ハンモックテントのおすすめ13選！メリット・デメリットも！

星空を眺めながら夜風に揺られて眠れたら、そう考えただけでワクワクしますよね。しかし、ゆらゆら揺れるハンモックテントが欲しいけれど実は窮屈で寝苦しいかも、そう思って購入を迷っていませんか？

ハンモックテントは大人のための快適なゆりかごのようなアイテムです。身体がどこにもぶつからず通気性も抜群。岩だらけの地面でも雪上でも簡単に設営できて、非常に軽量でコンパクトに収納できます。

今回は、ハンモックテントのおすすめ商品のご紹介とともに、失敗しない選び方を解説します。合わせて、冬のハンモックテント泊でも暖かく過ごすためのおすすめアイテムもご紹介しているので、購入時の参考にしてください。

ハンモックテントは、通常のテントよりも大幅にパーツの数が少ない構造です。地面に接しないためグランドシートが不要、天井や壁を形成するためのフレームもありません。このため、荷物が非常に少なくコンパクトに持ち運べるのがメリットです。

また、重さがとても軽いのも特徴です。1kg未満のアイテムもあるので、お子さんや力が弱い方にもぴったり。キャンプをもっと軽装備で楽しみたい方におすすめです。

キャンプでテントの設営場所に困った経験はありませんか？ハンモックテントなら、地面にゴロゴロ石が転がっていても気にせず設営できるのがメリットです。ハンモックテントは木に固定するため、大きな木さえあれば場所で悩む必要がありません。

また、地面から浮いた状態に設営するので、濡れた落ち葉の上でも水たまりがあっても問題なし。初心者には設営が難しい雪上などでも、気軽に使えるのが魅力です。

木と木の間に結びつけ、360度どこにも接しないハンモックテント。遮るところがなく通気性も抜群で、全身にそよ風を受けて快適なテント泊を楽しめます。また、従来のテントのデメリットでもある結露が一切ないのもメリットです。

さらに、ハンモックテントはなんと言っても独特の浮遊感を楽しめるのが魅力。高いところに設営すれば広大な自然の景色を独り占めできます。風に揺られるゆりかごのように最高の寝心地で、一度使えば病みつきです。

ハンモックテントは基本的に木に結びつけるため、木のない場所では設営できません。開けたキャンプ場や、高緯度の山のような森林限界を超える地域では使用できないのがデメリット。また、木があっても、ハンモックの重量と体重に耐えうる太さであるのが原則です。

一部のハンモックテントでは自立式フレームを搭載したものもありますが、一般的には木のあるキャンプサイトで使用します。お出かけ前にハンモックテントが使用できるか確認しましょう。

従来のテントとは異なり、ハンモックテントには荷物を置くスペースがほとんどないと考えましょう。「ハンモック内に荷物スペースがある」と表示されていても、ほぼ小物を収納するためのポケットほどのサイズです。

このため、ハンモックテントを使用する際には、荷物置き場を別に確保する必要があります。ハンモックの下やサイドにグランドシートを敷く方法などがありますが、貴重品や食品をどう保管するかを決めてから出かけましょう。

ハンモックテントを選ぶ際には、まずはじめにチェックするのは構造です。ハンモックテントの構造は木に結びつける方法により「1点式」「2点式」「3点式」と3種類があります。それぞれに合う用途や使用人数は、以下のようになります。

ナイロンは超軽量でコンパクトに収納できるのがメリット。弾力性があり身体にフィットして寝やすく、耐摩耗性や耐久性も併せ持ちます。通気性が低く夏場ベタつきは多少ありますが、携帯性を重視する方におすすめです。

コットンのハンモックテントは何と言っても肌触りの良さが抜群。吸水性や吸湿性・保温性に優れており、最高の寝心地を体感できます。重量感があり、水分や湿気を吸収しやすいのが難点ですが、おしゃれな素材としても注目されています。

ハマクテックは、屋外使用に最適な前天候型ハンモックのために開発された化学繊維。耐水性と速乾性に優れ、紫外線でも劣化しにくいのが魅力です。肌触りはナイロンよりもコットンに近く、ハードに使いたいキャンパーにおすすめです。

ハンモックテントは、従来のテントとは異なり中空に吊るして使用するため、耐荷重の確認も重要。使用人数よりも少ない人数で過ごすとしても、耐えうる総重量を超えている場合には落下や破損の危険があります。

また、人の体重だけでなく、装備の重量もプラスするのがポイント。寝るときには荷物を収納できないとしても、起きて荷物を整理したりする可能性も考慮します。耐荷重が増すほど本体も重くなるので、持ち運びやすさとのバランスも大切です。

ハンモックテントの中には、メッシュ製の蚊帳が付いているものもあります。蚊帳があれば、心地よい夜風に揺られているときに害虫が飛び込んでくる心配がありません。夏場に蚊に刺されて痒い思いをしなくて済むのもメリットです。

また、ハンモックテント上部にタープを装備したタイプなら、急な雨に降られても慌てずに過ごせます。夜露もしのげるので、朝起きてみたら自分も荷物も濡れてがっかりせずに済みますね。

ハンモックテントの設営方法には、自立式と非自立式の2種類があります。もっともポピュラーな非自立式は、木に吊るして設営するタイプ。ポールやフレームが不要で手軽に設営でき、少ない荷物でキャンプできるのがメリットです。

一方、自立式はスタンドやポールを使って設営するタイプになります。目的地に行ってみたら適当な木がなかったり、実はハンモック禁止のサイトだったとしても慌てる必要がないのが魅力です。

ハンモックと聞くと、1枚の布で吊り下げられて身動きが取れない姿を想像しませんか？確かにハンモックテントの中には、寝返りが打ちにくかったり寝起きがしにくい商品もあります。寝心地だけでなく、どのようなシーンでも快適でいたい方にはフルフラットタイプがおすすめです。

寝転がる底面が平坦になるフルフラットタイプなら、横になっても肩や腰が沈み込まないのが魅力。身体に負担がかかりにくく、どのような体勢でも楽に過ごせます。

従来のテントで冬にキャンプをする際には、スリーピングマットを敷いて保温します。ハンモックテントで冬場も暖かく過ごしたい方には、アンダーブランケット（アンダーキルト）の使用をおすすめします。

アンダーブランケットとは、ハンモックの下側に取り付けてすっぽり包み込むアイテム。身体の下に敷き込まないため、体重でつぶれずに暖かい空気をたっぷり含んでキープします。ハンモックテントで冬のキャンプに出かける方はチェックしてみてください。

ゆりかごのような寝心地が魅力のハンモックテントをご紹介しました。地面のコンディションにかかわらず簡単に設置できて、最小限の荷物で出かけられるのが魅力。さまざまな商品の中から、自分好みのハンモックテントを選んでキャンプを楽しんでください。