毎日の犬の散歩を、もっと快適で安全にしたいと思う方も多いのではないでしょうか。犬を繋ぐリードがしっかりしていなければ周囲の人に迷惑をかけたり、飼い犬の安全も守ることができません。安全性や機能性に優れた犬用リードを選べば、安全に散歩をすることができます。

また公園での散歩や、しつけの際にも便利に使用することができる犬用リードやアウトドアで活躍する犬用リードもあります。そこで今回は犬用ロングリードの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。

購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。この記事の最後に犬用ロングリードの作り方や犬用ロングリードの遊び方と注意点も紹介しています。こちらも確認して、効果的に使えるようにしましょう。

犬用ロングリードの選び方は犬種、犬の体重、性格などでも異なります。他にも散歩の際に便利な機能もあるので確認しましょう。犬に合ったロングりーを選び安全に楽しく散歩をしましょう。犬用ロングリードについて紹介します。

犬用ロングリードには、大きく分けて自動巻きとひも状のロングリードがあります。使用する場所や犬の性格、飼い主の好みで使いやすいロングリードは違います。使い心地や使い勝手の良いロングリードを選びましょう。

自動で伸縮するロングリードは、ワンタッチでリードを伸縮させることができる優れものです。自動巻きのロングリードについているボタンを押すだけで、リードの長さを調節することが可能です。

ひも状のロングリードなら手に巻き付けて使用する手間がありますが、自動巻きならボタン一つで完了です。しかし使い慣れない場合は、伸縮する際のコントロールが難しいこともあります。指先一つで自動巻きしたい方に、おすすめのロングリードです。

紐状のロングリードは、自動巻きのロングリードと比較すると安価に購入することが可能です。自動巻きのリードを巻き付ける部分が無いため、軽量でボディが無いので割れる心配もありません。

自動巻きでないために手動でリードの長さを調整しなければいけませんが、自分のペースで好みの長さにすることが可能です。リードに使われている紐の種類によっては重さが重くなってしまうこともあるので、用途に合った素材の紐状のロングリードを選ぶと良いでしょう。

リードの長さでロングリードの使い勝手も変わります。運動量の多い大型犬や超小型犬では、移動スペースに差があります。また使用する場所によっても適切な長さが変わるため、犬の運動量や使用場所を考慮して選ぶと良いでしょう。

ロングリードの初心者なら、5m~8mの長さのロングリードがおすすめです。犬種や犬の大きさによっても違いますが、散歩には5m~8m程度もあれば十分な長さです。あまりロングリードの長さが長すぎてしまうと、電柱や障害物に絡まってしまうこともあります。

また長く伸びたリードを縮める際、勢いよく巻き取ってしまうこともあり扱いが慣れるまでは5m~8m程度の長さのロングリードが良いでしょう。超小型犬など移動スペースが狭い犬種の場合は、より短いロングリードでも良いでしょう。

ロングリードを使用する人や使用する犬が、ロングリードになれているの10mや20m以上のロングリードもおすすめです。使用する人も犬もトレーニングを行い、コントロールや長いリードでも絡まないようであれば、20m以上のロングリードもおすすめです。

慣れない人や犬がロングリードを使用した場合、広いスペースまで確認することができずにトラブルや事故の原因になる場合もあります。長さが長いロングリードを使用する場合は、無理のない長さに調整し、安全に使いましょう。

ロングリードと犬を繋ぐフックも、選ぶ際の重要なポイントです。フックの素材や強度、つかいやすさなどもチェックして選びましょう。大型犬などの大きい犬の場合は耐荷重もチェックして犬の体重に耐えらるフックを選ぶことが重要です。

でっぱりの部分に親指を引っ掛けて開閉するナスカンは、取り外しのしやすいフックです。取り外しのしやすいフックを選ぶのなら、指先一つで開閉できるナスカンがおすすめです。しかし、使用頻度が高くなれば開閉部分が緩んでしまうこともあります。

特に大型犬などの耐荷重が重い犬などは、大きな荷重がかかります。万が一外れてしまえばトラブルの原因です。ナスカンタイプのフックを選ぶのなら、金属製で耐久性が高く劣化しにくい金属性がおすすめです。

大型犬や活発な犬なら、しっかりロックすることができるカラビナタイプのフックがおすすめです。カラビナ対応のフックは、ナスカンタイプよりも外れにくい構造になっています。回してとめるタイプのカラビナならネジが緩まなければ外れることはありません。

登山用の頑丈なカラビナであれば、登山にも耐えることができる強度につくられています。フックが外れる心配や、しっかりリードと首輪を固定したいのならカラナビタイプのロングリードがおすすめです。

ロングリードのリードの部分に使用されている紐の形状は、耐久性や使いさすさのポイントです。目的に合ったロングリードの紐の形状を選び、快適に使用できるロングリードを選びましょう。

ロングリードのリードの部分がテープ状になっているタイプは、強度が高いのが特徴です。細い形状のリードに比べると、太い形状のテープ型のリードは強度や耐荷重が高いものが多く揃います。

自動巻きのタイプも手動で手元に収めるタイプも、細いものに比べると握りやすい形状です。自動巻きのタイプは巻き込みの際、つまりやすい形状のロングリードもあるので巻き込みがスムーズに行えるロングリードを選ぶと良いでしょう。

丸型やロープ型のロングリードは、巻き取りがしやすいのが特徴です。自動巻きで細く丸い形状のロングリードは、リードを収納するときや長さを調節するときにスムーズです。細く長いロングリードの場合、障害物に絡まってしまう可能性もあるので注意しましょう。

手動で手元に収めるタイプのロングリードも、平たい形状よりも丸く厚みのある形状の方が握りやすく長さを調節するときに便利です。しかし、長くボリュームのあるロングリードは持ち歩きの際に不便なこともあります。

長いロングリードは短いロングリードの役割を兼ねますが、長いロングリードは重さも重くかさばる場合があります。持ち歩いて使用するロングリードは、必要な長さも考慮して軽量なロングリードを選ぶと良いでしょう。

長いロングリードは犬の行動範囲を広めることが可能ですが、必要がないのであれば適度な長さで軽量なロングリードがおすすめです。長すぎて障害物に絡まってしまうと、かえって不便な場合もあります。

犬の散歩に使用するロングリードは、強度や耐久性も重要なポイントです。散歩中にロングリードが切れてしまったり、フックの部分が壊れてしまえば周囲の人に迷惑がかかったり犬が迷子にになってしまう原因です。

飼い主と愛犬を繋ぐロングリードは、強度が高く耐久性も高いものを選ぶのがおすすめです。強度が高く耐久性も高いロングリードなら、ロングリードを長く使用することができて買い替えの費用や手間もかかりません。

ロングリードを選ぶなら、持ち手やグリップが持ちやすい形状がおすすめです。どんなに強度が高いロングリードでも、飼い主の手から離れてしまえばあまり意味がありません。握りやすく持ちやすい形状のロングリードを選びましょう。

持ち手の部分がストラップの形状になっているものであれば、手首にストラップをかけてさらに手のひらでしっかりと握ることが可能です。自動巻きのグリップにストラップも付いているロングリードもあります。犬の便の始末の際にも便利です。

便利な機能が付いているロングリードを選べば、散歩も、より快適に行うことができます。ロングリードについている、便利な機能について紹介します。ライフスタイルにあった機能を取り入れると良いでしょう。

ロングリードには懐中電灯が付いているタイプがあります。夜間や暗い時間に散歩をするのなら、懐中電灯が付いているタイプがおすすめです。犬の便を始末する際も懐中電灯が付いていれば、作業しやすくなります。

ロングリードと懐中電灯が一体型になっていれば、懐中電灯をもち歩く必要も無く散歩中の荷物も少なくなります。夜間に散歩をするのなら、安全で便利な懐中電灯がついたロングリードがおすすめです。

ロングリードには、犬の散歩中の便の始末に便利なゴミ袋を取り付けられるタイプがあります。ロングリードにゴミ袋が付いていれば、ゴミ袋を忘れてしまったりゴミ袋が無く便の始末に困ることもありません。

ロール状になった専用のゴミ袋をセットして使用するタイプも多く、専用のゴミ袋を準備する必要があります。消臭効果のあるロールタイプのゴミ袋などもあるので、快適に使用することができるゴミ袋を選ぶと良いでしょう。

ロングリードの使用頻度や使い方でロングリードの選び方は異なります。使用頻度が低ければ、目的に応じた性能や機能の付いた低価格のロングリードで充分でしょう。しかし、耐久性や強度など最低限の条件をクリアしたロングリードを選ぶことが重要です。

使用頻度が高く頻繁に使用するのなら、満足して使用することができるストレスの少ないロングリードを選びましょう。コンパクトで実用的なロングリードなら、ストレスも少なく快適に散歩することができるでしょう。

ロングリードを販売している人気のメーカーを紹介します。メーカーによって特徴があるので、便利に使える機能や性能をチェックしましょう。ロングリード選びを迷っている方にも、おすすめのメーカーです。

flexi（フレキシ）は伸縮性のリードを販売しているドイツのメーカーで、世界90か国で販売されています。愛犬や飼い主が快適に生活することができるよう、リードの開発、改良し販売しています。

リードの長さが8メートルのロングリードなら、耐荷重によって異なりますが3千円程度で販売されています。耐久性に優れ、長く使用することができると愛犬家にも評判のブランドです。

Doggy Man（ドギーマン）は日本のペット用品のメーカーです。ロングリードだけでなく幅広いペット用品を扱っています。伸縮性のロングリードや紐タイプのロングリードなど、ロングリードの種類も豊富です。

伸縮性のロングリードは比較的長さが短いものが多く、耐荷重も少ないタイプが多いのが特徴です。小型犬や長さが比較的短いロングリードなら、千円程度で購入することができるタイプもあります。

ロングリードは手作りすることも可能です。準備する材料はホームセンターで販売されている強度も高く扱いやすいクレモナロープ、雨に濡れても大丈夫なステンレス製のフック、縫い針、ナイロン糸、ライターなどです。

クレモナロープには中心部分に芯があるのでロープをしごき、芯の部分をカットします。芯を抜いたロープの部分をフックに通し折り曲げて糸でしっかりと縫います。縫った上からコイル状にナイロン糸を巻き付けます。巻きつけた上から軽くあぶり、糸のけば立ちを焼き払います。

もう一か所同じ作業を行い、フックに通したクレモナロープをしっかりと固定すれば手作りのロングリードの完成です。

ロングリードのテープタイプの遊び方と注意点を紹介します。紐タイプのロングリードも使用方法や使い方を知れば、安全に楽しく使用することができます。具体的な使用方法について紹介します。

紐タイプのロングリードを使用して公園や広いスペースでの遊び方を紹介します。紐タイプのロングリードをつけて身近な範囲で遊ぶ場合、犬から1メートル程度のところを足で踏みつけて、もしくは手で持って長さを固定して遊びます。

ボール遊び、サッカー、追いかけっこなども同じようにして遊ぶことができます。周囲に人や障害物がないかを確認し、ロングリードの長さを決めます。紐タイプのロングリードは片方の腕をリール代わりに使い、長さを調節して使用します。

ねじれが無いように巻いておくと、使いやすくなります。ロングリードをつければ安全に走ったり、ボール遊びなども楽しく行うことができます。ノーリードはトラブルの原因になるので、リードをつけて遊ぶようにしましょう。

自動巻きタイプのロングリードは他のものに絡まりやすいので、紐タイプのロングリードがおすすめです。犬が勢いよくリードを引っ張ると持ち手や体に負担がかります。ロングリードを使用する場合は、犬をコントロールできる状態で使用するようにしましょう。

また、紐が長いと飼い主や愛犬にリードが絡まることがあります。他にも周囲にも気を配り迷惑にならないように配慮して遊ぶように心がけましょう。

でっぱりの部分に親指を引っ掛けて開閉するナスカンは、取り外しのしやすいフックです。取り外しのしやすいフックを選ぶのなら、指先一つで開閉できるナスカンがおすすめです。しかし、使用頻度が高くなれば開閉部分が緩んでしまうこともあります。

特に大型犬などの耐荷重が重い犬などは、大きな荷重がかかります。万が一外れてしまえばトラブルの原因です。ナスカンタイプのフックを選ぶのなら、金属製で耐久性が高く劣化しにくい金属性がおすすめです。