【最新作も】村田沙耶香のおすすめ小説人気ランキング14選【コンビニ人間】

小説界における新人作家の登竜門”芥川賞”を受賞した村田沙耶香。今回は、活動を始めて初となる文学賞である群像新人文学賞を受賞して以来、今日に至るまで数々の賞を受賞している彼女の作品をランキング形式でご紹介。コンビニ人間や2020年2月に発売した最新作も紹介しています。

クレイジー作家・村田沙耶香はどんな人?

村田沙耶香は、心理学への道か文学の道かと悩んだ末、文学部へ進学しており、玉川大学の文学部芸術学科芸術文化コースを卒業しています。小学三年生のころから少女小説や少女漫画に興味があり、自作もしていたとのことです。

 

大学卒業後は横浜文学学校にて、宮原昭夫から本格的に文学を学びます。宮原昭夫とは、芥川賞をはじめとする賞を数多く受賞した名作家で、塾講師だった経験もあったことから新人の育成に力を入れている人物として有名です。

 

朝井リョウ、藤千恵、西加奈子といった人気作家と交流があり、本人は否定していますが、彼らからクレイジー沙耶香という愛称で呼ばれています。小説のテーマや内容が独特であることが理由の一つになっています。

村田沙耶香の小説の選び方

村田沙耶香の書いた小説はたくさんあるため、普段小説を読まない方や、他ジャンルの小説しか読まない方におすすめの選び方を紹介します。

文学賞を受賞した作品から選ぶ

村田沙耶香は、芥川賞をはじめとした数々の文学賞を受賞しています。賞によってテーマが異なるため、自分が気になるテーマの賞から作品選ぶことができます。

芥川賞を受賞した作品から選ぶ

芥川賞とは、新人、または無名作家によって発表された対象作品の中で、数名の審査員による評価が高かった作品に贈られる賞で、テーマは純文学です。純文学とは芸術性に重きを置いた作品群を指しており、ページ数に関しては短編と中編作品が主になります。

 

現存の出版社である文藝春秋の創業者である菊池寛が、親交があった太守時代の名作家、芥川龍之介の名を借り、直木賞と共に昭和1935年に企画されました。受賞者には正賞として懐中時計と、副賞に100万円が授与されます。年に2回選考が行われており、受賞作品は文藝春秋に掲載されます。

 

村田沙耶香がこの芥川賞を受賞したのは2016年です。芥川賞を受賞したことで有名になり、以前の作品にも再び注目が集まっています。芥川賞は公募ではないため、審査員による選りすぐりの作品が選ばれることから、芥川賞を受賞した彼女の作品は非常に魅力的であったことがうかがえます

群像新人文学賞を受賞した作品から選ぶ

群像新人文学賞とは、講談社が販売している文学雑誌である群像が主催する新人賞で、1958年に純文学作品を対象に開始されました。歴代の受賞者には、村上春樹、村上龍、阿部和重、中沢けいといった名作家が名を連ねており、そのレベルの高さがうかがえます。

 

この群像新人文学賞は読書家の中では、「今までになかった」作品や、「奇抜な発想や展開」というような、純文学の中でも独特な作品が受賞する傾向にあるとされており、仲間にクレイジーと呼ばれる村田沙耶香の作品が受賞したのもうなずけます。

 

村田沙耶香の作品は2003年に優秀賞を受賞しており、主要な文学賞としては彼女の初受賞です。そのため群像新人賞は作家としての大きなターニングポイントであったと言えるでしょう。

野間文芸新人賞を受賞した作品から選ぶ

野間文芸新人賞とは、文芸雑誌を発行する講談社の初代社長である野間清治の遺志をもとに設立された文学賞です。テーマは純文学全般で、新人作家に与えられます。野間三賞と呼ばれる講談社が主催する文学賞の内の一つです。

 

この賞の特徴として、候補者は芥川賞受賞未受賞者が選ばれるというものがあります。明確なルールとして定められているわけではありませんが、より新人で経験の少ない作家への文学賞という位置づけが意識されているようです。

 

この賞を受賞した作家の約3割が後に芥川賞を受賞することになっており、実際に村田沙耶香が野間文芸新人賞を受賞した7年後に芥川賞を受賞しています。彼女の作品の中でも特に若々しく新鮮な考えが投影されている作品であると言えます。

三島由紀夫賞の候補に選ばれた作品から選ぶ

三島由紀夫賞は他の文学賞と異なり、対象は小説、評論、詩歌、戯曲といった幅広いカテゴリが特徴で、賞のテーマは「文学の前途を拓く新鋭の作品一篇」とされています。広義の文芸においての最先端を求めているといってよいでしょう。

 

小説だけにしても他ジャンルの作家、中堅作家や大物作家の作品が受賞することもあり、この賞の候補として名が挙がるだけでも名誉であると言えます。

 

村田沙耶香の作品は3作品が候補に挙がり1作品が受賞しています。対象となる作家の範囲がかなり広い中、数回の候補だけでなく受賞もしている村田沙耶香の文才は確かなものであり、文学の前途を開く新鋭であると断言できます。

ページ数で選ぶ

同一の作家による作品でも、作品ごとにページ数が大きく異なります。小説に馴染みのあるなしや、読書に費やせる時間によってページ数から選ぶことをおすすめします。

ページ数の少ない作品から選ぶ

村田沙耶香の中でも特にページ数の短いものは、単行本で160ページと短く、比較的スムーズに読み切ることができます。

 

小説を普段読み慣れていない方や読書に多くの時間をさけない方は、長編読むと疲れや内容の忘れによって十分に楽しめないことがあります。文字数が少なくても純文学としての魅力を紐解く事も含めると、多くの時間を楽しむことができます。

 

純文学を読む際は、短編小説を手探りでも良いのでゆっくりと最後まで読み切り、一つの物語を始めから終わりまで楽しむことをおすすめします。

ページ数の多い作品から選ぶ

村田沙耶香の作品の中でも特にページ数の多いものは文庫本で320ページと膨大で、短いものと比べると2倍多いです。

 

ページ数が多いとストーリーのボリュームが大きいくなるため、要所に純文学としての魅力がたくさん詰まっているといえます。そのため、一つの作品世界にどっぷりと浸かることができ、長期的に読み続けることができるため、読むの速い方も満足できるでしょう。

 

しかし、ストーリー中の展開が目まぐるしく変わったり、登場人物の把握が困難になる作品もあり、1冊を読み終える前に頓挫してしまう可能性があります。普段は他ジャンルの小説を読みなれているが、村田沙耶香の純文学に挑戦してみたい、という方におすすめします。

あとがきから選ぶ

一度でも文庫本を手に取ったことのある方なら、作品の後半部分に書かれたあとがきを見たことのある方は多いのではないでしょうか。このあとがきには主に、作者による物語の解説や、作品に対しての意気込み等が書かれています。

 

村田沙耶香をはじめとする純文学においてこのあとがきには、作品に対する作者の心情が書かれていることが多いです。あとがきから作者が伝えたいこと、意識していたこと、作品を書こうと思った心情をうかがうことができるため、村田沙耶香の作品選びにおいても重要な要素の一つになります。

 

店頭での村田沙耶香の作品を選ぶ際は、ぜひこのあとがきから魅力的な作品を選ぶことをおすすめしますが、あとがきは文庫のページの一部であり、すなわち作品の一部でもあるため立ち読みに該当することもあるので注意しましょう。

あらすじから選ぶ

書店に並んでいる文庫本を手に取ってみると、背表紙に150字程度で作品のあらすじが書いてあります。実はこのあらすじが作品選びの重要なポイントになっています。

 

この文庫本の裏に書かれた概要は、作者や出版社の担当編集者による作品の導入や大まかな物語の説明が書いてあります。作品選びに困ったときはこのあらすじに目を通すことで、自分好みの作品か、興味が引かれる内容かといった判断をすることができます。

 

Amazonをはじめとしたネットショップにおいてもこのあらすじは役立ちます。作品のページにおける商品説明や概要といった情報にそのままあらすじが載せてあることがほとんどなので、ぜひ参考にしてください。

【2020年2月発売】村田沙耶香の最新作もおすすめ

単調でストレスフルな日々をキュートな妄想で脚色!

表題作「丸の内魔法少女ミラクリーナ」では、OLが主人公。日々降りかかる難題を”変身”し、妄想力を駆使して乗り越えています。そんな最中元魔法少女仲間のレイコが彼氏と喧嘩。よりを戻すために出した条件とその結末に注目です。

 

その他、秘密の花園・無性教室・変容の計4篇を収録。さまざまな世界との対峙の仕方を描いています。村田沙耶香の世界観の神髄を堪能できる短編集です。

ページ数 216ページ 文学賞 なし

村田沙耶香作品の人気ランキング13選

演劇界の鬼才・松井周と練り上げた千久世島ワールド

今作の舞台・千久世島では年に一度、秘祭「モドリ」が行われる。14歳になり、初めて「モドリ」に参加させられることになる”私”と親友の花蓮は、 その年の生贄が同級生の高城くんになることを知ります。因習に満ち閉塞した島を脱出しようとする。

 

著者の村田沙耶香自身も「この作品を書いたことで、『人間』が何なのかわからなくなりました」というコメントを残しています。予測不可能な創生記です。

ページ数 176ページ 文学賞 なし

夫も食べてもらえると喜ぶと思うんでーー

死んだ人間を食べる新たな葬式を描いた表題作・生命式をはじめ、村田沙耶香が選んだ12篇を集めた短編集です。常識を外れて本質を突き付けるような本作。脳そのものを揺さぶる文学史上、もっとも危険な短編集となっています。

 

クレイジー沙耶香と呼ばれる理由が詰まった問題作です。

ページ数 272ページ 文学賞 なし

舞台は小学校。テーマはスクールカースト。

小学校を舞台に、女の子たちのスクールカーストを描く本作。そう聞くと上層と下層の話題だと思う方も多いのではないでしょうか。本作はスクールカーストの下層にいる律と”最下層”にいる瀬里奈の友情を描いた作品です。

 

周りの顔色をうかがってばかりいた律が、瀬里奈の自由さに反発しながら、”自分らしさ”に惹かれていきます。協調性が高いと何がいいの?といった、誰もが一度は感じるであろう疑問に答えてくれる作品です。

ページ数 256ページ 文学賞 なし

性について悩み、衝突する三人の女性

本作の主人公は、自らの性に疑問を抱く女性、里帆です。十九歳の彼女は自分の性に自信が持てないことから、第二次性徴をやり直すために男装をし、自習室と呼ばれる部屋に通い始めることになります。

 

自習室において、女であることに固執して自分の女性を見いだせないでいる椿と、生身の男性と接しても実感を持てず人間としての自分に疑問を持つ千佳子に出会い、衝突しあいながらも自分の性を探します。

 

村田沙耶香の作品の特徴として、人が生きていくうえで抱え込みがちな言葉で表せない感情を文章として表現することが上手であることが挙げられます。登場人物の年齢に差があることから、口にしづらい感情を共感することができるかもしれません。

ページ数 222ページ 文学賞 なし

「性行為」も「家族」も、世界から消える……

物語の舞台は、世界大戦をきっかけに人工授精が飛躍的に発達した、パラレルワールドの日本です。この世界の日本では出産は人工授精で行われるのが一般的で、性行為に伴う快楽が生殖と分離しています。

 

夫婦間の性行為が禁忌とされ、恋愛対象や性的な快楽の対象は恋人やキャラクターに限定される。そんな世界で生まれた主人公の雨音は、両親の性行為から生まれたことを恨んでおり、両親とは違う清潔な家族をつくりました。しかし、移住した実験都市には男性も人工的に妊娠できる家族のいらないシステムがあり、穏やかな生活が崩れ去ります。

 

人が一度は疑問に思う「常識」を問う作品です。今の日本の常識とパラレルワールドの常識、そしてそこに住む人々の常識と読者の常識。少し不気味な怖さを感じる、哲学的な作品です。

ページ数 288ページ 文学賞 なし

思春期の女子中学生と男子大学生

主人公は高校受験を控えた中学三年生。肉体的にも変化が訪れ、女性へと心も体も変化していく年齢です。そんな折、受験のために家庭教師として大学生が週に二回家に来ることになりました。

 

主人公は、芽生えてくる女性的な感情や衝動、母性といった処理が追いつかず、次第に暴走していきます。そして、家庭教師の大学生を女性として支配しようと試みます。

 

本作品は表題のほかに「コイビト」、「御伽の部屋」と合計三つの作品が合わさった短編集になります。中学生、少女、大学生と主人公の年齢に間隔があり、女性の読者には共感できる点があるのではないでしょうか。

ページ数 240ページ 文学賞 群像新人文学賞
7位

講談社

星が吸う水

性行為には本物と偽物がある

性行為に満足でいない結真との生活に、行為が嫌だけど彼氏と別れたくない後輩、美紀子が介入してくるというストーリーです。過激な内容ではありますが、肉体に関する描写をかかないということが徹底されています。

 

性行為以外の肉体関係を求める主人公を通して、既存の固定観念にとらわれないといった点から、「地球」といった壮大なテーマへと発展する、まさにクレイジーな作品です。

 

こちらの作品は「星が吸う水」「ガマズミ航海」という短編の二作で構成されています。どちらの作品も村田沙耶香が得意とする「女性の視点」で書かれていますが、男性でも十分に楽しめます。理解できない感性だからこそ魅力を感じるでしょう。

 

 

ページ数 240ページ 文学賞 三島由紀夫賞候補
6位

朝日新聞出版

しろいろの街の、その骨の体温の

恋愛と支配の狭間の少年少女

主人公は、クラスの中で目立たない存在である小学4年生の結佳です。習い事の習字教室で同じクラスの伊吹雄太と仲良くなります。はじめは小学生の友達という一般的な範疇の付き合いでしたが、次第に伊吹を自分のおもちゃにしたいという気持ちが高まります。

 

ある日、結佳は伊吹にキスをしてしまい、恋愛と支配の狭間の関係を続けていきます。その後、彼らは中学校へ進級し、その関係に変化が訪れます。

 

村田沙耶香が得意とする若い女性特有の感情が丁寧で実直に表現された作品です。女の子が少女へと変わっていく時間がリアルに書かれています。スクールカーストやいじめとといった学校特有の暗い描写があるため、苦手な方はご注意ください。

ページ数 320ページ 文学賞 三島由紀夫賞

文房屋で買ったステッキに恋をした少女

極端に臆病な幼い小学生の有里は、ある日文房具屋で偶然銀のステッキを買いました。真っ暗な子供部屋の押し入れの中、写真から切り抜いた男性の目を眺めながら自慰行為にふけります。

 

中学に進学し、依然として暗い性格だった彼女は熱血担任教師から説教を受けます。その際に銀のステッキがクラスメイトの前にさらされ、男子生徒に放り投げられます。有里はステッキを放置したまま家に逃げ帰り、自殺のために遺書を書こうとするが、なぜか「殺」という文字を書いてしまい、その日から妄想の中で殺人を繰り返すようになります。

 

有里が小学生から大人になるまで、様々な挫折と奇怪な妄想が繰り返される、異様な作品です。村田沙耶香の作品の中でも、グロテスクで過激な表現がふんだんに盛り込まれています。

 

ページ数 284ページ 文学賞 野間文芸新人賞

家族に飢えた少女のおかえり探し

母性を著しく倦んだ母親のもとで育った恵奈が本作の主人公です。家族欲を歪んだ形で処理していた彼女ですが、高校に入り、家を出て恋人と同棲を始めることになります。しかし、家族欲を満足に満たすことができず、葛藤します。

 

一種のネグレクトを受けている主人公の描写がリアルです。血縁者に似ていると言われた時の不快感や、幸せな家庭には分からない苦痛、仲の良い家族を演じることへの違和感といった表現は、村田沙耶香ならではの作品であることが実感できます。

 

序盤は家族の愛を求める少女のタフで純粋な印象ですが、次第に発想が普通でなくなり不穏な雰囲気へ移行していき、最後に衝撃の展開を迎えます。村田沙耶香らしい、家族の常識を改めて問う作品です。

 

ページ数 229ページ 文学賞 三島由紀夫賞候補

10人産んだら1人殺せる、究極の少子化対策

物語りは100年後の日本。少子化が深刻化し、究極の対策として10人子供を産めば、1人殺せるという制度が施行されています。この制度を実際に利用した人は「産み人」と呼ばれ表向きはさげすまれていますが、殺人が公的に認められているため一定数の産み人が存在しています。

 

科学の発達による人工的な生殖や、男性に人工子宮を付け出産が可能になって世界で、「産み人」を姉にもつ、妹の視点から物語が進行し、姉がの10人目の出産が目前に迫り、新たな殺人が起きようとしています。

 

村田沙耶香作家活動の中で殺人シーンを描くのが喜びだそうで、本作においてもその趣旨は色濃く反映されています。衝撃的な描写が複数あり、苦手な方は注意しましょう。

 

ページ数 208ページ 文学賞 センス・オブ・ジェンダー賞少子化対策特別賞

愛と繁殖と地球星人

幼少期に受けたショックから異性との肉体的なかかわりに嫌悪感を持つ女性が主人公の作品です。地球では恋愛の末に家族を作り命を紡いでいくことが美徳とされていますが、主人公には理解できず、必死に周りに合わせようとしますが大人になるにつれてほころびが生まれます。

 

村田沙耶香が芥川賞を受賞した後に発表された初となる作品、彼女の作品らしく常識、一般論、協調といったあたりまえを改めて疑いたくなるような内容です。フィクションでありながらも圧倒的なリアリティを感じさせる文章は、彼女の才能を改めて感じさせられます。

 

村田沙耶香の中でもラストシーンの衝撃は非常に大きく、読んだ後も地球星人の世界からなかなか抜け出せなくなるようなパワーがあります。あらゆる面でレベルの高い純文学作品です。

ページ数 246ページ 文学賞 なし

コンビニを舞台にした、36歳独身女性のエキセントリックな物語

36歳で18年目間コンビニバイトを続けている古倉恵子が主人公です。幼少期の失敗体験から普通や常識を過剰に意識してしまう彼女は、模範解答と言えるリアクションを徹底し、なんとか社会に適応していました。

 

そうした常識に対する違和感を抱えながらもコンビニでのバイトを続けていた彼女の前に、新入りのバイトである羽鳥がやってきます。彼に、そんな生き方は恥ずかしい、と突きつけられ、彼女の葛藤はさらに深刻なものに変化してゆきます。

 

村田沙耶香が芥川賞を問った作品で、彼女の名を一気に広めた代表作と言える作品です。コンビニ、バイトといった誰もが身近に感じる環境を舞台にしたベストセラーで、全体を通して難しい言い回しや難解なストーリー展開はなく、読みやすいことが特徴です。

ページ数 160ページ 文学賞 芥川賞

村田沙耶香のおすすめ作品比較一覧表

商品 商品リンク 特徴 ページ数 文学賞
1
アイテムID:4877623の画像
コンビニ人間

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コンビニを舞台にした、36歳独身女性のエキセントリックな物語

160ページ 芥川賞
2
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地球星人

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愛と繁殖と地球星人

246ページ なし
3
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殺人出産

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10人産んだら1人殺せる、究極の少子化対策

208ページ センス・オブ・ジェンダー賞少子化対策特別賞
4
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タダイマトビラ

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家族に飢えた少女のおかえり探し

229ページ 三島由紀夫賞候補
5
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ギンイロノウタ

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文房屋で買ったステッキに恋をした少女

284ページ 野間文芸新人賞
6
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しろいろの街の、その骨の体温の

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恋愛と支配の狭間の少年少女

320ページ 三島由紀夫賞
7
星が吸う水

性行為には本物と偽物がある

240ページ 三島由紀夫賞候補
8
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授乳

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思春期の女子中学生と男子大学生

240ページ 群像新人文学賞
9
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消滅世界

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「性行為」も「家族」も、世界から消える……

288ページ なし
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ハコブネ

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性について悩み、衝突する三人の女性

222ページ なし
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マウス

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舞台は小学校。テーマはスクールカースト。

256ページ なし
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生命式

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夫も食べてもらえると喜ぶと思うんでーー

272ページ なし
13
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変半身(かわりみ)

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演劇界の鬼才・松井周と練り上げた千久世島ワールド

176ページ なし

おすすめの村田紗耶香作品を楽しむ

ここまで村田沙耶香の作品を紹介しましたがいかがだったでしょうか。彼女の作品の特徴は、女性、性、常識といったテーマが含まれることが多いという点です。これらのテーマに興味がある方は、ぜひ今回のランキングを参考に村田沙耶香の世界観に触れてみてください。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。

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