パウダーファンデーションは油分が少ないので、皮脂崩れやテカリを防いでくれる効果が高いファンデーションです。サラっとマットに仕上げてくれるタイプが多いですが、ここ近年ではツヤ肌に仕上げてくれるタイプも増えました。

大きく分けてパウダーファンデーションは粉を押し固めた「プレストタイプ」と、粉状の「ルースタイプ」の2種類があります。プレストタイプはしっかりメイクにおすすめで、ルースタイプはナチュラルメイクにおすすめなので、タイプ別で美しい肌に仕上げることが出来ます。

そこで今回は、パウダーファンデーションの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみて下さい。

特徴：カバー力・素肌感・色やムラを補正・ツヤ感などの特徴があります。自分がどの特徴に重点を置きたいか考えてみましょう。

仕上がり：カバー力の優れたマット肌・マットとツヤの両方を楽しめるセミマット肌・自然な肌に仕上がるツヤ肌があります。

機能性：シミやシワの原因を防ぐためには日焼け止め効果があるもの、メイク崩れを抑えたい方はサラっとしたタイプがおすすめです。

デザインや道具：コンパクトのデザインも様々あります。パウダーファンデーションを塗る道具によって仕上がりが変わってくるので、自分の肌に合った道具を選びましょう。

パウダーファンデーションには特徴・肌の仕上がり・デザイン性など、様々な選び方があります。ここではパウダーファンデーションの選び方を詳しくご紹介します。

パウダーファンデーションにはカバー力・素肌感・色やムラ補正・ツヤ感などの特徴があります。自分のなりたい肌を決めて、好みの特徴を選びましょう。

カバー力の高いパウダーファンデーションは、シミ・そばかす・毛穴・ニキビ跡などをカバーする効果があるので、時短メイクにもおすすめです。

コンシーラーがいらない程のカバー力に優れたパウダーファンデーションもありますが、塗りすぎると厚塗りになってしまう可能性があります。化粧下地やコントロールカラーであらかじめカバーしておくと、厚塗り感の少ない美しい肌へと仕上がります。

また、カバー力の高いパウダーファンデーションは自分の肌に合わない色だと不自然に見えてしまう場合があるので注意しましょう。イエローベースの方は黄味のあるオークル系カラー、ブルーベースの方はピンクよりのベージュ系カラーがおすすめです。

素肌感を演出したい方は、粒子が細かい薄付きのタイプがおすすめです。口コミや商品パッケージを見て、「素肌感」や「薄づき」などのキーワードが表記されているパウダーファンデーションを選びましょう。

パウダーファンデーションを塗る道具もパフよりも、ブラシで薄くつけた方が厚塗り感はなく、より素肌感を演出してくれます。

色やムラを補正したい方は、肌をトーンアップしてくれるパウダーファンデーションがおすすめです。あらかじめコントロールカラーである程度の色やムラを整えてから使用しましょう。

メーカーによっては色やムラを調整してくれるパウダーファンデーションも売られているので、しっかりと商品説明や口コミなどを確認することをおすすめします。

ツヤ感を出したい方は、保湿成分入りやしっとりタイプのパウダーファンデーションがおすすめです。パウダーの粉っぽさが苦手な方は、ハイライトを使うとパウダーファンデーションと馴染み、自然な美しいツヤ肌に仕上がります。

肌の仕上がりはマット肌・セミマット肌・ツヤ肌があります。それぞれ仕上がりが違うので、自分にピッタリの肌に仕上げましょう。

陶器のような美しい肌に仕上がるマットタイプは、パウダーファンデーションの中では種類が多く、毛穴やテカリをしっかりとカバーしてくれます。カバー力に優れていますが、厚塗り感が出ないようにすることが大切です。

特に夕方になると肌のテカリや崩れが気になる脂性肌の方は、サラっとした仕上がりになるマットタイプがおすすめです。マット肌は秋冬メイクのトレンドでもあるので、トレンドに合わせて仕上がりを変えてみましょう。

輝きとなめらかさの両方を取り入れたセミマットタイプは、マット肌とツヤ肌の両方の良い特徴を取り入れたパウダーファンデーションです。両方のタイプを堪能したい方は、セミマットタイプがおすすめです。

プチプラやデパコスから販売されていますが、パウダーファンデーションの崩れを抑えたい方はデパコスの方が圧倒的に崩れをカバーしてくれます。プチプラの場合は、しっかりとスキンケアで保湿しておくと崩れをカバーする効果が上がります。

潤いと艶やかな質感になるツヤタイプは、より自然な肌に仕上がるのでナチュラルメイクの方におすすめです。保湿成分が入ったパウダーファンデーションはツヤ肌になりやすいのでチェックしてみましょう。

よりナチュラルさを出したい方はブラシを使用するのがおすすめで、粉っぽさがなくなり自然なツヤ肌を演出することが出来ます。

夏は暑く湿気が多いのでメイクが崩れがちです。そんなメイク崩れを防ぐために、汗や皮脂に強いパウダーファンデーションを選びましょう。しっとりタイプよりも、サラっとしたタイプの方がメイク崩れを防止してくれます。

また、皮脂の分泌を抑えるためには、パウダーファンデーションを塗る前のスキンケアも大切です。しっかりとメイク前に保湿ケアを行い、肌に馴染んでからパウダーファンデーションを塗りましょう。

パウダーファンデーションは様々なカラーがあるので、自分の肌にはどのカラーが合うのか悩んだ経験はないでしょうか？選ぶ時に手の甲や腕で試している方が多いですが、実は首回りのフェイスラインにつけてみるのがベストです。

フェイスラインに何色かのせて、一番馴染むカラーを選びましょう。顔と首の差がないようにしっかりとチェックして下さい。

紫外線に当たると肌にダメージを与え、シミやシワの原因になってしまいます。パウダーファンデーションを選ぶ時は、日焼け防止効果がついているかチェックすることが大切です。

外で過ごす時間が多い方は、SPF30～50・PA+++～++++のものがおすすめです。1日中部屋で過ごす方が多い方は、SPF10～30・PA+～+++程度にしましょう。

適したSPFやPA値のもの使用しないとかえって肌に負担をかけたり、効果が期待出来ない場合があるので注意して下さい。

パウダーファンデーションのコンパクトには様々な種類があります。横長タイプは一番オーソドックスで、パフとファンデーションを別々に収納出来るので衛生面も安心です。

縦長タイプや正方形タイプはコンパクトサイズなので持ち運びにも便利で、化粧ポーチにも入れやすくなっています。丸いサークルタイプは、お洒落なデザインが多くインテリア性も備えています。

パウダーファンデーションを塗る道具は様々あり、仕上がりも変わってくるので自分のなりたい肌に仕上がる道具を使用しましょう。

スポンジパフは、フワッとしたマシュマロのような肌に仕上がります。パウダーファンデーションをつけすぎてしまうと、粉っぽさが目立ち老けた印象を与えてしまうので注意しましょう。

水ありスポンジでパウダーファンデーションを塗ると、肌への密着度がアップしメイク崩れを防いでくれます。清涼感があるので夏の暑い時期にもおすすめです。

水ありスポンジを使えないパウダーファンデーションもあるので、しっかりとパッケージを確認しましょう。

フェイスブラシでパウダーファンデーションを塗ると、粉っぽさがなくなり素肌感のある肌に仕上がります。カバー力は控えめなので、しっかりとカバーしたい方にはパフやスポンジを使用しましょう。

パウダーファンデーションの使い方をマスターすると、より一層美しい肌を演出することが出来ます。ここではパウダーファンデーションのおすすめの使い方をご紹介します。

化粧水や乳液を使って肌の状態を整え、化粧下地を塗ります。目の下にパール大サイズの下地をのせ、顔の外側に向かって放射線状にのばします。最初は手で行い、次にスポンジを使ってのばすと綺麗な仕上がりになります。

下地の量は少量がおすすめで、多くつけすぎるとメイク崩れの原因になります。次にスポンジで顔全体をタッピングし、余分な油分を取ります。

油分を取ることによって、パウダーファンデーションの密着度や崩れ防止に差が出るので、しっかりと行いましょう。

パウダーファンデーションを、スポンジで顔の中央から外側に向かって放射線状にサッとのばしていきます。何度も重ね塗りを行うとヨレや厚塗りの原因になるので、なるべく薄付けを心がけましょう。

クマやシミなどが気になる方は、あらかじめコンシーラーを使ってカバーしておきましょう。

パウダーファンデーションは塗り終わったら、顔全体を見てシミやそばかすなど気になる部分のカバーを行います。あらかじめコンシーラーでカバーしておくのもおすすめです。

カバーを行う時は、アイシャドウチップなどで部分的にカバーを行いましょう。スポンジでは厚塗りになってしまうので注意しましょう。

カバーが終わったら、目の下の三角ゾーンを軽くハンドプレスします。手を軽くこすり合わせてあたためた指で行うと、さらに密着度がアップします。

大きなファンデーションブラシにパウダーファンデーションをとり、顔の中央から外側に向かって、ふんわりとなでていきます。最後に仕上げを行うことで、よりふんわりとした肌を演出することが出来ます。

パウダーファンデーションには様々な特徴があり、しっとり肌からツヤ肌までなりたい肌に仕上げることが出来ます。使いやすい特徴もあるのでメイク初心者の方にもおすすめです。パウダーファンデーションを使って美しい肌を演出してみてはいかがでしょうか。