「料理をしていると煙がこもる」「代わり映えしないキッチンに飽きてきた」。こんな時には、レンジフードの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか？

レンジフードは商品ごとに機能や排気量、外観が異なります。自分が欲しいものを見つけるためのポイントやおすすめの商品10選をご紹介するので、ぜひご覧ください！

レンジフードを購入するときには、事前に取り付け場所の大きさや排気方向を確認しておきましょう。この事前準備を怠ると、せっかく購入した商品が付かないといった事態に陥ってしまいます。

それ以外にもレンジフードを選ぶときのポイントをご紹介するので、まずはこちらをご覧ください。

最初にご紹介するのはキッチン環境で選ぶ方法です。これはレンジフードを選ぶ際に最も重要なポイントとなるので、必ず確認しておきましょう。

というのもキッチン環境により適用するレンジフードの種類が異なり、適用外のものだと取り付けができなくなってしまうためです。購入前にチェックすべきポイントがいくつかあるので、それぞれ詳しくご説明しますね。

レンジフードには以下の3種類のサイズがあります。

• 60cm
• 75cm
• 90cm

以上が標準のサイズとなっており、こちらのサイズの商品に関しては、どのメーカーであっても基本的には用意されています。一般的な家庭であればこのなかのサイズで取り付けができるはずです。

業務用のものをお探しの場合やオーダーメイド家具にこだわられている方の場合、これ以外のサイズになる場合もあるかもしれません。その場合はメーカーに問い合わせて、特注した場合の見積もりなども確認しておきましょう。

通常キッチンというと下に流し台やガスコンロがあり、上に吊戸棚とレンジフードがつく形が一般的です。そのため、レンジフードと吊戸棚との相性も商品を選ぶときのポイントとなります。

特に注意すべきポイントが、吊戸棚の奥行と高さです。このサイズが合わないと吊戸棚からレンジフードが飛び出たり引っ込んだりと、ちぐはぐな状態になってしまい見た目が悪くなってしまいます。

また、吊戸棚や流し台の色とレンジフードの色の相性を考えて選べばキッチンの雰囲気を良くする効果も得られますよ。

レンジフードは外観だけでなく、中に取り付けられているファンも種類があります。形状ごとに特徴が異なるため、レンジフードを選ぶときには見た目だけでなく内部にまでこだわりましょう。

プロペラファンは換気扇に昔から使われている形状で、一般家庭で使われることも多いタイプです。1本の軸を中心に羽を回して空気を外に押し出す軸流式で、風量が多く静圧（空気を押し出す力）が弱いのが特徴です。

この静圧の弱さゆえに、気密性の高い家には不向きという欠点があります。一方で、取り付けが容易で価格も安いというメリットもあります。汚れた時に新品と交換がしやすいため、レンジフードを長く使うという面ではおすすめです。

ただし、換気扇としてはメジャーな形でもレンジフードの部品としては次にご紹介するシロッコファンの方が一般的です。

レンジフードのファンとして最も一般的なのがシロッコファンです。スリム型、浅型、深型どのタイプのレンジフードでも使われています。

丸い部品に多数の羽がついており、プロペラファンよりも音が小さいのが特徴です。また、静圧が強く気密性が高い高層マンションなどでもしっかり排気を行うことができます。マンションに取り付ける商品をお探しなら、シロッコファンタイプがおすすめです。

ターボファンはレンジフードの中でも、浅型と呼ばれるタイプのものに使われるファンの種類です。シロッコファンと同じように丸い形状に羽がついているのですが、羽の形が異なります。シロッコファンはスプーン型、ターボファンは後ろ向きに幅の広い羽がついています。

排気力が高く、戸建はもちろん高層マンションなどにもおすすめです。ただし、価格がやや高めの商品が多く、リーズナブルなレンジフードをお探しの方にはあまり向きません。また、使用時にはやや音が大きいのも特徴です。

自炊をするのであれば、レンジフードも毎日使うことになるでしょう。普段使用するものであれば、使い勝手が良いものを選ぶことも大事なポイントです。ストレスが溜まらないよう、使いやすさも商品を選ぶ際に考えてみましょう。

キッチン掃除といえば「換気扇の掃除は面倒…」と感じる方も多いのではないでしょうか？そんな憂鬱な気持ちを少しでも解消するために、できるだけお手入れがしやすいタイプのレンジフードを選ぶのも1つの手です。

お手入れの手軽さでいえば、スリム型のレンジフードに軍配が上がります。凹凸が少ない形状のため、さっと汚れを拭くだけで清潔に保つことができます。反対に浅型タイプの場合は、フィルターを外して中の部品を掃除する必要があるため面倒と感じるかもしれません。

レンジフードのなかには、さまざまなセンサーを搭載しているものもあります。たとえば、お手入れが自動でできるセルフクリーニング機能です。こちらの機能ではお湯を使ってレンジフード内を自動で掃除してくれるので、汚れが溜まってしまう心配がありません。

また、Panasonicのレンジフードにはエコナビ機能が付いたものもあります。こちらの機能は調理されている料理の温度を感知して、最適と思われる排気量に自動で切り替わる昨日のことです。

レンジフードはさまざまなメーカーから発売されています。メーカーごとに特徴があるので、いくつかご紹介させていただきます。

パナソニックのレンジフードには、先ほどご紹介したようにエコナビ機能付きのものが発売されています。また、一般家庭にも購入しやすい価格帯のものから高額の商品まで幅広い取り扱いがあるのも特徴です。

多くの家電を扱っているからこその、広い視野を持ったのがパナソニックの強み。パナソニックというブランド自体が好きな方はもちろん、機能性と価格帯を重視したい方にもおすすめのメーカーです。

三菱電機からもレンジフードが発売されています。凹凸が少ないフラットのフォルムは、キッチンのイメージを壊しません。見やすいスイッチパネルを採用しているので、高齢者の方がいるご家庭にもおすすめです。

煙が出にくいIHクッキングヒーターの使用時でも、しっかりと排気してくれます。商品によっては24時間の換気も可能なので、キッチンの臭いや湿気が気になる方に三菱電機のレンジフードはおすすめですよ。

リンナイでは、レンジフードと対応のガスコンロを発売しています。対応商品を使用することで、ガスコンロの点火に合わせて自動でレンジフードのオンオフが切り替わります。ついつい換気扇を消し忘れてしまう、という方にはガスコンロとの同時購入もおすすめです。

リンナイでは豊富なラインナップがあるので、自分に合う商品が見つかるかもしれませんよ。

レンジフードのおすすめランキング10選をご紹介しました。今回のランキングではトップ3にパナソニックが並ぶ結果となりましたね。そのなかには機能性重視のものもあれば、安価な設定が評価されたものもありました。

そんななか、今回ランク入りした商品の多くには1つの特徴がみられました。それは、お手入れがしやすいこと。忙しい現代だからこそ、手軽にお手入れができるという点を重視する方も多いようですね。

これからも続々新商品が発売されると思いますが、今回のランキングも参考に自分にあったレンジフードを探してみてくださいね。