ディーオーディー（DOD） テント レンコンテント

空気が澄んだ冬のキャンプは独特な世界観があり素敵ですよね。しかし電源が使えない場所では寒さとの戦いになることも。「もっと快適に冬キャンを楽しみたい」と思う方も多いでしょう。そんな方にも人気な「DODのレンコンテント2」を今回はご紹介します。

レンコンテント2はテント内で焚き火やウッドストーブが使用できるテントです。さらにバージョンアップしたレンコンテント2は、旧モデルに比べ5点も改良が加えられています。しかし初めて使用される方は実際の口コミ・評判・使い心地も気になりますよね。

今回はレンコンテント2のリアルな評判・口コミから特徴・デメリットまで徹底リサーチしました。気になる入荷情報も記載しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

オープンな窓を搭載しテント内で焚き火ができる画期的なレンコンテント2。長期入荷待ちになるほどの話題になっている商品です。ここではそんなレンコンテント2の魅力をポイントごとに紹介します。

レンコンテント2はMとLの2サイズ展開。サイズによって使用人数が異なるため使用用途に合ったものを選びましょう。

レンコンテントの特徴は360℃に設けられた8か所の大きな窓です。この窓が換気口となりテント内で焚き火台やストーブの使用が可能となっています。また窓はダブルファスナーのため、お好みの大きさに開閉できます。

足元4か所にも開閉可能な窓が設けられており空気の循環を促します。天気のいい夜には窓から満天の星空を眺められるのも魅力です。注意点は焚き火をする際には必ずすべての窓とドアを3か所以上開けること。一酸化中毒を防ぐためにも、一酸化炭素チェッカーがあると安心です。

大きな窓が全面に配置されていると寒そうですが、その心配は無用です。レンコンテント2の下半分は厚手のウォール生地で囲まれています。計算された絶妙な高さで、熱を保ちながら煙は外へ逃がしてくれる設計です。

火に強いポリコットン生地により、火の粉で穴が開く心配もありません。テント内で焚き火をする際には風の影響を受けにくくなるのもメリットです。

レンコンテントのすそ部分にはすき間風を防ぐ「スカート」があります。地面までしっかり覆うため下から風が入り込みにくくなっています。これにより寒い時期でもテント内で暖かく過ごせます。

スカートはペグダウンして地面に固定することも可能。多少風の強い日にも捲れる心配がありません。スカートで換気をシャットダウンしながら、足元の窓から換気用の空気を取り込めます。夏は風通しを考えスカートを捲って使用してもいいでしょう。

DODのレンコンテントなら一般的に苦労するタープとの連結も簡単です。ワンポールテント用のオプションパーツ「DOD トンガリハット」を使用します。使い方はテントの頂点に設置し、付属のロープ2本をペグで地面に固定。後はカラビナ付きロープをタープテントに取り付けるだけです。

タープテントを連結すると入り口の雨風を防げるようになり、さらに快適さがアップします。多人数で楽しみたい方にもおすすめのオプションパーツです。

レンコンテント2はそもそも雨天時の利用は推奨されていません。その理由として使用されているポリコットン生地は、ポリエステル生地などとは異なり水を弾かないからです。耐水圧350㎜ですがこれは小雨を防げる程度。レンコンテント2は雨の心配がない日に使用しましょう。

ただ前モデルにはなかった「ファスナーフラップ」が搭載され、出入り口付近の雨漏り問題は多少改善されています。それでも基本用途は晴天時に窓を開けて使用するもの。テントが濡れた際にはしっかり乾かさないと、カビの原因にもなるので購入前にきちんと理解しておきましょう。

レンコンテント2にはインナーテントがありません。そのため床部分は地面になっており、睡眠時には必ずグランドシートが必要です。また冬は放射冷却の影響もあり寒さ対策は必要不可欠。おすすめはインナーテントを利用したカンガルースタイルです。結露も防げてさらに快適になります。

夏場の使用は虫対策が重要です。窓を開けることで涼しくなりますが、その分虫も入りやすくなります。虫の侵入を防ぐためには蚊帳の使用がおすすめです。もちろんインナーテントの使用も可能です。お好みのスタイルでより快適に楽しみましょう。

レンコンテントは骨組みがないため慣れれば1人でも簡単に設営できます。設営時のポイントはテントの足元にペグを打ち込む際仮止め程度にとどめること。少しテントに余裕があるくらいで問題ありません。ポールを立てる前に深く刺すとポールの立ち上げに苦戦します。

ポールを立てた後にペグの調整を行い、テントをピンと張りましょう。撤収時のポイントは説明書通りに畳むこと。記事がほかのテントより分厚いためきちんと畳まないと、収納袋に収まらなくなります。最初は畳むのに苦労するため慣れるまでは複数人での使用がおすすめです。

旧モデル「レンコンテント」からの変更は5点あります。

1. カーキカラーが登場し2色展開に
2. 新たにＬサイズが追加
3. アングルサポーターの導入で設営がより簡単に
4. 気になる出入り口の雨漏りリスクを改善
5. 足元に4つの換気口が追加

カラーやサイズ展開により4種に増え多人数でも使用可能に。またアングルサポーターの導入で設営時のペグを打つ場所がより明確になっています。出入り口ファスナーにはフラップが追加され雨漏りリスクが大幅に低下。足元の換気口により換気性能がより上がり快適性も高くなりました。

テント内スペースを広げたい方にはDODの「フタマタノキワミ」がおすすめ。Ｌサイズはベンチレーターの紐があり開閉できなくるため、使用はおすすめできません。テント設営時に二又ジョイントパーツを使用することにより、中央のポールが撤去できます。

こうすることでよりスペースが使いやすくなり、居住性が高まります。ただしレンコンテントは焚き火を前提とした製品なので、安全面から公式では推奨されていません。フタマタを使用したい場合は、テント内での焚き火や火の使用は避けましょう。

テント内で楽しくアウトドアを楽しめる男前なレンコンテント2。旧モデルからバージョンアップしてさらに快適性が上がっています。季節問わず使用できるため、季節に合わせた楽しみ方ができるのもポイント。ぜひ一度テント内で楽しむアウトドアを経験してみてはいかがでしょうか。