【寒い夜にはさよならしたい!】人気の羽毛布団おすすめ10選

寒い冬の夜に耐えかねて、羽毛布団の購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。しかし、ダウンの種類やおすすめのメーカーが分からなくて、なかなか踏み出せない。そんな方のためにおすすめの羽毛布団やその選び方について説明していきます。

そもそも羽毛布団とは?「羽根布団」との違いに注意

一見すると、一文字違いで間違えそうな羽毛布団と羽根布団ですが、この2種類は全くの別物です。それぞれの定義が明確にあり、その特徴も異なります。間違えて購入することがないように注意しましょう。

 

まず、羽毛布団の定義とは「ダウンが50%以上」であることです。ダウンとは、水鳥の胸元から採れる羽毛のことで、とても軽く保温性に優れているのが特徴です。空気をたくさん含んで膨らむので、寒い冬でも快適に眠れます。

 

一方の羽根布団は、「スモールフェザーが50%以上」であることが条件になっています。スモールフェザーは、翼の部分に生えている羽軸をもった羽毛のこと。通気性には優れていますが、保温性には欠けるため、冬に使用する場合は物足りなさを感じるかもしれません。

羽毛布団の選び方

寒い冬の夜に恋しくなる羽毛布団。「羽毛布団を購入したい。でもなにを基準に選べばいいのか分からない。」と悩んでいる方は多いと思います。ピンからキリまである羽毛布団ですが、せっかく買うからには自分に合ったものが欲しいですよね。 羽毛布団のお手入れの仕方や羽毛の寿命などが気になって、なかなか購入に切り出せないという方もいるでしょう。 この冬に暖かい布団で快適な眠りを手にするために、自分に合った羽毛布団を購入できるようお手伝いします。ここからは、さまざまな種類や規格がある羽毛布団の選び方をご紹介していきます。

羽毛の種類で選ぶ

羽毛の種類には、グースやダックといった種類がいくつか存在しています。これは、羽毛を採取した鳥の違いによるものですが、その鳥によってダウンの質も変化していきます

グースダウンの特徴

グースはダックに比べて体格が大きいため、大きく上質なダウンを採ることができます。また、草食であるグースは羽毛に残る臭いも少ないが特徴です。しかし、上質なダウンを使用していることから、ダックよりも高価格になることがあります。

 

また、「マザーグースダウン」という羽毛が使われることがあります。マザーグースはガチョウの親鳥の羽毛で、通常のグースダウンよりも大きく、非常に軽くボリュームのある羽毛布団になります。

ダックダウンの特徴

ダックは、グースに比べて体格が小さいため、ダウンも小さなものになってしまいます。ダックは雑食のため、羽毛に獣臭が残ってしまう場合もあります。しかし、布団の弾性ではグースダウンに勝るものもあり、比較的に安価で購入できることがダックダウンのメリットです。

 

通常のダックダウンの他に、「マザーダックダウン」「アイダーダックダウン」という種類があります。アイダーダックダウンはアイスランドに生息する鳥から採れる、ダウンの宝石と呼ばれるほど希少性の高い最高級ダウンです。

季節で選ぶ

羽毛布団というと、寒い時期に使われているイメージをお持ちになるかたもいると思います。しかし、中にはオールシーズン使える優れものの羽毛布団もあります。

春夏用の羽毛布団

春夏用の羽毛布団は、「ダウンケット」と呼ばれており、この薄さが特徴です。熱を逃がしにくくするために大量の空気を含んだダウンを用いる冬用と異なり、ダウンの持つ吸湿発散性を重視した作りになっています。

 

布団の中でかいた汗を吸収し、外部へ発散してくれるため、汗をかく寝苦しい夜でも快適に眠れます。

秋冬用の羽毛布団

春夏用に比べて圧倒的に厚みが違うものが冬用の羽毛布団。春夏用の羽毛布団に使われる羽毛の量が、大体50%から60%なのに対し、秋冬用の羽毛布団は90%以上使われているものがほとんどです。

 

空気をたくさん含んだダウンを大量に使用することで空気の層を作り、布団のなかの熱を逃しにくく、外の冷気を入れにくい構造になっています。

メーカーで選ぶ

寝具メーカーは多数ありますが、知名度や信頼度で選ぶ場合が多いと思います。そのなかで、コストパフーマンスに特化した「ニトリ」と品質に特化した「東京西川」を比較してご紹介します。

ニトリの特徴

さまざまな商品において、コストパフォーマンスに特化しているのがニトリの特徴です。羽毛布団においても例外ではありません。シングルサイズの羽毛布団が7,990円から購入できるというのは、羽毛布団としては大変安価です。

 

こまめに布団を干していても、臭いや汚れはついてしまいます。しかし、ニトリの羽毛布団は水洗いや洗濯が可能です。いつでも清潔な状態を保てるのはうれしいですね。

 

ニトリの羽毛布団には、あたたかさの目安として6段階のクラス分けがされています。住んでいる地域や、自分の体質に合った布団を購入できます

西川の特徴

創業は1566年、450年以上の歴史を持つ日本の寝具メーカー「西川」。他と比べて、値段は上がってしまいますが、品質を求めるのなら間違いありません。西川は羽毛の買い付けから精製、仕上げまでを全て自社でおこなっており、その品質に自信を持っています。

 

春夏でも使えるダウンケットから、最高級のアイダーダックダウンを使用した超高級羽毛布団まで、幅広く取り扱っています。

 

基本的に高価なものを取り扱っている西川ですが、アウトレットのお店に行けば少し安く購入することも可能です。どんな羽毛布団がいいのか迷ったら、まずは西川に行ってみるのもいいかもしれません。

品質で選ぶ

羽毛布団には、その弾力性や吸湿性・発散性を表す数値があります。「ダウンパワー」といわれるこの数値が、羽毛布団をランク付けする判断基準になっています。このダウンパワーが高いほど、空気を多く含み高品質な羽毛ということになります。

ダウンパワーを知る目安①「ゴールドラベル」

羽毛のダウンパワーは、日本羽毛製品共同組合が発行している「ゴールドラベル」を参考にすると良いでしょう。

 

ゴールドラベルは、羽毛の品質をもとに製品の分類をしたもので「ニューゴールドラベル」「エクセルゴールドラベル」「ロイヤルゴールドラベル」「プレミアムゴールドラベル」の順に4段階に分けられます。ランクが上がれば、それだけ商品の品質が良くなり、価格も上がっていきます。

 

一般的にはロイヤルゴールドラベルからが高級品質とされていますが、普段使いを考えているならエクセルゴールドラベルでも十分な品質といえます。ニューゴールドラベルは、お求めやすい価格にはなっていますが、場合によってはまだ寒さを感じてしまうかもしれません。

ダウンパワーを知る目安②「CILギャランティーラベル」

科学技術振興会が発行する「CILギャランティーラベル」では、さらに細かく7段階にランク分けされており、最上級は「CILプラチナラベル」といわれ、480dp以上のダウンパワーまでランク化されています。

 

科学技術振興会の快適睡眠環境研究所(Comfort Index Lab、略称「CIL」)は2015年から、この品質ラベルを発行しています。日本羽毛製品協同組合と比べると、歴史は浅いですが、下は190dpから上は480dp以上までという細かい基準は、商品を選ぶうえで非常に参考になります。

 

CILギャランティーラベルを参考にする場合は、ゴールドラベルが発行するニューゴールドラベルの300dp以上と同程度の「CILレッドラベル」以上の性能が欲しいところです。

「ダウンパワー」が高いと何がいいのか

ニューゴールドラベルのダウンパワーは300dp以上、エクセルゴールドラベルのダウンパワーは350dp以上、ロイヤルゴールドラベルは400dp以上、プレミアムゴールドラベルは440dp以上とされています。

 

ダウンパワーは、羽毛の膨らみを数値化したものです。羽毛の重さは同じでも、その膨らみには大きな差が生じます。「よく膨らむ」ということは、その分「空気を含んでいる」ということです。

 

空気は熱伝導率の低い気体として知られています。大量に空気を含むことで、外が寒くても高い保温力を発揮します。ダウンパワーが高いほど、ふわふわで温かい布団だということです。

人気のおすすめ羽毛布団ランキング10選

人気の羽毛布団をご紹介します。ここまでに紹介した羽毛布団の選び方を参考に、自分に合った羽毛布団を探してみてください。

10位

日本寝具通信販売(株)

マザーグースダウンの高級羽毛布団

400dp以上の高品質羽毛布団。

この羽毛布団には、ハンガリー産ホワイトマザーグースの羽毛が贅沢に使用されています。ハンガリー産のマザーグースダウンは大きくて弾力性に富んでるのが特徴です。ダウンパワーは400dp以上で、CILゴールドラベルが与えられている高品質羽毛布団。

 

側生地は、羽毛の片寄りを防ぐ「二層立体キルト加工」。温かい空気を逃しにくく、保温性にも優れています。

 

また、国産綿を100%使用した掛け布団カバーも付属しています。羽毛布団の温かさと、綿100%カバーの肌触りで快適な眠りへ誘います。

 

側生地の素材 綿100%(60サテン超長綿) ダウン素材 マザーグースダウン
ダウンパワー 400dp以上
9位

タンスのゲン

ホワイトダックダウン90%使用の国産羽毛布団

CILシルバーラベルのふんわり羽毛布団。

この羽毛布団のダウンパワーは350dp以上CILシルバーラベルを取得しています。ホワイトダックダウンをふんだんに使用した良品質の羽毛布団です。

 

ダックダウンのデメリットである獣臭は、特殊消臭加工が施されているため気になりません。ダウンの飛び出しを防ぐ加工もされており、比較的にお求めやすい価格になっています。

 

かさ高145mm以上のふんわり柔らか触感に包まれてみてください。

側生地の素材 綿15%、ポリエステル85% ダウン素材 ダックダウン
ダウンパワー 350dp以上
8位

グッドフェザー

国産羽毛掛け布団

300dp以上の羽毛布団がお求めやすい価格に。

シルバーグースダウンを90%しようした羽毛掛け布団。羽毛は国内で洗浄されており、パワーアップ加工により、羽毛本来のボリュームに近付いています。

 

日本羽毛製品共同組合からは、ニューゴールドラベルを取得していますが、その基準値を大きく上回る320dpという値が出ています。

 

ニューゴールドラベルでトップクラスのダウンパワーを誇る羽毛布団。その軽くて温かい寝心地が癖になる羽毛布団です。

 

側生地の素材 綿100% ダウン素材 グースダウン
ダウンパワー 300dp以上
7位

昭和西川(Showa-nishikawa)

昭和西川の高品質羽毛布団

400dp以上の羽毛90%使用の羽毛布団

「信頼」「安心」「品質」をモットーにする昭和西川の羽毛掛け布団。

 

ふっくらと温かいグースダウンを1,100gも使用しています。通常、ダウンジャケットに使用されている羽毛は100g程度。その10倍以上もの羽毛が使われているため、あたたかさは申し分ありません。

 

かさ高は165mm以上。ボリュームのあるグースダウンなので、より温かさを求める方におすすめの羽毛布団です。

側生地の素材 綿15% ポリエステル85% ダウン素材 グースダウン
ダウンパワー 400dp以上
6位

タンスのゲン

ホワイトダックの大粒ダウンボール羽毛布団

CILブラックラベルを取得した高品質羽毛布団

ダックダウンを90%使用した羽毛布団。他との違いは、通常よりも大きなダウンボール「プラチナビッグクラスター」を使用しているため、ダウンパワー440dp以上、かさ高180mm以上の超高品質羽毛掛け布団です。

 

CILブラックラベルを取得しており、その品質は折り紙つき。

 

立体キルトにより羽毛の片寄りを防ぎ、熱を逃がさない作りになっています。

側生地の素材 綿15%、ポリエステル85% ダウン素材 ダックダウン
ダウンパワー 440dp以上
5位

ニトリ

羽毛肌ふとん シングル(Nクール q-o S)

夏にぜひ使いたい。Nクール羽毛肌掛け布団。

ニトリの夏用羽毛肌掛け布団。Nクールなので、ひんやりと冷たい肌触りがクセになります。水洗い、洗濯が可能なのでたくさん汗をかく夏でも清潔に使用できます。

 

ニトリが定める「あたたかさレベル1」なので、夏場の就寝時にエアコンを使わない方におすすめです。

側生地の素材 表生地:ポリエステル100%  裏生地・えり元:ポリエステル70%、ナイロン30% ダウン素材 ホワイトダックダウン
ダウンパワー 250dp以上
4位

日本寝具通信販売(株)

ポーランド産 マザーホワイト グースダウン合い掛け羽毛布団

最高級ポーランド産ダウンを使用した品質重視の逸品

440dp以上のダウンパワーを有し、CILブラックラベルを取得している羽毛布団です。使用されている羽毛は、ポーランド産のマザーグースのもので、95%も含まれています。

 

吸湿発散性に富んだ天然の超長綿を側生地に使用しており、羽毛との相性も完ぺき。羽毛ならではの、しなやかな特性を生かす立体キルト加工が施されており、抜群の保温力を有しています。

側生地の素材 綿100%(60サテン超長綿) ダウン素材 マザーグース
ダウンパワー 440dp以上
3位

東京西川

ウクライナ産マザーグースダウン93% DP430 羽毛掛け布団

東京西川の高品質羽毛布団。

東京西川が厳選した、ウクライナ産マザーグースダウンを使用しています。たっぷり93%も使用されているため、ダウンパワーは430dp。約1.2kgも使用されたダウンで、保温力は抜群です。

 

さらに綿100%で作られている側生地は、ツインキルトを採用しているため、布団内の熱を外に逃がしません。翌朝までぐっすりと眠れます。

側生地の素材 綿100% 抗菌防臭加工 ダウン素材 マザーグースダウン
ダウンパワー 430dp以上
2位

安眠工場

ハンガリー産ホワイトマザーグース 最高級羽毛布団

プレミアムゴールドラベルを取得した珠玉の逸品

ハンガリー産のホワイトマザーグースダウンを使用し、ダウンパワー440dp以上という最高クラスの羽毛布団です。長く育成されたマザーグースの羽毛はとても質が良く、丈夫で長持ちします。

 

この羽毛布団は、品質検査の厳しい日本羽毛製品協同組合の審査で、最高ランクのプレミアムゴールドラベルを取得しています。かさ高は180mm以上。優しいぬくもりに包まれて、快適な睡眠を味わえます。

 

側生地には、80番手超長綿が使用されています。シルクのようなしなやかさを保ちつつ、頑丈さや通気性にも優れた側生地になっています。

側生地の素材 綿70%、ポリエステル30%(80番手超長綿とエステルフィラメントの交織) ダウン素材 マザーグース
ダウンパワー 440dp以上
1位

安眠工場

5つ星ロイヤルゴールド高級羽毛布団

フランス・ローヌ=アルプ産ホワイトマザーダックダウン使用の高級羽毛布団

側生地には、世界三大綿花と称される「新疆綿」を100%使用。手触りはとてもしなやかです。耐久性にも優れており、羽毛布団の寿命が延びます。

 

使用している羽毛は、フランス・ローヌ=アルプ産ホワイトマザーダックダウン。贅沢に93%も使用しており、400dp以上で与えられるロイヤルゴールドラベルを獲得しています。

 

「立体マチ付きボックスキルト」という手法によって、布団内に羽毛をまんべんなく散らしており、布団内の熱を逃がしにくい作りになっています。

側生地の素材 綿100%(新疆綿) ダウン素材 マザーダックダウン
ダウンパワー 400dp以上

羽毛布団のおすすめ商品一覧

商品 商品リンク 特徴 側生地の素材 ダウン素材 ダウンパワー
1
アイテムID:5077511の画像
5つ星ロイヤルゴールド高級羽毛布団

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フランス・ローヌ=アルプ産ホワイトマザーダックダウン使用の高級羽毛布団

綿100%(新疆綿) マザーダックダウン 400dp以上
2
アイテムID:5077516の画像
ハンガリー産ホワイトマザーグース 最高級羽毛布団

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プレミアムゴールドラベルを取得した珠玉の逸品

綿70%、ポリエステル30%(80番手超長綿とエステルフィラメントの交織) マザーグース 440dp以上
3
アイテムID:5078536の画像
ウクライナ産マザーグースダウン93% DP430 羽毛掛け布団

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東京西川の高品質羽毛布団。

綿100% 抗菌防臭加工 マザーグースダウン 430dp以上
4
アイテムID:5077497の画像
ポーランド産 マザーホワイト グースダウン合い掛け羽毛布団

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最高級ポーランド産ダウンを使用した品質重視の逸品

綿100%(60サテン超長綿) マザーグース 440dp以上
5
アイテムID:5077308の画像
羽毛肌ふとん シングル(Nクール q-o S)

楽天

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夏にぜひ使いたい。Nクール羽毛肌掛け布団。

表生地:ポリエステル100%  裏生地・えり元:ポリエステル70%、ナイロン30% ホワイトダックダウン 250dp以上
6
アイテムID:5077294の画像
ホワイトダックの大粒ダウンボール羽毛布団

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CILブラックラベルを取得した高品質羽毛布団

綿15%、ポリエステル85% ダックダウン 440dp以上
7
アイテムID:5077283の画像
昭和西川の高品質羽毛布団

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400dp以上の羽毛90%使用の羽毛布団

綿15% ポリエステル85% グースダウン 400dp以上
8
アイテムID:5077278の画像
国産羽毛掛け布団

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300dp以上の羽毛布団がお求めやすい価格に。

綿100% グースダウン 300dp以上
9
アイテムID:5077274の画像
ホワイトダックダウン90%使用の国産羽毛布団

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CILシルバーラベルのふんわり羽毛布団。

綿15%、ポリエステル85% ダックダウン 350dp以上
10
アイテムID:5077268の画像
マザーグースダウンの高級羽毛布団

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400dp以上の高品質羽毛布団。

綿100%(60サテン超長綿) マザーグースダウン 400dp以上

毎日使うお布団は日ごろのお手入れが大事。

羽毛布団のお手入れ方法

「羽毛布団は干してはいけない」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、天日干しは羽毛の劣化の原因にはなりません。それでは何故、羽毛布団を干してはいけないという噂が広がったのでしょう。

原因は側生地の材質

羽毛布団の側生地は、綿やポリエステルで作られていることが多く、これらの材質は長時間紫外線に当てると劣化する性質があります。側生地が劣化しても、羽毛の品質には問題ありませんが寝心地が悪くては元も子もありません。

 

天日干しをする場合は、布団カバーをつけたまま干せば、側生地に当たる紫外線を抑えられます。また、普段から風通しの良い場所に広げておくことで、布団に溜まる湿気を抜くこともできます。

羽毛布団の寿命

羽毛布団の寿命は10年から15年ほどだということをご存じでしょうか。干したり洗ったりすれば元通りなのか、買い替える必要があるのか気になりますよね。羽毛布団の劣化サインや、対処法をご説明します。

羽毛布団の寿命は10年から15年

羽毛布団の寿命は、ダックダウン、グースダウン、マザーグースダウン、アイダーダックダウンの順で寿命が長くなっていきます。より大きく成熟したダウンほどその寿命は長くなり、「ダウンの宝石」といわれるアイダーダックダウンは、丁寧に扱えば100年近く使用できるとされています。

 

ダウンは大きいものほど良質とされているため、寿命の長い羽毛布団は必然的に高価なものになってしまいます。しかし、高ければ何でもいいというわけではありません。高価な布団は生地にも高価な材質を使用していることがあるため、羽毛の質とは関係なく値段が上がる場合もあります。

 

シルクや超長綿は通気性や肌触りでは優れていますが、生地の耐久力では他に劣ってしまいます。

羽毛布団の劣化サイン

羽毛は放湿性に優れているため、汗などの水分を含んでも、干すことである程度は回復します。しかし、羽毛に汚れが蓄積してしまうと、干しても元のように膨らまなくなってしまいます。購入したときに比べて、3分の2程度のかさ高になったら寿命の目安と考えましょう。

 

汗や汚れが蓄積し、放湿性を失うと羽毛布団が重く感じることがあります。これも寿命サインのひとつです。本来、空気を多く含む羽毛は軽いのが特徴です。その空気を含めなくなってしまっては、吸湿発散性や保温力には期待できません。

 

また、羽毛は天然素材のため、動物の獣臭が残っている場合があります。基本的にはきちんと洗浄されてから布団に使用されますが、臭いがとれない場合もあります。この場合、クリーニングなどを行っても臭いがとれる可能性は低いので、買い換えを検討してもいいでしょう。

少しでも寿命を延ため、圧縮は厳禁

布団の中の羽毛自体は30年以上もあります。しかし、羽毛が汗や皮脂などで汚れることによって、寿命が短くなっていきます。汚れが羽毛に付着しにくくしるために、布団カバーを着用しましょう。

 

また、よく汗をかく時期には使用を控えることも、羽毛布団の寿命を延ばす手段になります。先ほど述べたとおり、汚れは羽毛の大敵です。汗をかく季節には、別の布団に交換して、羽毛布団は冬用として使用しましょう。

 

また、羽毛布団を圧縮するのは厳禁です。側生地や羽毛を痛める原因になります。さらに布団内部にたまっている空気が抜けてしまい、保温性が減少してしまうことも。すでに圧縮してしまった場合は、天日干しして羽毛に空気を含ませてあげれば、多少はもとに戻るでしょう。

羽毛布団の寿命を延ばす「打ち直し」

羽毛布団をどれだけ丁寧に扱っても、物である以上劣化してしまうことは免れません。しかし、劣化してしまった羽毛布団を再生させる方法があります。それが「打ち直し」です。羽毛が汚れていれば、取り出して洗い。側生地が傷んでいれば、取り替えて寿命を延ばします。

 

羽毛布団の寿命は10年から15年程度です。しかし、問題がある個所を打ち直しで修繕すれば、寿命を大幅に延ばすことが可能です。打ち直しの目安は5年から15年以内とされていますが、使用状況によって差があるため、羽毛布団の状態をみて判断しましょう。

まとめ

ここまで、羽毛布団の選び方や寿命について説明してきました。お気に入りの羽毛布団を大切に扱い、長期間愛用できると良いですね。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。

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