ビデオカメラをUSB接続したい｜リアルタイムで会話できる！取り込みできない？

ビデオカメラで撮影した映像は、せっかくなら大画面で楽しみたいですよね。USBでビデオカメラとパソコンをつなぐだけで、映像を大画面で楽しめてパソコンへ保存もできます。

USB接続に対応したデバイスと繋げれば、さまざまな楽しみ方ができるようになるので、ビデオカメラを新規購入する時は、USB対応の機種を購入しましょう。

今回は、USB接続に対応したビデオカメラでできる内容を解説します。ビデオカメラをすでにお持ちで、他の使い方も知りたい方におすすめです。後半で解説する、ビデオカメラとPCのUSB接続ができない・パソコンが認識しないときの解決策や、ChromebookでUSB接続カメラは使えるのかといった記事も必見です

ビデオカメラとパソコンをUSB接続すれば、パソコンに撮影データを移して安全に保管でき、ビデオカメラの容量に空きが出るので便利です。注意点として、ビデオカメラとパソコンをUSBケーブルで繋ぐ際、ビデオカメラ本体の「USB接続指定の設定」を忘れずに行なってください。

もし、設定せずにUSBケーブルを繋いだ場合、パソコン側が正しく認識しない場合があります。また、映像データをパソコンに取り込みする際は、不用意にUSBケーブルを抜いたりビデオカメラの電源を落としたりしないよう、注意しましょう。

ビデオカメラからUSBメモリーに映像データを保存していれば、テレビのUSB端子にUSBメモリーを差し込むだけで簡単に写真や動画を流せます。テレビ画面で映像を視聴できるので、家族団欒の時間を楽しみたい方におすすめです。

ただし、テレビのUSB端子とビデオカメラをUSBケーブルで直接繋ぐと、データが消えてしまう可能性もあるので、事前にデータのバックアップを取ってください。データのバックアップは、USBメモリーやパソコン内に保存できます。

長期で映像データを保管したいなら、マルチデバイスでアクセスできてデータを移管しやすいクラウド保存をしましょう。

ノートパソコンにある内蔵カメラの画質に不満を抱えているなら、ビデオカメラの活用をおすすめします。WEBカメラとしての利用に向いている方は、次のとおりです。

• テレワーク勤務の方
• リモートでオンライン会議・テレビ会議に参加したい方
• オンライン飲み会をしたい方
• 友人とビデオ通話したい方
• 高画質で動画配信をしたい方

リモートで仕事をする際に、zoomなどのビデオ通話は欠かせません。そんなときに便利なのが、ビデオカメラをWEBカメラとして活用する方法です。リアルタイムで高画質な映像を相手に届けられます。

ビデオカメラをパソコンとUSB接続すれば、ビデオカメラがWEBカメラに早変わりします。内蔵カメラより高画質でくっきりとした撮影ができるので、ビデオ通話をしたい方はビデオカメラをWEBカメラとして活用しましょう。

ビデオカメラで扱われているUSBの種類は大きく分けて3つあります。主なUSBの種類については、以下の表をご覧ください。

USB端子の形状が違うと利用できるデバイスも異なるので、USB接続対応のビデオカメラを購入するときは、USB端子を事前に確認しましょう。

USBケーブルが手元になくHDMI端子のコードしかない場合は、HDMIとUSBを変換するケーブルが別途必要です。USB変換ケーブルは家電量販店やネット通販で購入できるので、予算にあった変換アダプタを手に入れましょう。ネット通販で購入できる、低価格帯で使いやすいおすすめの変換アダプタはこちらです。

パソコンにビデオカメラが認識されない時は、別のUSB接続端子に差し直してみてください。他のUSBポートにパソコン周辺機器のUSBケーブルが接続されていたり、PCアクセサリーがあったりする場合は、すべて外してから試すと解決する場合があります。

それでも解決しない場合は、USBケーブル自体に問題があるかもしれません。特に、長年使い続けてきたUSBの場合は経年劣化で中のケーブルが断線している可能性があるので、別のUSBケーブルを使ってみてください。

USBハブ経由でビデオカメラとパソコンを繋ぐと、正しく認識されない場合があります。USBハブとUSBケーブルを繋いでも認識しないときは、パソコン本体のUSBポートに空きを作り、それから直接USB接続する方法を試しましょう。

それでもビデオカメラに認識されない場合は、USB機器を取り外してからパソコンを再起動すると解決する場合があるので、こちらの方法も試してください。

パソコン本体に直接USB接続をしても認識しない、パソコンを再起動しても変化がない時は、ビデオカメラ側の問題が考えられます。ビデオカメラ側のUSBケーブルを外し、ビデオカメラ本体の電源を入れ直すと認識する場合があるので試してください。

それでもパソコン側に認識されない場合は、映像データを一旦USBメモリーに移管した後、パソコンに移す方法もあります。もし、USBメモリー自体も認識されない場合は、ビデオカメラの故障が考えられるので、メーカーに修理相談をしましょう。

GoogleのChromeOSを搭載したパソコン「Chromebook」を使用している方も多くいますが、USB接続カメラが使用できるか気になりますよね。結論からいうと使用可能です。Chromebookにビデオカメラを接続してTV会議などの配信が手軽に行えます。

しかし、その際はUSB-HDMI変換アダプタが必要です。アイ・オー・データやサンワサプライなどで販売していますので、気になる方は公式サイトなどから確認してください。

パソコンとUSB接続して使うビデオカメラの中で、SONY（ソニー）のハンディカムを使用したい方もいますよね。しかし、接続してもパソコンに認識されない場合がありますので、以下で対処法を解説します。

• 接続しているUSBケーブルを確認する

まずは正しくしっかりと接続されているか確認してください。また、データ転送非対応の製品ではないか確認しましょう。他社製のUSBケーブルでも、USB2.0以上の規格でデータ転送に対応していれば問題ありません。

• カメラの液晶画面の表示を確認する

「接続先を確認してください」と表示されている場合は、接続したのちにUSBケーブルの接触不良などで接続が解除されていますので、再度接続を行ってください。

• パソコンのUSB端子を確認する

パソコン側のUSB端子（USBポート）の差し込みなおしをして認識されるか確認してください。

• 他のパソコンで認識されるか確認する

他のパソコンで認識される場合は、元のパソコンに不具合が起きている可能性があります。

さらに詳しい情報は下記に記載されていますので、上記の方法を行っても解消されない場合はチェックしてください。

USB接続に対応したビデオカメラなら、パソコン・タブレット・テレビなどの大画面で映像を楽しめます。自宅でくつろぎながら、家族と一緒にホームビデオ鑑賞も可能です。大切な映像データは、簡単にパソコンに保存できるので安心です。ビデオカメラ撮影が趣味の方は、利便性が高いUSB接続に対応した機種を選びましょう。