ゼインアーツ テント ギギ1

シンプルで機能性が高くおしゃれな外観が人気のギギ1。店舗やオンラインでも品切れ状態が続きなかなか手に入らず、入荷を待っている方も多い人気商品です。そんなギギ1ですが、どんな特徴があるのかご存知ですか。

ここでは人気のギギ1の特徴をふまえ、どんな使い方ができてどんなに便利なのか、また使いにくさはあるのかなど詳しくご紹介します。気になる冬シーズンの使用や、インナーテントについても調べました。

また実際に使っている方の評価やレビューの紹介や購入方法、組み立て方法、ギギ2との違いについてもまとめています。ギギ1の購入を検討している方、どんなテントなのか気になっている方もぜひご覧ください。

まずゼインアーツギギ1の魅力を見ていきましょう。おしゃれな外観と機能性の高さで人気のゼインアーツギギ1。上級者向けといわれるシェルターですがどんな魅力があるのか、詳しくご紹介します。

ゼインアーツギギ1は、2人～3人用として設定されたスモールタイプのシェルターで、ワンポールテントが原型となっています。高さのあるメインポール1本で建てるテントは窮屈さが気になりますが、両脇に設置するポールにより狭さを解消し、広々としたフロアを実現しました。

2、3人用ですが大人のみ3人の使用は狭いです。夫婦やカップルなど大人2人での使用がおすすめで、ゆったりと快適に過ごせます。また最近はソロキャンプに使用される方も多いです。

ゼインアーツギギ1は防水性を備えたシートも魅力的です。生地にポリエステルリップストップを採用し、シリコン加工を施しているので引っ張りに強く急な雨にも対応できます。また生地劣化を防ぐ加工もされていて耐久性があり、長く使えるシェルターとしても人気です。

耐水圧は1500mmと通常の雨程度なら問題ありませんが、雨風が強い場合は使用を控えましょう。生地の劣化にもつながります。

ゼインアーツギギ1は前後のパネルの跳ね上げが可能です。特に前面のパネルを跳ね上げて、タープのように使えば、日除けや雨しのぎとして便利に使えます。

跳ね上げには専用のポールが必要で、ギギ1とは別売りとなっています。しかし夏場の使用なら通気性もよく開放感のある空間作りが可能です。ワンポールテントのデメリットのひとつである暑さを解消できるので、ぜひ持っておきたいパーツといえます。

ゼインアーツギギ1は、ワンポールテントの形状ながら大変風通しのよい作りに設計されていて、寝苦しい夜も快適です。ベンチレーターが上部に1ヵ所、下部に2か所あるので、風向きを気にせずに設営できます。

溜まりやすい空気は上部のベンチレーターから上手く逃げてくれます。下部にあるベンチレーターによって、好きな時に換気できて息苦しさを感じさせない快適なつくりです。また足元にあるので外部の視線も気になりません。

ゼインアーツギギ1は、シンプルな外観がおしゃれです。カラーは一色しかありませんが、ベージュ色のアースカラーが自然の中に溶け込み、心穏やかに過ごせます。他のキャンプギアとの相性もばっちりです。

落ち着いたベージュカラーは性別年齢を問わず好まれる落ち着いた色合いです。設営したテントのシルエットもかっこいいので、キャンプサイトでは注目を集める人気アイテムといえます。

ゼインアーツのギギ1は、内部が広くゆったりとした設計なのでさまざまなアレンジが楽しめます。おすすめはカンガルースタイルとよばれる、シェルターの内部にテントを設営するスタイルです。ソロテントを内部に設置して、リビングと寝室の使い分けができます。

またワンポールだとどうしても窮屈な感じがする方には二股アレンジもおすすめです。二股はワンポールを外して、別のポールを使って2本で中心を支える方法ですが、ワンポールの弱点である風への抵抗力をアップさせてくれる面でも有効な設営方法といえます。

ここではゼインアーツギギ1のデメリットをご紹介します。機能性の高いギギ1にもデメリットがありますので、購入前にしっかりとチェックして不安な点を解消しておきましょう。

ゼインアーツギギ1にはインナーテントは付いていません。そのためギギ1の内部はフロアがなく、地面がむき出しになっています。コットやチェアがあれば休むのに問題ないですが、必要な方は別売りで販売しているので購入を検討しましょう。

ギギ1専用のインナーテントはフルメッシュ構造で夏は涼しく快適に過ごせます。冬は外気をブロックするフルクローズ機能です。専用のインナーテントではなくても、手持ちのソロテントがあれば代用できます。

ゼインアーツのギギ1は前後面をオープンして開放的に使うのがおすすめですが、フルクローズにして使う際、出入り口の開閉に使うファスナーがスムーズではありません。使うたびに地面に擦れて汚れるので、劣化の原因になってしまう恐れもあり気を付けましょう。

ゼインアーツギギ1は、ワンポールテントの形態が基本となっているので強風に弱く倒れやすい難点があります。多少の雨風は問題ないですが、天候が悪い時は使わないようにしましょう。

また防水加工されているとはいえ、長雨や激しい雨に耐えうる強度はありません。シートの劣化の原因になるので、濡れたらしっかりと乾かしてシワやカビを防ぎましょう。

ゼインアーツのギギ1は、店舗でもオンラインでも購入可能です。しかし大変人気のあるアイテムなので、品切れで入荷待ちの状態も多々あります。品物が見つからない場合は取り扱い店舗に確認しておきましょう。

またオンラインでは再入荷待ちの状態が多いです。店舗によっては再入荷通知サービスを行っているお店もあるので予約しておきましょう。メールアドレスと電話番号を入力すればいいので手間もありません。

ゼインアーツのギギ1は、冬仕様の想定をして作られていないため、防寒等の機能が付いていません。もし冬に使うなら、スカートの設置やコットの工夫など独自の対策を行う必要があります。自作スカートの設置方法を紹介している動画などもありますので参考にしてください。

ギギ1は風通しのよい作りになっているので、シェルター内で暖房を使っても一酸化炭素中毒などの心配はありません。しかしシェルターの生地が火に当たると液化する化学繊維のため、触れると火傷してしまう恐れがあります。取り扱いには気を付けましょう。

ギギ1とギギ2の違いはサイズです。ギギ1がソロ・デュオ用のスモール型シェルター。ギギ2が家族用のラージシェルターで、幅が2mほど違います。重さもギギ2が3kg程重いですが、他テントと比べるとコンパクトな収納バッグで持ち運びしやすいです。

ギギ2はギギ1の内容に加えてセンターポール1本と張り出し用のロープ2本が増えただけで、組み立て方もセンターポールの設営が1本分多いだけなのでひとりで簡単に設営できます。使用人数に合わせて選べば間違いありません。

収納袋に入っているシート・センターポール・エクステンションポール・外ロープ・ペグを使って組み立てていきます。外ロープには二股のものと通常のものの2種類あり、使い方が違うので間違えないようにしましょう。

まずシートを広げて四隅をペグで固定し、組み立てたセンターポールをシート内部中央に立てましょう。次にセンターポールの両脇にエクステンションポールを立てて二股の外ロープを使用してそれぞれペグを打ちます。あとはシワ部分を伸ばし、ロープとペグで固定すれば完成です。

1. シートを広げて四隅にペグを打つ
2. センターポールをシート内に入れて、中央に立てる
3. 外に出てセンターポールの両脇にエクステンションポールを立てる
4. エクステンションポールを二股外ロープを使ってペグ固定する
5. シートのしわやたわみを引っ張りながら、ガイロープを使ってペグ固定する

テントやシェルターの設営に必ず必要なのがペグ打ち用のハンマーです。安いものなら100均でも購入できますが、これからいいものを揃えたい方にはゼインアーツのグラートハンマーをおすすめします。

グラートハンマーは32×109×260mmと小ぶりで日本人の手に馴染みやすいサイズです。黒とシルバーの2色がシンプルで、持ち手下の小指を固定するサポートエンドはハンマーのすっぽ抜けを防ぎます。使わない時はヘッドを下にして立てておき、紛失の心配がありません。

ギギ1はひとりでも夫婦でも家族でも使える開放感満載のおしゃれなシェルターです。デイキャンプならタープ代わりとしても使え、テントと一緒に使えば広い空間を快適に過ごせます。ギギ1を使ってキャンプを楽しみましょう。