テント ORIGAMI TARP オリガミタープ 4.5m×3m

ワイルドで無骨な野営キャンプがしたいけど、どんなタープを買えばいいのか悩んでる方は多いのではないでしょうか。タープは、タイプやメーカーの種類など選択肢が非常に多いです。

ループの数が圧倒的に多く、無限の張り方ができるオリガミタープというタープをご存知でしょうか。オリガミタープなら、現地に落ちている木や小枝を使って設営できるので、最小限の荷物だけで、野営キャンプできます。

そこで、本気記事では、オリガミタープについて、徹底的に解説します。また、オリガミタープの張り方や人気のDDタープとの違いについても説明するので、参考にして頂けると幸いです。

オリガミタープは、長方形型のシンプルなレクタタープです。名前の通り折り紙感覚で設営できるので、簡単に設営できます。ループが全部で35箇所に付いているので、いろいろな張り方ができます。

トグルフリクションポイントが13箇所に付いており、多彩なアレンジを可能にしてくれます。ポールを使わないリッジライン設営ができるので、荷物を減らせて、小枝や近くの木などを利用した無骨な張り方ができます。

オリガミタープのサイズは、4.5×3mで非常にコンパクトです。一般的にソロで使われるタープのサイズが3×3mくらいなので、オリガミタープは、ソロでゆっくりと使うのに最適なサイズです。

収納サイズは18×24×8cmで、本体重量は1,000gと非常に軽量でコンパクトなので、持ち運びも楽にできます。バックパックキャンプやツーリングキャンプなど幅広いアウトドアシーンで活躍しますね。

オリガミタープは前述したように35箇所にループが付いているので、その場の人数や状況に応じて、さまざまな形にアレンジできます。このサイズのタープの中では、もっとも多くアレンジできると言っても過言ではありません。

ポールを使わずにロープワークのみで設営するスタイルにも非常に適しています。自然の中にある落ちている木をポール代わりに使ったり、トグルフリクションと小枝を連結させたり、多彩な設営バリエーションがあります。

野営スタイルで非常に人気があるDDタープとオリガミタープは、よく比較されます。どちらも自由度が高く、状況に合わせていろいろなアレンジができるのが特徴です。

DDタープとオリガミタープの一番の違いは、トグルフリクションの有無です。オリガミタープの独自の機能トグルフリクションとは、小枝を使ったロープアクションで、テンションの掛かった方向には動かず、逆サイドだけで微調節できる便利な機能です。

オリガミタープには設営方法の説明書は入っていません。しかし、その代わりにロープワークの解説書が入っています。ロープワークをしっかり覚えるだけで、いろいろなアレンジができ、状況に応じた設営ができます。

図解付きで分かりやすい解説書なので、初心者の方でも安心です。ロープワークをマスターすれば、オリガミタープだけでなく、アウトドアでのいろいろな場面で役に立ちます。

オリガミタープは、説明書が無いので、上級者向けに思われますが、意外にも扱いやすく簡単に設営できます。タグもたくさん付いているので、いろいろなアレンジができ、臨機応変に対応できます。

さらに、ロープワークの練習になるので、アウトドアスキルが鍛えれます。オリガミタープとロープさえ持っていけば、タープを設営できます。

オリガミタープは、3×3mと4,5×3mの2種類のサイズがあります。ソロキャンプやデュオキャンプにぴったりのサイズです。

自然と一体になれるブッシュクラフトキャンプに適しています。4,5×3mの大きいサイズなら、通常のタープとしてだけではなく、ティピーテントのようなスタイルでも使用できます。自分のキャンプスタイルに合わせて選べます。

オリガミタープは、15Dのリップストップナイロン素材を使用しているので、焚き火の火の粉に触れると溶けて穴が開いてしまいます。オリガミタープの下で焚き火をするのはおすすめしません。

焚き火をする時は、風向きを考えて、タープから少し離れたところでやりましょう。どうしてもタープの下で焚き火をしたい方は、コットン素材かポリコットン素材のタープを選びましょう。

オリガミタープには、オリガミタープに模した折り紙が10枚付属されます。折り紙のサイズは、タープの10分の1スケールです。1枚は原紙として保管して、無くなったらコピーして使うのをおすすめします。

初めての設営前には、実際に張る形に折り紙を折ってシミュレーションをするのがおすすめです。また、新しく張り方を考える時にも非常に重宝しますよ。

オリガミタープには本当にいろいろな張り方ができます。ここでは代表的な張り方を3点紹介します。まずは、フラットリーンツーです。2点の角を適当な太さの木にガイロープで接続し、残り2点を地面にペグダウンしたら完成です。

より日射しや風を避けたい場合に有効な張り方がダイヤモンドです。室内面積は狭くなりますが、強風時には最適です。

オリガミタープを使って、テント並みの居住空間を作りたい方は、ティピーがおすすめです。オリガミタープのならではのループの数をうまく利用した張り方です。ポールなしでティピー型を作れるのは画期的ですよね。他にもいろいろな張り方ができる無限の可能性を秘めたタープ です。

いかがでしたでしょうか。今回は、自由にアレンジができるオリガミタープについて解説しました。オリガミタープを使って、ロープワークをマスターし、ワイルドな野営キャンプを楽しみましょう。