コンパクトな焚き火台のおすすめ5選｜選び方や特徴もご紹介！

焚き火はキャンプの醍醐味といっても過言ではありません。暗闇を照らす炎は見ているだけで心が癒されます。しかしテントや寝袋などただでさえ荷物が多いキャンプシーン。「新たに焚き火台まで追加すると持ち運びが大変そう…」と購入に踏み出せない方も多いはず。

最近の焚き火台には折りたたむとバッグのすき間に入る、超軽量コンパクトモデルも販売されています。またグリルやコンロとして使える焚き火台なら、トータルの荷物量を減らせる場合も。しかしコンパクトな焚き火台と一口に言っても価格・素材・特徴はさまざまです。

そこで本記事ではコンパクトな焚き火台の選び方や、おすすめの焚き火台を紹介します。ソロだけでなくファミリーやグループでも使えるコンパクトな焚き火台が1つあると便利です。簡易焚き火台の自作方法も紹介しているので、手軽に手に入れたい方は要チェックです。

キャンプ場やホームセンターで販売されている薪のサイズは30～40cmが多くなっています。薪のくべやすさや利便性を考えると、コンパクトでも30cm以上幅がある焚き火台を選ぶのがおすすめです。小さすぎると薪を細かく割る必要があり、事前準備に手間と時間がかかります。

小さな薪ほど燃焼スピードも速くなり、頻繁に薪を追加しなければなりません。一方30cm以上の焚き火台なら大きな薪をそのまま使えるので、バトニング(ナイフで薪を割る作業)も不要。薪1本が長く燃えるのでゆったりと焚き火が楽しめます。

軽量コンパクトかつ優れた耐久性がある焚き火台を選ぶならチタン製がおすすめです。スチールやステンレスより薄くても頑丈さはチタンが勝ります。熱や荷重による歪みもおきにくいため長く使えるのもメリット。

温度によりグラデーション調の青や黒に色が変わるため、使うほどに味わいが深まります。自分だけの色味を楽しめるのもチタンならではの魅力です。ただし他の素材に比べ高価なものが多いため、予算と照らし合わせながら選びましょう。

車を使ったオートキャンプなら重量は気にしなくていい、と思う方もいますがそうではありません。車への積み下ろしやお手入れシーンで重量は大事なポイント。さらに1kg以下の焚き火台ならファミリーやグループキャンプだけでなく、ソロキャンプでも活躍します。

パーツ分解できる折り畳み式なら、バッグに入れて持ち運びも可能です。中には500g以下で30cmの薪をそのまま使える焚き火台もあります。ただし軽量モデルは耐荷重が大きくないため、使う調理器具の重量を加味して選びましょう。

コンパクトな焚き火台は地面との距離も近くなります。焚き火台の火床は高温になるため、そのまま使用すると地面にダメージを与えてしまう可能性も。特に芝サイトや直火禁止のキャンプ場では、トラブルを避けるためにも焚き火シート(耐熱シート)が必須です。

薪や灰の落下も想定される焚き火台は、焚き火後の後片付けが想像以上に大変です。しかし焚き火シートがあれば、簡単に落ちた灰が集められます。片付けが楽になるメリットもあるので焚き火台と一緒に購入しておきましょう。

キャンプはソロ・ファミリーにかかわらず、なるべくコンパクトな荷物で楽しむのが理想です。調理時も焚き火台を活用すれば、かさばるグリルなどを別に用意する必要がありません。焚き火台で調理も楽しむなら網やゴトクなどの付属品は必須アイテム。

専用の付属品があればより快適に調理が行えます。標準装備にない場合にはオプションとして販売されているケースもあるので、事前に確認しておきましょう。付属品があればクッカーや鍋・ケトルを使った料理はもちろん、バーべーキューも楽しめます。

コンパクトな焚き火台を使用する際のメリット/デメリットも気になりますよね。それぞれをまとめたので、ぜひ購入する際の参考にしてください。

コンパクトな焚き火台のメリット

• ソロキャンプやツーリングキャンプ、登山に持っていきやすい
• 焚き火以外の用途も様々。暖を取るためのギアとしても使える
• コンパクトサイズなので後片付けも楽ちん
• 比較的安価で購入できる焚き火台が多い

コンパクトな焚き火台のデメリット

• 薪が入らないので、入るサイズに切る必要がある
• 一度に沢山の調理ができない
• 燃料の消費が早く、長く楽しむには継ぎ足しが多くなりがち
• 軽量なものは足場を安定させる必要がある

焚き火台はアイデア次第で自作も可能です。100均アイテムを使用したものや、プレートを加工した本格的なものまで作れます。今回はその中でも携帯性に優れたコンパクトな簡易焚き火台の自作方法を紹介します。

【材料】

• 工作ネット(ステンレス繊網・線形0.34ｍ/ｍ・目合1.25ｍ/ｍ)
• ハトメ×4
• ペグ(フックをかけれる輪があるもの)×4
• S字フック×4
• 穴開け用パンチ

【作り方】

1. 工作ネットの四隅を折りたたむ
2. 四つ角にパンチで穴をあけハトメを取り付ける
3. ペグと工作ネットをS字フックで連結して完成

▼焚き火台の自作方法をもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

軽量コンパクトな焚き火台は、耐久性や機能性も重要なポイントです。ソロやファミリーキャンプなどマルチに活用できる焚き火台が一つあると、より充実したキャンプライフを楽しめます。ぜひ自分好みのコンパクトな焚き火台で快適なキャンプを堪能しましょう。