【簡単にエスニック!】人気調味料ナンプラーのおすすめ10選

エスニック料理で有名なナンプラーはとても美味しい調味料です。しかし名前は知っていても、使ったことはないという方が多いのではないでしょうか。今回はそんな方のために、ナンプラーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

ナンプラーとはどんな調味料?

ナンプラーは「魚醤(ぎょしょう)」と言われる調味料の一種で東南アジアのタイが本場として知られています。お醤油は大豆と塩を発酵させて作りますが、「魚醤」はお魚と塩を発酵させて作られるもので、日本の「しょっつる」やベトナムの「ニョクマム」もナンプラーと同じ魚醤の仲間です。

 

お魚を原料とした発酵調味料なので、動物性のたんぱく質が発酵・分解されてできる濃厚な旨みを含んだ塩気と独特の香りが持ち味です。ちょっとクセのある調味料ですが、本場のタイでは、日本のお醤油のように日常的に料理に使われています。

 

エスニック料理のブームで、「ナンプラー」の名前は聞いたことがあっても、いざ自分で使ったことはないという方も多いのではないでしょうか。今回はナンプラーの選び方やおすすめランキングを紹介しています。これを機会に、ぜひナンプラーを料理に活用してみてはいかがですか。

ナンプラーの選び方

生産地はどこかをチェックして選ぼう

ナンプラーは東南アジアのタイが本場なので輸入品が多く市販されていますが、エスニック料理ブームの影響もあって、国内の食品メーカーが製造、販売を手掛けている商品もたくさんあります。基本的な製造工程は同じでも、実は海外メーカー産と国内メーカー産では味わいが異なることも多いので、ナンプラーを選ぶ際は、この違いがとても重要になってきます。

本場の味を求めるなら海外産

原料となるカタクチイワシなどに塩を加えてじっくりと発酵させて作られたナンプラーは、旨み成分をたっぷり含んでいてとても美味しい調味料です。ただ同時に発酵調味料独特の刺激の強い匂いも持っています。その匂いこそがナンプラーの魅力の一つでもあり、逆に苦手だという方も少なくないのですが、一度はまると病み付きになるとも言われています。

 

海外メーカーのものは、味はもちろんのこと、その強烈な匂いも本場の国で料理に使われているものと変わりありません。エスニック料理が大好き、家庭でも本場の味を楽しみたい、という方はぜひ海外メーカーのナンプラーを使うことをおすすめします。

日本人の味覚に合わせるなら国産

原料がお魚と大豆という違いはありますが、ナンプラーもお醤油もタンパク質を発酵させて作った調味料という点では同じです。しかし、お醤油のまろやかな香りに慣れているわたしたちの中には、ナンプラーの匂いや味わいは刺激が強すぎて苦手だという人も多いです。日本で生産されるキムチが、本場の韓国と違った味わいになっているのと同じように、国内メーカーの扱うナンプラーは、その多くが味や匂いをやや抑えて、日本人の口に合うように調整されています。

 

ナンプラーの初心者の方や、ナンプラーの匂いがちょっと苦手という方は、ぜひ国内メーカーのナンプラーを選ぶようにしましょう。

原材料や添加物をチェックして選ぼう

ナンプラーのおもな原料は、カタクチイワシなどの小魚と塩と砂糖ですが、味を整えるためや製造工程の中で、そのほかの調味料や添加物も加えられることもあります。原材料に何が加えられているかによって、とうぜん味わいも変わりますし、どのような調理に向いているかという用途も違ってきます。原材料のチェックはナンプラー選びではとても大切なポイントの一つです。

「魚、塩、砂糖」メインはキリッとした味わいでつけ汁に

ナンプラーはカタクチイワシなどを塩漬け発酵させて、その液体を取り出し砂糖を加えて味を調えたものが、いわゆるナンプラー「一番搾り」となり、塩と砂糖以外の調味がされていないこの一番搾りは高級品として出荷されます。一番搾りを取り出して残った固形部分に食塩水などを加え、改めて熟成させたものから取り出した液体部分が、ナンプラーの二番搾りとなります。 この一番搾りと二番搾りまでが、それぞれ一級品、二級品とされ、ほぼ自然の味そのままのキリッとした塩辛さが持ち味です。

 

お刺身を食べるときの日本のお醤油のように、ナンプラー本来の味わいを楽しむつけ汁や火を通さないドレッシングの材料として使う場合は、「お魚、塩、砂糖」のみの一級品か、二級品までを使うのがおすすめです。

「添加物」が多いものはマイルドな味わいで調理用に

二番搾りを取り出した後の固形部分に、さらに食塩水を加えて煮沸し、アミノ酸や酢酸などの添加物を加えたものが、ナンプラーの三級品となります。三級品になると、一級品に比べてかなり価格も安いですが、添加物が加えられているからと言って美味しくないわけではなく、塩辛さもいくぶん角が取れたマイルドな味わいになっています。ただし、一級品や二級品に比べ、ナンプラー本来の味わいは薄くなっているので、ナンプラー本来の味を楽しむために使うというよりは、炒め物やスープの味付け用の調味料として使うのに向いています。

 

国内では、なかなか原材料まで気を配ってナンプラーを選べるほど、たくさんの種類が市販されているわけではありませんが、機会があったらぜひラベルの原材料欄にも目を通してみてください。

ナンプラーの容量で選ぼう

使いきれずに傷んでしまった調味料を捨てたという経験のある方も多いと思いますが、ナンプラーも保存状態が悪ければ品質が落ちていくだけでなく、発酵も進んでいきますので味わいが変化してしまいます。ナンプラーを美味しく料理に生かすには、初めにどのくらいの量の物が自分に適しているのかをよく見極めて選びましょう。

料理に常用するなら多めサイズでもOK   

ナンプラーの本場のタイ料理には、もちろんナンプラーは必要不可欠ですが、わたしたち日本人の普段の食生活においては、ナンプラーの出番は実際の所それほど多くありません。タイ料理をはじめとしたエスニック料理が大好きで、毎日の食事にナンプラーは欠かせないという場合のみ、コストパフォーマンスに優れた大きな容量の物を購入しましょう。

 

もちろんその場合でも、時間とともにナンプラーの品質や味わいは変わっていきますので、できるだけ早く使い切ることが良いのは言うまでもありません。

使い慣れないうちは小容量を

毎日使うわけではないけれども、たまに気分を変えてエスニック料理を楽しみたいという方は、少ない回数で使い切れる、容量の小さいものを購入するようにしましょう。

 

またナンプラーはメーカーや産地によっても味わいに違いがあるので、特にナンプラー初心者の方は、小さい容量のものを順に試していきながら、自分の好みのナンプラーを見つけていくのもおすすめです。

ナンプラーの人気ランキング10選

10位

丸美屋

魚醤(ナンプラー)

お試しにもデイリーユースにも最適なナンプラー

おすすめナンプラーの第10位は、ご飯の「ふりかけ」や「麻婆豆腐」でおなじみの丸美屋の、その名も『魚醤』です。原材料はカタクチイワシと食塩のみ、化学調味料も不使用という硬派な商品で、タイで作られた本場の物を瓶詰めしています。しかし日本人の味覚を知り尽くした丸美屋の製品ですから、ナンプラー独特の濃厚な旨みはそのままに、少しだけ匂いを抑えた、ちゃんとわたしたちの口に合うような製品になっています。

 

お醤油やお塩の代わりに使うだけで、いつものお料理が、あっという間にエスニックに早変わり。野菜炒めやチャーハン、スープの味付けに、野菜サラダのドレッシングのベースにとお手軽に使えます。ワンタッチで簡単に開けられるキャップ付きなのもうれしいところです。まずナンプラーをお試しで使ってみたいという方にもおすすめの商品です!

9位

エスビー食品

李錦記 魚醤(ナンプラー) 130g

味わいバランスのとれた中国産ナンプラー

第9位も同じく国内の食品メーカーの一つ、おなじみのエスビー食品が販売している、世界で初めてオイスターソースを開発した中国の「李錦記」ブランドのナンプラーです。ナンプラーにしては少し珍しく原産国は中国ですが、調味料の品質には定評のある「李錦記」ブランドの製品なので、味わいは保証つき。原材料として基本のカタクチイワシと食塩だけでなく、砂糖も加えられているので、独特のしょっぱさと旨みの中にほのかな甘みも感じられるバランスの取れたマイルドな味わいで、より日本人の口に合うような味わいのナンプラーです。

 

炒め物など熱を加える料理の味付けにも、サラダにかけたりつけ汁にしたりといった、そのまま使う料理のどちらにもオールマイティに使える便利なナンプラーです。エスニック料理の味付けはもちろん、中華料理の味付けにつかってもOK。サイズも130mlと小さめなのでお試しで使ってみるのにもおすすめのナンプラーです。

8位

ユウキ食品

ユウキ ナンプリック・ナンプラー 125g

ピリッと辛いナンプラーのアレンジ調味料

第8位はナンプラーそのものというよりも、ナンプラーをさらにアレンジしたとでもいうべき調味料『ナンプリック・ナンプラー』です。家庭用から業務用まで中華やエスニック調味料を幅広く手掛けるユウキ食品が手掛けています。ナンプラーに唐辛子の辛味とレモンの酸味を加えた、よりエスニック感が強い調味料で、本場では家庭ごとに自作されることも多い調味料です。

 

料理のベースの味付けに使うというよりは、スープや炒め物などに辛みをプラスする薬味として最後に少し加えたり、揚げ物や春巻きのつけだれとしてそのまま使うのが、とてもおいしくいただけておすすめです。ナンプラーのバリエーションの一つとして、エスニック好きの方からビギナーの方まで、ぜひ一度お試しいただきたい商品です。

7位

モンテ物産

モンテベッロ アッラ・ガルム プラボトル 300ml

古代ローマの味を再現した魚醤

ガルムとは古代ローマで使われていた「魚醤」のことで、ローマ帝国の滅亡とともに正確な製法は失われていましたが、近年さまざまな資料を基に再現されるようになりました。第7位はナンプラーと同じ魚醤の中から、現在は南イタリアの限られた地域でのみ、わずかに生産が行われているガルムを日本国内で加工したモンテベッロ の「アッラ・ガルム」がランクインです。カタクチイワシと塩を熟成させるのはナンプラーと同じですが、イタリアはローマの発祥の魚醤なので、料理としてはお肉やお魚料理はもちろん、パスタなどにもよく合います。

 

さまざまな種類を試してきた魚醤ファンの方が、最後にこれに行きついたという声もある美味しい魚醤です。少し一癖あるランキング第7位ですが機会があればぜひ試していただきたい商品です。

6位

ユウキ食品

ユウキ そのままかけられるナンプラー 135g

食卓に置いて手軽に使えるナンプラー

第6位は、8位の「ナンプリック・ナンプラー」と同じユウキ食品から、その名も「そのままかけられるナンプラー」を紹介します。原産国はタイですが、ナンプラー独特の香りを抑え、お醤油や旨み成分もプラスすることで、食生活にお醤油が欠かせない日本人の口にもマッチする味わいのナンプラーになっています。名前の通り、食卓の上にそのまま置いてそのまま使えるのが持ち味で、エスニック料理はもちろん、焼き魚、お鍋のだし、卵かけごはんなど、純和風の料理に、お醤油の代わりに使うと、いつもの味がちょっとエスニック風に変化してとても美味しくいただけます。

 

通販サイトのナンプラーの売れ筋ランキングでも上位に上がることが多く、リピーターの方もたくさんいらっしゃるので、ナンプラーデビューの方にもぜひ試していただきたい商品です。

5位

プラムック

ナンプラー 魚醤 プラムック 700ml ペットボトル

本場タイで人気の隠れた絶品ナンプラー

第5位は原産国のタイでも高品質で知られるプラムック の『ナンプラー』です。ラベルのイカのイラストが特徴的ですが、メーカー名の「プラムック」がタイ語で「イカ」という意味なので、原料にイカが使われているわけではありません。プラムックのナンプラーは原材料のカタクチイワシに塩を加え発酵させて抽出した上澄みを使用した、いわゆる一番搾りのナンプラーで、透明度が高く、本場タイでも高品質なナンプラーとして 根強いファンを持っています。

 

また原材料のカタクチイワシの使用量が多いので濃厚なコクがあるのも大きな持ち味です。味付け調味料として使ってもよし、つけだれとして使ってもよしの、非常に汎用性の高い商品で、エスニック料理のベテランから初心者まで安心して使えるナンプラーと言えます。容器が使いやすいペットボトルなのもおすすめポイントです。

4位

オーバーシーズ

メガシェフ プレミアムフィッシュソース(ナンプラー) 200ml

コクとマイルドさを合わせ持つプレミアムナンプラー

第4位は原材料のカタクチイワシの品質にもこだわって作られた、高品質でプレミアムなナンプラー、メガシェフの「プレミアムフィッシュソース」です。塩分を控えめにして、甘味として砂糖や果糖が加えられているので、口当たりが優しいながらもコクがある、どちらかというと上品な味わいのナンプラーで、タイレストランでもよく使用されています。お手頃な価格でありながら、普段の料理を、ちょっと高級感を感じさせるある味わいにしてくれるので、エスニック料理が好きな方にはたまらないナンプラーです。

 

また、エスニック料理だけでなく、和食に使っても、料理に旨みとコクを出すことができるので、お醤油の代わりに使ったり、隠し味に用いたりといった万能調味料として、ナンプラーデビューの方にも自信を持っておすすめできる商品です。

3位

まるはら

まるはら 鮎魚醤 200ml

鮎を使った日本生まれの絶品魚醤

第3位はナンプラーと同じ「魚醤」の仲間である日本の「 鮎魚醤」です。原材料の魚として「鮎」を使用し、塩だけで8ヵ月間熟成させ、丁寧に濾過すると澄み切った琥珀色の魚醤ができあがりますが、ナンプラーとの最大の違いは、鮎魚醤にはほとんど香りがないこと。ナンプラーの独特の香りにも魅せられている方には物足りなく感じるかもしれませんが、清流で育った鮎の持つ旨みは十分で、香りが少ない分、その旨みは、食材本来の味わいを邪魔することなく、より深く引き出します。

 

日本生まれの調味料なので日本人の口に合うのは言うまでもありません。料理の味付けとしてはお醤油のように使うだけで美味しさが広がりますので、本場のナンプラーがお好きな方にもぜひ味わっていただきたい魚醤です。ナンプラー初心者の方には、ナンプラーを使ってみる前に、この「鮎魚醤」で魚醤の美味しさをまず体験してみるという点でもおすすめできる商品です。

2位

ティパロス

ティパロス ナンプラー(魚醤) 700ml

本場タイでも定番の人気ナンプラー

第2位に選ばれたのは本場タイ原産、ティパロスの「ナンプラー」です。熟成期間を一年半とやや長めにしてあるので旨みが濃く、砂糖も加えられているマイルドな口当たりで、タイで最も売れているナンプラーの一つであるとともに、日本でも多くのエスニックレストランで採用されている本場の味です。700mlペットボトル入りのたっぷりサイズなので、エスニック料理が大好きな方にとっては、味、値段、容量すべてが満足できる、とてもうれしい商品です。

 

また、ナンプラー初心者の方でも大丈夫。マイルドな味わいは、どんな料理の味付けにも使えるので、炒め物や焼きそば、スープのメインの味付けだけでなく、ちょっとした隠し味としてさりげなくどんどん使いながら、ナンプラーの美味しさを体験するのにおすすめの商品です。

1位

アライドコーポレーション

アライド バランス フィッシュソース(ナンプラー)ゴールド 200ml

味・香り申し分なしの最高級品

堂々の第1位に選ばれたのは、アライド の「バランス フィッシュソース ゴールド」です。ナンプラーの本場タイでも絶大な人気を誇るナンプラーで、通常半年から1年程度の熟成期間で作られるところ、このバランス フィッシュソースは2年の期間をかけてじっくりと熟成させています。さらに、ナンプラーの一番搾りの上澄み液だけを商品にしているので、雑味のない澄み切った味と香りが楽しめる最高級品でもあります。

 

この最高品質のナンプラーが、とてもリーズナブルな価格で手に入るところも非常に評価が高い部分です。ナンプラーの初心者の方から、扱いなれている方まで、最もおすすめできるナンプラーは、この『アライド バランス フィッシュソース(ナンプラー) ゴールド』で間違いありません。

まとめ

ナンプラーの選び方やおすすめ商品10点を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。ナンプラーもメーカーや原産国などによって、それぞれ個性的な特徴と魅力を持っています。食卓のメニューにナンプラーをちょっとひと工夫して加えてみてはいかがですか。いつもの料理が、普段とはまた違った、新たな味の広がりを見せてくれますよ。

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