水虫薬のおすすめ人気ランキング25選【2021年最新版】
2021/07/20 更新
目次
市販薬でも完治できる?水虫薬とは
水虫は日本人の4~5人に1人が感染している「国民病」の1つ。痒みや痛みを伴う不快感があり、病院に行きたいけれど忙しかったり、女性なら恥ずかしくて病院に行けないという方もいるでしょう。そのため昨今は、薬局やドラッグストアにて数多くの市販薬が販売されています。
その一方で、市販薬で本当に水虫が完治するのか疑問に思われる方も多いでしょう。じつは市販の水虫薬の多くは病院の処方薬と同じ有効成分を含むため、通常の足白癬(水虫・たむし)なら市販薬でも完治できるとされています。
しかし市販の水虫薬は種類が多いため、選び方が難しいのも事実です。そこで今回は、水虫薬の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみて下さい。水虫薬の使い方にも紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみましょう。
水虫の原因って?
水虫は、カビの一種「白癬菌」が皮膚の角質層に寄生することが原因で起こる皮膚病の1つです。元来、白癬菌は土の中に生息していた菌でしたが、進化してヒトの髪や爪、角質に含まれるケラチンというタンパク質を栄養源として繁殖するようになりました。
白癬菌の9割は足、1割は手や体に感染します。感染すると皮がむけたり、水泡ができたりして痒くなりますが、自覚症状のない場合もあります。高温多湿な場所で繁殖しやすいため、革靴などの蒸れやすい靴を履く人や、足に汗を掻きやすい人が感染しやすいのが特徴です。
白癬菌は剥がれ落ちた皮膚がほかの人の足につくことで感染するため、プールや温泉、スポーツジムなどの裸足になる場所でも注意が必要です。身近に水虫の人がいる場合は、スリッパやバスマットの共有は避けるようにしましょう。
水虫薬の選び方
水虫薬にはさまざまな種類があり、商品によって特徴も異なります。ここからは、市販の水虫薬の基本的な選び方について紹介していきます。
水虫の種類別で選ぶ
水虫は「湿潤性の水虫」と「乾燥性の水虫」の2種類に分けることができます。ここでは、それぞれの水虫の特徴についてご紹介します。
湿潤性の水虫は「ジュクジュクとした患部を抑えるもの」を
「湿潤性の水虫」とは、皮膚が湿ってふやけたように、幹部ジュクジュクとした状態のものを言います。一般的には「趾間型」と「小水疱型」の2種類があり、「趾間型」は、指の間の皮膚がカサカサになって剥ける・赤くなる・ひび割れるなどの症状があり、痒みが目立つのが特徴です。
「小水疱型」は、足の裏や側面に小さな水泡が複数でき、痒みを伴うのが特徴です。水疱は自然に破れるとカサカサと皮が剥けた状態になりますが、無理に潰すと二次感染を起こす恐れがあります。水泡は極端に大きくなった場合(小豆大)を除き、無理に潰さないようにしましょう。
ジクジク水虫の趾間型には、サラサラとしたスプレータイプが、小水疱型には伸びのいいクリームタイプがおすすめです。アルコールを含む液体タイプはジクジクした患部に塗ると染みて痛くなることがあるため、使用の際は注意しましょう。
乾燥性の水虫は「うるおいを与えられるもの」を
「乾燥性の水虫」は、患部の皮が薄くむけて赤くなったり、皮膚に亀裂が入ったりするものを言い、一般的には「角質増殖型」に分類されています。痒みは少ないですが、湿潤性の水虫より治りにくいことが特徴です。
足裏全体に感染しますが、かかとに症状が現れることが多く、水虫か乾燥によるひび割れかを見分けるのは素人では困難でしょう。しかし、夏になってもカサカサが治らない、保湿しているのに乾燥する、などの場合は水虫の可能性が高いと考えられます。
かかとのカサカサ水虫には、患部にうるおいを与えるクリームタイプ・軟膏タイプ、足裏の広範囲に水虫の症状がある場合は、液体タイプ・スプレータイプがおすすめです。患部がただれている場合は、アルコール成分を含まない製品を使用するようにしましょう。
種類別に選ぶ
水虫薬にはさまざまなタイプが存在しており、種類によって得意とする水虫の症状・使用感が異なるため、初めて市販の水虫薬を使う方は、ぜひチェックしてみましょう。
患部が広範囲な場合には「液体タイプ」
「液体タイプ」の水虫薬は、足の指の間などの乾燥した水虫におすすめです。有効成分を液体状にしているため、広範囲の幹部も簡単に塗れるうえ、さっぱりとした使い心地があります。ノズルから薬剤を押し出すタイプの容器が多く、手が汚れることなく塗れるのもメリットの1つです。
液体タイプはクリームや軟膏タイプより清涼感がありますが、アルコール成分を含むものが多く、ひび割れやジクジク水虫・水泡が破れた状態の水虫には適しません。敏感肌の方はアルコールがかぶれの原因になる可能性があるため、おすすめできません。
塗りやすさを重視するなら「クリームタイプ」
使い勝手の良さから、薬局・ドラッグストアなどでも高い人気を誇っているのが「クリームタイプ」です。基本的にどのような症状にも使用できますが、特に足の指の間の水虫や水泡のあるジクジク水虫・足裏の角化したガサガサ水虫に適しています。
最近のクリームタイプの水虫薬はサラッとした使い心地のものが多く、少量でもしっかり塗り広げられることが特徴です。しかし患部がただれていたり、ひび割れや傷が深刻な場合は症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。
患部の保護を重視したいなら「軟膏タイプ」
「軟膏タイプ」の水虫薬も、どのような症状にも使用できますが、特にジクジク水虫・頑固なひび割れタイプの水虫に適しています。ワセリンをベースとしているため、クリームタイプよりも保湿力・保護力に優れ、刺激が少ないことが特徴です。
その反面、使用後のベタつき感・伸びの悪さ、1日に数回塗り直しが必要なことがデメリットに挙げられます。しかし、傷を保護しながら水虫をケアしたい場合には最も適した水虫薬と言えるでしょう。
手軽に使いたいなら「スプレータイプ」
「スプレータイプ」の水虫薬は、足の指の間のカサカサ水虫・水泡が破れていないジクジク水虫・足裏のガサガサ水虫に適しています。スプレータイプは、手を汚さずに広範囲に塗布できることが特徴です。
スプレータイプは乾くのが早いため、外出先でも気軽に使えるという、使い勝手の良さも魅力といえます。素早く痒みを抑えることができるため、掻きむしりが心配な方にもおすすめです。
サラサラ感を重視するなら「パウダータイプ」
市販の水虫薬を使った後のベタつきが気になる場合には「パウダータイプ」もおすすめです。塗った後の患部がサラサラとした手触りになることから、特に足の指の間・水泡を伴うものなどをはじめとした、ジュクジュクとした湿潤性の水虫に適しています。
患部に付着したパウダーが表面の水分を吸収することから、塗った後にすぐ乾いてくれる・手が汚れないという特徴があります。また、スプレータイプと同じ使い方ができるものがほとんどであるため、広範囲に広がる水虫にお悩みの方にもおすすめです。
痒みを抑えてくれる成分をチェック!
水虫による痒みを抑えるには、局所麻酔成分「塩酸リドカイン」や「塩酸ジブカイン」、鎮痒成分「クロタミトン」などを含んだ水虫薬がおすすめです。
このほか、抗ヒスタミン系の「ジフェンヒドラミン塩酸塩」「クロルフェニラミンマレイン酸塩」も痒みを長く持続的に抑える働きがあります。一時的な痒みを抑えるには、刺激の少ないアイススプレーもいいでしょう。
痒みを我慢しやすいように清涼感もチェック!
痒みを抑えるには抗真菌成分や副成分も大切ですが、「清涼感や爽快感のある成分」も効果的です。そこでおすすめしたいのが「メントール」を含んだ水虫薬です。メントールは冷感作用があるため、スーッとした清涼感で痒みを遠ざける効果が期待できます。
とくに暑い夏の時期には、メントール入りのアイススプレーが爽快感もあっておすすめです。水虫の痒みは本当につらく、夜も眠れないほどの痒みに悩まれる方も少なくありません。特に水泡を伴う水虫の場合、掻きむしることにより二次感染を起こす恐れがあります。
掻いた傷口から別の感染症を引き起こす可能性もあるため、水虫を早く完治させるには、痒みを抑える成分を上手く利用して、掻きむしらないことが大切です。
水虫に効く成分かで選ぶ
水虫の原因である白癬菌にはさまざな種類があり、人によって症状も異なります。どの有効成分が1番効果的かを断定することは難しいですが、ここでは水虫薬の代表的な3つの抗真菌成分についてご紹介します。
優れた殺菌力を持つ「ラノコナゾール」
殺菌力に優れた殺真菌成分「ラノコナゾール」は、水虫などの原因菌である真菌の細胞膜合成を阻害し、真菌の増殖を抑える働きがあります。市販の水虫薬の中では、最も少量で抗真菌作用を示すことが特徴です。
ラノコナゾールを主成分とする水虫薬の代表的な製品として、第一三共ヘルスケアの「ピロエースZ」シリーズがあげられます。
1日1回の塗布で済む「テルビナフィン塩酸塩」
抗真菌薬として用いられる有機化合物の一種「テルビナフィン塩酸塩」は、ラノコナゾールと同様の抗菌効果があります。「ラミシール」という商品名で広く知られており、1日1回の塗布で効果が期待できることが特徴です。
テルビナフィン塩酸塩を主成分とする水虫薬には、グラクソスミスクラインの「ラミシールプラス」「ラミシールATクリーム」、大正製薬の「ダマリングランデ」シリーズ、ロート製薬の「メンソレータムエクシブ」などがあります。
水虫の生成を阻害するブテナフィン塩酸塩
ラノコナゾール・テルビナフィン塩酸塩と同様の抗菌作用を示す「ブテナフィン」は、水虫(真菌)の構成成分「エルゴステロール」の生成を早い段階で阻害する働きがあります。
ブテナフィンを主成分とする水虫薬には、久光製薬の「ブテナロック」シリーズや佐藤製薬の「ラマストンMX2」などがあります。
女性に多い かかと水虫・爪水虫のお悩みには
女性に多い足裏やかかとのガサガサ。乾燥や角質が原因の場合もありますが、じつはかなりの確率で「かかと水虫」を発症している可能性があります。かかと水虫は角質の奥深くに水虫菌が定着するため慢性化しやすく、治りにくいことが特徴です。
そのため、かかと水虫には角質を柔らかくする尿素などの成分が配合された水虫薬がおすすめです。女性はストッキングやつま先の細い靴を履く機会が多く、指先が湿りやすい環境にあるため「爪水虫」にも注意が必要です。
白癬菌が爪の間に入りこむことで発症する爪水虫は塗り薬では完治が難しいため、病院で処方された飲み薬での治療が必要です。足の爪が白く分厚くなっていたり、爪周りの皮膚がガサガサしている場合などは、一度皮膚科を受診することをおすすめします。
液体タイプ|水虫薬おすすめ人気ランキング7選
液体タイプの水虫薬おすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 主成分 | 内容量 | 使用回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
PHARMA CHOICE 水虫治療薬 キルカミンV8水虫液 |
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8種類の有効成分が患部をケア |
オキシコナゾール硝酸塩 | 30ml | 1日1回 |
2
|
ラミシールプラス液 |
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カサカサ水虫におすすめ |
テルビナフィン塩酸塩 | 10ml | 1日1回 |
3
|
ニュータムシチンキ ゴールド |
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初心者におすすめのハケ付き液体水虫薬 |
オキシコナゾール硝酸塩 | 30ml | 1日1回 |
4
|
ブテナロック Vα液 |
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3種類の痒み止め成分を配合 |
ブテナフィン塩酸塩 | 15ml | 1日1回 |
5
|
ピロエースW液 |
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抗真菌剤と抗生物質の2種類を配合 |
ピロールニトリン・クロトリマゾール | 25ml | 1日2~3回 |
6
|
エフゲン 60mL |
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浸透力の高さが魅力 |
ウンデシレン酸・サリチル酸 | 60ml | 1日1~2回 |
7
|
PHARMA CHOICE 水虫治療薬 テルバスターEX液 |
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Amazon限定ブランドの液体水虫薬 |
テルビナフィン塩酸塩 | 30ml | 1日1回 |
クリームタイプ|水虫薬おすすめ人気ランキング7選
クリームタイプの水虫薬おすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 主成分 | 内容量 | 使用回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
ブテナロックVα クリーム |
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サラッとした爽やかな使い心地 |
ブテナフィン塩酸塩 | 15g | 1日1回 |
2
|
ヒフールV8 水虫クリーム |
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痒みや痛みを伴う不快症状のケアに |
ブテナフィン塩酸塩 | 30g | 1日1回 |
3
|
ラミシールDX |
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デリケートゾーンにも使える塗り薬 |
テルビナフィン塩酸塩 | 10g | 1日1回 |
4
|
ラミシールプラス クリーム |
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ジクジク・ガサガサ水虫の両方におすすめ |
テルビナフィン塩酸塩 | 10g | 1日1回 |
5
|
ピロエースZ クリーム |
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我慢できない痒みにお悩みの方に |
ラノコナゾール | 15g | 1日1回 |
6
|
メンソレータム エクシブW ディープ10クリーム |
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ガサガサ水虫におすすめ |
テルビナフィン塩酸塩 | 35g | 1日1回 |
7
|
グスタフXクリーム |
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コスパの良さが魅力 |
ブテナフィン塩酸塩 | 20g | 1日1回 |
軟膏タイプ|水虫薬おすすめ人気ランキング7選
軟膏タイプの水虫薬おすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 主成分 | 内容量 | 使用回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
アスター軟膏 |
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痛痒い水虫におすすめ |
チアントール | 25g | 1日数回 |
2
|
ルーフ水虫軟膏 |
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低価格で使いやすさが魅力 |
ミコナゾール硝酸塩 | 15g | 1日1~2回 |
3
|
ダマリンL |
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1日1回の塗布で効果を発揮 |
ミコナゾール硝酸塩 | 15g | 1日1回 |
4
|
ホルサ水虫軟膏 |
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白癬菌に対応した軟膏薬 |
ミコナゾール硝酸塩 | 15g | 1日1~2回 |
5
|
アスターG軟膏 |
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無臭性・低刺激の軟膏薬 |
トルナフタート | 16g | 1日数回 |
6
|
皮膚薬エイフ |
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しもやけにも使える便利な軟膏薬 |
サリチル酸 | 20g | 1日2~3回 |
7
|
ピロエースZ軟膏 |
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水泡のできたジクジク水虫に |
ラノコナゾール | 15g | 1日1回 |
スプレータイプ|水虫薬おすすめ人気ランキング4選
スプレータイプの水虫薬おすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 主成分 | 内容量 | 使用回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
タムチンキパウダースプレーC |
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患部を瞬時に乾燥させるパウダースプレー |
クロトリマゾール | 120g | 1日数回 |
2
|
ブテナロックVα爽快パウダー |
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患部にピンポイントに噴射できる |
ブテナフィン塩酸塩 | 70g | 1日1回 |
3
|
ピロエースWパウダースプレー |
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爽やかな使用感が特徴 |
ピロールニトリン | 70g | 1日2~3回 |
4
|
ダマリングランデ アイススプレー |
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氷の泡で患部を瞬間冷却 |
テルビナフィン塩酸塩 | 60g | 1日1回 |
市販の水虫薬の効果的な使い方
薬局・ドラッグストアには、様々な市販の水虫薬が販売されていますが、ただ塗るだけでは思うような効果が表れないこともあります。ここでは、市販の水虫薬をより効果的に使うための使い方・ポイントをご紹介します。
塗るタイミングはお風呂上がりがベスト
起床後・お出かけ前・痒みが出た時などといった、様々なタイミングで水虫薬を使う人も多いことでしょう。実は水虫薬を塗るベストなタイミングというのが「お風呂上がり」であるとされています。
お風呂上がりの身体は、余分な皮脂や汚れが落ちて清潔になっているのはもちろん、角層が柔らかくなっていることから、薬などが浸透しやすい点がポイント。お風呂上がりの水気をしっかり拭いてから水虫薬を塗りましょう。
しかし、薬を塗るために肌をきれいにしようとして、力を入れてゴシゴシ洗う人も多いですが、あまり力を入れて洗うと肌を傷付けてしまい、かえって水虫の原因菌が角層に侵入しやすくなる可能性もあるため、薬を塗る日のボディケアは、優しく丁寧に行いましょう。
用量はしっかり守ること
水虫薬に限らず、薬品・サプリメントなどを使う時には「量が多ければ多いほど効果がある」と思い込んでしまう人も少なくありません。しかし水虫薬の場合、本来の用量を守らずに使ってしまうと、効果が現れにくくなったり、かえって肌の刺激・負担になってしまったりする可能性もあります。
そのため、実際に市販の水虫薬を使う場合には、各商品のパッケージに記載されている使用回数・用量・用法を守り、正しく使うことが大切です。また、各薬品には使用期限も設定されているため、期限内に使い切るように心がけましょう。
水虫が治った報告が多いラミシールとブテナロックってどっちがいい?
市販の水虫薬には様々な種類がありますが、なかでも特にポピュラーなのが「ラミシール」と「ブテナロック」です。「ラミシール」は湿潤性・乾燥性のどちらにも対応できますが、液体・クリームタイプの2種類のみしかないため、衣類や肌に付着しやすい点がデメリットです。
対する「ブテナロック」は、抗菌作用を持つブテナフィンと呼ばれる成分を含むシリーズで、スプレー・ゲル・液体・クリームなどといった、様々な種類が展開されている点が特徴です。その反面、デリケートゾーンのケアには不向きとされています。
そのため、患部にしっかり薬を浸透させたい・幅広い水虫に対応させたい場合には「ラミシール」シリーズ、使い勝手の良さを重視するなら「ブテナロック」シリーズがおすすめです。
効果が薄いなと感じたらすぐに病院へ
水虫の治療には根気が必要です。水虫は完治が難しい病気と言われていますが、水虫が完治しない1番の原因は、自己判断で治療を中断してしまうことです。水虫は一見症状が治まったように見えても、角質層内で活動を休止しているだけのことが少なくありません。
市販薬の場合は、水虫の症状がなくなっても最低1ヵ月は使い続けるようにしましょう。再発を防ぐためには薬の使用だけでなく、足を清潔に保ち、足が蒸れない状態で過ごすことを心掛けましょう。
水虫薬を2週間以上使用しても効果が薄いと感じたら、それは水虫でないかも知れません。あるいは間違った薬を使用している可能性もあります。そのような場合はすぐに治療をストップして、医師や薬剤師に相談したうえで、改めて適切な治療を行うようにしましょう。
その他の様々なかゆみ止めもチェック
その他の様々なかゆみ止めは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので是非チェックしてみて下さい。
まとめ
ここまで市販の水虫薬のおすすめ商品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひ今回の記事を参考に、ご自分の症状に合った水虫薬を見つけて下さい。水虫の完治を目指して、根気よく治療を続けていきましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年07月20日)やレビューをもとに作成しております。
ブテナフィン塩酸塩を主成分とし、8種類の有効成分を配合している液体タイプの水虫薬です。
1日1回の使用で、痒みや痛みを伴う水虫・たむしなどといった、様々な不快な症状を改善してくれます。1本30mlで1000円以下という、コストパフォーマンスの良さも魅力です。