ソニーのアクションカメラの魅力｜気になる新型のアクションカムの噂やアクセサリーも

スポーツやアクティビティーをしている時に「この瞬間をカメラに残したい！」と思うときはありませんか？ひと昔前まではスポーツをしながら撮影するのは至難の業でした。また、仮に撮影できたとしても手ブレがひどくて画面酔いを起こしてしまう場合もありましたよね。

しかし、アクションカメラの登場によってあらゆるシーンで臨場感溢れる映像の撮影が可能になりました。アクションカメラといえばGoProが席巻している印象が強いですが、実はソニーのアクションカメラも4K対応の高画質で、機能や精度では負けていません。

アクセサリーが充実しており、さまざまなシーンで活躍するソニーのアクションカメラ。この記事では特徴やモデルごとのスペック、さらにシーン別おすすめのアクセサリーや、新型が発売になるなどの噂もくわしくご紹介します。

アクションカメラは別名アクションカムとも呼ばれ、アクティブな動きの撮影にも対応しているカメラです。手持ち撮影はもちろん、頭やリュック、自転車などに取り付けてハンズフリーで撮影できるのが最大の魅力となっています。

手ブレにも強いため、スポーツシーンなどで自分目線の臨場感溢れる映像の撮影が可能です。より鮮明に思い出を残せるだけでなく、他の人にもその臨場感を体験してもらえるのはアクションカメラならではの魅力です。

アクションカメラは激しい動きにも対応しているため、あらゆるスポーツシーンで活躍します。たとえば、ヘルメットに取り付けて登山の様子を撮影したり、スノーボードやサーフボード、自転車に取り付けて疾走感のある映像が撮影できます。

他にも、車やバイクに取り付けてドライブシーンの撮影や、ダイビングなど激しいスポーツにも対応しています。さらに、アクセサリーを使用すればその使い方は無限大です。

アクションカメラとよく比較されるのがGoProですが、実際にどちらを選べばいいかは迷いますよね。そこで、それぞれのいい点や特徴を以下にまとめてみました。

【ソニーアクションカメラの特徴】

• 防水機能が高いのでダイビングなどでも安心
• 手ぶれ補正機構が高性能で徒歩や自転車の振動に強い
• 独自の特殊レンズを採用しており映像が美しい

【GoProの特徴】

• スタンドなどのアクセサリーが豊富
• 映像をタッチスクリーンで確認・調整できる

どちらもそれぞれに特徴がありますが、アクションカメラは美しい景色や水中、また徒歩での撮影に向いています。対してGoProは、ヘッドマウントやバイクマウントもできるので、使い方の幅が広がります。

ソニーのアクションカメラは、頭や自転車などのギアに装着した際にも重さを感じない軽量でコンパクトなボディとなっているため、動作の邪魔になりません。また、スリムな縦型形状で空気抵抗も受けにくいフォルムになっています。そのため、バイクやスノーボードなど風の影響を受けやすいスポーツでも、ハンズフリーで快適です。

ソニーのアクションカメラは、防滴・防水機能搭載のため雨の中でも使用可能です。付属または別売りの防水ハウジングを利用すれば、防塵性・耐衝撃性に加えて-10℃までの耐低温性も確保され、サーフィンなど水上・水中でのスポーツの撮影も楽しめます。

ソニーのアクションカメラは高度なブレ補正機能が魅力。小刻みなブレも補正してくれるため、自転車やバイクなどブレが発生しやすいシーンでも見やすい映像を撮影できるのが魅力です。

さらに新型アクションカメラには、ソニーのハンディカメラ（R）に搭載されている「空間光学手ブレ補正」機能をアクションカメラ用に新開発したものが搭載されているため、従来モデルよりもブレ補正機能が飛躍的に向上しています。

動画撮影時に本体のGPSで位置情報を記録し、ソフトウェア「Action Cam Movie Creator」を使用して撮影後にGPSログと動画がパソコンに取り込めます。そうすれば、走行軌跡や走行速度を動画上に表示できるので便利です。また、静止画上でも撮影場所を地図上に表示できます。

本体に広角レンズが搭載されており、撮影したい景色に合わせて広角170°と120°で使い分けができます。登山など雄大な景色を撮影する場合には、広角170°にして幅広く撮影でき、サイクリングやバイクなどスピード感のある映像には広角120°に調整すると綺麗な画角になります。

そのため、撮影したい映像やシーンに合わせて柔軟な対応が可能なのも特徴です。

付属の小型ライブビューリモコンを使用すれば、カメラを装着したままやギアに取り付け、手元の液晶画面を見ながらリモートで画角調整が可能です。電源のON・OFF操作はもちろん、上下反転やタイムラプス撮影などの設定変更や再生・削除など詳細操作も、本体を取り外さずに行えます。

HDR-AS50/AS50Rは、ブレにも強くてスタミナが長持ちするベーシックなモデルです。本体重量は83gとコンパクトですが、広角レンズも搭載されているためシーンに合わせて柔軟な撮影が可能です。

-10℃までの耐低温設計かつ水深60ｍで約30分まで耐えられる防水ハウジングが付属しており、水中でのスポーツにも適しています。耐衝撃機能や防塵設計にもなっているため自転車や登山シーンでの使用も安心です。連続撮影時間165分の大容量スタミナバッテリーを搭載しており、長時間撮影したい人におすすめのモデルです。

HDR-AS300/AS300Rはオールマイティに活躍するモデルです。防水ハウジングも付属していますが、本体そのものがIPX4相当の防滴ボディになっているため、天候を選ばずに本体のみで撮影できます。水しぶきがかかるシーンでも安心です。

空間光学ブレ補正機能搭載で、圧巻のブレへの強さを発揮します。マウンテンバイクなどブレの多い激しいスポーツでも安定した映像を記録できます。

FDR-X3000/X3000Rは、高画質・高音質な4Kに対応しているモデルです。画面解像度は3840×2160と高精細で、フレームレートはプログレッシブ方式の30pを実現しています。ソニーのハンディカムで培った4Kの技術を生かした高画質モデルです。

こちらのモデルも空間光学ブレ補正機能が搭載されているため、動きの激しいアクティビティでもきれいな映像を撮影できます。また、XAVC Sフォーマットを採用しているため約100Mbpsのハイビットレート記録が可能となり、さらになめらかな映像で残せるのも魅力です。

ソニーのカメラには、4K対応の高画質と圧倒的なブレへの強さで人気だった新型の「FDR-X3000/X3000R」と「HDR-AS300/AS300R」の2モデルがあります。ですが、残念ながら部品供給の目途が立たないとの理由で、2021年1月28日をもって生産終了となってしまいました。

今はまだアマゾンなどで購入が可能ですが、今後手に入らなくなる可能性もあります。ゆえに、購入を検討している人は注意が必要です。ベーシックモデルの「HDR-AS50/AS50R」に関しては、引き続き継続して生産される予定です。

自分の足で走るよりも速い速度で走れるサイクリングでは、自分目線のスピード感のある映像を撮影するのがおすすめです。また、サイクリングならではのハンドル目線の映像も臨場感が出て楽しめそうですね。

そんなサイクリングでの撮影では、頭部やヘルメットにカメラを装着するためのアクセサリーやハンドルに取り付けるためのアクセサリー、ハンドルに限らず自転車のあらゆる場所に装着できるアクセサリーなどがあると非常に便利です。

エンジンの振動がダイレクトに伝わるオートバイでの撮影は、ピンボケや画像の歪みを軽減するアクセサリーを取り入れましょう。体に装着するハーネスは、エンジンやモーターの振動がダイレクトに伝わるのを軽減できます。また、ハンドルにカメラを設置できるアクセサリーがあれば、ピンボケや画像の歪み改善に役立つので便利です。

登山の魅力といえば、自分の足で登った人しか体験できない下界では見られないような絶景ですよね。また、スリルと高度感がある岩場も登山ならではの映像です。しかし、登山において荷物の軽量化は重要なポイントとなってきます。

そんな登山では、ザックやキャップなどに簡単に取り付けられるコンパクトなアクセサリーがあると便利になります。また、登山ならではの雄大な景色と一緒に自撮りができる自撮り棒もおすすめです。

マリンスポーツでは、水しぶきや水中など、海ならではの迫力ある映像が魅力ですよね。ヘルメットやザックなど身に着ける装備が少ないマリンスポーツでは、直接体に付けてハンズフリーで撮影できるアクセサリーがあると便利です。

手首にカメラを取り付けて両手をフリーにできるアクセサリーや、サーフィンであればサーフボードに直接カメラを装着するアクセサリーがありと便利です。また、ダイビングなど水中でのマリンスポーツには、防水構造のカバーがあるとより臨場感のある映像を記録できるようになります。

急な坂を猛スピードで滑り降りるウィンタースポーツは、舞い上がる雪やスピード感のある映像を記録したいですよね。臨場感のある映像を撮影するために、頭部やヘルメット、ゴーグルにもカメラを装着できるアクセサリーに加え、衝撃の多いウィンタースポーツではカメラを保護するハードプロテクターがあると安心です。

現在の新型モデルが残念ながら生産終了になった事実を受け、「更なる新型登場はあるの？」と新製品の発売が気になるところですが、2016年を最後に新型は発売されていません。アクションカメラ事業からの撤退も噂されるほどです。

新型を待ち望む声が多いですが、残念ながら2022年現在も新型が発売されるとの情報はありません。また新たなモデルが登場するのを期待しましょう！

手ブレに強くさまざまなアクティビティで、臨場感溢れる映像や迫力のある映像を撮影できるソニーのアクションカメラ。種類豊富なアクセサリーを活用して、ワンランク上の映像で思い出を残してみませんか。ぜひ紹介した選び方やおすすめ商品を参考にしてください。