体操の内村航平選手などが使用していることでも有名なストレッチポールですが、その効果はスポーツ以外でも絶大で生活習慣や体の改善にもってこいの商品です。上に寝てエクササイズをするだけで、様々な体の悩みを解消してくれます。

その効果としては筋肉リリースと言われる筋肉の緊張を緩める効果や関節を緩めたり、骨を正しい位置に戻し、ダイエットなどを効率的に行うためのサポートなどがあります。スポーツでは筋肉の状態を整えパフォーマンスを向上させたり、怪我防止にもつながります。

日常生活からスポーツシーンなどに大活躍してくれるストレッチポールは、自分の生活を大きく変えてくれる存在になってくれるはずです。

ストレッチポールの相場は、およそ3000円程度になっています。今回紹介するストレッチポールはほとんど相場内に収まっていますが、さらに高品質のものを求めれば求めるほど上限は上がっていきます。上には20000円以上する高級品もあります。

高級なものの方がいいのかといえば、そういうわけでもありません。もちろん基本的なところでは高級品にはかないませんが、最も重視しなければならないところは、自分の体にあっているかなのです。

ストレッチポールには3つのタイプが存在します。その違いは中心部分の作りの違いです。その違いと特徴を紹介していきます。

中心が空洞のストレッチポールは筒タイプと言われています。特徴としては柔軟性に優れていることです。反発力も高く、着地時の衝撃を緩和してくれます。現在の主流ではありませんが、硬くなく、反発力のあるストレッチポールを求めている人におすすめです。

中心に空洞がないストレッチポールを棒タイプと言います。棒タイプのストレッチポールの特徴は耐久性が高いということです。自身の体重をしっかり支え、的確なストレッチをサポートしてくれます。

さらに、持ち前の耐久力は長期間扱っていくことにも長けているので、なんども買い換える必要がありません。現在のストレッチポールの主流となっているのは棒タイプで、様々な品種改良がなされ、より人間工学に沿った棒タイプのストレッチポールが展開されています。

円柱状のストレッチポールでは安定してストレッチができないという人におすすめなものがかまぼこ型のストレッチポールです。グラグラと角つきながらではストレッチに集中できないという人におすすめです。

しかし、筋肉リリースの点で見れば円柱状のものに比べて劣ってしまいます。扱いやすさでは勝りますが、効果を求めるのであれば円柱型のものをおすすめします。

種類に関しても基本的には3種類です。この種類によって体のカバーできる範囲や効果が変わってきます。

まず1つ目の種類はストレッチポール・ロングです。基本的に90cm~100cmをカバーすることができます。各個人の身長に頭の先から太もも付近までのせることができるので、しっかり全身を支えることができます。

ハーフタイプのストレッチポールをフォームローラーと言います。この長さはロングを半分にした程度の長さになります。体全体をカバーできたロングと違って、部分的なところをピンポイントに狙って筋肉をほぐすことができます。

自分の気になるところに、集中して使用することができます。省スペース性にも長けており、ロングでは部屋のスペースを殺してしまうという人におすすめです。

基本的にはフォームローラーですが、自動で振動させる機能付きのフォームローラーになっています。振動を与えることによって、より効率的な筋肉リリースを行うことができるので、スポーツ後のストレッチや疲れ切った筋肉をほぐすことに最適です。

スポーツをしている人や日頃に疲れがたまりきっている人などにおすすめです。上記の２つに比べて価格設定が高めですが、手にしてしまえば必ず抜群の桜花を発揮してくれるでしょう。

最も安く手に入れたいのであれば、ポリエチレン素材のものをおすすめします。安い分、素材の性能はあまり高いとは言えません。ポリエチレンでできたストレッチポールの硬さは硬く、耐久性もそこそこです。

長く使い続けたいという人や本格的にストレッチに力を注ぎたい人は購入を控えましょう。一方で、初めてストレッチポールを初めて購入する人はとりあえずで購入するといいでしょう。

EVA素材は最も柔軟性に優れています。その柔軟性は体にフィットしやすく、体に無駄な負荷がかかることがありません。体への反発力もあるので沈み込むこともなく、効果的にストレッチを行うことができます。

耐久力も今回紹介する素材の中では中間レベルの耐久力になっており、ポリエチレン以上の耐久力を持っています。最も浸透しているストレッチポールの素材と言えるでしょう。

発泡オレフィン系樹脂は素材としてのポテンシャルが最も高い素材となっています。柔らかすぎず、固すぎない絶妙な柔軟性を持ち、長く使い続けることができる耐久性も持っています。全てにおいてエクササイズに最適な仕様になっているので、高性能なポールに仕上がります。

値段も最も高いので、手が出しづらく感じることもあると思いますが、一度手に入れてしまえば長い間使い続けることもできるので、コスパの面を考えれば最も優れていると言えるでしょう。

ストレッチポールは様々な肉体的なトラブルの防止や改善に使用することができます。今回はストレッチポールによって改善できるものを紹介していきます。これらで悩んでいる人はぜひ。

ストレッチポールを使って、肩甲骨周りの筋肉をリリースしてあげることで肩の重みやコリを解消することができます。肩甲骨にストレッチポールを挟むようなイメージで肩からゆっくりと腕をあげるような運動を繰り返すことが肩のコリやハリに有効です。

日頃のデスクワークなどで痛くなってしまった腰。腰の痛みは動くたびに感じてしまうので辛いものです。そんな腰痛もストレッチポールによって改善そして防止をすることができます。日頃から腰痛に悩んでいる人でも簡単に解消することができます。

それにはストレッチポールにのって、左右に動くだけでも簡単に腰痛対策をすることができます。ポールの使い方に慣れていない人でも簡単に行うことができます。腰痛に悩んでいる人にもストレッチポールはおすすめです。

歪んでしまった骨盤や日頃のPC作業やスマホを覗き込むような仕草で曲がってしまった姿勢もストレッチポールで矯正することができます。骨盤や背骨を意識しながらストレッチポールに乗ることで効果を実感することができます。

猫背で悩んでいる人や骨盤矯正で身体の基盤を整えたい人にもストレッチポールはおすすめです。

激しいスポーツの後やスポーツの前そして仕事などの後に筋肉をほぐしてマッサージしてくれる役割もストレッチポールはこなしてくれます。自分が気になる箇所にポールを当てて動かすだけでもしっかり筋肉をリリースしてくれます。

部分的なマッサージを行いたい人はロングではなく、フォームローラーを購入することをおすすめします。

ストレッチポールはダイエットもサポートしてくれます。特に気になるお腹周りも背骨を意識しながらストレッチポールを使ってあげることで、ポッコリお腹の原因となる姿勢の悪さをしっかりと改善してくれます。

腹筋など厳しいトレーニングをしなくてもストレッチポールで姿勢を整えるだけで、ダイエットを行うことができるのです。

ストレッチポールの登録商標権を持つLPN社は、ストレッチポールの火付け役とされています。そんなパイオニアのLPNの人気シリーズを2つ紹介します。

EXは最もスタンダードなストレッチポールです。フィットネスクラブやジムでも使われるほどの性能と信頼を得ており、LPNの代表的なストレッチポールです。耐久力も柔軟性もスタンダードとは思えないほどの高い水準を誇っています。

MXはEXと比べて見た目はほとんど変わりませんが、EXよりも細く、肌触りの良さもグレードアップしています。背中への負担が軽減されたことによって、女性や高齢者の方でも扱いやすくなっていることが特徴です。

ストレッチポールを使ったエクササイズにベーシックセブンと言われる運動マニュアルが存在します。今回はその7つのストレッチポールを使った運動を紹介します。まずが肩周辺の筋緊張をほぐす床磨き運動です。次に肩甲骨周りのリラクゼーションをする肩甲骨の運動です。

胸郭の拡張や肩甲上腕のリズムの改善のための腕の外運動、股関節の可動域を広げるワイパー運動、大腿骨頭の上下方向の可動域を広げる膝緩め運動、助骨などを押し上げることで胸郭全体のモビライゼーションを図る小さな揺らぎ運動。最後に腹式呼吸で姿勢を整える呼吸運動があります。

これらの運動の詳細的なやり方はストレッチポールに付属しているマニュアルに記載されています。それに従ってエクササイズを行うことでより効果的に悩みを解消してくれるでしょう。

今回はストレッチポールの選び方や人気おすすめ商品を紹介しました。しっかりと正しい使い方をするだけで体の悩みを改善することができます。自分の体にあったものを選ぶことが最も大事になるので、まずはそこから始めていきましょう。