【誰でも書けるようになる】小論文の参考書おすすめランキング10選
2020/11/20 更新
書き方や文の組み立て方がわかる小論文の参考書
大学受験や大学院受験、特定の進路を希望する場合、小論文をかかなければいけないところもあります。小論文は対策をしている方としていない方とでは、点数が大きくひらくこともよくある話です。とは言っても小論文とはそもそもどういったものなのか知らない方も。
そこで参考書で小論文の書き方を学びたくて購入しようと思っていても、種類も多くて多数出版されていますのでどれを選べばいいのか迷うこともあるかと思います。また自分の受験するところにあった小論文の参考書がわからない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は小論文のレベルやタイプの違いによる、小論文の参考書の選び方や、おすすめの小論文の参考書をランキング形式でご紹介いたします。選び方やランキングを参考に、ご自身にあった小論文の参考書を見つけてください。
小論文参考書の選び方
レベルで選ぶ
小論文とはどのようなものなのか漠然としかわからない方と、小論文の書き方について深堀したい方、小論文のネタを多く集めたい方では選ぶ小論文の参考書は違ってきます。自分はどの部分の知識を得たいのかをまず確認して小論文の参考書を選ぶようにしましょう。
全くの初心者は小論文についての知識から
全く小論文を書いたことがないという方は、小論文の基本的な書き方、基礎的な知識が書かれている参考書を選びましょう。文章を書くことに対して苦手意識がある方や、小論文と作文の違いがわからないなど、基本的なことを知りたい方におすすめです。
参考書自体が難しい文章で書かれていると理解するのにも時間がかかりますので、普段からあまり読書に親しんでいない方は、読みやすい文体の参考書がおすすめです。会話文やストーリー形式で書かれた参考書は読みやすく、理解しやすいものも多いです。
小論文対策をしてこなかった方で受験直前に必要になった方も、まずは原稿用紙の書き方などの小論文の基本的な知識から書かれている参考書を選ぶと、小論文を書くポイントも簡単に得られて点数アップにつながります。
社会問題など特定のジャンルに関する知識が不安な人はネタが多い参考書を
小論文とはどのようなものか、また文章の組み立て方やパターンがわかってきた方で、実際に小論文を書こうと思ったときに知識が足りなくて不安になる方は、小論文のネタの集め方や知識の深め方、いろんなパターンの例題が乗った参考書を選びましょう。
小論文のネタのストックが多いほど、実際に受験で小論文を書くときに安心感も増します。読めば読むほど、ご自身で受けたいところはどういったテーマの小論文が出るのか傾向もわかりますので、受験まで参考書を何度も読み返すのもいいですね。
例文に対する解説文が丁寧に書かれてある参考書ですと、自分の常識と思っていたことが一方的な視点だったとわかったり、苦手だった問題の解決策がわかったりします。小論文の自分の解答と合わせてみてみるとなおした方がいい部分など弱点がわかりやすいです。
語彙力や表現力を高めたい人は例文の多い参考書を
語彙力がなくていつも同じ言葉を使っている、表現力が乏しいと感じる方は合格答案例がたくさん載っている小論文の参考書を読むことをおすすめします。たくさんの例文を読むことによって、新たな語彙力がついたり、今までと違った表現方法を知ることができます。
まず合格答案例を見ずに、載っているテーマだけを見て自分で小論文を書いてみた後、参考書の小論文と照らし合わせると、自分の小論文のどこをなおした方がいいのか具体的にわかるので、この方法もおすすめです。
さらに参考書を読むだけでなく、実際にその合格答案例を他のノートに手書きすることによって、記憶に定着しやすくなります。参考書に加え、新聞のコラムなどを書きうつすのも、小論文の語彙力を増やすことができますよ。
深く掘り下げたい方は上級者用を
小論文の型や文章の組み立て方がわかったとしても、読解力や要約力がないと小論文の点数は伸びません。難関大など上級者向けの小論文の参考書は、さらに考えを深めてくれるような参考書を選びましょう。
日常で深く物事を考えないと自分の意見は出てきません。小論文の型や基本的なことなどの技術的なことではなく、哲学すらも感じる小論文の参考書がありますので、そういった参考書を選ぶと物の見方が多角的になり、深みのある小論文が書けるようになります。
社会問題や問題提起するようなテーマの小論文を書きたいと思っている方は、過去問が多く載っている参考書で頻出テーマを知り、傾向と対策を知ることが合格への近道になります。
小論文のパターンで選ぶ
小論文には主に「課題型小論文」と「テーマ型小論文」に分けられます。課題型小論文はデータや情報があるものを読みとって、自分の意見を書く小論文です。テーマ型小論文でも答えが完結に述べられるパターンと深く掘り下げるパターンがあります。
それぞれの型の小論文では、文章の組み立て方や読みとる部分も変わってきますので、自分の受験するところの型を知り、書きたい小論文の参考書を選んでください。
課題型小論文は例題の解説が丁寧な参考書を
情報やデータ、筆者の考え方が書いてあり、それを読んで内容を要約し、筆者の考えと自分の考えを書いて結論を述べる課題型小論文は、例題が多く載っていてその例題について小論文のポイントが丁寧に解説されている参考書を選びましょう。
出題者の意図や目線で書かれている参考書がおすすめです。課題とされる文章の筆者の意見ではなく、出題者としてどういう目的を持ってこの情報を選んだのかなどがわかり、どのような小論文を書くといいのかが理解できるようになってきます。
記事やデータなどのどこを読みとるといいのか、データ問題の明確な解き方などが苦手な方は、思考のプロセスと文構造の作り方が丁寧に書かれている参考書を選ぶと、小論文の上達につながります。論理的な文章の組み立て方が苦手な人にもおすすめです。
テーマ型小論文は組み立て方やパターンを覚える
課題文や情報がないテーマ型小論文は、自分の知識や漠然としたイメージをきちんと言語化する必要があります。いつも小論文を書くときに同じ言葉を使っているかたは、表現力が身につくような参考書を選びましょう。
小論文を書いていてもいつも時間が足りない人や、点数が上がらない方は、小論文の組み立て方やパターンがわかる参考書を選びましょう。ひとつひとつ丁寧に小論文を書く手順が書かれている参考書は、自分に足りていなかったところがわかります。
たくさん例題が載っている参考書を選ぶと表現方法や知識もつき、自分が小論文を書く時の参考にもなりますよ。さらに過去問と組み合わせると、どのようなテーマが出されやすいのか傾向もつかめますので、それに合った参考書を選びましょう。
小論文の参考書おすすめの本ランキング10選
旺文社
基礎からのジャンプアップノート 記述力養成・小論文書き込みドリル
全くの小論文初心者でもわかりやすい参考書
小論文の書き方がわからない、文章を書くのに苦手意識がある方におすすめの参考書がランキング第9位です。大学受験ではなく、公務員試験などにも応用できますので、様々なジャンルの小論文を書きたい方にとってもおすすめです。
小論文に必要なポイントが丁寧に書かれており、考え方のプロセスが学べるように、書込み式で書いていくと表現力や思考力が身につくように考えられています。『基礎編』では論理的な文章が組み立てられるように段落の作りかたから具体例の書き方まで書かれています。
『実践編』では小論文入試の形式別の解き方が解説されています。グラフやデータの読み取り方、課題文の意図を理解して自分の意見を書くことができるように、明快に書かれていますので、400字の小論文がきちんと書けるようになります。
ページ数 | 104ページ | 発売日 | 2018/9/26 |
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文英堂
大学入試小論文の完全ネタ本
小論文の細かいポイントまでわかる一冊
予備校や高校、大学で小論文を指導した著者が書き下ろした参考書ですので、具体的なポイントやコツがわかりやすく書かれているこちらの参考書がランキング第8位です。大学の過去問題や解答例、小論文に書いてはいけない言葉などが詳しく書かれています。
小論文の基礎が知りたい方や、データ関連をまとめる小論文を書きたい方にもおすすめです。小論文でよく出題されるテーマや関連キーワードも書かれていて、小論文の書き方に対して細かいポイントまで知ることができます。
この参考書のシリーズに医療系や人文・教育系、自然科学系など分かれていますので、受けたい大学などの小論文の頻出テーマがわかり、それぞれの学部の小論文の傾向と対策を練ることができますよ。
ページ数 | 392ページ | 発売日 | 2012/7/1 |
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講談社
小論文 書き方と考え方
自分の考えを正しく他者に伝えるための一冊
受験で小論文が必要な高校生だけでなく、社会人や教師などにもおすすめのこちらの参考書がランキング第7位です。小論文の課題文や資料の読み方といった一般的な知識から、書くことの意味や他者に正確に伝えるための書き方まで書かれています。
大学入試で過去に出された課題文をもとに、社会問題への一般的な見方やそれに対する問題提起、その根拠が丁寧かつ論理的に解説されています。この本を読むと、書くことの論理的思考や自分の言葉を持って生きられるように、教養も身につくことができます。
今まで何となく常識と思っていたことも、違った見方をすることで新しいアイデアが生まれるといった内容も書かれています。ですので、自己啓発書やビジネス書を普段読んでいる方で新しい発見をしたい方にもおすすめの参考書です。
ページ数 | 256ページ | 発売日 | 2018/5/10 |
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山川出版社
小論文を学ぶ―知の構築のために
小論文の概念から教えてくれる一冊
小論文のことも学べますが、さらに倫理や哲学も学ぶことができるこちらの参考書がランキング第6位です。小論文の技術的なことやマニュアル的な対策ではなく、知の構築ができるようになる参考書です。
初心者にもおすすめですが、さらに難関大学を受験しようと思ってる方や小論文を本気で取り組みたい方にもにもじゅうぶん役に立つ参考書です。一度読んで難しいと思った方でも、読めば読むほど理解が深まっていきますので、何度も読み返すことをおすすめします。
小論文と作文の違いがわからない方、制限時間内に小論文を書けるようになりたい方、物事を深く考える習慣を持ちたい方にもおすすめです。ビジネス書としてもすぐれていますので、社会人の方にも読んでいただきたい参考書です。
ページ数 | 264ページ | 発売日 | 2001/8/1 |
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桐原書店
吉岡のなるほど小論文講義10
小論文や志望書などの書き方をクリアに開設した参考書
グラフやビジュアル問題にも対応したこちらの参考書がランキング第5位です。資料やデータの読解法もわかりやすく書かれていますので、初めて小論文を書く方にもおすすめの一冊です。
教師と生徒2人の会話で進んでいきますので、おもしろく読めて小論文が理解しやすく工夫されています。大切なポイントもわかりやすく、各講義の終わりにはまとめが書かれていますので、どういったところを身につけるべきなのかがはっきりとわかるのもポイントです。
大学受験の小論文対策だけでなく、志望理由書や自己申告書などの書き方や組み立て方を知りたい方にもおすすめの参考書です。
ページ数 | 264ページ | 発売日 | 2017/3/18 |
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かんき出版
採点者の心をつかむ 合格する小論文
短時間で小論文を学びたい方におすすめ
短時間で小論文を書くポイントが知りたい方におすすめのこちらの参考書が、ランキング第4位です。文章の量も多くなく、かつおもしろく読みやすい参考書ですので、読書習慣がなかったかたにもすらすらと読むことができます。
採点者目線の評価基準も書かれていて、どのように小論文を書いたらいいのかわからなかった方でも、思わず採点者が読んでしまうような小論文も書けるようなポイントが書いています。初心者が小論文でやりがちなミスも記載してありますので、そこも参考になります。
どういう人に添削してもらうと良いのか、小論文のネタの集め方はどのようにするといいかなど、小論文の勉強法に関しても書かれてあります。参考図書もたくさん書かれていますので、独学で小論文の勉強をする方にもおすすめです。
ページ数 | 160ページ | 発売日 | 2017/10/12 |
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KADOKAWA/中経出版
何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55
小論文初心者におすすめの一冊
小論文が苦手かどうか、どんなことを書いていいのか全くわからない方におすすめなのが、ランキング第3位のこちらの参考書です。具体的なポイントが一つひとつ書かれていますので、漠然としていた疑問も明確になります。
小論文の書き方が具体的に書かれていますので、それを真似しながら最初は書いていくと書き方もわかってくるかと思います。それから赤本などで過去問を解き、再度こちらの参考書でわからないところを調べていけば、小論文のレベルが上がっていきます。
一生懸命小論文を書いてもいつも点数があがらない、どうすればもっと点数が上がるのか悩んでいる人にもおすすめの一冊です。
ページ数 | 191ページ | 発売日 | 2011/10/11 |
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ダイヤモンド社
全試験対応! 直前でも一発合格! 落とされない小論文
即効性を求めるならおすすめの一冊
Before→After形式でダメ小論文はどのように直せばいいのかわかりやすい参考書が、ランキング第2位です。失敗答案を集めて統計し、全試験共通の減点基準が明確に書かれています。どのような小論文にも当てはまる12の超大ミスを知るだけでも、書く小論文が変わります。
最短で効率的に合格ラインに到達したい方、どうしたら小論文の点数が上がるのかがわからない方におすすめです。試験直前で時間がないかたでも、この本を読むと小論文に必要な知識が身につき、答案に反映できるようになります。
非常にわかりやすくまとまっており、各ポイントで例題もありますので、具体的にどこをなおせばいいのかわからなかった方にもおすすめなので、ぜひ読んでいただきたい参考書です。
ページ数 | 192ページ | 発売日 | 2018/2/8 |
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東洋経済新報社
小論文これだけ! 超基礎編
短大・推薦入試から難関校にまで対応した小論文の参考書
小論文の基礎からきちんと固めたい方におすすめなこちらの参考書が、ランキング第1位です。小論文について知っておくべき基礎知識を身につけることができ、他の参考書は難しかった方にもおすすめの一冊です。
小論文の型と構成をマスターし、問題提起や自分の意見、展開、結論を書くことができるようになります。丁寧な解説で、採点基準のわかりにくい小論文も点数が取れるように書くことが出来ます。
超基礎編から法・政治・経済編、人文・情報・教育編などシリーズがありますので、基礎編を読み終えたらご自身の受験したい学部に合わせて参考書を購入し、さらに理解を深めることもできますよ。
ページ数 | 230ページ | 発売日 | 2010/8/12 |
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小論文参考書のおすすめ商品比較
商品 | 商品リンク | 特徴 | ページ数 | 発売日 | |
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小論文これだけ! 超基礎編 |
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小論文や志望書などの書き方をクリアに開設した参考書 |
264ページ | 2017/3/18 |
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小論文の概念から教えてくれる一冊 |
264ページ | 2001/8/1 |
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小論文 書き方と考え方 |
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自分の考えを正しく他者に伝えるための一冊 |
256ページ | 2018/5/10 |
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大学入試小論文の完全ネタ本 |
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小論文の細かいポイントまでわかる一冊 |
392ページ | 2012/7/1 |
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全くの小論文初心者でもわかりやすい参考書 |
104ページ | 2018/9/26 |
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理論的に小論文を学べる一冊 |
275ページ | 2013/11/27 |
まとめ
最初は作文と小論文の違いがわからなくても、小論文の参考書を読み進めていくうちに、どのような考え方、知識が必要なのかがわかってくるようになるかと思います。おすすめの参考書を読んだ後はどんどん小論文を書いて実践し、経験を積んでいってください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
大学院を受験希望している方や、社会人で大学院受験を考えている方におすすめのこちらの参考小がランキング第10位です。他の大学に編入する方も向いています。小論文のスキルアップしたい方にもおすすめの参考書です。
小論文のパターン、出題者の意図と期待している回答がわかりやすく書かれていますのでい小論文の書き方がイメージしやすくなります。小論文を書くときに漠然としたイメージしかない方は、小論文を書くヒントをもらえることでしょう。
小論文の要点が手順がチェック方式で掲載されてあるので、自分の小論文のよいところや改善点などが理論的にわかります。例題や問題解説などもありますので、実際に小論文をどうやって書いたらいいのか具体的にわかるところもおすすめです。