【上りもラクラク】電動アシスト自転車おすすめ人気ランキング10選
2020/11/20 更新
電動アシスト自転車で人生をもっと豊かに
買い物に使うシティサイクルや、小さい子供の送り迎えに使うミニベロなど電動アシスト自転車は街中でもよく見かけますね。電動アシスト自転車とは車体に電動機(モーター)を搭載し、走行を補助する機能を持った自転車です。運転者がペダルをこがなければ動きません。
よく似た乗り物として電動自転車というものがあります。フル電動自転車とも呼ばれモーターのみで走行できる自転車や、電動二輪車にペダルがついたものを指します。電動アシスト自転車と違ってこちらは原付自転車か自動二輪扱いとなるため運転には免許が必要です。
近年のエコ志向、ガソリンの高騰により都市部ではクルマより取り回しの良い自転車が好まれています。電動アシスト自転車なら都市部の坂道や郊外での中~遠距離移動の負担を軽減させることができます。この記事では優れた移動手段である電動アシスト自転車を紹介していきます。
電動アシスト自転車の選び方
電動アシスト自転車には様々なタイプがあり、多数のメーカーから販売されています。どんな自転車が良いか分からないという方のために、選び方の例を以下に挙げていきましょう。
車両の種類で選ぶ
電動アシスト自転車は用途によっていくつかのカテゴリーに分類できますが、最も分かりやすい基準は外観です。ここでは見た目で簡単に判別できるタイプを3つ紹介します。
シティサイクルタイプ
シティサイクルとはいわゆる「ママチャリ」のことで、通勤通学や近所の買い物など広く利用されているお馴染みの自転車です。普段使いとしては日本でも最も多く使用されているタイプと言っても良いでしょう。「軽快車」「ファミリーサイクル」とも呼ばれるメジャーな種類です。
前カゴ・鍵・スタンド・ライトなど日常生活に必要な機能が標準で揃っていながらも他のタイプと比べて価格が安いのが、多くの人に支持されている理由と言えるでしょう。車格は大きめですがフレームが下の方に付いているので跨りやすいのも良いですね。
タイヤのサイズは24-26インチのものが殆どで、小径車が増えた最近では大きめの部類に入ります。そのため走行が安定し長距離移動でも疲れにくいのが特徴です。適正身長がやや高めですが、乗り降りはしやすいので片方の足が付けば問題なく運転できるでしょう。
子供乗せタイプ
フロント・リアキャリアーにチャイルドシートを搭載できる仕様になっている種類です。こちらも電動アシスト自転車としてはメジャーなタイプですね。小さな子供を含めて最大3名乗れるように車格は大きめですが、タイヤは20インチ前後と小型なので取り回しが良いのが特徴です。
チャイルドシートをフロントに設置する場合は目の届く範囲に子供を乗せられるので、何かあったときにすぐに気づくというメリットがあります。ただしハンドル操作に影響が出ますので子供が小さいうち(1-3歳未満・体重15kg/身長100cm以下)しか乗せることが出来ません。
リアにチャイルドシートを設置する場合はスペースが広く乗せ降ろしがラクという利点があります。3歳以上の子供で体重22kg/身長115cm以下くらいであれば同乗可能です。フロントと比べて視界が広く運転がしやすくなります。両方のメリットを考えて子供を乗せましょう。
スポーツタイプ
ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなどにバッテリーとドライブユニット(モーター)が搭載されたタイプです。エレクトリックバイシクルの略称として「E-BIKE」とも呼ばれ、日本を含め世界中の自転車メーカーがより高性能なE-BIKEの開発に注力しています。
電動アシスト自転車と言えばシティサイクルや子供乗せタイプをイメージしますが、1993年に世界初の電動アシスト自転車が商品化されてから技術が発展してアシスト関連パーツの小型化が進みました。そのため車体の軽さが求められるスポーツタイプの製品化が可能になりました。
もともと走行性能に優れるフレーム形状に電動モーターのパワーが加わったことで、さらに高い機動性を実現しています。アクティブなライディングを楽しむ方や、体力に自信がなくサイクリングというスポーツを諦めていた方にもおすすめできるタイプです。
車両の性能で選ぶ
電動アシスト自転車を選ぶ際には全体のデザインで決める方も多いですが、一見見ただけでは分からない細かい仕様もしっかりチェックしましょう。重要な項目を3つ挙げていきます。
バッテリー性能をチェック
電動アシスト自転車の心臓ともいえる重要な部分ですが、実際に購入される方は自転車の外観や跨った感じで車種を決めておりバッテリーは気にしていないケースが多いでしょう。しかし走行性能に大きく影響するので予備知識として頭に入れておくことをおすすめします。
電動アシスト自転車のバッテリー容量は10-16Ahのものが多いです。バッテリーを満タンにしてから充電なしでアシストできる距離「補助(一充電)走行距離」を参考にしましょう。一週間の総走行距離が補助走行距離に収まっていると充電は週一回で充分ということになります。
充電時間は平均して3-5時間ほど掛かりますが、30分の充電で2-3割がチャージできる急速充電に対応しているタイプもあります。電気代は1回の充電で10-15円程度と考えましょう。バッテリーの容量が大きいほど価格と重量も上がりますが、劣化の要因になる充電回数を減らせます。
タイヤサイズをチェック
最近の電動アシスト自転車は従来のシティサイクルに採用されるような26インチ前後のタイヤから、20インチや16インチと言った小径車まで幅広いタイプが販売されています。小径車はデザイン性に優れ適正身長も低いですが、走行性能が気になる方もいらっしゃるでしょう。
シティサイクルのような大きめのタイヤは一回転で進む距離が長いため、速度が出やすく長距離走行に向いています。しかしサドルの位置がどうしても高くなってしまうので適正身長は比較的高めです。ミニベロと呼ばれるタイプの小さいタイヤは重心が低いので、直進時に安定します。
大きいタイヤに比べて止まった状態からのこぎ出しがラクという利点もあります。発進・停止が多い方は小さいタイヤの方が使いやすいでしょう。また、タイヤは太い方が衝撃吸収性に優れるので乗り心地は良くなります。ただし駐輪場のスタンドに入るものを選びましょう。
車体重量をチェック
電動アシスト自転車を選ぶ上で車両の重さも大事ですね。重たい自転車はただでさえ取り回しが困難ですが、電動アシスト自転車は更にバッテリーを載せているので通常の自転車より重量が上がります。用途にもよりますが、なるべく軽いものを選ぶことをおすすめします。
シティサイクルは概ね20kg台で、バッテリーを小型化して機動性が高めているスポーツタイプは10Kg台のモデルもあります。最も重たいのは子供載せタイプで、最大3人の乗車に耐えうる構造と太めのタイヤを用いていることもあり30kgを超える自転車が殆どとなっています。
重たいモデルの多くはそれに見合うだけのアシスト性能を備えています。しかし基本的にはペダルをこぐ脚力と、降りた際に手で押す腕力が必要になります。試乗が出来る店舗でアシストあり・なしでの走行や手押しの状態での重量感を参考にされることを推奨します。
メーカーで選ぶ
電動アシスト自転車はメーカーによって得意なジャンルが異なります。個々の製品を比較する前にまずは好きなメーカーで絞っていくのも良いですね。代表的な国内メーカーを3社紹介します。
Panasonic(パナソニック)
パナソニックは大阪府門真市に拠点を置く大手電機メーカーです。国内はもちろん海外においても誰もが知る世界的な有名企業で、日経平均株価やTOPIX CORE30の構成銘柄の一つでもあります。1917年の松下幸之助氏による電球ソケットの製造販売に始まり、現在に至ります。
白物家電メーカーとして有名なパナソニックですが、実は会社設立初期から自転車の製造も手掛けています。電動アシスト自転車の製造販売にも力を入れており、リチウムイオン電池の開発技術を活かした大容量バッテリーを搭載しているのが特徴です。
製造・組立を国内工場で完結させた純日本製にこだわり、優れた品質は日本を含めた世界中のユーザーから高く評価されています。大型バッテリー搭載モデルや子供載せタイプのアクセサリーが充実している自転車をお探しの方におすすめのメーカーです。
YAMAHA(ヤマハ発動機)
ヤマハ発動機は静岡県磐田市に本社を置く輸送用機器メーカーです。音響機器メーカーであるヤマハの二輪部門が独立した会社であり、オートバイの製造販売がメインの事業となっています。オートバイの売上は世界第2位という規模を誇っているグローバル企業です。
また世界初の電動アシスト自転車販売を行ったメーカーでもあります。長年のオートバイの製造で培った技術が電動アシスト自転車のモーターやユニットに活かされていおり、スムーズなアシスト制動を実現しています。スポーツタイプの電動アシスト化にもいち早く乗り出しています。
ヤマハの電動アシスト自転車は子乗せタイプ・ミニベロ・クロスバイクなどベーシックなシティサイクル以外のラインナップも豊富です。発進・停車時サポートが滑らかな自転車をお求めの方や、ロード/MTBバイクなどでサイクリングそのものを楽しみたい方におすすめです。
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
ブリヂストンは東京都中央区に本拠を構える世界最大手のタイヤメーカーです。1931年に日本足袋社のタイヤ部が独立し、福岡県久留米市にブリッジストンタイヤ社を設立したことが始まりです。海外メーカーと思われていた方もいらっしゃるかもしれませんが列記とした日本企業です。
自転車開発の歴史は長く、タイヤメーカーとしてのノウハウを活かした耐久性の高さが特徴です。電動アシスト自転車はメンテナンスを極力必要とせず、長期にわたって使用できる頑丈な設計になっています。通勤通学など毎日電動アシスト自転車に乗る方におすすめです。
走行中にバッテリーの充電ができる「両輪駆動」機能や、パンクに強いタイヤを用いたモデルなど普段使いでの扱いやすさを重視して作られています。シニア層向けの製品も多数取り扱っているので、ユーザーを選ばない自転車を提供しているメーカーと言えるでしょう。
電動アシスト自転車の人気ランキング10選
ブリヂストン
アシスタファイン A6FC19
実用性重視のスタンダードタイプ
ベーシックなシティサイクルタイプのこちらは、6.2Ahリチウムイオンバッテリーを搭載したモデルです。タイヤサイズは26インチとやや大きめですが、サドル周りのフレームが低めになっているため適応身長139cm以上と幅広い体格の方に乗って頂けます。
タイヤメーカーのブリヂストン製だけあって耐久性は高く、2台目を購入する方もいらっしゃるほどユーザーからの評価も高いです。電動アシスト自転車ライフをお手軽に始めたい方もきっと満足していただける一台です。
補助走行距離 | 36km | タイヤ径 | 26インチ |
---|---|---|---|
重量 | 25.2kg | 変速 | 内装3段 |
トランスモバイリー(TRANS MOBILLY)
ウルトラライトE-BIKE AL-FDB140E
最軽量クラスのE-BIKE
コンパクトなボディに太めのタイヤがカワイイこちらは、14インチタイヤの電動アシスト自転車です。バッテリーが非常に小型に作られており、マグネット脱着式で簡単に取り外せる上にLEDライトやスマホのバッテリーとしても使える利便性の高いパーツになっています。
車体がとても軽いので、アシストを使わない普通の折りたたみ自転車としても充分使えます。価格も10万円を切っているので折りたたみタイプが好きな方におすすめです。ただしタイヤが小さい分やや安定感に欠ける点は注意しましょう。
補助走行距離 | 12km | タイヤ径 | 14インチ |
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重量 | 13kg | 変速 | - |
パナソニック(PANASONIC)
ベロスター ELVS77-F
スポーツテイストの最新モデル
アクティブなクロスバイクスタイルのこちらは、8.0Ahリチウムイオンバッテリーを搭載した「ベロスター」2019年モデルです。タイヤの太さは40mmで、衝撃をしっかりと和らげて長距離走行もストレスなく楽しめます。適応身長が149-185cmと広いのも嬉しいですね。
バッテリー残量は液晶表示で分かりやすく、通勤通学やツーリングにも対応できます。クロスバイク・タウンバイクとしてアクティブにサイクリングを楽しみたい方におすすめです。
補助走行距離 | 50km | タイヤ径 | 27インチ |
---|---|---|---|
重量 | - | 変速 | 外装7段 |
電動アシスト自転車のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 補助走行距離 | タイヤ径 | 重量 | 変速 | |
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1
![]() |
ファットバイク XF800 |
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米国で人気のクロスバイク |
80km | 26インチ | - | 内装5段 |
2
![]() |
PAS Babby un SP |
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大容量バッテリーで使いやすい |
73km | 20インチ | 31.4kg | 内装3段 |
3
![]() |
AIJYU CYCLE ARES |
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コスパに優れた電動クロス |
37km | 26インチ | 18kg | 外装6段 |
4
![]() |
グリッター ELGL033-R2 |
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スタイリッシュかつ実用的 |
75km | 20インチ | - | 内装3段 |
5
![]() |
PAS CITY-X PA20CX |
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クールな直線フレーム |
90km | 20インチ | 21.1kg | 内装3段 |
6
![]() |
ベロスター ELVS77-F |
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スポーツテイストの最新モデル |
50km | 27インチ | - | 外装7段 |
7
![]() |
ウルトラライトE-BIKE AL-FDB140E |
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最軽量クラスのE-BIKE |
12km | 14インチ | 13kg | - |
8
![]() |
アシスタファイン A6FC19 |
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実用性重視のスタンダードタイプ |
36km | 26インチ | 25.2kg | 内装3段 |
9
![]() |
ビビ・SX BE-ELSX63-G |
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4色展開の26インチ |
50km | 26インチ | - | 内装3段 |
10
![]() |
折りたたみ電動アシスト自転車 BM-A30 |
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安価な折りたたみタイプ |
30km | 20インチ | 18.5kg | 外装6段 |
まとめ
一家に一台あると便利な電動アシスト自転車ですが、安価なものでも10万円前後の価格を見ておく必要があります。決して安い買い物ではないので後悔せずに長く乗っていけるように、購入前にリサーチしたり実物を確認するなどしてじっくり検討してから注文しましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
5.8Ahリチウムイオンバッテリーを搭載した20インチタイヤの小型電動アシスト自転車です。フレームににアルミを採用しているため全体で20kgを切る軽量ボティを実現しています。変速機はシマノ製の外装6段を用いていますので、路面状況に柔軟に対応できます。
4時間の充電で約30kmのアシスト走行(エコモード)が可能になっています。万人受けするデザインに扱いやすいサイズ、そして電動アシスト自転車としては格安の6万円を切る価格は非常に魅力的と言えるでしょう。