【防汚効果も!】防水スプレーのおすすめ人気ランキング10選!
2020/11/20 更新
防水スプレーの種類や用途について
防水スプレーにはまず大きく分けてフッ素系とシリコン系の2種類あります。これらは使用する対象によって使い分ける必要があり、それぞれの素材の性質によっても変わってきます。単に述べると、フッ素系は防水全般に使用でき、シリコン系は使用用途が限られてきます。一般的に使われているのは、フッ素系の防水スプレーでしょう。
フッ素系の防水スプレーのほうが一般的に衣類や靴などに使用され、シリコン系はレインウェアなどに使用されています。両者の違いは色々とありますが、詳しくは下で説明していきましょう。
防水スプレーの他に、撥水スプレーという呼び方もありますが、基本的に両者に違いはありません。厳密に言うと、防水スプレーは水を内部に侵入させないためのもの、撥水スプレーは水を弾くものとされています。我々消費者にとっては水の侵入が防げればどちらでもいいと言えるでしょう。
ただし、どちらでもいいとはいえ、使用できない製品や使用できる製品などある程度分類されますので、次に防水スプレーの選び方について説明していきます。
防水スプレーの選び方
防水スプレーを購入する際にその種類の多さに迷いますよね。ここでは、防水スプレーの選び方について詳しく書いていきます。
フッ素系とシリコン系の違いと選び方
防水スプレーにはフッ素系とシリコン系があると書きました。では、それぞれの選び方はどうすればいいのでしょう。その他のタイプやおすすめの用途などについて説明していきます。
フッ素系は衣類への防水におすすめ!
一般的に防水スプレーと言ったらフッ素系の防水スプレーでしょう。汎用性も高く、ほとんどの衣類に使えることが特徴です。靴や衣類、ゴアテックスを使用したレインウェアや靴などでもしようができ、おすすめの成分と言えるでしょう。(もちろん、スプレーの注意事項を確認して、禁止されているものには使用できません。)
フッ素系防水スプレーでスプレーすることで防水・防汚などの効果が期待できます。衣類に油汚れをつきにくくすることもできるので、汚したくない衣類に使うのはおすすめと言えます。ただし、持続性はシリコン系に劣り、マメなスプレーが必要になってきます。
そもそもフッ素とは、防腐剤や合成樹脂等、幅広い用途で使われています。例えば、虫歯予防にフッ素を使ったり、フライパンの焦げ付き防止などにフッ素樹脂加工を用いたりしますよね。このように、何かを加工する際にフッ素を使うことが多いのです。
フッ素はシリコンと比べると多少人体に有害という話もあります。分子がトゲ状になっており、肺に入ると危険というものです。そのため、使用する際はマスクなどで対策するようにしましょう。
シリコン系はレインウェアや雨靴におすすめ!
シリコン系にはフッ素系と比べて、高い防水性能があります。使用してからの持続性も高く、防水機能を損ないたくない製品(レインウェア、傘、雨靴)への使用がおすすめです。シリコンは防水性能は高いですが、油汚れには弱い特徴があります。シリコン自体が油膜なので、油と馴染んで溶けてしまうのです。
防水性の高いシリコン系ですが、通気性を損なうため防水透湿性素材を備えたゴアテックスなどの素材には不向きです。レインウェアや登山靴などにもゴアテックス素材は使用されており、せっかく透湿性により快適な着心地・履き心地を実現しているのに、その機能を残ってしまうことになります。また、天然ゴムには専用の製品を使うようにしましょう。革製品への仕様も控えましょう。
シリコン系はフッ素系と比べて値段も平均して安く、購入しやすいでしょう。しかし、一般的に使用するのはフッ素系のため、いくら安くても購入には慎重になりましょう。アウトドアが好きな方なら、テントやザックカバーなどにも使えるのでシリコン系の購入がおすすめです。
フッ素系とシリコン系を組み合わせたハイブリッドタイプも!
フッ素系は防水・防汚効果があり、衣類や靴など生活全般に使えます。シリコン系は防水性が高く、レインウェアなどしっかりとした防水が必要な製品に使えます。ただし、それぞれのデメリットとして、フッ素系はシリコン系に比べて防水性が低い、シリコン系は通気性を残ってしまうことが挙げられます。
そんな両者のいいところを組み合わせたのが、ハイブリッドタイプの防水スプレーです。高い防水性が必要だけど、通気性も損ないたくない製品への仕様がおすすめ。ただし、シリコンも入っているため、多少の通気性は損なわれてしまいます。
あくまで、両者のいいとこ取りなので、シリコンによる高い防水性・フッ素による防汚効果が主に期待できる効果です。間違ってもゴアテックスなどには使用することは避けておきましょう。
速乾性の違いで選ぶのもあり
製品によっては防水スプレーを吹き抱えた後に数分で乾くものもあれば、数時間置く必要のあるものもあります。防水スプレーの効果を感じるためには、しっかりと乾く必要があるので、速乾性も重要な選ぶ基準と言えるでしょう。
使用後は乾かす必要がある
例えば、朝起きて雨が降っていたとき、さっと防水スプレーを靴に掛けてでかけたとしましょう。しかし、それだと防水スプレーの効果を十分に発揮できていない可能性もあります。
防水スプレーは吹きかけてからしっかりと乾かないと生地に密着せず、雨などで落ちてしまいます。防水スプレーを掛けて安心していたところに、雨が靴に侵入してきたら残念ですよね。防水スプレーには15分程度で乾くものもあるので、朝の緊急時にさっと掛けたいときは速乾性のある防水スプレーがおすすめです。
防水スプレーの正しい使い方
防水スプレーを正しく使わないと、高い防水効果は得られないかもしれません。そうならないためにも、防水スプレーの正しい使い方を確認しておきましょう。
<手順>
①十分に換気して、できれば屋外などで使用する。
②マスクなどを着用し、なるべくスプレーを吸わないように注意する。
③吹きかける対象からは30cm離して2~3秒、全体に万全なく吹きかける。
④乾いたらもう一度吹きかける。
※注意点としては、使用する前に試しに目立たない箇所に吹き付けて、シミなどできないかチェックするといいでしょう。また、乾燥にも時間がかかるため、前日に作業しておくことをおすすめします。
※靴に使う場合は、丁寧に汚れをブラシなどで落としてから、スプレーしましょう。その際、インソールには入らないように注意しましょう。
<頻度>
1週間に1回がおすすめです。それが無理なら、1ヶ月に1回はスプレーしたいところです。
防水スプレーのおすすめ人気ランキング10選!
10位 columbus(コロンブス)『デリケートレザープロテクター』
これ1本で皮革製品の防水とケアを一度に!
こちらはコロンブスの皮革製品用の防水スプレーです。革靴、革の財布やカバン、革でできたジャンパーなどに使用できます。皮革製品の繊維に浸透していきます。用途は防水だけではありません。ホホバオイル配合なので、柔軟性や保革効果を高め、色合いなどもしっかりと保つことができます。
スエードなどの起毛革にも使用することができ、使用の際はブラシで丁寧にケアしましょう。ツヤのある革製品に使用する際は、布で磨くといいでしょう。また、使用する際はなるべく屋外で使用し、マスクなどでスプレーを吸わないように配慮しましょう。
皮革製品の防水と同時に皮革製品のケアまで一度にできてしまうすぐれものです。汚れの防止や皮革製品の品質保護のためにも、一つは持っていていスプレーでしょう。皮革製品をよく用いる方に、とてもおすすめの防水スプレーとなっています。
内容量 | 280mL | 用途 | スエード、スムースレザー |
成分 | - |
9位 エム・モゥブレィ『スエード用栄養・防水スプレー』
シューケア用品の代表メーカーのスエード用防水スプレー!
スエード・ヌバック素材の製品に栄養と柔軟性を与える防水スプレーです。もちろん、防水スプレーとしての効果もありますが、他に、色あせや汚れなどを防ぎ、スエード・ヌバック製品の保護に役立つスプレーとなっています。
エム・モゥブレィというメーカーは主に靴のケア用品を発売しているメーカーで、多くの靴好きの方々に愛されているブランドでもあります。そのため、品質も一流で丁寧な製造工程により、本製品は出来上がっています。製品のファンも多く、自分の靴などに愛着を持っている人にはおすすめの防水スプレーです。
使用する際は、まずはスエード製品のブラッシングから入りましょう。その後、スプレーでまんべんなく吹き付けることで、製品の栄養補給と防水効果の付与は完了です。それでも色抜けがあり、見栄えが悪ければ、補色剤などを用いることで、鮮やかな色を保つことができます。
内容量 | 220mL | 用途 | スエード、ヌバック |
成分 | フッ素樹脂・ラノリン |
8位 3M『スコッチガード はっ水・防汚スプレー 衣類・布製品用』
シリコンの防水性とフッ素の防汚効果のいいとこ取り!
こちらは3Mから発売しているハイブリッドタイプの防水スプレーです。シリコンとフッ素を組み合わせて、どちらの特徴もいいとこ取りしている本製品。シリコンの優れた撥水効果、フッ素の防汚効果が合わさって、あらゆるシーンで活躍してくれます。
仕事通いや日常生活、アウトドアやスキーなどのアクティブなシーンまで対応範囲が広いのが魅力的ですね。例えば、衣類に吹きかければ、日常の油汚れにも効果がありますし、もちろん水もしっかり弾くので、使い勝手抜群です。スーツの保護にも役立ちますね。
ただし、一箇所に吹きか毛続けると、しみになるの全体にまんべんなく使うようにしましょう。ご自身の衣類の目立たない場所に掛けてみて様子を見るのもおすすめです。
内容量 | 345mL | 用途 | 衣類、布製品 |
成分 | フッ素系ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、アセトン、イソプロピルアルコール、エチルアルコール |
7位 NIKWAX(ニクワックス)『TX ダイレクト』
生地に染み込む防水効果!あらゆる製品におすすめ!
こちらは、水に入れて漬け込むタイプの撥水剤です。防水スプレーというタイトルとは合わないかもしれませんが、効果としては高い防水性を発揮してくれます。洗濯機にパッケージ記載の容量通りの水と撥水剤を入れて、洗濯すすぎを行います。対象とする製品は主にレインウェアに使用しましょう。
ゴアテックスの素材にも使用できるため、こういった衣類をお持ちの方にはおすすめの撥水剤です。直接衣類を漬け込むので、普通の防水スプレーをするよりも効果は高くなっています。
こちらのメーカの製品は他にスプレータイプのものもあるので、漬け込むことができな製品または、吸湿裏地のついたものはそちらを使用してもいいかもしれませんね。
内容量 | 1000mL | 用途 | レインウェア、ジャケット |
成分 | - |
6位 3M『スコッチガード 塗る防水靴ガード 革靴用』
どこでも手軽に革靴のケアと防水加工を!
こちらは塗るタイプの防水剤となっていて、主に革靴に使用します。今回も防水スプレーというタイトルとは少し離れてしまっていますが、しっかりと防水効果を発揮してくれます。まず、普通の防水スプレーは吹きかけるときに部屋に広がったり、スプレーを吸い込んでしまったっり、少し注意が必要です。これを使えば、そんな心配もなく非常に簡単に塗ることができます。
革に艶を出すための艶出しクリームも配合しており、革靴を鮮やかに保ちたい方におすすめの防水材です。カバンなどに入れておけば、いつでもどこでも手軽に革靴の防水加工ができるため、大変便利な商品です。直接塗っているため、防水効果も高く、おすすめです。
内容量 | 70mL | 用途 | 革靴 |
フッ素樹脂、ろう、油脂、乳化剤、水 |
5位 3M『スコッチガード 防水スプレー 速効性』
高い速乾性!忙しい朝でも手軽に防水を!
こちらはシリコン系の防水スプレーです。このスプレーの特徴はなんと言っても、即効性です。吹き付けてから約1分で乾燥し、使用可能となります。そのため、「朝起きて雨が降っていたことに気づいたが、時間がない」そんなときにおすすめの商品となっています。
シリコン系のため、高い撥水性が期待できるため、傘やレインウェア、雨靴に使用したりと、しっかりと防水したいときに使えます。梅雨どきは朝から雨が降っていることも多いですし、一つは家に常備しておきたい防水スプレーですね。
値段もかなり安いので、手軽に買えるのも魅力です。ただし、いくら手軽とはいえ過度に期待はしないように。時間があるときはしっかりと前日に防水の準備はしておくようにしましょう。
内容量 | 80mL | 用途 | 傘、レインウェア、雨靴 |
成分 | シリコーン樹脂、炭化水素系溶剤、イソプロピルアルコール |
4位 Never Wet『ネバーウェットネオ』
乾燥時間は長いが防水効果は超強力!
超強力な撥水性が特徴の防水スプレーです。乾燥時間は日陰で24時間と、かなり長いですが、その効果は折り紙付きです。傘やレインウェア、雨靴などの防水効果は驚くほど蘇りますし、時間を掛けて丁寧に作業できる人にはおすすめの防水スプレーです。
ただし、使用できる素材や使用できない素材など、色々とあるので、しっかりと注意書きを読んでから使用しましょう。シリコンを使っているので、もしかすると、革靴には使えないかもしれないですね。
内容量 | 325mL | 用途 | 皮革、スウェード、ポリエステル、木綿、エステル混紡品、キャンパス布等 |
成分 | 特殊シリコン、その他 |
3位 コロニル『防水スプレー ウォーターストップ』
老舗レザーケアブランドの高品質な防水スプレー!
皮革製品に使える防水スプレーです。皮革の呼吸を損なうことなく、しっかりと防水できるためおすすめです。スプレーの霧が広範囲に広がるため、まんべんなくスプレーができます。また、フッ素系の防水スプレーなので、ゴアテックスの靴にも使用できますよ。
メーカーはドイツの会社で、コロニルというブランドは「皮革に優しい・人体に優しい・環境に優しい」というコンセプトを掲げた老舗レザーケアブランドとなっています。開発力もトップクラスのため、この防水スプレーも大変おすすめできるものとなっています。
内容量 | 400mL | 用途 | 皮革製品 |
成分 | フッ化炭素樹脂、防水剤、炭化水素系溶剤、ナフサ、ブタン、プロパン、ジメトキシメタン、酢酸ブチル、メタノン |
2位 LOCTITE(ロックタイト) 『超強力防水スプレー 布・革』
大容量で安価!コスパ抜群の防水スプレー!
大容量なのに安いのが本製品の最大の特徴です。圧倒的にコスパが高いため、大きな傘やレインウェア、いくつも防水加工したい製品がある場合は大変おすすめです。フッ素系なので、一般的な衣類などにも使えますし、皮革製品、ゴアテックスにも使えます。
とはいえ、皮革製品はそれ専用のものを使ったほうがいいのは確かです。ですので、ここは大容量という特徴を生かしましょう。家にあるスポーツウェア、レインウェア、コートや傘など大量の製品を一気に防水加工する際におすすめです。
内容量 | 420mL | 用途 | レインウェア、アウトドア用品、バッグ、皮革製品 |
成分 | フッ素樹脂 |
1位 columbus(コロンブス)『AMEDAS アメダス』
高い付着率による安全性!コスパ良好な防水スプレー!
防水・防汚効果の高い防水スプレーです。約15分で乾燥が完了するため、スピーディーな防水加工が可能となっています。高い付着率があるため、スプレーしてもムラになりにくく、空気中に広がることもあまりないため、安全性の高い防水スプレーとなっています。
先ほどの2位の商品よりも高いですが、この値段も他と比べるとコスパは結構高いです。持続時間も高く、しっかりと水をはじいいてくれるので、大変おすすめです。長年の愛用者も多いこの製品、一度試してみてください。
内容量 | 420mL | 用途 | ツヤ革、起毛革、天然皮革の靴、皮革製品、布地・人工皮革等の靴、その他製品 |
成分 | フッ素樹脂、石油系炭化水素 |
まとめ
今回は、防水スプレーのおすすめ人気ランキングを紹介してきました。防水対策だけでなく、こまめに防水スプレーを使うことで、製品の保護にもつながります。今回のランキングを参考に、使用用途に合わせたスプレーを選ぶようにしましょう。ぜひ、おすすめの1品が見つかることを期待しています。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。