【最強】ソロキャンプ用テントおすすめ9選｜軽量・安いものや初心者向けも

「初めてのソロキャンプに挑戦したい！けどテントをどう選べばいいかわからない」と思っている方は多いのではないですか。キャンプギアの中でもテントは最も重要で目立つもの。できればおしゃれで機能性も高いものを選びたいです。

結論、ソロキャンプ用テントはダブルウォール構造のドーム型ソロテント (一人用テント)が、軽量で組み立てやすいのでおすすめです。ただダブルウォールとシングルウォールの違いは何なのか？軽量なテントの目安とはどのくらいなのか？など、初心者には判断が難しい部分も多いでしょう。

そこで今回は、ソロキャンプ用テントの選び方を初心者でも迷わずに決められるように解説します。また、ソロテントの最強のおすすめ人気ランキングを紹介しています。手に入れやすい安い価格のものや初心者向けのソロテントもランクインしています。さらに、ソロキャンプで気をつけたい盗難・防犯対策もご紹介しますので、ぜひ最後までソロキャンプデビューに備えてください。

「組み立てに自信がないのでとにかく簡単に設営できるものがいい！」という方にはワンタッチテントがおすすめです。シートとフレームが一体化しており、傘のように広げるだけで設営完了します。

ただ骨組みが複雑で重さがあります。登山やツーリングには適さず、車で移動するキャンプ向きです。またパーツが一体化しているためどこか壊れた箇所があっても修理が難しく、耐久性が低いのもデメリットです。

ツールームテントとはひとつのテントに2つのスペースが確保できるタイプのテントです。ツールームテントのメリットは、用途に合わせて空間が分けられる点です。多くはリビングと寝室に分けて使用します。

有効ペースが広がり、ソロキャンプでも広々と過ごせます。ただ、それだけテントのサイズが大きくなるため持ち運ぶ時の重量が重くなり、設営の手間がかかるところがデメリットです。

テントにはインナーテントのみの「シングルウォール」・フライシート付きで二重構造の「ダブルウォール」がありますが、結論からいうと初心者には前室が作れるダブルウォールがおすすめです。

ダブルウォールの方が重量はあるものの、結露しにくい・前室があって快適など居住性が高いです。より軽量なシングルウォールはソロキャンプ向きに見えますが、外気の影響を受けやすいので上級者向きです。

以下にそれぞれの特徴を紹介します。

「軽量なテントがいいけれど、軽量ってどのくらい？」と疑問に思う方も多いでしょう。キャンプ時にはテント以外のアイテムも持ち運ばなければならないので、軽さは重要です。ダブルウォールのソロテントは約2〜3kgを目安に選ぶのがおすすめです。

さらに軽量化を求めるなら1kg以下のUL(ウルトラライト)タイプもあります。ただ軽くコンパクトな分、テント内が狭くなったり寝心地が悪くなったりしてしまうのでやや上級者向きです。初心者なら約2〜3kg・上級者には1kg以下がベストです。

キャンプ場や山の天気は変わりやすく、雨への備えは常に必要です。また夜露などで必ずテントは濡れてしまうものなので、耐水圧のチェックは必須です。

耐水圧とは、1cm四方の筒を生地に対して垂直に立てて水を注ぎ、生地から漏れることなく筒の中に入った水位を表す数値のこと。テントは一般的に、1,500mm以上あると安心です。

​​＜耐水圧と雨量の目安＞

しかし耐水圧は高いほど通気性が悪くなり、蒸し暑く結露の発生にもつながってしまいます。耐水圧が高いテントは、ベンチレーション(換気口)が2ヶ所以上ある風通しのいいものを選びましょう。

なかには耐水圧が3,000〜4,000mmのものもありますが、ある程度の大雨でもしのげる耐水圧と通気性のバランスを考慮して1,500mm以上のタイプがおすすめです。

「バンドック」は新潟県の三条市に本社を置き、おもにアウトドア用品を取り扱う株式会社カワセのメーカーです。三条市はアウトドア用品の聖地であり金属加工の技術に優れた職人が多い、ものづくりの町としてキャンプ愛好家に認知されています。

バンドックのソロテント定番人気は「ソロベース」。USパップの雰囲気がかっこいいデザインで、耐水性・耐火性・通気性などの機能面も申し分なし。設営簡単で、インナーテントからサブポールまで付属品が充実しているので初心者にもおすすめです。

さらに、ソロベースの生地にはTC素材を採用しています。TC素材はポリエステル65%、コットン35%の素材です。通常のテントに使われるポリエステルと異なり、テントの近くで焚き火ができる点がメリットです。火の粉が飛んでも穴が開きにくく、燃えにくいため、焚き火や薪ストーブの近くで冬キャンプが楽しめます。

「スノーピーク」は創立60年以上続く総合アウトドアメーカーです。雪の結晶をモチーフにしたスノーピークのアイテムは、デザイン性・耐久性・クオリティーが高く、すべての製品に「永久保証」が付いているので安心して使えます。

ソロキャンプ用テントとしては以下のモデルがおすすめです。

• ファル Pro.air 2
  設営簡単で軽量な2人用テント。軽さと快適さを兼ね備えており、キャンプだけでなく登山にもおすすめ。インナーテントを取り外せばシェルターとして使えます。
• ミニッツドーム Pro.air 1
  軽量で設営簡単、かつ広々とした前室付きで快適に過ごせるハイスペックなテント。メッシュ窓で通気性も抜群。
• ヘキサイーズ1
  室内・前室ともに広々とした空間で贅沢なキャンプ時間が過ごせるソロテント。必要なパーツがすべて付属し、ペグハンマー以外は購入の必要がありません。

「DOD」は個性的で斬新なアイテムを取り扱っている日本の総合アウトドアメーカーです。ファニーな見た目のウサギのロゴとユニークなアイテム名も特徴で「キノコテント」・「ヤドカリテント」など、遊び心があり男女問わず根強い人気があります。

ソロキャンプ用テントとしては以下のモデルがおすすめです。バイクツーリング向けテントも揃っています。

• ライダーズバイクインテント
  バイクを収納するスペースを備えた、ツーリング向けワンタッチテント。寝室も広く快適。
• ライダーズワンポールテント
  バイクに積みやすいツーリング向きのコンパクトなワンポールテント。
• ライダーズワンタッチテント
  バイクに積みやすいワンタッチテント。大きな窓付きで通気性◎
• ヌノイチS
  布1枚のシンプルなテント。アレンジ次第でテントにもタープにもなります。
• パップフーテント2
  軍幕テント風のテント。防水性・耐火性に優れるポリコットン製。

「モンベル」は登山用品やキャンプアイテムを取り扱っている、日本の総合アウトドメーカーです。軽量でコンパクトかつ薄手ながら丈夫な素材を採用しているので、耐久性や携帯性に優れコスパが高い製品がたくさんあります。

ソロキャンプ用テントとしては以下のモデルがおすすめです。

• ムーンライトテント1
  設営簡単な自立式のダブルウォールテント。2ヶ所のベンチレーションで通気性◎
• ルナドーム2
  耐久性が高く登山泊にもぴったりの2人用テント。軽量で通気性もよく、モスキートネット加工済みで虫も防いでくれます。
• ステラリッジテント1
  約1gの軽量な登山向きテント。特殊ポリエステル製で耐久性が高く、撥水加工も施されています。

アウトドアメーカーで人気のコールマンは、比較的リーズナブルな価格帯で扱いやすさが特徴です。ソロキャンプ用テントも充実しており、キャンプ初心者からベテランキャンパーまで対応できるラインナップです。

中でもソロキャンプスタートパッケージは、初めてのソロキャンプを行う方におすすめします。ソロキャンプに必要なアイテムがすべて収納されたキャリーケースを持っていくだけでOKで、荷物に迷わず出かけられます。

• 侵入されても距離がとれる前室ありのテントを選ぶ
• 防犯ブザーやセキュリティセンサーライトなどの防犯グッズを持っていく
• SNSで居場所などを発信しない・帰宅後に発信する（特に女性ソロキャンパーは注意）
• 家族や友人に行き先を知らせておく
• 管理人さんが常駐しているサイトを選ぶ
• スマホは必ず使えるようにしておく
• 不在時・就寝時は施錠を忘れない
• 不在時はライトをつけておくなどの工夫をする

ソロ用のテントを選ぶときはまず形状の特徴を把握して、どのタイプが自分に合っているのか明確にするのが大切です。あとは構造・重量・機能性などシーンに合ったタイプを絞っていくと選択肢が狭くなり選びやすくなります。自分にぴったりのテントをゲットしてソロキャンプを楽しみましょう。