1枚でOK!遠近両用コンタクトの人気ランキング15選【カラコンも】
2020/11/20 更新
目次
遠近両用コンタクトは1枚で近視と老眼に対応!
遠近両用コンタクトとは、1枚のレンズに近視用と老眼用の両方の度数が入ったコンタクトレンズです。眼鏡をかける習慣が無いと、老眼鏡をかけるのが煩わしく感じるのではないでしょうか。遠近両用コンタクトを使えば、その煩わしさから解放されます。
通常のコンタクトレンズは、レンズ全体に一定の度数が入っています。しかし、遠近両用コンタクトの仕組みは、1枚のレンズの中に複数の度数が含まれているのです。近くが見たいときには近く用の度数、遠くが見たい時には遠く用の度数と切り替えができます。
遠近両用コンタクトには、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの2種類があります。そこで今回は、レンズの種類別におすすめの商品をランキング形式でご紹介します。遠近両用の機能が付いたカラコンもあるので参考にしてください。
遠近両用コンタクトを選ぶ軸
1.レンズの種類:通常のコンタクトレンズと同じく、ソフトレンズとハードレンズにはそれぞれメリットとデメリットがあります。目的や装用時間に合わせて、使い分けるようにしましょう。
2.近くと遠くの見え方のバランス:遠近両用コンタクトは、レンズによって見え方のバランスが異なっています。近くと遠くのどちらを見る時間が長いかでレンズを決めると、目の負担も軽減されて快適です。
3.乱視の強さ:乱視が入っているかどうかも、レンズを選ぶ重要なポイントです。ソフトレンズは乱視によって見えにくくなる場合があります。見え方が気になるならハードレンズがおすすめです。
4.目の負担の少なさ:コンタクトの装用で心配なのが、目の負担です。酸素透過率の高いレンズは、目の負担を軽減してくれます。ソフトレンズなら含水率も重要な数値です。目を守るために、自分の目のカーブに合ったレンズを選びましょう。
遠近両用コンタクトの選び方
遠近両用コンタクトを選ぶときには、遠近両用ならではのポイントがあります。通常のコンタクトを選ぶときのポイントと合わせて、ご紹介していきます。
レンズの種類で選ぶ
遠近両用コンタクトの種類は、ソフトレンズとハードレンズから選ぶことができます。見え方の仕組みが、それぞれで異なっているのが特徴です。
軽い老眼ならソフトコンタクトレンズがおすすめ
老眼の症状が軽い人なら、ソフトレンズがおすすめです。ソフトレンズは近くと遠くのピントが同時にあっている、同時視型という仕組みになっています。自分で意識してピントを切り替える必要がありません。見たい場所に合わせて脳が自動的に切り替えます。
ソフトレンズは目に入れたときにゴロゴロする感覚が少ないので、ハードレンズが苦手な人にもおすすめです。ワンデーや2weekといった使い捨てなので、落としてしまったときにも替えがききます。スポーツをするときにはソフトレンズがよいでしょう。
デメリットとしては、近視用のコンタクトと比較すると若干見え方がぼやけます。軽い老眼の人が近くを見る分には気にならない程度です。しかし、近視用のコンタクトに慣れている人だと、遠くを見るときに違和感を感じる場合があります。
きつめの老眼ならハードコンタクトレンズがおすすめ
ハードレンズは老眼が気になる人や、近くをはっきりと見たい人におすすめです。目の中でレンズを動かしてピントを切り替える、交代視型という仕組みになっています。視線での調整は慣れが必要ですが、ソフトレンズと比較して、近くも遠くもはっきり見えるのが特徴です。
元々ハードレンズは目の中で動くように作られているため、乱視の矯正にも効果的です。目の負担が少ないため、長時間装用する人にも向いています。
デメリットは、装着したときの違和感が強いことです。敏感な人は痛くて着けることができません。1枚で数年使えますが、ソフトレンズと比べて価格が高額です。落としたり割れたりする可能性があるので、取り扱いには注意しましょう。
近くと遠くの見え方のバランスで選ぶ
遠近両用コンタクトのレンズの中には、近距離と中距離、遠距離の3つの要素を見る部分があります。レンズによってそれぞれのバランスが異なり、近距離を重視したタイプと近距離も遠距離も程良く見えるバランスタイプ、遠距離を重視したタイプの3種類です。
スマホを見ることが多いなら近距離重視がおすすめ
近距離とは、スマホを使ったり本を読むときの手元の距離です。老眼で困るのがこの距離ではないでしょうか。手元作業が多い人は、近距離を重視した遠近両用コンタクトがおすすめです。近くの細かい文字もはっきりと見ることができます。
パソコン作業が多いなら中距離重視がおすすめ
中距離とはパソコンを使ったりテレビを見るときの、おおよそ30cmから1m程度の距離です。中距離重視の遠近両用コンタクトは、近くと遠くを見る度数が同じくらいのバランスになっています。ピントの切り替えがスムーズで、見え方が自然です。
初めての遠近両用コンタクトなら遠距離重視がおすすめ
遠距離重視の遠近両用コンタクトは、近視用のコンタクトに近い使用感です。風景や看板がはっきり見えます。ピントの切り替えに慣れていない人でも違和感が少なく、初めて遠近両用コンタクトを使う人におすすめです。
乱視の強さで選ぶ
コンタクトを使うときに厄介なのが乱視です。乱視が入っていると、度数が合っていてもぼやけてしまって見えにくくなります。乱視が気になる人は、矯正効果のあるレンズを選びましょう。
乱視にはハードレンズがおすすめ
ハードレンズの遠近両用コンタクトは、乱視の影響を受けにくいのが特徴です。目の中でレンズが動くため、乱視が矯正されます。乱視が気になる人は、見え方に影響のないハードがおすすめです。
弱い乱視はソフトレンズでも影響が少ない
弱い乱視であれば、ソフトレンズでも見え方への影響が少ないです。遠近両用のピント切り替えの仕組みによって、ある程度は矯正できます。乱視が入っていてもソフトレンズを希望する場合は、見え方を確認してみるとよいでしょう。
目の負担の少なさで選ぶ
コンタクトの装用は、目に負担がかかります。無理な装用を続けると、目の病気の原因となるので注意が必要です。できるだけ目に合った負担の少ないレンズを選ぶようにしましょう。
酸素透過率の高いレンズがおすすめ
角膜に酸素が不足すると、白内障など目の病気の原因となってしまいます。特に黒目を覆う仕組みのソフトレンズは、角膜への酸素の供給が少なくなりがちです。角膜を保護するために、酸素透過率の高いレンズを選びましょう。
酸素透過率はDk/LまたはDk/tで表される数値です。終日装用しても目に影響が出にくい目安が、24.1以上とされています。ハードレンズはソフトレンズと比較して酸素透過率が高いです。長時間装用にはハードレンズが向いています。
ソフトレンズは目に合った含水率のレンズがおすすめ
ソフトレンズで重要なのがレンズに含まれる水分量を表す含水率という数値です。含水率が高いレンズは目に馴染んで着け心地が良く、目に酸素を通しやすくなっています。デメリットは、レンズが乾き始めると目の水分を奪ってしまうことです。
含水率が低いレンズは、着けてから時間がたっても乾きにくくなっています。着け心地を重視する人には高含水率、ドライアイの人には低含水率のレンズがおすすめです。
目に合ったベースカーブのレンズがおすすめ
コンタクトレンズのカーブを表す値がベースカーブです。目のカーブは人によって違います。レンズを着けたときに異物感がずっと続くようなら、恐らく目とレンズのカーブが合っていないことが原因です。無理に装用を続けると角膜に傷を付ける可能性があります。
目のカーブの影響が大きいハードレンズは、ベースカーブの種類が細かいピッチで多く設定されています。やわらかいソフトレンズは影響が小さいため、種類が少ないです。どちらを選ぶ場合でも目に合ったカーブのレンズを見つけるために、必ず眼科で測定してもらいましょう。
ワンデー|遠近両用コンタクトおすすめ人気ランキング5選
アルコン
デイリーズ トータルワン 遠近両用
着けているのを忘れるほどの快適さ
装用時の目の負担を軽減することに特化した、高機能な遠近両用コンタクトです。3層構造になったレンズは、中央から表面にかけて含水率が3段階に分かれています。レンズ表面の含水率は、なんと約100%です。涙の蒸発を防いで目を乾燥から守ります。
約156と高い酸素透過率もこのレンズの特徴です。一般的なソフトコンタクトレンズと比べて、約6倍もの酸素透過率があります。1日中快適さが続くので、思わずコンタクトを着けていることを忘れてしまいそうです。
枚数 | 30枚 | ベースカーブ | 8.5mm |
---|---|---|---|
酸素透過率(Dk/Lまたはt) | 156 | 含水率 | 33~100% |
ジョンソン&ジョンソン
ワンデー アキュビュー モイスト マルチフォーカル
目にやさしい紫外線カットレンズ
紫外線から目を保護してくれる、目にやさしいコンタクトです。レンズの中の保湿成分が1日中うるおいをキープするので、長い時間の外出でも快適に過ごすことができます。目に馴染む柔らかさで、装用したときの違和感も少ないです。
さらに、レンズの形が豊富です。瞳孔の大きさは人によって異なり、年齢によっても変わってきます。目に合ったレンズを選ぶのは、なかなか難しいです。このレンズは171パターンの異なる設計の中から、今の自分に合った形が見つかります。
枚数 | 30枚 | ベースカーブ | 8.4mm |
---|---|---|---|
酸素透過率(Dk/Lまたはt) | 33.3 | 含水率 | 58% |
ワンデー|おすすめ遠近両用コンタクト比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 枚数 | ベースカーブ | 酸素透過率(Dk/Lまたはt) | 含水率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
![]() |
ワンデー アキュビュー モイスト マルチフォーカル |
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目にやさしい紫外線カットレンズ |
30枚 | 8.4mm | 33.3 | 58% |
2
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デイリーズ トータルワン 遠近両用 |
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着けているのを忘れるほどの快適さ |
30枚 | 8.5mm | 156 | 33~100% |
3
![]() |
デイリーズ アクア コンフォートプラス マルチフォーカル |
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高い含水率で1日中うるおいキープ |
30枚 | 8.7mm | 26 | 69% |
4
![]() |
プロクリア ワンデー マルチフォーカル |
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暗いところでも見やすい遠近両用コンタクト |
30枚 | 8.7mm | 22.8 | 60% |
5
![]() |
バイオトゥルー ワンデー マルチフォーカル |
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中距離重視の遠近両用コンタクト |
30枚 | 8.6mm | 42 | 78% |
2week|遠近両用コンタクトおすすめ人気ランキング5選
2week|おすすめの遠近両用コンタクトおすすめ比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 枚数 | ベースカーブ | 酸素透過率(Dk/Lまたはt) | 含水率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
![]() |
エア オプティクス アクア 遠近両用 |
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近距離の度数が3段階から選べる |
6枚 | 8.6mm | 138 | 33% |
2
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バイオフィニティ マルチフォーカル |
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汚れに強い2week |
6枚 | 8.6mm | 128 | 48% |
3
![]() |
ボシュロム メダリスト マルチフォーカル |
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独自の度数分布でピントの切り替えがスムーズ |
6枚 | 8.7mm、9.0mm | 9.5 | 38.6% |
4
![]() |
シード 2weekPureマルチステージ |
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プラスとマイナスのイオンで快適な着け心地 |
6枚 | 8.6mm | 33.3 | 58% |
5
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ロートモイストアイ マルチフォーカル |
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うるおいと酸素透過で2週目も快適な着け心地 |
6枚 | 8.6mm | 128 | 48% |
ハード|遠近両用コンタクトおすすめ人気ランキング4選
ハード|おすすめの遠近両用コンタクトおすすめ比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 枚数 | ベースカーブ | 酸素透過率(Dk/Lまたはt) | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
![]() |
シード マルチフォーカルO2ノア |
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長時間装用しても負担が少ない高い酸素透過性 |
1枚 | 7.00~8.60mm | 104 |
2
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HOYA マルチビューEX(α) |
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長時間近くを見ても快適 |
1枚 | 7.00~8.60mm | 83.3 |
3
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メニフォーカルZ |
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独自のデザインで質の高い見え方 |
1枚 | 7.10~8.50mm | 125 |
4
![]() |
プレリーナⅡ |
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割れにくく扱いやすいハードコンタクトレンズ |
1枚 | 7.00~8.60mm | 104 |
カラコン|おすすめ遠近両用コンタクト
まずは遠近両用コンタクトの見え方に慣れよう
遠近両用コンタクトは、近視用のコンタクトと比べると見え方がぼやけているように感じる場合があります。特に夜道などの暗いところでは見えにくく感じやすいため、慣れるまでは車の運転は避けておきましょう。
視線によるピントの切り替えに慣れるまでは、クラクラするように感じる人もいます。初めは老眼鏡と併用するのも手です。しばらく使っていても違和感が続く場合は、レンズが合っていない可能性があるので眼科で相談しましょう。
目の負担を軽減するためには、目薬でうるおいを補給することが大切です。目薬おすすめランキング15選は下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので是非チェックしてみて下さい。
遠近両用コンタクトで快適に暮らそう
スマホやパソコンを見ることの多い現代では、老眼になる年齢が早くなっています。老眼鏡のいらない暮らしを助けてくれるのが遠近両用コンタクトです。自分の目に合った遠近両用コンタクトを見つけて、毎日を快適に過ごしたいですね。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
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