窓用断熱シートの人気おすすめランキング10選【凹凸ガラス用や透明も】
2021/05/20 更新
目次
窓用断熱シートの効果
窓用断熱シートは、窓が熱を通さないようにするシートです。具体的には、夏は室外からの熱気が室内に入るのを防ぎ、冬は室内の熱が外に逃げるのを防ぎます。結果的に、室内が快適になり、冷暖房の費用も抑えられますが、製品数も多く選び方にはコツがあります。
そこで今回は、窓用断熱シートの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、この記事の最後には、窓用断熱シートの貼り方や、断熱シートを貼れない窓ガラスについても紹介します。併せて確認して、窓用断熱シートにより、お部屋を1年中快適な環境に変えてしまいましょう。
✔夏には、室外からの熱気が室内に入るのを防いでくれる
✔冬には、室内の熱が外に逃げるのを防いでくれる
✔冷暖房の費用を抑えられるメリットがある
窓用断熱シートの選び方
窓用断熱シートを選ぶには、使える季節、貼り付け方法、厚み、サイズ、デザイン、機能、メーカーなどのポイントがあります。どれも重要なので、1つずつ説明していきます。
使える季節で選ぶ
最初に考えると良いのは、窓用断熱シートを使える季節です。製品ごとに、効果を発揮してくれる季節が異なるため、どの季節に使うかを決める必要があります。
冷気を逃がしたくない人は「夏用」を
夏用の断熱シートには、室外の熱気が室内に入り込み、室温が上昇するのを防いでくれる働きがあります。冷気が外に逃げなくなるので、冷房の温度設定を高めにしても、部屋が涼しく保たれるので、冷房代の節約に繋がります。
夏用の断熱シートは、特に、日差しが強い部屋や、過ごす時間の長い部屋などに貼ることで、その恩恵を受けやすくなります。
結露対策や断熱性には「冬用」を
冬用は、夏用と違って断熱効果が高いのが特徴です。寒い冬には、窓に冬用の断熱シートを貼ることで、室内の温かい空気が室外逃げるのを防げるので、室内を温かく保てます。結果として、暖房のための電気代の節約に繋がります。
また、冬用の中でも、気泡入りの断熱シートなら、結露を防ぐことが出来るため、カビ対策になります。小さい子供がいる家庭では、子供に万が一のことがないように、気泡入り断熱シートによって、カビ対策をしておくと安心でしょう。
夏冬兼用で通年使いたいなら「オールシーズン用」
オールシーズン用とは、季節ごとに断熱シートを貼り換える必要もなく、1年中使えるシートタイプの製品です。そのため、オールシーズン用の断熱シートは、夏に直射日光を通さずに冷房効果を発揮し、冬には高い保温効果を発揮する機能が備わっています。
貼り付け方法で選ぶ
断熱シートには、いくつかの貼り付け方法があります。それぞれで、貼り付け跡の残りやすさや、貼る手間などが変わってくるので、自分に合ったものを選べるようにしましょう。
貼り付け跡を残したくない人や初心者は「水で貼るタイプ」
水で貼るタイプとは、霧吹きなどを用いて濡らした窓に貼り付けるタイプです。メリットは、貼り替えやすい点で、季節ごとにワンシーズンタイプの断熱シートを貼り換えたい人におすすめです。また、貼り直しが可能なので、初心者でも安心して貼り付けられます。
一方、デメリットとしては、粘着力に欠ける製品があり、思わぬタイミングで剥がれてしまう可能性がある点です。
貼る手間を省きたい上級者は「シールで貼るタイプ」
シールで貼るタイプとは、断熱シートについたシールで窓に貼るタイプです。はく離紙を剥がすだけで、簡単に貼り付けできるので、貼る手間を省きたい人におすすめです。ただ、一度貼ると剥がしにくいので、上級者向けと言えます。
また、簡単には剥がせないことから、季節ごとに貼り換えるのは現実的ではありません。オールシーズンタイプ向きと言えます。また、剥がし跡が残ることがあるので、賃貸などよりも、持ち家の人の方が使いやすいかもしれません。
賃貸の人は「吊るすタイプ」
実は、断熱シートには、水やシールで貼るタイプ以外にもフックなどで吊るすタイプもあります。フックを取り付けるためのシール跡が残る可能性はありますが、断熱シートによる貼り付け跡が残らないため、貼り付け跡を絶対残したくない賃貸の人などにおすすめです。
厚みで選ぶ
窓用断熱シートにおいては、シートの厚みは重要な意味を持ちます。なぜなら、シートの厚さによって保温性やデザイン性が変わってくるからです。
断熱性重視なら「厚いプチプチタイプ」
プチプチした形状で、厚みのあるシートは、高い断熱性を発揮します。厚い分だけ熱を遮断する効果が高いのは、ご想像の通りでしょう。
ですが、あまり厚いシートを窓に貼ると、見た目が気になる人もいるでしょう。また、外からの光も一緒に遮断してしまい、室内が暗くなってしまう可能性もあります。ですので、こうしたデメリットも考慮したうえで、適切な厚みを選ぶようにしましょう。
見た目重視なら「薄いフィルムタイプ」
それほど高い断熱性を求めているわけではなく、シートのデザイン性を重視したいと考える人は、薄いフィルムタイプの断熱シートがおすすめです。薄くて、いい意味で存在感がないため、部屋に馴染みやすいのが特徴です。
ただし、薄い分だけ、どうしても断熱効果は下がります。エアコンなどの電化製品を十分に併用する前提で、シートには最低限の効果を発揮してもらえば十分と割り切れる人向けと言えるでしょう。
サイズで選ぶ
断熱シートのサイズについては、結論から言えば、窓より少し大きめのサイズが理想です。窓よりも小さいと、その部分から熱が漏れてしまうため、断熱効果が軽減されてしまうからです。
また、断熱シートの中には、切って使えるタイプもあり、窓より少し大きめのサイズを購入しておき、窓に合わせてカットして貼り付けると便利です。
デザインで選ぶ
断熱シートのデザインはとても重要です。窓は、部屋の中でも表面積の多いパーツであり、そこにどのようなデザインの断熱シートを貼り付けるかで、部屋の印象が大きく変わってくるからです。
断熱シートには透明なものもあり、外を見やすくしたり、シートを目立たせたくない人におすすめです。あるいは、おしゃれなデザインのものや、部屋に合ったデザインのものを選べると良いでしょう。
機能で選ぶ
断熱シートには、追加機能がついた製品もあります。機能によって、断熱シートから得られる恩恵も大きく変わりますので、それぞれ押さえておきましょう。
「高断熱性」だと冬は快適
窓用断熱シートには、保温性に優れたものや、暖房効果の備わっているものもあり、製品によって断熱できるレベルが異なります。
西日の差す部屋や、南向きでも直射日光が強い部屋などでは、断熱効果の高いものがおすすめです。また、気温の低い土地に住んでいる人や、寒さ対策をしっかりしたい人にも、断熱効果の高いシートが向いています。
紫外線が気になるなら「紫外線カット」
断熱シートには、紫外線カット効果がついたものがあります。夏を中心に、様々なシーズンで活躍してくれるため、日焼けや肌への影響などが気になり、室内での紫外線対策をしたい人におすすめです。
災害や事故に強い「飛散防止」
飛散防止とは、災害や事故などで、窓ガラスが割れてしまった時に、破片が飛び散る程度を抑えてくれる機能です。万が一の場合に備えて、少しでも怪我などのリスクを下げたい人におすすめしたい機能です。
冬に加湿器を使うなら「結露防止」
結露防止とは、冬などに窓ガラスが結露しにくくなる機能です。断熱シートを貼ると、部屋の温度が高く保たれることから、結露もしやすくなります。特に、加湿器を使う家庭では、窓に水滴がたくさんつき、カビの発生に繋がることもあるので、おすすめです。
メーカーで選ぶ
窓用断熱シートは、メーカーによって特徴や価格帯が異なります。それぞれのメーカーの特徴や価格帯を押さえ、効率よく製品を選べるようになりましょう。
ニトリ
ニトリの断熱シートは、シンプルなものから、遮光・遮熱などの機能を備えたもの、デザインのかわいいものなど様々です。一番の特徴は、多店舗展開しているため、身近な店舗で実物を見て選べる点です。価格帯は700~2000円程度です。
ニトムズ
ニトムズの窓用断熱シートには、機能性の高い製品が揃っています。結露防止や、凹凸ガラス用、保温・暖房効果など、製品により様々な機能があり、機能性に拘りたい人は、ニトムズ製の製品から探してみてもよいでしょう。価格帯は1000~6000円程度です。
100均
実は、100均でも窓用断熱シートは購入可能です。しかも、店によっては意外と製品数も多く、結露防止シートや、すきま風防止シートなどの名前で販売していることもあります。
ただし、安価な素材を用いて作られているので、耐久性に関してはやや難があります。また、デザインについても、パッと見ただけで安物だと分かってしまう製品もあり、どうしてもコストを抑えたい人向けでしょう。
【ワンシーズン】窓用断熱シートの人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
大きな窓だったのでカーテンが届く前の応急処置として購入しましたが、目隠しの効果もしっかりとあり貼りやすく気に入りました。
口コミを紹介
テレビ台引き出し部分のガラスが、中が丸見えだったので購入。貼るのにちょっとコツが要りましたが、雰囲気が変わり素敵になりました!
口コミを紹介
フィルムは厚めで貼り修正でもシワになりにくくかなり上手く貼れた!
値段も安価で家庭用なら業者に頼まずこれで済ませられますね。
口コミを紹介
日中は外から部屋の中が見えず、且つ、室内からは外が綺麗に見えます。
【ワンシーズン】窓用断熱シートの比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 貼り付け方法 | サイズ | 機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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3D窓用フィルム |
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何度でも貼り直せるプライバシーフィルム |
水で貼るタイプ | 90×200cm | 遮熱、紫外線カット、不透明、何度でも貼り直し可 |
2
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窓用フィルム |
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水で簡単に貼れるストライプ柄シート |
水で貼るタイプ | 44.5x120cm | UVA84%・UVB99%以上カット |
3
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窓ガラスフィルム |
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目隠し重視の人に向いた、貼り換え跡の残りにくいタイプ |
水で貼るタイプ | 44.5cm×200cm | ガラス飛散防止、紫外線カット、不透明 |
4
![]() |
窓用ガラスフィルム |
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お肌に優しい、紫外線対策もできる夏用シート |
水で貼るタイプ | 60cm×200cm | 紫外線反射、飛散防止、マジックミラー、不透明 |
【オールシーズン】窓用断熱シートの人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
ミラー効果は絶大です。8世帯のアパートですが、我が家だけ異常です(笑)きっと昼間に事前調査に来た泥棒も”ここの部屋は何か対策している”と思ってくれるはず。
口コミを紹介
ノリいらずで、水で接着するので簡単でした。
やり直しても水なのでなんの問題もありません。
二年間使っていますが剥がれ落ちていません。
口コミを紹介
大きな柄ですが、気になりませんでした。
猛暑は断熱フィルムおススメ!
これ良いですよ。
口コミを紹介
1人でも簡単に貼れました。
夕焼けの時は窓が虹色に輝いて凄く綺麗でした。
【オールシーズン】窓用断熱シートの比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 貼り付け方法 | サイズ | 機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
![]() |
窓ガラスフィルム |
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機能性に優れ、オールシーズン使えるシート |
水で貼るタイプ | 60×200cm | ガラス飛散防止、キズ防止、マジックミラー、赤外線90%カット、紫外線95%カット、不透明 |
2
![]() |
窓用フィルム DS001W |
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オフィス利用にも向いた、秘匿性の高いシート |
水で貼るタイプ | 0.3M×2M | UVカット |
3
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めかくしシート DP014W |
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透明ガラスが、一瞬でくもりガラスに変身 |
水で貼るタイプ | 0.443M×2M | UVカット、遮熱効果、断熱効果、冬断熱効果 |
4
![]() |
窓用フィルム |
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日光を楽しみたい人のための断熱シート |
水で貼るタイプ | 44.5x150cm | UVカット(UVA 84%・UVB99% 以上カット)、飛散防止、不透明 |
【高断熱性】窓用断熱シートの人気おすすめ2選
口コミを紹介
こんなに外からの光が入って来ないなんて感動しました!夜勤で昼間睡眠を取らないといけない時にでも、熟睡出来ます。夏の日差しが強い時でも、部屋の中が暑くならないですし、エアコンの効きも本当にいいです。良い商品に出会えたと思います!
口コミを紹介
しっかりしていて貼りやすくとにかく光が一切入らない。
選んで良かったです。
窓用断熱シートを貼る手順
窓用断熱シートを貼るには、まず窓ガラスを掃除し、水滴や汚れなどを取っておきます。次に、断熱シートを窓ガラスに合った大きさにカットします。窓ガラスに貼る際は、シールタイプでは貼り直しが出来ないため、2人以上で両端を持ち、慎重に取り付けます。
断熱シートが貼れない窓ガラス
実は、断熱シートを貼れないガラスや、貼ると危険なガラスもあります。まず「網入りガラス」には、断熱シートを貼るとワイヤーとガラスの温度差が出来てガラスが割れる危険性があります。「真空二重ガラス」も、熱割れに繋がるので、断熱シートは貼れません。
「熱線反射ガラス」「熱吸収ガラス」も、断熱シートを貼るとガラスが割れる可能性があり危険です。「型版ガラス」は、ガラスの表面がデコボコしていて、普通の断熱シートが貼れないので、凹凸用の断熱シートを貼る必要があります。
「くもりガラス」は、断熱シートを貼れば、装飾がはがれる可能性があります。「複層ガラス」は、薄い2枚のガラスの間に空気が入ったガラスですが、普通の断熱シートでは使えない場合もあります。
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人気おすすめの断熱材10選と、人気おすすめの窓用エアコン15選と、人気おすすめの遮音カーテン15選は、下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので是非チェックしてみて下さい。
まとめ
窓用断熱シートの選び方や、おすすめの窓用断熱シートについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。意外と選ぶポイントが多く、自分が欲しい窓用断熱シートの条件が分かってきたかと思います。良質の窓用断熱シートがあると、部屋が一気に快適になります。ぜひ窓用断熱シートで、1年中過ごしやすい環境を作ってみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年05月20日)やレビューをもとに作成しております。
水で貼るタイプなので、何度でも貼り直しが可能で、ワンシーズンだけのピンポイント利用が可能なシートです。遮熱や紫外線カットの働きがあり、機能性も高いです。
クリスタルのようにキラキラと輝くガラスで、デザイン性も高いです。不透明のため、プライバシーを守る目的でも使える、オシャレで実用的な断熱シートです。