【メーカー別】WEBカメラのおすすめ12選！｜メーカーごとの特徴や選び方も

テレワークや動画配信など、パソコンを使う際に動画を撮影する機会が爆発的に増えました。しかし、パソコンの中にはカメラが内蔵されていないものや、内蔵されていてもクオリティが低いものもあります。

そんなときにおすすめなのが外付けで使えるWEBカメラです。WEBカメラを使えば、手軽にきれいな動画を撮影できます。WEBカメラには高品質なマイクが内蔵されているモデルもあるので、音質を改善したい場合にも有効です。

しかし、WEBカメラは動画配信向けのものや会議向けなど特徴もさまざまで、どれを選べばいいのか困っている人も多いはず。そこで、今回はWEBカメラにはどんなものがあるのかまとめてみました。おすすめのWEBカメラも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

PCにカメラが内蔵されているけど、少し使いにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。WEBカメラにすることでどのような悩みが解決できるのか、具体的に紹介します。

WEBカメラのメリットとして、最も大きなポイントが画質です。最近では高画質カメラを内蔵しているモデルも登場していますが、そういったモデルを購入していない場合は映像が荒く、相手にストレスを与えてしまう可能性があります。

WEBカメラは動画を撮影するために作られているものなので、画質がいい製品が数多く揃っています。さらに、音声をきちんと拾えるように品質のいいマイクを内蔵しているモデルも多いです。

低品質な映像や音質ではコミュニケーションがとりにくいので、会議や動画配信をするということであれば、こだわっておきたいポイントです。話している内容がよくても、画質や音質が悪いと相手にきちんと伝わらないこともあります。

パソコンに内蔵されているカメラでは、カメラの位置がディスプレイ部分に固定されています。角度の調整をするには、ディスプレイ自体を動かして調整しなければなりません。当然自分もディスプレイがきちんと見えなければならなので、調整できる幅には限界があるでしょう。

しかし、WEBカメラであればディスプレイとは独立しているので、自由に角度を調整できます。

また、映る範囲を広角・超広角と調整できるモデルもあり、大人数で動画に映るときでも快適です。会議室全体を映せるようなモデルであれば、どの範囲が動画に映っているのか気にせずに動画配信ができます。

滑らかな映像を楽しみたい方には、フレームレートが30fps以上になっているものがおすすめです。フレームレートとは1秒間に表示される画像の枚数になり、枚数が多いほどより高速で滑らかな映像になります。

30fps以上の表示がある製品ならスムーズに動作し、より高画質を求めるなら60fps以上がおすすめです。

精細な映像を楽しみたい方は、解像度の高いフルHD以上のWEBカメラを選ぶのがおすすめです。解像度の数字が高いほど細かなピクセル数になり、きれいな映像が表示されます。高画質でワイドスクリーンのフルHD以上なら、WEBミーティングやネット配信などにも適しています。

WEBカメラを使用する人数に合わせて、水平画角の度数をチェックしてみましょう。水平画角とはレンズ越しに見える画角の範囲を示しており、数字が大きいほど広範囲を表示できます。そのため、人数に合わせて度数を選ぶのがおすすめです。

基本的にひとりで使用する場合は、水平画角が60〜90°ほどの製品を選ぶと顔がはっきり映り、背景が程よく省略されます。3人以上人で使用する場合は、110〜150°程度の広角レンズを選ぶと収まりがよくなります。

クリップタイプは、ディスプレイの枠をクリップ部分で挟んで設置します。簡単に取り外しができるので、使用する度に付け外しをしたい人・机の周りをきれいにしておきたい人におすすめです。

コンパクトなモデルが多いので、カメラの持ち運びをする人にも最適です。スタンドなどの付属品もないので、外出先でもパソコン1台とWEBカメラだけで配信できます。

デメリットは自由な場所に設置できないことです。撮影の角度などを自由に変更したい人にはあまりおすすめできません。地面に平置きできるモデルもありますが、スタンドタイプのように扱うのは難しいです。

スタンドタイプはその名の通りスタンドを自立させて使います。そのため、自由な場所に設置可能です。また、画角が広いモデルが多く、距離の調整もしやすいので大人数が映る場合にもおすすめのタイプといえます。

ただし、スタンドのスペースが必要なので場所をとります。あまりスペースがないのであれば、本体のサイズに気をつけましょう。

また、パソコンを遠くにおいてしまうと画面が見えないので、WEBカメラを遠くにおきたい場合はコードが長いモデルがおすすめです。外出先などで使いたい場合、スタンドがついている分荷物が増える点も抑えておきましょう。

クリップタイプとスタンドタイプのいいとこ取りをしたタイプです。クリップを利用してディスプレイに取り付けることもでき、スタンドを利用して自立させることもできるため使いやすいです。

ただ、基本的にはクリップタイプとして使うと想定されているので、スタンドタイプとして使うときは平置きする商品が多いです。両用タイプとして使いたいのであれば、クリップタイプのもので三脚用のねじ穴が付いているものを選ぶのがおすすめです。

三脚を使えるモデルなら、角度の調整も簡単で、安定感もあります。また、クリップタイプとして使うなら外出時の荷物が少なく済むので、家では三脚を使い、外出先ではクリップタイプで手軽に配信というスタイルも可能です。

WEBカメラを安定して設置するためには、三脚の取り付けに対応しているモデルかをチェックしましょう。製品によって三脚が取り付けられるタイプや、三脚がセットになったものがあります。

三脚を使用するメリットとして、高さを調節できたり、画面の向きが変更できたりと汎用性がある点が挙げられます。

WEBカメラを選ぶ際は、解像度や画角などのほかにも、使い勝手のいい機能をチェックしてみましょう。ここでは、WEBミーティングやオンライン授業など、さまざまなシーンで活躍する機能を紹介します。

オートフォーカスは、WEBカメラ画面のピントを自動で調整してくれる機能です。被写体を感知して画像を鮮明にしてくれるので、よりビデオ画面だけに集中できます。そのため、オンライン授業やYouTubeなどの映像配信をする方にもおすすめです。

WEBミーティングやオンライン授業などで手軽にWEBカメラを使いたい方は、マイク内蔵モデルがおすすめです。本体にマイクが付いていれば別途用意する必要がなく、さらにノイズキャンセリングが備わった製品なら音声も調整してくれます。

ただし、内蔵マイクは簡易的なものが多いため、よりクリアな音声を配信したい方はヘッドセットや性能のいいマイクを使用するのがおすすめです。

ロジクールはパソコン周辺機器を広く取り扱っています。キーボードやマウスなど、一度はロジクール製品を使ったことがあるのではないでしょうか。

ロジクールの特徴は、ビデオ通話に特化しているモデルが多い点になります。ハイエンドモデルもあるので、性能の高いWEBカメラが欲しい人におすすめのメーカーです。

動画配信用のモデルでは、Logicool Captureを利用して高品質な映像を配信をできます。マルチソース録画やレイアウト調整など、さまざまな機能を利用できるので動画配信・コンテンツ制作をしたい人にもおすすめです。

バッファローは、パソコン周辺機器を多く取り扱っているメーカーです。コスパが高いのが特徴で、はじめてWEBカメラを購入する人・性能にあまりこだわりがない人におすすめです。

特に、WEB会議などのビジネスシーンでの利用を意識したモデルが多いです。拡張ソフトウェア「CyberLink YouCam6 BE」でもパワーポイントと併用してプレゼンテーションを作成する機能など、ビジネス向けの機能が用意されています。

ハイエンドモデルはあまりないので、性能の高いWEBカメラを求めている人には物足りないかもしれません。低価格なモデルが多いので、動画配信など画質・音質が重要な場合は他のメーカーのモデルと比較して慎重に選びましょう。

エレコムは国内メーカーで、本社は大阪市にあります。エレコムのWEBカメラはコスパが高く、低価格ながらも高画質で使いやすいモデルが多いです。

また、動画編集ソフトのエレコムWebCamアシスタントを使えるのも魅力的。コンテンツ作成にも使いたいという人にぴったりのメーカーです。

ビジネスでの利用を考えているなら、サンワサプライがおすすめです。大人数での利用に適したモデルが充実しています。会議室をそのまま配信できるようなモデルもあり、会議や講義など、ホワイトボードを利用した配信をしたいという人にぴったりです。

カメラ内蔵USBスピーカーフォンなど、他のメーカーにはなかなかない独特なラインナップが特徴です。マニアックなニーズがあるなら、一度ラインナップを確認してみましょう。

ただし、個人としての利用に向けたモデルは少ないため、自分1人が映像に映ればいい場合には他のメーカーがおすすめです。

会議やミーティングで使用する時に重要となるのは、映像が明るいことです。どんなに画質がよくても、暗い映像だと印象が悪くなります。そのため、補正によって明るい映像にしてくれるWEBカメラがおすすめです。

角度についても、見下ろすようなアングルになるのは印象がよくないので、細かく調整できるカメラを選びましょう。大人数での利用なら全体が映るように広角レンズを搭載したものがおすすめです。

音質については、1人での利用であればパソコンに内蔵されているマイクや、WEBカメラに内蔵されているマイクで問題ありません。複数人での利用を考えているなら、音質がいいものや、デュアルマイクで音質に立体感を出しているモデルがおすすめです。

YouTubeなどで動画配信をしたい場合は、画質にこだわりましょう。オートフォーカス搭載のモデルを選べば、いつでもピントが合った動画を配信できます。また、動画編集用のソフトウェアを使えるモデルを選べば、動画投稿が楽になります。

動画配信の場合、内蔵されているマイクの利用はおすすめできません。専用の高音質マイクを用意しましょう。WEBカメラ内蔵のマイクを使って手軽に配信したいなら、高音質マイクを内蔵しているモデルがおすすめです。

ホワイトボードを使った講義などを配信する場合は、広角レンズが搭載されたカメラがおすすめです。映る範囲を気にせずに動画撮影に集中できます。

赤ちゃんやペットの様子を見守りたい場合は広い範囲を見られる広角レンズを搭載したWEBカメラがおすすめです。どんなに高画質でも、見たい対象がカメラに映らないのでは意味がありませんよね。

広い範囲を見たい場合は、2台のWEBカメラを使った方がコストが抑えられる場合もあります。あらかじめどの範囲を見守りたいか考えてからモデルを選びましょう。

暗い場所を見るなら、赤外線撮影機能があるWEBカメラがおすすめです。スピーカー内蔵のWEBカメラであれば音声も届けられます。

リモートワークや動画配信だけでなく、友達との飲み会や婚活までWEBで開かれることが多くなり、カメラの画質はどんどん重要になっています。ビジネスでもプライベートでも大活躍のWEBカメラ。購入する際は、それぞれのメーカーの特徴をしっかり確認して、慎重に選びましょう。