円形の焚き火台おすすめ6選！ソロキャンプ向け・おしゃれなものも！

近年は直火禁止のキャンプ場が増えているため、焚き火をするには焚き火台が必要です。ソロキャンプでもグループキャンプでもゆらゆら揺れる炎を眺めたり、パチパチはじける薪の音を聞くのは癒やしのひとときですよね。

最近では円形の焚き火台が登場し、おしゃれでキレイな木組から上がる炎が楽しめるようになりました。もちろんおしゃれなだけでなく、焚き火には暖を取ったり調理したりする機能も期待できます。大手キャンプ用品メーカーでも多く販売していて、どれを選んでいいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、焚き火台の選び方と、おすすめの円形焚き火台を10選紹介していきます。さらに、焚き火をするときに備えておきたいアイテムも紹介していきます。

近年では直火できないキャンプ場が増えており、焚き火台がないと気軽に焚き火できなくなっています。直火をすると地面が熱くなり微生物が死滅し、自然環境に影響を与えてしまうためで、直火で焚き火できるキャンプ場でもできるだけ焚き火台を使用する方が良いです。

その他にも焚き火台のメリットがあります。何より寒い時期は焚き火で暖がとれます。日中は暖かくても日が暮れた後など寒くなる場合が多いので、焚き火は効果的です。さらに、網を置けばキャンプ飯を作る際にも利用できます。

それ以外にも、ただ純粋にゆらゆら揺れる炎を見て癒やされたり、焚き火を囲んで家族や友だちとコミュニケーションを取る場としても機能します。1台あれば焚き火を見る・暖を取る・調理するの3役がこなせる焚き火台はコストパフォーマンスも良いと言えます。

焚き火台には浅型と深型があります。深型の焚き火台は上に網をのせて料理をするのにおすすめの形です。壁に守られていて火の粉が舞いにくく、火力が出せるためです。ただ、火がよく見えないため、炎を見るのにはイマイチです。

浅型の焚き火台は薪同士が重なる部分が少なく、薪の移動がしやすいです。つまり薪をいじりやすく火加減の調節をしながら焚き火を楽しみたい方におすすめです。火の全身がよく見えるので、火をゆっくり鑑賞したい方や癒やされたい方におすすめです。ただ、火の粉が舞いやすいのでやけどに気をつけましょう。

円形の焚き火台でも網を乗せればバーベキューを楽しめます。しかし、焚き火台の形が特殊だと別途購入した網が合わず、設置が難しくなる場合があります。ですからバーベキューを兼用しようと考えている場合は網付きの焚き火台がおすすめです。

さらに、快適にお料理を楽しみたい方は、焚き火台の大きさを45cm以上にするのがおすすめです。市販の薪の長さは30～40cmなのでそれがすっぽり焚き火台に入ると火も長持ちしますし、調理スペースも確保できるので十分キャンプ飯が楽しめます。

ダッチオーブンは鋳鉄製10cmで約6kgもの重さがあります。ですから、使いたいダッチオーブンの重さに耐えられる焚き火台を選びましょう。

円形の焚き火台であれば、直接ダッチオーブンを燃えている薪の上から乗せるタイプと、五徳付きでその上に乗せるタイプもあります。焚き火台や五徳には耐荷重が表記されているのでチェックしてみましょう。

ソロキャンプではとにかく軽くてコンパクトな物がおすすめです。料理をする場合でも一人分ですので大きくなくても十分です。バックパックなど荷物をあまり持っていけない場合は、収納したときのサイズや重量を確認しておきましょう。

4人以上のファミリーでキャンプに行く場合は30cm以上の少し大きめのものがおすすめです。調理をするかしないかでも変わりますが、最低でもこの大きさが必要です。焚き火を囲み、全員で暖を取ることを考えてキャンプに行く人数に合わせてサイズを考えましょう。

焚き火台の価格帯は、数千円で買えるものから3万円以上するものまでさまざまです。高価な焚き火台は大人数向けのものであったり、機能性が良い傾向があります。しかし、本当に自分のキャンプに必要な機能なのかを考えて購入する必要があります。

ソロキャンプや少人数のキャンプでは大きなものは必要ないですし、人数に見合った大きさの中でコスパの良いものを選ぶのがおすすめです。

ピコグリルとは、スイスのSnowTrekker Companyが手がける焚き火台です。キャンプ芸人ヒロシさんも愛用しているメーカーです。軽さと収納したときのコンパクトさから特にソロキャンパーに人気があります。軽さとコンパクトさのために余計なデザインが排除しているため、シンプルなデザインです。

全てのパーツはステンレスで作られており、錆びにくく頑丈な素材であり、お手入れをするのも簡単です。

思わず二度見してしまうような特徴的でファッション性の高い個性的なアイテムがそろっているのがDODです。わくわくするような焚き火台はキャンプのテンションを上げてくれます。しかし、個性的であるだけでなく、使いやすいのが特徴です。

DODは国産ブランドなので、海外ブランドのものより安価なものが多いです。時代のニーズにも対応できる柔軟性もあります。ユニーク性・利便性・価格性のバランスが良く、個性的なものを探している方におすすめです。

リーズナブルなアウトドアギアを出している大手ブランドモンベルは1975年に創立された老舗です。携帯性と軽量性を両立したアウトドアギアを日本だけでなく海外でも開発・販売しています。軽さは速さへ繋がり、疲れの軽減へとつながります。その機能性がある上で美しいギアを追求しています。

モンベルは日本発祥のブランドなので日本人向けに作られています。重量や色など日本人好みのギアが揃っています。リーズナブルなだけでなく、耐久性も優れているのでコスパの良い焚き火台を探している方におすすめです。

サンゾクマウンテンは心地よいキャンプがテーマで、無骨でワイルドな斬新なキャンプギアを販売しています。確かな品質と心躍るデザインのキャンプ用品で男女問わず人気があります。

サンゾクマウンテンの焚き火台は黒皮鉄という素材が使われています。黒皮は加工される途中で酸化した皮膜のことです。色の濃淡が一つ一つ異なり、使用すれば使用するほど個性の表れる焚き火台になります。

▼サンゾクマウンテンの焚き火台をもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

キャプテンスタッグは新潟県三条市のパール金属株式会社が開発を開始したアウトドアブランドです。使い勝手が良く、比較的手を出しやすい値段が多くリーズナブルなのが特徴です。それだけでなく、1台で何役もこなせるような汎用性やオプションがうれしいポイントです。

シンプルでコンパクトになる焚き火台が多く、ファミリーからソロまで多くの種類があるのも特徴です。やはり安いので初心者で初めて焚き火台を買う方にもおすすめです。

▼キャプテンスタッグの焚き火台をもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

焚き火をするに当たって一緒にそろえておくと便利なアイテムを紹介します。まず、焚き火の始め火をおこすために着火剤があると便利です。火種を作るのが一番大変な作業なので用意しておきましょう。

次に、耐熱グローブは薪をくべるときや料理をするときに使用します。やけどをしやすい作業なので、安全のためにも用意しておきましょう。燃えている薪をいじる場合に必要なのが焚き火用トング・火ばさみです。燃えた後の炭の後片付けにも活躍します。

消火用のバケツは必ず用意しておきます。焚き火が終わったら、火を確実に消してフィールドを元に戻すまでが焚き火です。バケツは着火する前から用意するようにしましょう。

ファイヤーピットとは炉のことで、屋外で穴を掘って周りを石やレンガで壁を作って焚き火をしたのが始まりです。スクエア型もありますが、ほとんどが円形なので、円形の焚き火台を探している方にぴったりなものが見つかる可能性があります。

ファイヤーピットは、庭に備え付けのタイプのものや重厚感漂うものがありますが、中には足が収納できたり持ち運びしやすいものもあります。キャンプに持って行けるようなファイヤーピットを探してみましょう。

焚き火は、癒やし・料理・暖が取れるかかせないアクティビティです。今回おすすめした円形の焚き火台は、おしゃれに焚き火を楽しみたい方におすすめです。薪をくべながら揺らめく炎で癒やしの時間を過ごし、キャンプを満喫しましょう。