短波ラジオのおすすめ人気ランキング14選【何が聞ける?楽しみ方も解説】
2022/01/21 更新
目次
世界中と繋がれる!短波ラジオの魅力
1970年代から1980年代にはBCL(Broadcasting Listening)ブームが起こり、若い人たちは世界各国のラジオ放送を短波ラジオで聴いて受信報告書を提出し、ベリカード(受信確認証)を手に入れることに夢中になっていました。
一方、現代はインターネットの時代で、短波放送なんで廃れてしまった、という意見もあるかもしれません。でも、あのブームを覚えている一部の人達にとって、BCLは懐かしくかつ魅力的な趣味として、未だに人気があります。当然、短波ラジオも健在です。
そこで今回は短波ラジオの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてください。またこの記事の最後には短波ラジオを使いこなす方法についても解説していますので、そちらも合わせてご参照ください。
ラジオの種類
ラジオは受信できる電波の種類によって、短波(SW)ラジオの他、AMラジオやFMラジオなどに分かれます。ほとんどの短波ラジオはAMラジオやFMラジオも兼ねています。世界中の放送を聴くことができるので、ワールドバンドレシーバーとも呼ばれています。
BCLラジオといえば「短波」
短波は3MHzから30MHzまでの周波数の電波です。短波には地表と上空の電離層の間を反射しながら遠くまで伝わる性質があって、昔から遠方向けのラジオ放送に用いられてきました。
ラジオ放送、特に短波放送を聴いて楽しむ趣味のことをBCL(BroadCasting Listening)と呼びます。かつて短波放送は、世界の最新情報を入手するための大切な手段のひとつでした。
インターネット全盛の現代でも、昔より規模が小さくなったとはいえ、短波放送は続いています。インターネットと接することが難しい一部の地域では、短波放送と短波ラジオは、貴重な情報入手の手段でもあり続けています。
ローカルな番組を聴くなら「AM」
AM(中波)放送は、周波数が526.5kHzから1620.0kHzまでの電波を使って行います。短波と違って、主に国内向けの放送を行っています。ご当地中心の番組を放送する放送局も多く、AM放送には現在でも根強いファンがいます。
中波は短波と異なり、昼間は電離層で吸収されてしまうので遠方には届きません。しかし、夜間になると短波と同じように電離層で反射される性質が現れてくるので、びっくりするほど遠方からの放送が聞こえたりします。
クリアな音声で聴くなら「FM」
FM(超短波)放送は、30MHzを越える周波数の電波を使ったラジオ放送です。日本の場合、国際電気通信連合(ITU)から76.1MHzから 94.9MHzが放送用に割り当てられています。
FM放送の電波は、電離層を突き抜けてしまうので、遠方に到達することはありません。その代わり音質が良くてノイズが少ない性質があるので、音楽放送などによく使われています。また近年は、FM帯を拡張してAM放送を放送する、ワイドFM放送も始まっています。
短波ラジオの特徴
短波放送は、地表と電離層の間を反射しながら遠方にまで伝わります。しかし電離層の状態は季節や太陽活動の状況によって変化しやすいので、聞こえる放送局もいろいろと変化します。日本に居ながら遠方の小さな国の放送をキャッチすると、とても嬉しいものです。
ただし、一部の大出力の放送局や日本国内、あるいは日本の近くにある韓国や中国などの放送は短波であっても常に安定して聴くことができます。日本国内なら競馬や株価中継でおなじみの「ラジオNIKKEI」がおなじみですね。
短波ラジオの選び方
以下に、短波ラジオの選び方を、チューニングの方法の違いや電源の違い、主要な生産国の状況など、いくつかの角度から解説します。
種類で選ぶ
普通のラジオと同じように、短波ラジオは選曲(チューニング)の方式が、アナログ方式の製品とデジタル方式の製品に分かれます。比較的安価な短波ラジオはアナログ方式、高級な製品はデジタル方式(シンセチューニング)で合わせるタイプが多いです。
ダイヤルを使って周波数を合わせる「アナログ方式」
アナログ方式とは、昔からのラジオでお馴染みのスタイルです。ダイヤルを回しながら目指す放送局の周波数を合わせて行く方法です。操作方法が単純でわかりやすく、指ひとつで細かい微調整が可能です。
アナログ方式のメリットは、ラジオの仕組みがシンプルであるため、故障しにくいということです。アナログラジオは災害時にも強いです。たとえ暗がりであっても、ダイヤルを指先の感覚だけでチューニングして、目ざす放送局をキャッチすることが可能だからです。
ボタンを使って周波数を合わせる「デジタル方式」
デジタル方式のチューニングは、シンセチューニングといいます。デシタル式のラジオの場合、周波数の数字がそのまま表示されます。またボタンを使って周波数をダイレクトに入力し、周波数をピンポイントで合わせることができます。
デジタル方式では、アナログ方式のように、指先で微妙な調整を行う必要はありません。また、デジタル方式のラジオは、よく聴くラジオ局を事前登録しておいて、ボタンひとつで自動的にチューニングするなど、付帯機能が充実している点も特徴のひとつです。
チューニングのしやすさも考慮する
短波ラジオを購入する際に、考慮しなければならないのが、チューニングのしやすさです。チューニングの方式は、前記の通り、アナログ方式とデジタル方式に分かれます。どちらが良いかは使う人の好みによるところが多いですが、現在はデジタル方式が主流です。
デジタル方式のシンセチューニングは、選択している周波数が数字の形で表示されている点、お好みの放送局をあらかじめ記憶させておくなどの付帯機能が利用できる点で、有利です。
アナログ方式は、中古のモデルか、現行機種ならお手頃価格の製品で用いられていることが多いです。しかし、微妙な周波数の調整が指先の感覚で可能になるので、今もアナログ方式を好む人も存在しています。
生産国で選ぶ
かつて、日本は優秀な短波ラジオを市場に送り出していました。しかし日本の主要メーカーは、ワールドバンドレシーバーの市場から徐々に撤退し、残ったSONYも、2018年3月に最後の機種の生産を止めてしまいました。
現在、短波ラジオの世界では中国製の製品が市場を席捲しています。中華ラジオというと、作りが雑で不良品が多いというイメージがついて回ります。しかし、現在短波ラジオの最新技術の多くは、中国のメーカーが握っているのも事実です。
中国でも一流メーカーの品質管理は進化しており、製品の性能も安定しています。私たちはローエンドモデルはもちろん、ハイエンドモデルにおいても積極的に中国製品を選択しなければならない時代になっているのです。
電源で選ぶ
普通のラジオと同じように、短波ラジオの場合も、さまざまな電力の供給のやり方があります。最も一般的な「乾電池」のほかにもACアダプターを使ってコンセントから電力を得る方法、USB充電、さらには手回し充電という方法まであります。
「AC電源」や「USB電源」は自宅で使う人におすすめ
短波ラジオを自宅だけで使う場合、乾電池を使うよりはAC電源を使う方が便利です。電池切れのたびに新しいものに取り替えるのは、不経済だし面倒くさいからです。AC電源としては、ACアダプターを使うのが最も多いケースです。
近ごろはUSBを通じて電気を供給することができる製品も増えています。USBから電源を供給できると、コンセントの形式や電圧の違いに左右されないので、外国でもそのまま使えて便利です。
「DC電源」や「手回し充電式」は屋外で利用する人におすすめ
屋外で短波ラジオを使う機会が多い人には、電源コードは不便です。乾電池が使えれば、どこでもラジオを楽しむことができて便利です。万が一使用中に乾電池が消耗してしまっても、近くにスーパーやコンビニエンスストアがあれば、代わりが簡単に手に入りますね。
乾電池さえも手に入らないとき、例えば災害のときには、これに加えて手回し充電機能があれば、さらに便利です。このタイプのラジオには充電用の大きなハンドルが付いているので、ひと目でわかります。
サイズで選ぶ
短波ラジオの大きさも、使い心地に関係します。自宅でアンテナを立てて本格的なシャック(BCLコーナー)を作ってリスニングを行うのと、キャンプなどアウトドアに持ち出して、満天の星の元でBCLを楽しむのでは、扱いやすい短波ラジオの大きさは当然異なります。
自宅で聴く人は「ホームラジオ」
短波ラジオを自宅で聴くことが多い場合、大き目のホームラジオをおすすめします。大きいサイズなのでスピーカーも機能の高いものが搭載されていて、音楽をじっくり聴いたり、BGMの代わりにラジオ放送を流したりする場合に、重宝します。
自宅で短波ラジオを聴く場合、外部アンテナを接続して、他の家電の影響の少ない場所に置き場所を固定する使い方が望ましいです。しかし、部屋から部屋へと移動させて使う予定の人の場合なら、短波ラジオに持ち歩き用のハンドルが付いている製品をおすすめします。
持ち運ぶ人は「手のひら」サイズ
短波ラジオを通勤・通学などの時間を利用して聴いてみたい、外出先やアウトドア生活の情報源として聴いてみたい、と考える人も多いでしょう。そのような場合には、小型で感度の良い受信機をおすすめします。
持ちやすく、上着のポケットやハンドバッグに入れてもかさばらない、となれば手のひらサイズの製品が望ましいです。この場合、音声はイヤホンで聴くことが多くなると考えられるので、スピーカーは高級なものでなくても構わないでしょう。
人気のブランドやメーカーで選ぶ
短波ラジオにも、人気のメーカーがあります。中には既に生産から撤退したにもかかわらず、未だに人気の高い製品を送り出すメーカーもありますし、現在短波ラジオの市場に多くの製品を提供しているメーカーもあります。
SONY(ソニー)
SONYはワールドバンドレシーバーの分野でも、多くの名機を生みだして来ました。しかし2018年3月のICF-SW7600GRの製造停止と共に、現在は他の国内大手メーカーと同様に、この分野から撤退しました。現在SONYは、ラジオNIKKEI専用機のみ製造しています。
SONYの過去のモデルは、今もその品質の高さ故に今も多くの短波ラジオファンに愛されています。スペックは少々古いものの、まだ現行品に引けを取りません。わざわざ状態の良い中古品を手に入れる人もいるほどです。
ELPA(エルパ)
ELPA(エルパ)の商標で知られる朝日電器は、大阪大東市に本社を置くメーカーで、一般消費者向きの小型家電製品を得意にしています。エルパの短波ラジオは、昔ながらの懐かしさを感じるボディに現代の味付けをした、コストパフォーマンスに優れた製品です。
ANDO(アンド―インターナショナル)
アンドーインターナショナルは、ラジオなどのオーディオ関連製品を取り扱う会社で、本社は東京にあります。
取り扱っているラジオの種類は豊富で、使いやすいラジカセ、超レトロなデザインなのに短波まで聞こえて来るラジオ、手のひらサイズのワールド・ワイド・レシーバーなどがあります。
TECSUN(テクスン)
中国のテクスンは、現在短波ラジオの市場を席捲しているメーカーです。ローエンド機からハイエンド機まで、さまざまな短波ラジオを取り揃えています。テクスンの短波ラジオは価格面でもこなれています。
他のメーカーならアナログチューニングを採用するローエンド・モデルにも、積極的にシンセチューニングが可能なデジタル方式を採用しているのも特徴です。
<アナログ式>短波ラジオの人気おすすめランキング7選
口コミを紹介
今から20年ほど前に聞いていた短波放送が忘れられず、入院を期に思いきって購入しました。懐かしく昔を思い出しながらチューナーを微調整しつつアンテナや本体をくねくねしながら短波を聞くことができました。
口コミを紹介
感度については申し分ない性能です。
出張で栃木のビジネスホテルの窓に置いたこのラジオで、夜8時頃に広島のRCC(AM)が受信できました。
口コミを紹介
音がいいですね。AMも。感度もいいですし、ノイズレス。DSPですからそうなのですけど、A/Dまではアナログですから、デジタル表示が無い分雑音源が少ないのでしょう。楽しむラジオです。遠距離受信を試すラジオと言うよりは、その遠くの放送を楽しむラジオ。安価ですし。
口コミを紹介
機能・大きさ・価格共に満足です。充電用電池の交換が簡単に出来るのが素晴らしいです。ソーラー充電機能もあり、非常時には重宝しそうです。
口コミを紹介
雑音が少なく、音がクリアに聞こえます。
口コミを紹介
小さいながら、充分な機能です。特に短波の感度がよく、昼間でもがんがん入ってきます。AM、FMも良く聴こえます。災害防災用品としても重宝しますね!このお値段でしたら、充分に満足です!
口コミを紹介
高齢の親用に購入しましたが、操作も簡単で、昔ながらのオーソドックスなデザインなので、抵抗なく使用しています。
<アナログ式>短波ラジオの比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 受信バンド | 受信周波数(短波) | サイズ | 電源 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
|
株・競馬ハンディたんぱラジオ |
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株や競馬が趣味の人に |
FM/AM/短波 | 3.9~18MHz | 幅12.5×高さ7.6×奥行3.05cm | 単3形乾電池×2本、ACアダプター(別売) |
2
|
ICF-SW22 FM/SW/MW 9バンドレシーバー |
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やっぱりソニーの短波ラジオ |
FM/AM/短波 | ー | 7.2 x 2.8 x 11.6 cm | 単3乾電池×2 |
3
|
AM/FM短波ラジオ ER-C74T |
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お手軽価格、でも役に立つラジオ |
FM/AM/短波 | 3.70~22.05MHz | 幅12.3×高さ7.6×奥行3.1cm | 単3乾電池×2 |
4
|
AM/FM/SW手回し発電ラジオライト |
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非常時に短波も聞ける! |
AM/FM/短波 | 3.8~15.5MHz | 幅13.3×高さ6.3×奥行き4.8cm | 手回し充電、ソーラー充電、USB充電 |
5
|
携帯ラジオ KR-009AWFSW |
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BCL入門に最適 |
FM/AM/短波 | 3.9〜22.0MHz | 12.7(H)×7.6(W)×2.6(D)cm | 単3乾電池×2本 |
6
|
9バンドラジオ AP5-374S |
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ラジオと一緒に外へ出かけよう! |
FM/AM/短波 | 5.9〜19.1MHz | 10.5×6.3×2.2cm | 単4乾電池×2本 |
7
|
ラジオカセットレコーダー ADK-RCR300 |
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懐かしいラジカセ |
FM/AM/短波 | 3.0〜23.0MHz | 幅30.0×高さ15.4×奥行き11.8cm | 単1乾電池×4、AC電源コード |
<デジタル式>短波ラジオの人気おすすめランキング7選
口コミを紹介
も2ヶ月このラジオ使ってます。コンパクト、軽い、コストパフォーマンスが良いです。感度も良い。おすすめの商品です。
アイワ
ワールドバンドラジオ AR-MD20
aiwa再び
2008年にいったん市場から消滅したaiwaブランドでしたが、2017年に復活、新製品の発表を徐々に再開しています。ただしこの携帯用短波ラジオAR-MD20は、アイワが中国のTECSUNのOEM販売を行っている商品です。
AR-MD20で短波はもちろん、AM、FM、ワイドFMと幅広い周波数の番組を聞くことができます。またダイヤル選曲、プリセットメモリー選曲など、さまざまなチューニング方法に対応しているという特徴もあります。目覚まし時計の代わりにすることもできますよ。
受信バンド | FM/MW/短波/LW | 受信周波数(短波) | 2.300~21.950MHz |
---|---|---|---|
サイズ | 14.1×8.7×3.0cm | 電源 | USB充電、単3乾電池 |
口コミを紹介
感度も良く、特にFM放送は、ステレオイヤホンを使えば、とてもクリアな音質でまるでCDで音楽を聴いているようです。短波放送ではタイやオランダの放送が感度よく聞けています。製造は中国との表示がありますがアイワの商品検査を受けているでしょうから信頼できるラジオです。
TECSUN
S-2000 ワールドバンドレシーバー
懐かしく大きな本格派
中国のTECSUN(德生)製の大きなラジオです。1970年代から1980年代に若い人の間で盛り上がったBCLブーム当時のラジオの雰囲気を、現代の製品で唯一体現しています。そのため、年季の入ったBCLファンにとっては、とても懐かしい逸品かもしれません。
もちろん、形だけでなく性能も優秀です。ただし大きすぎて外に持ち出すのには向いていないでしょう。家の中で、アンテナを使って電波を拾いやすくして、BCLコーナーを作ってラジオ番組を楽しむのに向いています。
受信バンド | FM/AM/短波/LW エアーバンド | 受信周波数(短波) | 1.711~29.999MHz |
---|---|---|---|
サイズ | 37.2×18.3×15.3cm | 電源 | 単1乾電池×4本、AC電源ケーブル |
口コミを紹介
このラジオはFMよりもMW/LWにMW/LWよりもSWに力を入れている感じがいたします。ハッキリ言ってFMは地元局でも外付けアンテナを使用しないとノイズが乗ります。MW/LWは環境にもよりますが、ジャイロアンテナを最適な位置に回せば感度良く受信致します。
TECSUN
PL-365 SSB・長波対応 デジタルDSPポケット短波ラジオ
小さい中に機能がぎっしり
同じTECSUNの製品でありながら、大型のS-2000とは対象的に、このPL-365は超小型の製品です。どこか折りたたみ式でないガラケーを思わせる細長いフォルムが特徴的。重さはたったの128gです。
「短波ラジオは大きいほど性能が良い」という通説がありますが、PL-365はそれとは対象的に、必要な機能を小さな躯体に詰め込んでいます。海外旅行の際に持って行くと、便利でしょう。
受信バンド | FM/AM/短波/LW | 受信周波数(短波) | 1.711~29.999MHz |
---|---|---|---|
サイズ | 15.9×5.3×2.6cm | 電源 | USB充電、単3乾電池3本 |
口コミを紹介
都区内の木造家屋1Fで、周囲には3階建ての軽量鉄骨民家、新幹線と在来線に囲まれた環境です。夜間に秋田のABS(出力5Kw)が頻繁に聞こえて来ます。
Sangean
Ats-909x-bk Multi-band Am/fm/sw Receiver
オールラウンドな優等生
台湾のSUNGEAN(山進電子)製の短波ラジオです。同じ中華ラジオであっても台湾の品質基準はきめ細かく、世界一口のうるさい日本の消費者も納得するレベルの高い品質を誇っています。ATS-909Xは全ての面でクセのないオールラウンドな機種です。
ただ残念なことに、ここで紹介したモデルはアメリカ仕様になっていて、FMの範囲が日本とは異なり、聞こえない周波数があります。その当たりは割り切って、短波専用機として運用するか、日本向けのモデルを別途購入するようにすれば、問題は起こりません。
受信バンド | FM/AM/短波/LW | 受信周波数(短波) | 1.711~29.999MHz |
---|---|---|---|
サイズ | 20.75×13.49×4.14cm | 電源 | AC100Vアダプター、単3乾電池4本 |
口コミを紹介
作りは、在りし日のメイド イン ジャパンです。とても良く出来ています。ラジオとしての感度も悪くないです。
この品質で、このラジオと互角に渡りあえる日本メーカーのラジオは無いように思います。耐久性は、今後なのでわかりませんが、すぐに壊れるとは思えない印象です。
口コミを紹介
高齢で目の不自由な父が使用してます。2015/5月に購入し現在も問題なく使用しています。複雑な作りではないので高齢の父には扱いやすいようです。白内障で目が悪くなりテレビが見れなくなったのでこのラジオがあってとても助かっています。
C.Crane
C Crane CC Skywave AM、FM ショートウェーブ ウェザー&エアバンド ポータブルトラベルラジオ 時計とアラーム付き
小型でも本格派
アメリカの通信機器メーカーのC.CRANE社の短波ラジオです。コンパクトサイズですが、本格的な機能がぎっしりと詰まっていて、ラジオが好きな人に楽しんでもらえることでしょう。電源は単3乾電池2本です。
AM、FM、ワイドFM、短波の他、航空無線も聴くことができます。ロッドアンテナで不十分な場合に備えて、巻き取り式のアンテナも付属しているので、いろいろな場所でラジオを楽しむことができます。
受信バンド | FM/ワイドFM/AM/短波 VHF航空無線 | 受信周波数(短波) | 1.711〜29.999MHz |
---|---|---|---|
サイズ | 12.2 x 7.62 x 2.54cm | 電源 | 単3乾電池2本 |
口コミを紹介
Amazing radio that works well in all bands but is easy to operate. You don't need to be a engineer to use this radio. Just read the manual a few times and it all works well.
(すべての周波数帯でよく動いてくれるすごいラジオで、操作も簡単です。このラジオを使うのにプロの技術者にならなくても、マニュアルを何回か読むだけでオーケーです。)
<デジタル式>短波ラジオの比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 受信バンド | 受信周波数(短波) | サイズ | 電源 | 受信バンド | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1
|
D-808 高感度受信ポータブルラジオ |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
使いやすい小型のラジオ |
FM/AM/短波/LW エアーバンド | 1.710〜29.999MHz | 15.7×9.2×3.2cm | リチウム充電池、USB充電 | |
2
|
ワールドバンドラジオ AR-MD20 |
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aiwa再び |
FM/MW/短波/LW | 2.300~21.950MHz | 14.1×8.7×3.0cm | USB充電、単3乾電池 | |
3
|
S-2000 ワールドバンドレシーバー |
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懐かしく大きな本格派 |
FM/AM/短波/LW エアーバンド | 1.711~29.999MHz | 37.2×18.3×15.3cm | 単1乾電池×4本、AC電源ケーブル | |
4
|
PL-365 SSB・長波対応 デジタルDSPポケット短波ラジオ |
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小さい中に機能がぎっしり |
FM/AM/短波/LW | 1.711~29.999MHz | 15.9×5.3×2.6cm | USB充電、単3乾電池3本 | |
5
|
Ats-909x-bk Multi-band Am/fm/sw Receiver |
Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
オールラウンドな優等生 |
FM/AM/短波/LW | 1.711~29.999MHz | 20.75×13.49×4.14cm | AC100Vアダプター、単3乾電池4本 | |
6
|
ラジオ TY-SHR3 |
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昔ながらのレトロスタイル |
FM/AM/短波 | 3.8~10.0MHz | 幅21.4×高さ13.0×奥行き6.0cm | AC電源コード、単1乾電池3本 | |
7
|
C Crane CC Skywave AM、FM ショートウェーブ ウェザー&エアバンド ポータブルトラベルラジオ 時計とアラーム付き |
Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
小型でも本格派 |
1.711〜29.999MHz | 12.2 x 7.62 x 2.54cm | 単3乾電池2本 | FM/ワイドFM/AM/短波 VHF航空無線 |
短波ラジオの上手な楽しみ方
ここまで短波ラジオの選び方とおすすめ商品を紹介しました。しかしどのような短波ラジオを選んだとしても、単純にロッドアンテナを立てるだけでは、その製品の能力を引き出すことはできません。短波はとてもデリケートで不安定な性質を持っているからです。
短波ラジオの聞き方
短波放送を聴くのなら、夜の方が良く聞こえます。付属のロッドアンテナを伸ばすだけでも、日本の近くの国(中国、韓国、北朝鮮など)の放送局の音声が入ってきます。ラジオは窓際で、パソコンなど他の電子機器の影響を受けない場所に置きましょう。
もっと遠くの放送局を聞きたいと思う場合には、ぜひ外部アンテナを利用してください。たとえ本格的なアンテナを立てることが無理だとしてても、長いリード線の一端をロッドアンテナに接触させて、もう一端を窓の外に出す簡易アンテナだけで、十分に効果があります。
短波ラジオの番組表は公式サイトでチェック!
短波放送を楽しむようになって、お気に入りの番組も見つかった、でも、それがいつ放送されているかわからない、というときは、インターネットで調べてください。現在、短波放送はあなたの想像以上に、インターネットと連携しています。
一番確実なのは、その番組の公式サイトです。ていねいに探って行くと、番組表が表示されるので、それを参考にしましょう。ただしインターネットのサイトは日本語表記でない可能性も高いので、簡単な英語が読めれば安心です。
まとめ
インターネットで世界中の情報が手に入るようになったとしても、短波放送の魅力は変わりません。はるか遠く、地球の裏側からの微弱な電波を捉えたときの感激は、いつになっても変わらないです。ぜひ短波ラジオを手に入れて、BCLライフを楽しんでください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年01月21日)やレビューをもとに作成しております。
ラジオNIKKEIを聞くために3.9MHzから18MHzの周波数帯域が受信できるラジオです。もちろん、この周波数帯に属する放送局なら、ラジオNIKKEI以外であっても楽しむことができます。
自宅用のAC電源と、持ち歩き用の乾電池の両方に対応しているので、自宅でも、競馬場などの外出先でも役に立ち、コストパフォーマンスにも優れて便利です。