【隠蔽捜査8の発売日も】人気作家今野敏のおすすめ作品ランキング11選

格闘家と作家という2つの顔を持つ今野敏は、警察小説や任侠系の作品で知られる人気作家であり、老若男女問わず幅広い年代から高い人気を誇っています。様々なメディアに引っ張りだこな今野敏の作品について、多彩なジャンル・シリーズのなかからおすすめの作品をご紹介します。

人気作家・今野敏の人気の秘密

警察小説を中心に、SF・アクションなどといった多彩な作品を生み出している人気作家・今野敏は北海道三笠市生まれ、函館ラ・サール高等学校および上智大学の文学部新聞学科出身の作家であり、大学在学中に「第4回問題小説新人賞」を受賞したことにより、作家として華々しくデビューしました。

 

「作家」と「格闘家」という2つの顔を持ち、空手経験を活かしたリアリティとスリルを兼ね備えた迫力満点のアクションシーンの描写が多くの読者を虜にしています。

 

また、警察・ヤクザ・任侠などといったダークな一面が注目されやすいを題材とした作品が多いものの、明るくポジティブな作風であることがほとんどであることや、多彩な文章表現による緻密な人間描写も今野敏作品の魅力といえます。

今野敏作品の選び方

今野敏作品には、実に様々な作風・世界観が存在するため、初めて作品を手に取った方にとっては「どれが自分に合う作品かわからない…」と感じることも少なくありません。ここでは、今野敏作品の選び方についてまとめています。

作品のジャンルで選ぶ

今野敏作品には様々なジャンルが存在しており、ジャンルによってはかなりの長文・展開が複雑になっていることもあるため、初めて作品に触れるという方は特にジャンルに注目して本を選ぶことで、より自分の好みに合った作品を探すことができます。

定番の今野敏作品「警察小説」がおすすめ

今野敏が手掛ける数々の作品のなかでも、定番のジャンルといえるものが「警察小説」です。現場の刑事の活躍・組織のダークな一面を主体とした作品は、これまでの警察小説のイメージを変えたといっても過言ではないとされています。

 

今野敏の警察小説は、警察という組織のなかでも上層部の人間の視点で物語が進展していきます。事件を解決することよりも、他の組織とのつながり・内部の人間同士の絆などといった一面に重きを置いており、読者の心に訴えかけてくるような内容が特徴。今野敏による「警察小説」における最大のポイントといえます。

 

また、今野敏の「警察小説」における迫力満点のアクションシーンは、ミステリー・サスペンス小説をこれまであまり読まなかったという読者も虜にするほどの魅力があります。「今野敏作品の代表的な作品を読みたい」という方におすすめのジャンルです。

作家・今野敏を知るなら「エッセイ本」を

今野敏は「作家」と「格闘家」という異なる2つの一面を持っており「エッセイ本」では、今野敏が作家となった理由や格闘家としての人生などが今野敏自身によってつづられています。現在のように人気作家となるまでの今野敏の知られざる一面を知ることができるでしょう。

 

エッセイ本のなかには、著名人との対談やエッセイ本のためだけに書き下ろされたオリジナル短編小説などが収録されているも。今野敏ファンはもちろん、これから今野敏作品を読み始めるという方にもおすすめのジャンルといえます。

一味違う今野敏作品を楽しめる「アンソロジー作品」も

ある程度今野敏作品を読んだという方には、これまでの作品とは違う一風変わった今野敏作品が楽しめる「アンソロジー作品」がおすすめです。

 

「今野敏の作品といえば警察小説やSF」というイメージを持たれがちですが、実は「日本冒険作家クラブ」や「日本推理作家協会」などといった各協会が編纂したアンソロジー本にも今野敏が書いた作品が収録されています。

 

今野敏作品においておなじみのキャラクターによる世界観とは、また一味違ったキャラクター・作風・展開が楽しめるうえ、多彩な観点・展開が用意された他の作家達の作品も同時に楽しめるため、今野敏ファンはもちろん、ミステリー・サスペンス小説が好きな方にはぜひおすすめしたいジャンルです。

作品のシリーズで選ぶ

今野敏が手掛ける作品には、実に多彩なシリーズが展開されているため、初めて今野敏作品に触れるという方は特に「どの作品から読めばいいか分からない」という場合もあることでしょう。

世界観や構成はシリーズによって異なりますので、自分が読みやすいと感じる作品を選ぶ時には「シリーズ」に注目してみましょう。

隠蔽捜査シリーズ

今野敏作品において、幅広い年代に知られる「代表作」ともいえるのが「隠蔽捜査シリーズ」です。2007年にテレビ朝日・2014年にはTBSにてテレビドラマ化されたことでも有名であり、第27回吉川英治文学新人賞・第59回日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞するなど、ミステリー・サスペンス分野でも高く評価されています。

 

長編7作品・スピンオフ短編集2作品という全部で9つのシリーズから構成されるこちらのシリーズは、これまでの警察小説にはありがちであった、所轄などの現場の刑事が活躍するのではなく、なかなか描写されることがなかった「警察庁の官僚」に焦点を当てた内容となっているのが、このシリーズの特徴といえます。

 

今野敏作品の特徴ともいえる登場人物の心理描写が濃く表現されており、主人公の竜崎が抱える苦悩や葛藤は多くの読者を虜にしています。今野敏作品にはじめて触れるという方におすすめのシリーズです。

任侠シリーズ

これまでの「任侠モノ」のイメージを覆すような、ユニークでコミカルな内容とキャラクターが高く評価されているシリーズこそ、今野敏が手掛ける「任侠シリーズ」です。

 

今になっては珍しい、任侠道をわきまえたヤクザ達が集まった「阿岐本組」によるドタバタ社会活動コメディーとなっており、能力・地域からの人望などといった、全てにおいて文句なしでありながら、社会奉仕の活動には目がないという、ちょっとおちゃめな組長と愉快な仲間たちが、兄弟分の組から寄せられる様々な困り事に悪戦苦闘していくシリーズです。

 

「任侠」と「社会奉仕」というギャップが多くの読者の心を鷲づかみする人気シリーズであり、「任侠モノ」ならではのダークな部分をあえて控えめにした、明るく温かみのあるストーリー展開や人情に厚い組長たちの一貫した人間性・考え方は何度も読みなおしたくなるほどの魅力を持っています。「小説でとことん笑いたい」という方におすすめのシリーズです。

奏者水滸伝シリーズ

今野敏作品のなかでも初期に書かれたものであり、比較的手軽に読みやすいと高い評価を得ているのが「奏者水滸伝シリーズ」と呼ばれるシリーズです。7つの物語に後日談を含めた全8シリーズで構成されているこちらの作品はタイトル変更こそされていますが、通称「超能力者シリーズ」という名前で呼ばれているように、SF的要素が強めに表現されているのが特徴です。

 

かつて「聖者」と呼ばれた偉大な奏者が死ぬ前に残した予言に基づき、超常的なパワーを持つ4人のミュージシャンの男たちが東京に集結し、各々の能力を活かして数々の事件を解決していくという軽快かつ痛快なストーリー展開が幅広い年代の読者を虜にしています。

 

今野敏ならではの迫力満点のアクションシーンは、他のSF作品を圧倒させる魅力を秘めているほか、人物描写・音楽の演奏シーンなどが今野敏らしい緻密な文章によって、色濃く表現されています。音楽やSFジャンルが好きな方や「手軽に読める小説が良い」という方にもおすすめのシリーズといえます。

映像化した作品で選ぶ

今野敏作品のファンでも、本を読むのは苦手という方もいるのではないでしょうか。そういった方には、ドラマ化・映画化された作品がおすすめです。多数の警察小説が映像化されており、小説とは違った楽しみ方ができますよ。映像を見て気になったという方は、ぜひ小説も読んでみてください。

テレビドラマ化した作品

今野敏の作品は、佐々木蔵之介主演の人気テレビドラマ「ハンチョウ」シリーズの原作になるなど、テレビドラマ化している作品が多数。『神南署安積班』シリーズや『隠蔽捜査』『警視庁強行犯係・樋口顕』シリーズなどが挙げられます。警察小説が多数映像化されているのが特徴です。

映画化した作品もおすすめ

今野敏作品では『ST 警視庁科学特捜班』が映画化されています。1998年から刊行している日本の警察小説シリーズです。同タイトルのドラマが放送されたのち、2014年に「ST 赤と白の捜査ファイル」というタイトルで連続ドラマ化。2015年にはドラマの劇場版として映画化されています。

デビュー作や受賞作から選ぶ

作家のデビュー作や文学賞を受賞した作品は、文学的な評価の高い作品が豊富です。ここでは、今野敏のデビュー作や受賞歴・受賞作品をご紹介します。

デビュー作『怪物が街にやってくる』

今野敏は1978年に『怪物が街にやってくる』で第4回問題小説新人賞を受賞。この作品がデビュー作です。今野敏のルーツともいえる作品なので、ファンならばぜひ読んでおきたい一冊といえます。

初心者は文学賞受賞作品がおすすめ

文学賞とは、優れた作家やその作品に与えられる賞の総称。有名な芥川賞や直木賞などが挙げられます。数ある作品の中から候補に選ばれるだけでも非常に栄誉あることです。

 

今野敏作品では『怪物が街にやってくる』『隠蔽捜査』『果断 隠蔽捜査2』の3作品が受賞または候補に選ばれています。何から読めば分からないという方は、まずは受賞した作品を読んでみましょう。受賞した年や詳細は以下の通りです。

 

  • 1978年 - 『怪物が街にやってくる』第4回問題小説新人賞受賞
  • 2006年 - 『隠蔽捜査』第27回吉川英治文学新人賞受賞、第59回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補
  • 2008年 - 『果断 隠蔽捜査2』第21回山本周五郎賞受賞、第61回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞

【2020年1月20日発売】今野敏の最新作『隠蔽捜査8』

リスタートで益々スケールアップの第8弾!

神奈川県警刑事部長に着任した異色の警察官僚・竜崎伸也。着任してすぐに県境で死体遺棄事件が発生し、警視庁の面々と再会するがどこかやりにくさを感じてしまいます。さらにその事件の被害者が中国人と判明。公安と中国という巨大な壁が立ちはだかります。

 

人気の『隠蔽捜査』シリーズの最新巻です。今野敏ファンは必見の内容になっていますよ。

出版年月日 2020/01/20 ジャンル 長編小説
テーマ サスペンス・警察 ページ数 333ページ

今野敏作品の人気ランキング10選

憧れから始まる今野少年の空手人生を描いた一冊!

人気作家今野敏の格闘家としての一面をつづいった自伝エッセイであり、かつてブルース・リーにあこがれて空手を始めたという今野少年が、空手塾の主宰者として若者の指導にあたるまでなどといった、著者曰く"立派な空手ばか"になるまでの過程や取り組みがリアルに書かれています。

 

『義珍の拳』をはじめとした様々な作品の描写にも生かされている、今野敏の空手に対する熱意が読者にもひしひし伝わってくる内容は、空手に携わっている方はもちろん今野敏ファンなら必見のおすすめの1冊です。

出版年月日 2008年5月2日 ジャンル エッセイ本
テーマ スポーツ ページ数 224ページ

女子大生と元刑事の教授による異色な警察小説!

長年の刑事生活と警察学校の校長としての仕事を終え、退官した主人公・小早川が再就職した先は女子大だった。「刑事政策演習ゼミ」(通称「継続捜査ゼミ」)に所属する5人の女子大生の教授として、時間の壁を超えて未解決事件の真相を突き止めていくことになる。

 

「警察小説の名手」とも呼ばれた今野敏による「女子大生×警察」という、異色すぎるチーム警察小説となっています。個性豊かな学生達と筋の通った考え方の小早川が、関わり合いによって変化していく心情が豊かに描かれており、今野敏ファンの間でも人気の高い作品の1つです。

 

軽快で奇抜なストーリー展開は、これまでの今野敏作品とはまた一味違った世界観を持っているため、複雑な警察小説が苦手な方にも気軽に読むことができる1冊となっています。

出版年月日 2018年10月16日 ジャンル 長編小説
テーマ サスペンス・警察 ページ数 448ページ

テレビドラマも大人気!卓越した能力を持つスペシャリストによる最強チーム捜査が始まる!

日テレ系ドラマが高い人気を誇る『ST警視庁科学特捜班シリーズ』の原作第1弾であり、類稀なる能力を持つ5人のスペシャリストによる、最強の科学捜査部隊が国家を揺るがす殺人事件の数々を明らかにしていく、スピーディーかつ異色な警察小説となっています。

 

特殊な能力に加えてひと癖ある個性的なキャラクター達のコミカルなやり取り・それぞれが抱える心情や意志が、今野敏ならではの文章表現によって豊かに描かれています。

 

ドラマ版を見て原作を知ったという読者も多く、口コミでは「ドラマとはまた違った面白さがあった」という感想が多く掲載されており、初めて今野敏作品に触れるという方にもおすすめの作品です。

出版年月日 2014年5月15日 ジャンル 長編小説
テーマ サスペンス・警察 ページ数 384ページ

空手の原点となった男の人生に迫る!

琉球の下級士族の家に生まれた富名腰義珍は、生来の病弱を克服するために、門外不出の秘伝であった「唐手」を学び始めます。厳しい修行の中で強靭な肉体を手に入れた義珍は、のちに教育者として古来の精神をもって「唐手」を通した青少年の育成に携わっていきます。

 

現在も多くの人に知られる「空手」の原点となった、琉球の「唐手」を伝えたとされる1人の男の生涯と生き様を、自身も格闘家である今野敏が描いた歴史ドキュメンタリー作品となっています。

 

今野敏ならではの繊細な心の揺れ動きや、実践性が読者に伝わってくるほどリアルに描かれた実際の空手などの描写が高い人気を誇っており、口コミでも「唐手を通して1人の人間が完成していく様子は見事としか言いようがない」と大絶賛されるの書き込みが多く、空手に携わる方はもちろん、生徒を持つ指導者として活躍する全ての方におすすめの1冊です。

出版年月日 2009年5月20日 ジャンル 長編小説
テーマ 歴史・人生 ページ数 400ページ

迫力満点なスパイアクションが満載の作品!

日本でKGBの諜報活動をしていた主人公のヴィクトルは、ソ連の崩壊とともに仕事を失い、失意のどん底にあった。ある日、そんなヴィクトルのもとに「ヤクザの組長を殺害する」という内容の仕事が舞い込む。再び日本に潜入することになったヴィクトルを待ち受けていたのは、警察・ヤクザという大きな2つの組織を相手にした激しい戦いだった。

 

作中では、失望しきっていた3人の男達のそれぞれにスポットが当てられており、各々に誇りを取り戻し、命を懸けた戦いに赴いていく様は読者を引き込む魅力を持っています。

 

またこちらの作品は、今野敏作品のなかでも特にアクションシーンの描写に力が入っており、まるでアクション映画を見ているかのようなリアリティとスリルが楽しめる作品となっていますので「サクサク読める本が良い」という方や「スリリングな内容が好き」という方におすすめしたい1冊です。

出版年月日 2005年9月2日 ジャンル 長編小説
テーマ サスペンス・警察 ページ数 375ページ

数々の人気作品を生み出した今野敏の人生をつづったエッセイ本!

数々の人気作品を生みだしてきた流行作家・今野敏自身がこれまでの生い立ちや軌跡をつづった自伝エッセイ本であり、作家や格闘家としての姿はもちろん、高校・大学時代の様子や就職したレコード会社での苦労話など、これまで語られなかった今野敏の一面が赤裸々に書き記された1冊となっています。

 

作家生活35周年を記念して出版されたこちらの本には『東京湾臨海署シリーズ』でおなじみのキャラクター・安積と速水の警察学校時代のエピソードを描いた描き下ろし短編小説『初任教養』も収録されているため、今野敏ファンはもちろん、これから今野敏作品を読むと言う方にもぜひおすすめしたい1冊です。

出版年月日 2014年1月14日 ジャンル エッセイ本
テーマ 自伝 ページ数 248ページ

史上最弱の気弱な刑事が難事件に挑む!

「俺のこと、なめないでよね」という言葉が口癖のマル暴刑事・甘糟達夫は、ある日多喜原連合の構成員が撲殺されたという知らせを聞き、コワモテの先輩刑事・郡原虎蔵と捜査に加わったものの、ひょんなことからなぜか組事務所に連行されてしまう。

 

警察小説史上、最も気弱な刑事が事件の真実を突き止めるために東奔西走するコミカルストーリーとなっており「暴力団」を題材としながらも、時にほのぼのとした展開とテンポの良さ、そして主人公・甘糟の真面目だけどどこか抜けた部分もあるキャラクター性の虜になる読者が多く『任侠シリーズ』とはまた一味違ったユーモアがあふれる作品となっています。

 

また、解説には『任侠シリーズ』でおなじみの阿岐本組についてもまとめられているため、今野敏ファンもとことん満足できるおすすめの1冊といえます。

出版年月日 2017年10月4日 ジャンル 長編小説
テーマ 警察・任侠 ページ数 412ページ

地域から慕われる阿岐本組の仲間達が学園の立て直しに悪戦苦闘する『任侠シリーズ』第2弾!

日村誠司が代貸を務める「阿岐本組」は、小数ながら独立独歩の正統派ヤクザ。そんな阿岐本組の組長・阿岐本雄蔵は、度胸良し・人望良しの頼れる男であるが、文化的事業に目がないのが困りもの。『任侠シリーズ』第2弾となる本作品で阿岐本組が引き受けたのは、百戦錬磨のヤクザもお手上げなほど潰れかかった私立高校の立て直しだった。

 

無気力な教師・荒れに荒れた生徒達に苦労しながらも、阿岐本が今回も世のため人のため悪戦苦闘する痛快任侠コメディー作品となっています。人情に厚くてちょっぴりおちゃめなキャラクター達が、幅広い年代から高い人気を得ており「こんなヤクザの教育なら受けてみたい!」という口コミも多く掲載されています。

 

「任侠」を題材とした小説のイメージを取っ払った、明るくユーモアのあるストーリー展開は、普段本を読まないという方にもおすすめできる作品の1つです。

出版年月日 2018年7月25日 ジャンル 長編小説
テーマ 任侠・コメディ ページ数 357ページ

今野敏による「警察小説」を代表する作品の第1弾!

今野敏作品のなかでもドラマシリーズが高い人気を誇っている『隠蔽捜査シリーズ』の第1弾であり、警察官僚として警察庁長官官房にてマスコミ対策を担う主人公・竜崎伸也が、組織を揺るがす連続殺人事件に真正面から立ち向かっていきます。「吉川英治文学新人賞」を受賞した作品としても知られており、今野敏の名を世間に轟かせた有名なサスペンス長編小説といえます。

 

こまでもハラハラ・ドキドキさせてくれるストーリー性とテンポの良さ、そして何より「正義」や「真面目」という言葉を体現させたかのような、真っ直ぐで自分の信念をどこまでも曲げない主人公のキャラクター性が多くのファンを生み出しています。

 

口コミにおいても「ここまで本格的な警察小説は初めて読んだ」「最初は反感を覚えたが、読み進むうちに主人公の頑なさが面白くなってくる」と高い評価を得ており、サスペンス小説をあまり読み慣れていない方はもちろん、人間模様を楽しみたいという方にもおすすめの1冊です。

出版年月日 2008年1月29日 ジャンル 長編小説
テーマ ミステリー・サスペンス ページ数 409ページ

連続殺人事件の容疑者にされてしまった同期を救え!今野敏珠玉の作品!

ウチコミの最中に逃走した暴力団員から発砲された警視庁捜査一課の主人公・宇田川を救ったのは、同期の公安刑事。同期の公安刑事は懲戒免職となった後、なんと連続殺人事件の容疑者になってしまう。"同期を救いたい"という願いと誇りを胸に、警察・公安・国家を震撼させる事件に宇田川が立ち向かいます。

 

警察と公安という2つの組織が持つそれぞれの思惑と葛藤、そして警察内部の絆と人間模様が色濃く描かれており、今野敏作品ならではの軽快さとほどよいリアリティが幅広い年代の読者に愛されています。

 

口コミでは爽快な読後感に満足したという声や、宇田川達の関係性に心打たれたという読者が多く、初めて今野敏作品を読むという方にもおすすめの作品です。

出版年月日 2009年7月17日 ジャンル 長編小説
テーマ サスペンス・人間関係 ページ数 480ページ

今野敏のおすすめ商品比較一覧表

商品 商品リンク 特徴 出版年月日 ジャンル テーマ ページ数
1
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同期

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連続殺人事件の容疑者にされてしまった同期を救え!今野敏珠玉の作品!

2009年7月17日 長編小説 サスペンス・人間関係 480ページ
2
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隠蔽捜査

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今野敏による「警察小説」を代表する作品の第1弾!

2008年1月29日 長編小説 ミステリー・サスペンス 409ページ
3
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任侠学園 任侠シリーズ

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地域から慕われる阿岐本組の仲間達が学園の立て直しに悪戦苦闘する『任侠シリーズ』第2弾!

2018年7月25日 長編小説 任侠・コメディ 357ページ
4
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マル暴甘糟

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史上最弱の気弱な刑事が難事件に挑む!

2017年10月4日 長編小説 警察・任侠 412ページ
5
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流行作家は伊達じゃない

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数々の人気作品を生み出した今野敏の人生をつづったエッセイ本!

2014年1月14日 エッセイ本 自伝 248ページ
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曙光の街

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迫力満点なスパイアクションが満載の作品!

2005年9月2日 長編小説 サスペンス・警察 375ページ
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義珍の拳

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空手の原点となった男の人生に迫る!

2009年5月20日 長編小説 歴史・人生 400ページ
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ST警視庁科学特捜班エピソード1

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テレビドラマも大人気!卓越した能力を持つスペシャリストによる最強チーム捜査が始まる!

2014年5月15日 長編小説 サスペンス・警察 384ページ
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継続捜査ゼミ

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女子大生と元刑事の教授による異色な警察小説!

2018年10月16日 長編小説 サスペンス・警察 448ページ
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琉球空手ばか一代

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憧れから始まる今野少年の空手人生を描いた一冊!

2008年5月2日 エッセイ本 スポーツ 224ページ

おすすめの今野敏作品を堪能する!

いかがでしたか?スリル満点のアクションから抱腹絶倒のコメディまで、様々なジャンルが存在している今野敏作品は、普段あまり本を読まないという方もサクサク読めるような面白い作品ばかりです。気になった方はぜひ、今野敏作品の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。

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