーユニット | 50mmダイナミック型/ネオジウム | マグネット | |
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感度 | 98dBSPL/mW | 周波数帯域 | 10Hz~30,000Hz |
インピーダンス | 32Ω | 最大入力 | 300mW |
重量 | 220g(ケーブル含まず) |
YAMAHA モニターヘッドホン RH-5Ma
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M40x
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M40x
audio-technicaのプロ向けモニターヘッドホン、その中位機種
ランキング一位で紹介させていただいた、audio-technicaのプロ仕様モニターヘッドホンの上位機種です。値段が上がったことで、音や付け心地も良くなり、更に聞き取りやすい、原音に忠実な音を鳴らしてくれます。今、使っているヘッドホンよりも更に良い音のヘッドホンを探しているかたは、こちらの商品を使ってみてはいかがでしょうか。
型式 | 密閉ダイナミック型 | ドライバー | φ40mm、CCAWボイスコイル |
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出力音圧レベル | 98dB/mW | 再生周波数帯域 | 15~24,000Hz |
最大入力 | 1,600mW | インピーダンス | 35Ω |
重量(コード除く) | 240g | プラグ | φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ金メッキステレオ2ウェイ |
コード | OFCリッツ線1.2mカールコード(伸長時約3m) | OFCリッツ線3mストレートコード |
audio-technica オーディオテクニカプロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x
audio-technica オーディオテクニカプロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x
audio-technicaのプロ向けモニターヘッドホン、上位機種
ATH-M40xよりも更に上位の機種がこちらのヘッドホンです。付け心地、音の解像度、聞こえ方など全てが上位機種に相応しいものです。オーディオの世界というのは、上をみればキリがありませんが、こちらの商品はこの値段でそのキリに近い音を鳴らしてくれます。世界的に評価されている機種で、あのポールマッカートニーも愛用しているとか。
型式 | 密閉ダイナミック型 | ドライバー | φ45mm、CCAWボイスコイル |
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出力音圧レベル | 99dB/mW | 再生周波数帯域 | 15~28,000Hz |
最大入力 | 1,600mW | インピーダンス | 38Ω |
重量(コード除く) | 285g | プラグ | φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ金メッキステレオ2ウェイ |
コード | OFCリッツ線1.2mカールコード(伸長時約3m)、OFCリッツ線3mストレートコード、OFCリッツ線1.2mストレートコード |
サラウンドヘッドホンの売れ筋ランキングをチェック
参考までにサラウンドヘッドホンの売れ筋ランキングをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?パソコンで使用するなら、Windows10ですと標準でバーチャルサラウンド機能がついているため、通常のヘッドホンを使用してもサラウンド感ある音を楽しむことができるので、音の解像度の高いヘッドホンを使用するのがおすすめです。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
サラウンドヘッドホンには、大きく分けて二種類の仕組みのものがあります。それは「リアルサラウンド」と「バーチャルサラウンド」です。「リアルサラウンド」はその名の通り、ヘッドホンの中に実際に複数のスピーカーを搭載して鳴らすもので、「バーチャルサラウンド」は、5.1chや7.1chなどの音を、二つのスピーカーで疑似的に再現しているものです。
なお、現在販売されているサラウンドヘッドホンは、この「バーチャルサラウンド」のものが殆どで、「リアルサラウンド」のものは、あまりありません。