コンパウンドの選び方や種類等の紹介をしていく前に、「コンパウンドって何？」と思われている方のためにコンパウンドとは何なのかを説明します。

コンパウンドとは車のボディについてしまった傷を消す際に使う研磨剤のことです。合成物や混合物という意味で使われており、厳密に言えばコンパウンドは「車に付いた傷を研磨して目立たなくさせる」という役割をしてくれる研磨剤となります。

今回はそんなコンパウンドの選び方・種類・使い方の詳細やおすすめのコンパウンドをランキング形式で紹介します。あなたの車にしっかりと合ったおすすめのコンパウンドが見つかりますよ！

コンパウンドの使用時に注意したいのが選び方についてです。車の研磨剤として使われているコンパウンドですが、種類や使い方などを間違えてしまうとさらに車に傷を付けてしまうことになってしまいます。

コンパウンドの種類と使い方を知り、自身の車に合ったおすすめのコンパウンドの購入を考えるのがベストなのです。

車のボディの傷を研磨できることで広く知られるコンパウンドですが、実は形状にタイプがあって用途に応じて使い分けることが出来ます。

まず一つ目に紹介するコンパウンドのタイプは「液体(リキッド)タイプ」です。「液体(リキッド)タイプ」のコンパウンドは研磨の粒子の伸びが良く、車のボンネットやルーフといった面積が広い部分を研磨する際におすすめのコンパウンドになっています。

また「液体(リキッド)タイプ」のコンパウンドは商品のバリエーションが多く、極少量の研磨であっても取り出しやすいといったメリットがあるのです。

ですが「液体(リキッド)タイプ」のコンパウンドの注意点としては、粘度が低いことから使用後にポリッシャー等を使うと飛び散りやすい点。そして夏場などの暑い日に使用する際はすぐに乾燥しやすいというデメリットがあるのでこまめに水分を含ませてあげる必要があります。

二つ目に紹介するコンパウンドのタイプは「ペーストタイプ」です。「ペーストタイプ」のコンパウンドは研磨の粒子が大きめに作られており、車のボディサイドや下部位などの研磨を行う場合におすすめのコンパウンドとなっています。

「ペーストタイプ」のコンパウンドは粘度が高いことから使用後にポリッシャーを使っても飛び散りにくく、価格も低価格で買えるものが多いことがメリットです。ですが「液体(リキッド)タイプ」とは違って広い部分の研磨をすると拭きムラが残ってしまうことや、長期保存ができないことが「ペーストタイプ」のデメリットでもあります。

このことから車の広い部分の研磨は「液体(リキッド)タイプ」のコンパウンド、サイド等の狭い部分の研磨は「ペーストタイプ」のコンパウンドに分けて使用することをおすすめします。

形状に2種類のタイプがあるコンパウンドですが、研磨の粒や性質にも種類があって様々な効果や我々の作業効率をより良くしてくれていることも判明しているので効果に応じて選ぶことが出来ます！

コンパウンドにはメーカーによって異なってきますが研磨の粒子サイズにも違いがあります。

目の細かさは車用の研磨剤の最も粗い粒子が車の傷や油汚れ等に使われているもので『15マイクロメートル』です。そして粗めの粒子の使用後に艶だしとして『1マイクロメートル』以下の粒子の研磨剤が使われます。大きさによって様々な用途と役割が分かれてくるので、ただコンパウンドの形状を知ってこすれば車の傷が無くなるというわけではないのです。

この粒子の大きさを間違えて使ってしまうと車に傷を増やしてしまう形になってしまうので、初めて車の研磨をされる方などはコンパウンドのセットになっている商品を購入することをおすすめします。

コンパウンドには水溶性の性質を持つ種類があります。水溶性の性質を持ったコンパウンドは研磨力に優れており、作業効率を上げてくれる効果があるのです。

さらに水溶性の性質を持ったコンパウンドは研磨カスが飛散しても車の塗料を痛めることが無いこともメリットであることから扱いに慣れてくると非常に便利な研磨剤として活躍し、排出性に優れていることからおすすめのコンパウンドとなっています。

ですが、注意しておきたいのは水溶性の性質を持ったコンパウンドを使用する際は研磨カスがよく出るためマスクの着用をしての作業を心がけておいた方がいいです。

コンパウンドには水溶性の他にもう一つ、油溶性の性質を持つ種類もあります。油溶性の性質を持つコンパウンドは水溶性の性質を持つコンパウンドとは違って研磨力が弱く、車の研磨の細かい作業をしたい時に適しているコンパウンドなのです。

さらに油溶性の性質を持つコンパウンドの中にはワックスやシリコン等の保護剤が含まれているものもあるため、車の傷を埋めることと研磨の両方の作業を同時に行うことが出来るメリットがあって短時間で艶が出て仕事の合間に研磨される方などにはとてもおすすめのコンパウンドとなっています。

ですが短時間で同時に行える分、艶だしで埋められた傷は基本的に研磨されていない状態です。時間が経つと埋めた傷が再び浮き出てしまうことがデメリットであり、油溶性の性質を持ったコンパウンドは間に合わせで使われている方が多いことが分かっています。

様々なコンパウンドの形状・種類について紹介してきましたが、コンパウンドの使い方について「どうしたらいいのか分からない…」と思う方はとても多いです。そこでコンパウンドの使い方や作業手順を紹介します！

コンパウンドを使って車の傷を研磨する前に、まずおすすめするのは車の洗車です。洗車をしないでコンパウンドで研磨してしまうと、車のボディについている目に見えない埃や石の細かい粒子と一緒にコンパウンドでこすってしまって車に新たな傷を作ってしまう事になってしまいます。まずはしっかりと車用の洗剤を使って車を綺麗に洗い、車の汚れを落としてから作業に取り掛かりましょう。

車の洗車が終わったら、コンパウンドの研磨に使用するスポンジやふき取りに使う布を用意します。コンパウンドでの作業の際に使うスポンジは一般のものでも全然かまいませんが、コンパウンドの研磨作業で使うスポンジは作業中に乾燥してしまうと固まってしまうので保水性が高いスポンジを選ぶことをおすすめします。

さらにスポンジを使用する際も、コンパウンドを使用する際には全体が柔らかくなるまで水に浸して絞ってから扱うことを心がけてください！そしてコンパウンドをふき取る際に使う布も、無ければ一般的な布でも構いませんがネル地の生地の布を使う事をおすすめします。

準備が出来たら、コンパウンドを使って研磨作業に入ります。コンパウンドの使い方としては「液体(リキッド)タイプ」のコンパウンドであれば500円玉、「ペーストタイプ」であれば1㎝の量のコンパウンドを摂ります。

水で浸して全体的に柔らかくなりしっかりと絞ったスポンジの磨く面に、取ったコンパウンドを数回に分けて押しつけたら準備完了です！車にスポンジを当てて約10回程縦横の動きを織り交ぜながら傷や傷周りを優しく磨いていきましょう。

コンパウンドを使う順番としては最初に細かい粒子のコンパウンドから使い、補充効果が見られない場合はどんどん粗目の粒子に変えていきます。車に付いていた傷が消えたら、最も細かい粒子のコンパウンドに変えて艶出しをしていきます。最後に、拭き上げの布で拭いたら作業終了です！

コンパウンドの選び方や使い方は分かったけど何を買えばいいのか分からないという方も多いです。そこで多くの方が使用しているコンパウンドのおすすめをランキング形式で紹介します！

まずおすすめランキング第10位にランクインしたコンパウンドは、KUREの『LOOX 330ml 表面仕上げ剤 1176 [HTRC2.1]』です。このコンパウンドは自動車のボディ・金属部分・タイヤのホイール・硬質プラスチック・メッキ部分に使用できる商品です。

このコンパウンドは低価格でありながら汚れ落とし・傷消し・仕上げ材としての効果が購入者から高く評価されていて、この商品一つで車のボディ・ホイール・ヘッドライトカバーの傷や汚れが綺麗に落ちるそうです。広い面積で使える「液体(リキッド)タイプ」なので、初めて購入される方にもおすすめのコンパウンドとなっています！

次におすすめランキング第9位にランクインしたコンパウンドは、SOFT99の『補修用品 超ミクロンコンパウンド液体セット ダーク＆メタリック 09063』です。このコンパウンドは普段の洗車じゃ落とせない水垢の汚れや、車の傷などの研磨に対応していて磨き専用のスポンジが付属されている商品です。

さらにこのコンパウンドは車のかすり傷がよく消えることが購入者の間で高く評価されていて、コストパフォーマンス以上の仕上がりになるようです。超ミクロの粒子が配合されているので、「液体(リキッド)タイプ」ではおすすめしておきたいコンパウンドとなっています！

次におすすめランキング第8位にランクインしたコンパウンドは、ホワイトダイヤモンドの『メタルポリッシュ 355ml』です。このコンパウンドはアルミの研磨成分が配合されていて、金属部分の研磨に特化されているだけでなく車のボディの洗浄や研磨にも対応した商品となっています。

さらにこのコンパウンドは車だけでなくバイクなどのホイール部分などのにも対応し、布などでのふき取りだけでも綺麗になることが高く評価されているのです。「ペーストタイプ」で車の金属部位に対応したコンパインなので、金属部分の傷が気になっている方にはおすすめの商品となっています！

次におすすめランキング第7位にランクインしたコンパウンドは、SOFT99の『補修用品 液体コンパウンド 09145』です。このコンパウンドは車のボディや金属部分だけでなく、鏡の研磨の仕上げ用としても活用できる便利な商品となっています。

さらにこのコンパウンドは研磨の仕上げが綺麗になるだけでなく、長く効果が続く持続性についても購入者から高く評価されていて、潔癖な方でも満足のコンパウンドとなっているので些細な傷でも気になる方にはおすすめです！

次におすすめランキング第6位にランクインしたコンパウンドは、3Mの『コンパウンド 目消し肌調整 ハード・1-L 750ml 5982 [HTRC3]』です。このコンパウンドは超硬研磨粒子を配合しており、淡色であればこの商品だけで仕上げまでできる優れものとなっています。

このコンパウンドは車だけでなく楽器などの汚れ落としや艶出しとしても購入者から高く評価されていて、「液体(リキッド)タイプ」なので油分もなく安心して使えるコンパウンドなので車はもちろん楽器の艶出しに使いたい方にもおすすめです！

次におすすめランキング第5位にランクインしたコンパウンドは、SOFT99の『補修用品 ツヤ仕上げ キズ消しセット 286』です。少量の傷やくすみ等のトラブルを解決できる傷消しクリームと艶出しクリームがセットになっていて、専用スポンジまで付いている商品となっています。

このコンパウンドは車のドアノブなどの傷に使われている購入者が多く、車以外にも自宅のドアノブなどの傷消しのために使用している方も多くいました。お値段が安くて量は少ないものの、綺麗な仕上がりになることから満足されている方が多いようです。少量のかすり傷など使いきりでお探しの方にはおすすめのコンパウンドとなっています！

次におすすめランキング第4位にランクインしたコンパウンドは、SOFT99の『99工房 コンパウンドトライアルセット 25gx3種 09192』です。細目・中目・極細目の3種類がセットになっていて、専用スポンジもついているトライアルセットの商品となっています。

さらにこのコンパウンドは3種類の粒子の違う「ペーストタイプ」が少量ずつ入っており、低価格・使い分けもできる・綺麗な仕上がりという面で購入者からかなり高い評価を得ているのです。使い分けができることから初心者にもおすすめのコンパウンドとなっています！

次におすすめランキング第3位にランクインしたコンパウンドは、SOFT99の『LIGHT ONE ヘッドライトリフレッシュ 03133 [HTRC3] 』です。このコンパウンドはベースクリーナーとハードトップコートの2種類がセットになっていて、専用スポンジも使い分けで2つ付属されている商品となっています。

さらにこのコンパウンドは購入者から艶出しや傷消しの持続性・コストパフォーマンスも凄くいいとかなり高評価を得ていて、低価格で持続性が続くことから中々いいコンパウンドに巡り合えない方には一度使っていただきたいおすすめとなっています！

次におすすめランキング第2位にランクインしたコンパウンドは、ワコーズ『MTC メタルコンパウンド 万能金属用磨き剤 120g V300 [HTRC3]』です。このコンパウンドは万能金属用磨き剤が配合されており、車の金属表面部分やアルミ製の表面部分に適した特殊な商品となっています。

さらにこのコンパウンドは購入者から他のメーカーが買えなくなるほど車の汚れ落ちや傷消しに使える「液体(リキッド)タイプ」であると高評価を得ていて、買い替えを悩まれている方にはとてもおすすめしたいコンパウンドです！

そして栄えあるおすすめランキング第1位にランクインしたコンパウンドは、SOFT99の『99工房 液体コンパウンドトライアルセット 09193』です。このコンパウンドはキズ消し用・仕上げ用・超鏡面用の3種類がセットになっていて、専用スポンジまで付いている贅沢な商品となっています。

さらにこのコンパウンドは初心者にも分かりやすく流れをパッケージングしてある他、購入者からも車を持っている方はこのコンパウンドを持っていて間違いはないと傷消しや艶出しに絶大な評価と信頼を得ているのです。まだ車の研磨をされたことが無い方から経験者まで、幅広くおすすめしたいコンパウンドとなっています！

ここまでコンパウンドの種類・使い方やおすすめランキング10選の紹介をしてきましたが、おすすめは見つかりましたか？自身の手で愛車の傷を消すことが出来れば、経済的にも余裕が生まれます。長く車を乗るためには、我々も車に対しての気遣いを徹底しないといけないのです。