【最新】スマホで使えるマイクロSDおすすめ3選｜使い方や選び方も！

スマートフォンの容量を確保するために、マイクロSDカードの購入を考えている人は多いことでしょう。最近はSNSなどの普及もあり、写真や動画を撮る機会が増えてきました。そんな時、容量を気にすることなく保存ができて便利なのがマイクロSDカード。

しかし、マイクロSDカードを購入したくても何を基準に選べばいいか分からないという人も多いはずです。マイクロSDカードにはさまざまな種類やメーカーがあり、それらを全て調べていたら大変な時間がかかってしまいます。

そこでこの記事では、スマホ用のマイクロSDカードの選び方や、使い方について解説します。おすすめも紹介しますので、購入を考えてる方はぜひ参考にしてください。

マイクロSDカードは全てのスマホに使えるわけではありません。例えば、iPhoneなどはマイクロSDカードを入れるスロットが搭載されてないため、そのままでは使うことができません。カードリーダーを利用することによって使用できますが、別途購入が必要になります。

マイクロSDカードは、基本的にはandroidのスマホにしか使用できませんが、Google PixelシリーズのGoogle Pixel 3・3aといった特定の機種には使えない場合もあります。自分のスマホがマイクロSDカードに対応してるか、購入前に必ず確認しておくようにしましょう。

マイクロSDカードには、3つの種類があります。詳しくは、以下を参照ください。

• SDカード

28MB～2GBまでの容量があり、主にデジカメなどに使用。

• マイクロSDHCカード

コンパクトなサイズのSDカードです。4GB～32GBまでの容量があり、リーズナブルな値段の製品が多いのが特徴。主にスマホやタブレットなどに使用。

• マイクロSDXCカード

SDHCカードとサイズは同じですが、64GB～2TBの容量があり、大容量で性能も良い分、値段が高いのが特徴。

マイクロSDカードは、さまざまな用途に合わせて選ぶことが大切ですが、他にも注目すべきポイントがたくさんあります。次の記事で詳しく紹介しますので、しっかり確認していきましょう。

容量の少ないファイルの移動などに使用する方は、コストがあまりかからない32GBのマイクロSDカードがおすすめです。写真や音楽のデータを入れたい方は、すぐに容量がいっぱいにならないよう64～128GBの製品を購入するのがいいでしょう。

容量の大きな4k動画の撮影やファイル保存をする方には、256GB以上の製品がおすすめです。しかし、機種によって対応していない場合もあるので事前に確認しておきましょう。

スピードクラスとは、マイクロSDカードの読み書き速度を最低限保証するものです。速度をさほど重要視しない場合は、現在標準となっているclass10で十分といえます。スマホで4K動画を撮影するなら、UHSというスピードクラスに対応した製品がおすすめです。

4K動画を早く転送するなら、ビデオスピードクラスに対応した製品を選びましょう。スマホで撮影した動画をPCで編集する場合、V60に対応した製品がおすすめです。

防水・耐衝撃などの耐久性も注目すべきポイントです。マイクロSDカードの防水・耐衝撃が優れていれば、万が一スマホを落としたり水に濡れたとしても大切なデータが残る可能性が高くなります。また、寒い場所では耐温度の耐久性が高い製品がおすすめです。大切なデータを守るために、防水・耐衝撃に注目するのも重要です。

保証の有無をチェックするのも大切です。国内メーカーの製品は保証がついていることが多いため不具合が起きた時も安心ですが、海外輸入品はついていないことが多いので注意が必要です。

また、同じ機能を持った製品でも保証の有無で値段が変わってきます。保証のある製品は価格が高くなりますが、安心感が得られるというメリットがあります。

マイクロSDカードを購入しても、設定の仕方や使い方が分からないという人も多いことでしょう。次の記事で詳しく紹介していくので、疑問がある方はぜひ参考にしてください。

基本的な使い方としては、まずスマホの電源を切り、側面の溝に指先をかけSDカードトレイが破損しないよう優しく引き出します。裏表に注意しながらトレイに取り付け、ゆっくりと水平に差し込めば完了です。取り出す際は、電源を切ってから同様の手順を逆で行います。

ただし、手順は機種によって異なるため、メーカーのサイトやスマホの説明書を必ず確認しましょう。マイクロSDカードをセットして認識されたら、画面の「外部ストレージとして使用」を選択して完了です。

ほとんどのスマホでは、マイクロSDカードを挿入すると自動的に保存先をSDカードに設定してくれますが、まれに保存先が変わらない場合があります。そんな時は、カメラアプリ内にある設定画面で、保存先を本体からSDカードに変更しておきましょう。保存先をSDカードにすることで、本体の容量を圧迫せずにすみます。

本体の画像をマイクロSDカードに移動させることも可能です。まず、スマホの「設定」から「ストレージ」に進みます。すると、内部ストレージとSDカード情報が表示されるので、移動したい写真を選択し移動先をSDカードに指定すれば完了です。スマホの容量に余裕を持たせるためにも、積極的に行うようにしましょう。

マイクロSDカード内のデータの見方ですが、ストレージから確認することができます。スマホの「設定」から「ストレージ」へ進むとSDカードの情報が表示されるので、そこから確認するようにしましょう。他にもファイルマネージャーというアプリを使えば、マイクロSDカードに保存されてるデータを素早く確認することが可能です。

マイクロSDカードを交換する場合、データを移行させておく必要があります。本体の容量に十分な空きがあるなら、一旦データを本体へ移動させましょう。ファイルマネージャーを利用する場合は、移動させるフォルダをあらかじめ作っておくと分かりやすいです。

他にも、ファイルマネージャーにはGoogleドライブなどのクラウドへのバックアップ機能もあるので、そちらに移動させるのも1つの手。PCにバックアップする場合はフォルダをPC内で作成し、SDカードのデータをコピーすれば完了です。

外付けのHDD・SSDといった外部メモリに移す場合は、スマホのデータ通信用のケーブルが必要なるので充電ケーブルと間違えないよう注意しましょう。

内部ストレージ化とは、マイクロSDカードを本体の内部ストレージとして利用することです。マイクロSDカードを内部ストレージ化することで、スマホの容量を拡張し、容量不足を解消できるメリットがあります。

しかし、全てのスマホで出来るわけではありません。マイクロSDカードの動作速度が落ちたりデータを損失しやすくなるなどデメリットも大きいため注意が必要です。SDカードへの負担が大きいため、あまりおすすめはしません。

また、内部ストレージ化する際は、マイクロSDカードが初期化されます。事前に必ずデータのバックアップをしておきましょう。

最近はスマホ性能の向上もあり、容量が大きいスマホも増えてきました。しかし、無計画に写真や動画を撮っていると、すぐに本体の容量がいっぱいになってしまいます。でも、マイクロSDカードがあれば、そんな悩みを気にせず快適にスマホを使用することが可能。大切なデータをなるべく多く保存するためにも、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。